読んでから観るか、観てから読むかのムラゴンブログ
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昨年、扶養の「ワク」で働く人の 持ちきれない分を押し付けられて たいそうしんどかったので 一人で怒っていて 😠 主婦さんとの対決姿勢で 「対岸の家事」初回からずっと見続けていたが 毎回考えさせられること多々 昨今の家族・夫婦・親子のさまざまな問題が網羅されていた 今週、最終回 専業主婦を選んだ主人... 続きをみる
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御所の西の日赤のMRIの予約が17:00 一日どう、過ごそうかと思っていたら 昨日、京都御苑・仙洞御所の藤が満開だということで 3:00枠でも4:00枠でもこれを見ようと思った。 しかし、受付8:40にはとうに遅く 10:00過ぎにたらたら行っても 全てのワク受付終了 桜、藤、紅葉の頃はいつもこうで... 続きをみる
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市川崑監督の映画「細雪(1983年)」は 嵐山でのお花見に始まる。 昭和13年。 鶴子は「新京阪」で大阪から嵐山にやってくる。 よくぞ、映像でのこしてくださった!! こんな、情緒と風情のある春の嵐山は もう、跡形もない・・・ 先ごろBSで再放送していた「平成細雪(2018年)」 長女 鶴子 岸恵子 ... 続きをみる
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劇場版「ベルサイユのばら」 1972年マーガレットに連載中からのファンを第一世代 コミックで主に読んだ世代を第二世代というらしいが まさに、中一でコミックで読み耽った第二世代です 1979年、テレビで放送中のころは 大学生になっていて、実家にいなかったし、 寮生活で自由にテレビがみられなかったし、 ... 続きをみる
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女ばかり、身をもてなすさまも所狭う、あはれなるべきものはなし、 女程身の持ち方も窮屈でつまらぬものはない 心にのみ籠めて、無言太子とか、 小法師ばらの悲しきことにする、昔のたとひのように 思うことも言はずに、無言太子とか言って、 僧たちが悲しい物語にしている昔の譬えのように あしき事よき事を思ひ知り... 続きをみる
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周明を失ってどん底まで落ち込むまひろ 結婚直前の頃、心揺れた男の死 まひろは、彼に何を見たのだろうか 異国の言葉 異国の地 死の直前に「書くことはどこででもできる」 と彼は言った 「話がある」 と言いかけたのは、 一緒に日本を出ようということではなかったか 身分にしばられ 限りなく窮屈な日本。 時代... 続きをみる
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この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思へば 有名な道長の歌 一般には、道長が栄華を誇った歌とされる。 『道長ものがたり』で山本淳子先生は 今夜のこの世を、私は最高の時だと思う。空の月は欠けてはいるが、 私の望月は欠けていることもないと思うと と解釈される。 次回、公任と俊賢が二つ... 続きをみる
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(NHK出版より) 貴族の邸宅、寝殿の北の対に正妻が住まうので 正妻を北の方という 正妻の権限あれこれ 夫の死後の財産の分配 御殿中の使用人(200人くらい)の人事・運営 夫の代わりに和歌を詠む権限 夫、他の妻妾の衣服の選定 「ときめき歴史館」NHK2008年 政治的に一番美味しいところをもっていく... 続きをみる
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清少納言こそしたり顔に いみじう侍りける人。 さばかりさかしだち、真名書き散らして侍るほども、 よく見れば、まだいと足らぬこと多かり。紫式部日記 清少納言の出仕は993~1000 紫式部は1006・1007年頃~ 二人が宮中に出仕した時期は異なり、 面識はなかったというのが定説 ライバル同士と言われ... 続きをみる
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彰子中宮が豪華本を一条天皇に献上したのは 三十三巻と言っていた 三十三帖「藤裏葉」第一部の大団円 娘、明石の姫君が東宮に入内。 冷泉帝、朱雀院が源氏の二万坪の大豪邸六条院の行幸。 光君は「准太政天皇」という臣下としては最高位を賜り、 母の身分の低さゆえに臣籍に降下し 「源氏」として生きてきた、光君の... 続きをみる
