瀧音能之編、古川順弘著『飛鳥・藤原に隠された古代宮都の謎』(ウェッジ) 世界遺産となった飛鳥・藤原宮はどういう歴史があったか? 蘇我の本拠地は乙巳の変の舞台でもあり、天武、持統の政治中心地だった
本書のタイミングは絶妙である。7月26日、ユネスコは「飛鳥、藤原宮都」を世界遺産として承認する決定をなした。 壬申の乱に勝利した大海人皇子(後の天武天皇)は都城だった近江を捨て、飛鳥へ戻って岡本宮の改修工事を急ぎ、板葺宮跡地に重ねるかたちで飛鳥浄原宮を築造する。よほど青春の思い出がつまっていて、居心... 続きをみる
