日本酒 頒布会で冬から春の旬を追う宗太の日本酒頒布会の五か月
十一月の初め、居間の壁に掛けた暦をめくりながら、十二月から四月までの五か月に小さな丸印を付けていく。新酒の季節は毎年あっという間に過ぎ、気付けば春の酒が店頭に並んでいる。搾りたての生酒やおりがらみの酒は出回る期間が短く、仕事に追われる冬の間に、追いかけたい銘柄をいくつも取り逃してきた。春になってから... 続きをみる
十一月の初め、居間の壁に掛けた暦をめくりながら、十二月から四月までの五か月に小さな丸印を付けていく。新酒の季節は毎年あっという間に過ぎ、気付けば春の酒が店頭に並んでいる。搾りたての生酒やおりがらみの酒は出回る期間が短く、仕事に追われる冬の間に、追いかけたい銘柄をいくつも取り逃してきた。春になってから... 続きをみる
年が明けて間もない一月、手帳の最初の頁に、今年追う希少銘柄を二本だけ書き込む。去年は五本も六本も書き並べた結果、発売日の重なった週に慌ただしく店を回り、手に入れた瓶の半分は冷蔵庫の奥で飲み頃を逃してしまった。今年は欲張らず、二本に絞って着実に迎え入れると決めた。季節の酒を愛する者にとって、希少銘柄は... 続きをみる