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中宮彰子、ご懐妊、皇子を出産。 おめでとうございます。 中宮定子について書かれた本はよくあるが、 彰子について書かれた小説にであったのは初めてだった。 語り口が、やさしいので、さくさく読みながら、 ああ、そうだったのか、と改めて 認識。 ドラマでも漢文についての御進講は描かれていたが、 ー藤式部、こ... 続きをみる
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彰子様、めでたくご懐妊。 おめでとうございます。 土御門邸での出産の様子をつぶさに書いた 「紫式部日記」 公任の宰相が 寛弘5(1008)年 このおめでたい席で 「あなかしこ。このわたりに若紫やさぶらう」 と言ったという記述をもって、「源氏物語」は 寛弘5年、1008年には書かれていた。 とされるの... 続きをみる
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「雀の子を犬君が逃がしつる、 伏籠のうちにこめたりつるものを」 閉じ込めて飼っていた雀の子をうっかりもの犬君が逃がしてしまった と祖母に訴えに来た 十ばかりにやあらむとみえて 10歳くらいの泣きじゃくった女の子に 17歳の光源氏の眼は釘づけになる。 古典の教科書では定番の「若紫」の場面。 なぜか、高... 続きをみる
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中宮彰子に仕えるようになって 参内して公任・斉信たちに対峙したまひろ 「私のような地味でつまらぬ女は、 己の才を頼みとするしかございません」 打毬後、「雨夜の品定め」のような彼らの与太話に傷ついたまひろ。 男たちは、「はて?」 という感じでも、女の心に植え付けられた痛みは生涯忘れるもんか! その痛み... 続きをみる
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この頃、本屋の「光る君へ」コーナーに必ず置いてある 作者は予備の先生もやっておられるので、わかりやすく 高校生にも薦めています。 漫画や挿絵も含めて楽しく読めます。 特に、「四納言の出世したい事情」が笑えるp223 藤原公任(写真はNHK出版より) 藤原斉信 藤原行成 源俊賢 四納言ではないが、藤原... 続きをみる
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マラソン好きの友だちが教えてくれたのだが パリオリンピックのマラソンコースは フランス革命の時 1789年10月5・6日「ウ”エルサイユ行進」 から着想を得て、決められたそうだ。 で、さっそく、押し入れから引っ張り出した。 「ベルサイユのばら」初期のコミック本 ⓼神にめされて・・・の巻 320円 前... 続きをみる
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「 「NHK出版より」 「くちをしう。をとこにてもたらぬこそさいはひなかりけれ」 弟に漢文を教えていた横で聞いていただけで弟より早く覚え理解した という紫式部に父・為時が こう言って嘆いたというのは有名なエピソードだが 『源氏物語』の執筆を始め 帝の眼にも触れ 中宮彰子の女房として宮中に参内する娘に... 続きをみる
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8日の朝日新聞の記事に「虎に翼」が出ていた。 「自ら選んだ夫と家庭築く強さ」花江さん 「男らしさ」求められて葛藤 花岡君 「仲良くても思い至らない本名」崔香淑さん また、その日放送の亡くなった優三さんからの手紙に泣いた 虎ちゃんとゆみを「スンとさせる」相手はダメ。 しばる相手はダメ。 「スン」としな... 続きをみる
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本が好き! 漢文を読み聞かせても、ばたばたと走り回って、 聞かない賢子だが、 (そりゃ、そうだろう・・・) 「竹取物語」なら、膝の上でじっと聞いている。 母上は本を読み始めると 物語を書き始めると、そっちに熱中してしまい 自分のことなんかすっかり忘れてしまう・・・。 「カササギ語り」を燃やしてしまう... 続きをみる
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夏休みに入る頃、 高校生たちが「キングダム」行きましたか? としきりに聞いてくる。 今年は教えていない3年生まで。 よほど、去年から押していたのだろう。 行きましたとも! ネタバレになるので、簡単にしますが、 今回は、イケおじたちに持っていかれましたね。 王騎:大沢たかお氏 龐煖:吉川晃司氏の活躍、... 続きをみる
