• 江戸川柳 色は匂へ  「め」の2 妾  3 名物

     江戸時代、妾は合法であった。芭蕉は結婚をしなかったが妾は持っていたようである。  なお、江戸では「めかけ」上方では「てかけ」というそうである。目をかけるか。手をかけるかの違いはあるが、役割はどちらも同じ。 御主人と思はぬめかけ首尾がよし    奔放、大胆さに惹かれるものだ。 めかけのはねだり下女のはゆすり也   非合法の弱み。ゆすられますよ。 めの字からへの字になるとつけ上り   世継ぎを生んだ

  • 神楽坂界隈 戦前戦後

     神楽坂界隈は花柳界が昔からあって現在でも片鱗は伺えます。でも石畳のあるところはまだしもビルやマンションが建ってしまうと以前何があったか思い出せないものです。  『熱情 田中角栄をとりこにした芸者』T・K著という本には昔の大ざっぱな地図が載っています。以下は推測だったり、記憶の受け流しだったりしますから間違いがあったらお許しください。  この著書によりますと、戦前の検番(見番)は神楽坂通りの鳥茶屋

  • 神楽坂界隈

     田中角栄の妾昭の娘佐藤あつ子さんが書いた『昭』が出版された年に読みました。  角栄は戦時下で負傷して早めに兵役を終え帰国しました。飯田橋で土建屋を営んだそうです。  そのころ足しげく通った神楽坂の花柳界で芸者のTさんと知り合ったということです。  佐藤昭(子)さんはTさんとは別のお妾さんです。佐藤母娘は大井町から引っ越して、わずかの期間市谷左内町のマンションに住んでいました。市ヶ谷駅の外堀通りか