たとえ話のムラゴンブログ
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道幅いっぱいにゴミの山があった。或る人は見て見ぬ振りで避けて通った。また或る人は、渋い表情で踏み越えて通った。そしてまた或る人は、ゴミを片付けた後に通った。 それは、ゴミじゃないかも知れない。
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褒めるとガチ侍医は黙っている 褒めない時だけ侍医は喋りだす 何でだ 何で褒めてくれないんだ ワシの何がいけないんだ 何が気に入らないんだ 面倒くせーガチ侍医 診察券廃棄 This registration is for shredder.
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黄色い風船を放った 風のない空を 一筋に登っていった風船 やがて秋風に流され始めた 高度を上げるほど飛ばされ 遂にはジェット気流に乗せられた末に 消えてしまった風船 風船爆弾(1944)
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2年ぶりの操縦。おっかなびっくりで滑走路から離陸後、フルスロットル急上昇。若干のマイナートラブルは既に解消して、只今、高度6000メートルを巡航中。異常なし。 世界唯一現存の零式遊覧航空機二一型(1973・田宮模型製)
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誰もが光の当たる所を視る その陰を見落としつつ 嬉々として描いてる するとどの絵も 何処かで観た様な平板な絵に仕上がる たいへんよくできました そんなハンコ要らない
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門柱の上に置いてある1個の石ころ。取り除いても翌朝になるとまた1つ。誰が置いていくのだろう。ある朝早起きしてこっそり見ていると、可愛い幼子のいたずらだった。 じゃがいもみたいな石ころ
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ある里へ迷い込んだ。澄んだ空気の中に整然と立ち並ぶ美しい家屋の数々。だが、暫く見て回る内に判明した。その殆どは、ベニヤと段ボールの掘っ立て小屋ばかりだった。
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丸い物を削る工作機械・旋盤。昔は切れが悪くなると刃先を砥石で研いだものだ。ベテラン旋盤工の先輩が教えてくれた。「刃先は尖らせ過ぎるなよ。欠け易くなるから。」
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