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「嫁入り」ではなく 夫が、妻の所へ通う「通い婚」 それも、複数の女性の元へ。 通って来なくなれば、それで関係は終わり。 兼家(ドラマでは段田さん)の妾 「蜻蛉日記」の作者(財前直見さん)が、 夫の女通い 喧嘩するたびに、もう、明日は来なくなるのでは。 という不安に苛まれたことは 「蜻蛉日記」に詳しい... 続きをみる
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そもそも 藤原道長という人は何をした人か? 平安時代といえば、一番に名前はでてくるが、 歴史に残る政策があったとか、城、創ったとか (息子は有名な平等院を残していますが) 大きな改革をしたとか・・・ で、二冊、4月から一気読みしたけど、わからなかった。 で、日本史の先生に聞いてみたけど 「何をしたか... 続きをみる
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『NHK出版』より 中宮定子 道長の兄、関白道隆の長女 母は才媛、高階貴子=高内侍 兄弟、藤原伊周・隆家 正暦元年(990)三歳年下の一条天皇に入内 14歳 兄たちの、長徳の変(花山院に弓射かけた事件)の折、落飾、出家。 脩子内親王・敦康親王を産む 第二皇女媄子内親王を出産後、24歳で逝去 定子の臨... 続きをみる
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「后の位も何にかはせむ」 「NHK出版」より とうとう、彰子入内 更級日記の作者、菅原孝標女が少女の頃 御簾のうちにこもって『源氏物語』を読み耽る楽しさといったら 「后の位も何になるだろうか。いや、何にもならない」 と、言ってのけた。 さすが、平安の文学少女! しかし、逆に女性の最高位、「后」は そ... 続きをみる
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二月つごもりごろに、風いたう吹きて、 空いみじう黒きに、雪少しうち散りたるほど、 黒戸に主殿司来て、「かうて候ふ。」と言へば、 寄りたるに、「これ、公任の宰相殿の。」とてあるを、 見れば、懐紙に、 少し春ある心地こそすれ とあるは、げに今日のけしきにいとよう合ひたるも、 これが本はいかでか付くべから... 続きをみる
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平安時代の貴族の結婚 垣間見=覗き見:女性は、結婚まで基本顔を見せないので チラッと見えた姿や、噂・評判などでアプローチする ⇓ 文を書く:和歌を送る どんな、返歌をするかが、勝負 ⇓ 呼ばふ:求婚するため女性の家へ行く 逢ふ:(男女が)深い仲になる。この時初めて顔を見る ⇓ 通う:とにかく3晩連続... 続きをみる
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お天気はよくないが、ちょっと石山寺へ行ってみた。 30年ぶりくらいかもしれない。 京阪電車も「光る君へ」一色。 駅前の看板 山門 紫式部像 紫式部が参篭した部屋 以前からずっと中にある式部の人形はちょっと怖いので、写さない 大河ドラマ館 琵琶湖に浮かぶ月を見て、 「須磨」「明石」から書き始めた とい... 続きをみる
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NHK出版『光る君へ』後編より この頃、ひっぱりだこの 松下洸平君 4月放送の番組で民放に出ていたが あれま、ここにも登場 越前へ宋からたどり着いた周明 流暢な宋の言葉をしゃべっていたと思ったら、 突然の日本語 オリジナルな登場人物なので どういう役どころなのか、まだ、不明。 朝ドラ「スカーレット」... 続きをみる
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⇧ いろんな「光る君」関係の番組に登場の山本淳子先生著 長徳の変の裏表、中宮定子の側から読み解かれていて、興味深い ⇧ 「枕草紙」は清少納言の自慢話ばっか と、苦手だったが 執筆の奥に、この壮絶な中関白家失墜の経緯があって とにかく中宮さまを力づけたい、 清少納言のひたむきな想いにうたれた。 書いて... 続きをみる
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中関白家の凋落 写真は「NHK出版」より 自分達がやらかした事件で右往左往の 中の関白家の人々 母、貴子 夫亡き後、うろたえるばかり。 定子、伊周に漢文の素養を叩き込んだ往年の才女の気概は何処へ。 今の入道殿(道長)、その年の五月十一日より世をしろしめししかば、 かの殿(伊周)いとど無徳におはしまし... 続きをみる
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長徳の変、前哨戦 中関白家追い落としのきっかけになるこの事件。 明るいヤンキー隆家君(竜星涼)17歳 隆家こそいみじき骨は得てはべれ 『枕草紙』「中納言参り給ひて」 中宮定子の所に参内し、 「素晴らしい扇の骨を手に入れた」 と吹聴して、 「見たことがない、見たことがない、骨だ」とあんまり騒ぐものだか... 続きをみる
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写真はNHK出版のものです されば、上の御局に上らせ給ひて「こなたへ」とは申させ給はで、 我、夜の御殿に入らせ給ひて、泣く泣く申させ給ふ。 ・・・・ 御顔は赤み濡れつやめかせ給ひながら、 御口はこころよく笑ませ給ひて、 「あはや、宣旨下りぬ。」とこそ申させ給ひけれ。 大鏡・太政大臣道長 さすが、母上... 続きをみる
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わすれじの ゆくすゑまでは かたければ けふをかぎりの いのちともがな 僞同三司の母(藤原貴子) いつまでも忘れまいとお誓いになった その遠い将来までは頼みがたいことですから、 あなたの心変わりを見るよりは、 いっそ幸福な今日が最後の命であってほしいものです。 通い婚時代の絶唱の歌。 あなたが、帰っ... 続きをみる
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『枕草子』は「徹頭徹尾定子賛美と自分の自慢話」 (「眠れないほどおもしろい紫式部日記」板野博行p116) 「香炉峰の雪いかならむ」という中宮定子の問に 私は「白氏文集」の漢詩を知っていたからだまって簾をあげました という、自慢話なのだが、 これを書いたころ、すでに中関白家は没落しており、 この場面は... 続きをみる
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「X」に一条天皇と中宮定子の物語を書いてほしい と言う声がありました。 物語ではないですが、二人の愛と生涯が情緒豊かに描かれています。 著者はこの頃、NHKで「光る君へ」の特集が放送されると必ず、 登場されている山本淳子氏。 紫式部と『源氏物語』を深く、深く愛する方です。 一条帝の宮廷模様がよくわか... 続きをみる
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映画化されると聞いたので 急いで、読んだ。 読んでから、観た。 杉咲花はすごい! こんな役は、今の若手ではこの人しかできない。 主人公、貴瑚の揺れ動く繊細な感情 怒り、憎しみ、悲しみ、愛、を見事に表現している。 最大のキーマン杏さん:志尊淳君 ネタバレになるので書かないが 「半分青い」での、青年「ぼ... 続きをみる
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「宮へ初めてめて参りたるころ」 清少納言、 初めて参内する場面。 宮に初めて、参りたるころ、ものの恥づかしきことの数知らず、 涙も落ちぬべければ、 サマーウイカさんは、顔も上げられないほど臆して、 涙目になるという感じではまったくなかったが、 いと冷たきころなれば、さし出でさせ給へる御手のはつかに見... 続きをみる
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BS朝ドラの再放送「オードリー」のパパ役、段田さん。 4月から毎朝、お目にかかってはいるが、 アメリカ帰りの自由なパパとうって変わって 東三条殿:藤原兼家 一族に繁栄と波紋を残して、とうとう亡くなる。 「大鏡」花山天皇の出家の場面で 限りなく、黒幕として描かれている 東三条殿は、もしさることやしたま... 続きをみる
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いいお天気だし、 入社後、初めての休日の娘がつきあってくれたので 岡崎あたりで、お花見 蹴上インクライン 疎水べり 平安神宮へ 平安神宮・御苑の桜 1983年映画化された市川崑監督の「細雪」 長女、岸恵子・次女、佐久間良子・三女、吉永小百合・四女、古手川祐子 次女の夫、石坂浩二 みなさん、若い、若い... 続きをみる
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一条天皇をはさんで、寵をわける? 道隆の娘、定子と道長の娘、彰子。 定子、女御として入内 まだ、子どもの帝とかくれんぼしている お姉さん的存在、14歳。 一条天皇11歳。 しかし、一条天皇は後まで、この方を深く愛し、 中の関白家の事件の後、 一度は髪を切ったこの方を、后に復帰させている 清少納言と紫... 続きをみる
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なんだか、やけっぱちの行動にもみえるが、 政治世界で生きてゆく覚悟なのか、 道長くん とうとう、倫子の御簾をくぐる。 御簾をくぐるということは体の関係ができるということで、 三日間続けて通うと 二日行って、一日休んではだめで 「続けて」三日通うと、三日夜餅を食べて 「所顕しーところあらわしー」 とい... 続きをみる
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花山天皇の出家から一夜明けて、政情は激変 人間関係も動く。 写真は『光る君へ』NHK大河ドラマ・ガイドより 道長VS藤原伊周、初登場 女子中高生に人気の三浦翔平君 「ハコヅメ」での先輩刑事:源誠二の軽いノリから激変 藤原道隆の期待の「頼もしいご嫡男」 道長君の永遠のライバル自信満々、端正に登場。 ま... 続きをみる
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ザリガニの鳴くところ 自然界 ザリガニの鳴くような奥地 生き残るために必要だった行動p390 公開前の予告や、TVでの宣伝で観たいと思いながら、 公開中は行きそびれていた。 で、 TUTAYAデイスカスで借りて観た。 湿地の少女 湿地の自然、樹々、鳥の声、水の音 映像はすばらしく、 一人の青年の死 ... 続きをみる
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キングダムの成キョウ=花山天皇=本郷奏多君 とうとう、出家。 寛和二年丙戌六月二十二日の夜、 あさましく候ひしことは・・・ みそかに花山寺におはしまして、 御出家入道せさせ給へりしこそ。 御年十九。 世を保たせ給ふこと二年。 そののち二十二年おはしましき。(『大鏡』) 十七で即位して、十九で退位。 ... 続きをみる
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あまりにも、今までのイメージとギャップが ありすぎてびっくりした、お二人。 直秀:毎熊克哉氏 「光る君へ」初回からどっかで見た人だ、見た人だ、 と思っていたら、毎朝、見ていた。 下半期、BS朝ドラの再放送、「まんぷく」 ふくちゃんの姪の吉乃ちゃんに岡(中尾明慶)とともに しつこく迫っていた。 結局、... 続きをみる
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JRの駅から職場まで、徒歩15分。 通勤路、道なりの梅園。 先週末、満開にはもう少しだと思っていたが 連休の間に過ぎてしまった・・・ 朝から、雪まじりの日。 寒い、寒い。 「枕草子」如月つごもり頃にー 清少納言が公任の宰相から送られてきた「末(下の句)」 少し春ある心地こそすれ に見事「本(上の句)... 続きをみる
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前半のひとつの山場、 「花山天皇の出家」に向けての謀略が じわじわと始まっている。 そもそも、道兼(粟田殿)の兄・道隆へのコンプレックスを利用して 正当な道筋から外しているところから 兼家(東三条殿)の策略か。 したたかな食わせもの、段田さんうまい! この、兄弟競合のあたり、 現代の家庭にもあるよな... 続きをみる
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三郎が道長だと知った後、 初めて「六条」辺りで対面する場面。 「六条」は六条御息女、 後の六条院を連想させるが 六条わたりの御しのび歩きの頃 で始まる「夕顔の巻」 素性を明かさず、恋におち、 一番盛り上がったところでの 夕顔の急死。 それも、もののけにとり殺されたか・・・ 傷心の若き源氏は「わらはや... 続きをみる
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「五節の舞」. 雅楽では、唯一女性が演じる舞だとされる。 写真や文章では知っていても、 映像として見せてもらうと あんなにも、厳かで、雅なのだと感動した。 「源氏物語」の中では、 「五節の舞姫」を源氏の嫡男、夕霧君が 見初めるという場面もある(少女の巻) 男舞で有名なのは 青海波。 光源氏とライバル... 続きをみる
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しきりと宣伝していたし、 観に行って「泣きました」という評判なので 観にいってみた。 朝ドラの二人。 「舞い上がれ」のまいちゃん(福原遥) と 現在「ブギウギ」に登場中のぼん(水上恒司) やらかして、しばらく出てこなかった伊藤健太郎まで登場していた。 エンデイングは福山雅治 若い人を引っ張るには充分... 続きをみる
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打毬の会 運動会の保護者席みたいなテントに並んで 左大臣家の姫君が姿丸出しで見物しているのは疑問に思うが、 部活男子の晴れ姿にドキドキするのは 現代の女子高生と変わらないのかも。 打毬の後、雨の音の中で、男子ばかりの女性談義。 17歳の光源氏が 雨の夜に集まって、 諸先輩から、どんな女性がよいのか ... 続きをみる
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映画化されるということで、 まだ、全面出演者の表紙になる前に、読んだ。 最近、よく言われる、 「多様性」とは? 「自分にはわからない。 想像もできないようなことがこの世界にはいっぱいある。」p443 多数派であることに安住し自分と言う個体について 考える機会に恵まれないのは、一つの不幸であるのかもし... 続きをみる
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坂本龍一さんが エッセイの中で語っていたので、観てみた。 「僕が生まれて初めて見た映画は、 フェリーニの『道』だったはずです。 幼い頃、映画館の椅子で母の膝の上に座って、 白黒のスクリーンを見上げていた記憶がある。 『ぼくはあと何回、満月を観るだろうp63』」 私は何の役にもたたない女 この世で何を... 続きをみる
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3月ごろ、 読んでから観よう。と思ってぐずぐず、していたら いつの間にか、上映終わってしまっていた。 ので、今頃、DVDで観た。 朝井リョウの高校小説は 『桐島部活止めるってよ』 もそうだが、映像にしないほうが、いい。 映像にしてしまうとどうしても時系列になってしまうので、 行間にある、個々の想いが... 続きをみる
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映画化されるというので、読んでみた。 『何者』『何様』(朝井りょう)に次ぐ、 大学生の就活をテーマにしたミステリー。 昨今の就活の在り方、企業採用の在り方について考えさせられる。 しかし、 いい加減に見えていた就活生たちが、 実は真摯で真面目に人生を考えていた。 若者の爽やかさにうたれた。 『何者』... 続きをみる
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宙組の、「エクスカリバー」を観た。 新生宙組に拍手👏 アーサー王伝説は興味深い。 今回は アーサー王・・芹香斗亜、 グイネウ‘‘ア・・春乃さくら ランスロット・・桜木みなと お馴染みの、登場人物だが、 2012星組「ランスロット」で、 ランスロット 真風涼帆 アーサー王・・天寿光希 モルドレット・... 続きをみる
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夏休みなので 録画したままだったドラマを、次々みている。 京都の峰山・伊根町 奈緒(桜井ユキ)は 結婚に失敗、亡父の家の売却のために帰ってきた。 直ぐに、戻るつもりだったはずが、 昔馴染みの人たちとの再会、 新しい出会い、医師(加藤シゲアキ)を経て、 看護師としてその街で生きなおす。 地域医療 一人... 続きをみる
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本屋でどんどん前面に出てくる。 やはり、売れ筋なのだろう。 親から子へ 兄から弟へ 娘へ。 祈念すれば、その「想い」・「念」を伝えてくれるクスノキ。 身近な人との関りの中で、あの時ああしておけば・・・ あの時、言っておけば・・・ 後悔は尽きない。 ラストの千舟さんの言葉がいい。 「でも、クスノキの力... 続きをみる
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菜っ葉を刻む手 大根を洗う手 土からのいただき物を丁寧に丁寧に 調理していただく。 いのちをいただく。 何か大きな事件があるわけでなく、 12ヵ月の自然のめぐりと 自然からの恵み 淡々とした日常の中に 出会いがあり、別れがある。 都会ではもう、ほとんど、行われていないのでは・・・ 自宅での、通夜、葬... 続きをみる
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秋にも来ましたが、半年経って初夏の 上野恩賜公園。 再度 国立西洋美術館 「憧憬の地ブルターニュ」 翌日上皇様も来られたらしい。 池田屋敷表門前を通って 国際子ども図書館 1906年に帝国図書館として落成した建物をリノベーションして 活用しています。 先ごろ『夢見る帝国図書館』中島京子 を読んでから... 続きをみる
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TOHOシネマズのポイントが8ポイントもたまっているので 何か観なくっちゃと思い、 目黒蓮・今田美桜の本作を観にいった。 アイドルがじゃらじゃらでてくる映画を「じゃらじゃら映画」と 位置づけて、お金出してまで行かないが、 ポイントで行けるときいくことにしている。 図らずも、春に舞鶴に行った時、 聖地... 続きをみる
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『一日一生』酒井雄哉 天台宗大阿闍梨 (朝日新聞社) 七年かけて約4万キロを歩く、「千日回峰行」を二度満行。 高徳の僧。 その、語り口は優しい。 言葉の一つ、一つを拝みたくなります。 人生におこったことはみんなつながっているし 無駄なことは何もないんだな。p125 人間だって自然の一部。 自然はいろ... 続きをみる
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『老人初心者の覚悟』阿川佐和子(中公文庫) 人呼んで前期高齢者 65歳から「前期高齢者」ということ知らんかった。 テレビにでているヤツじゃん。 いつも偉そうに番組を仕切っているけれど、案外、ドジ? 免許更新センターでp150 ささやかれたらしい。 「たけしのテレビタックル」のことかと思うが、 軽妙な... 続きをみる
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”黒マハ”は人間の闇の部分に踏み込む作品と言われる 代表みたいな作品。 芸術家の業と、それを呑み込む京都の深い闇。 川端康成の「古都」をお手本として参照しているとあるが 京都の四季とそれぞれの行事 美しいワケありの姉妹 巧みに使いながら、「黒マハ」の世界を深めていく。 芸術家の創った作品は永遠の時を... 続きをみる
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『一橋桐子(76)の犯罪日記』原田ひ香 昨年NHKで放送された時、桐子役の松坂慶子さんがあまりにも 生き生きと魅力的だったので、年末読んでみた。 人物設定も変更があり、 久藤(岩ちゃん)がパチンコ屋ではないこと、 など個人的には不満だったが、派手な演出や立ち回りはなくても 老後に向き合わなくてはなら... 続きをみる
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ものすごいワケありなのだが、佇まいが暖かく優しい その静かな佇まいが残された人を癒している。 そんな窪田正孝君の作品二本 「マイ・ブロークン・マリコ」永野芽衣主演。 友達の遺骨を抱えて逃走する主人公シイノが 逃亡先で出会う釣り人マキオ。 さりげなく助けてくれて、帰ってゆくシイノに駅弁を買ってくれ見送... 続きをみる
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『母性』湊かなえ さすが、イヤミスの女王。 数年前に読んでいたが、 読んでいる間は面白くて、面白くてどんどん読めてしまうが、 読んだ後、イヤな感じが残る。 この作品も、その一つで中身はすっかり忘れていた。 「ハコヅメ」の二人が母と娘をやるというので見に行ったが、 映画見ながらこんな話だったったっけ?... 続きをみる
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帯の通り「刺さった」 とにかく読みだしたら止まらない。 これほど一気読みしたのは宮部みゆきの「ソロモンの偽証」以来だ。 婚活アプリで知り合った女性が失踪。 彼女の行方を追ううちに、 恋愛小説が「他人という謎」を追う、ミステリーとなる。 それは、また、「自分という謎」を追うミステリーでもあった。 人と... 続きをみる
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「半分青い」は秋風羽織先生(豊川悦司)の若い人たちへの言葉がけが面白く、 名言で本まで出た。 「秋風羽織の教え」マガジンハウス 私が好きだったのは、 律君(佐藤健)のお母さん、ワコさん(原田知世)の言葉。 「すずめにはすずめの、律には律の人生があって、 親は子どもがSOS出したときしか、立ち入っちゃ... 続きをみる
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定年の2,3年前からやっぱりなにやら不安。 何か、大きな溝のようなものがあるようで。 定年後の生活がイメージできない。 (跳び越えてみたら、どってことないのだけれど。) で、やたらとそれらしい本を読みあさった。 『人生は「2周目」からがおもしろい』齋藤孝(青春新書) p68 1周目と2周目の大きな違... 続きをみる
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いきなりのpart2ですが、押し活No.1は「宝塚」なので それに続く「押し」は玉木君。 「のだめカンタービレ」の頃から「千秋先輩」のファンになって 出演作を集中して見た。 「のだめ」のキャラクターが強烈なのでなかなか抜けるのが大変だったと思うが、 玉木君は「朝が来た」の新次郎さん、 のだめちゃんは... 続きをみる
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68歳。アルツハイマー型認知症。 年代的にとても気になる内容だ。 映画化のオビ付いていたけれど、まず読んでみた。 人は人との関係の中で自分を確かめる。 その1人、1人を忘れた時、自分は自分でなくなるのだろうか? 自分の人生に初めて関わってくれた「人」、母。 「失っていくということが大人になるというこ... 続きをみる
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発達障害
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特別支援学校高等部 or サポート校(通信制)? ②
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小学5年の娘、学校に行かずにフリースクールに行っています。
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強度行動障害とは?原因や知的障害との関係、支援や指導の姿勢
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【数字より重いのは*印】ゼロ円通知に記されたこと
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発達凸凹長男(中2)が職場体験に行ってきました。
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あなたのご健闘を日本からお祈りしております。テル
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「脂肪肝べったりです」が「意識高い系なんです」
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画面が…バリバリ!? その瞬間、時が止まった
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「今年もアマラーゴへ!J君と楽しむプール開き2025」
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ついに内申書が変わる?そして通級も変わる?
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発達障害かも?と思ったときに読む最初のガイド
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夫はいます。でも、生活にはいません。
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消えゆく中体連へ
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「障害者雇用だから安心」なんて嘘だ
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合理的配慮という名の“静かな追放”
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競馬予想
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第61回七夕賞(G3) 2025 検討
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2025年7月8日 金沢競馬予想
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2025年7月8日 盛岡競馬予想
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2025年7月8日 名古屋競馬予想
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2025年7月8日 門別競馬予想
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2025年7月8日 川崎競馬予想
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七夕賞 1週前追いきり フォトパドック
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【通りすがりの競馬予想】2025/0705~0706 中央競馬予想結果
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【通りすがりの競馬予想】20250707 川崎競馬トリプル馬単
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ジュライステークス 2025 予想
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