• 真の励まし・真の愛

    本当につらい思いをしている人にはどのような励ましがふさわしいのでしょうか?  私の母が癌で亡くなったのは私が中学1年生の時でした。 そのとき「お母さんは心の中で生きているのだからね。」という励ましをする人がよくいました。たまらなくなってさらに泣きました。励ましの言葉に感動したのでなく、不快極まりなくて、我慢できなかったのです。 耐えがたい現実に向き合い、なんとか心の平衡を取り戻そうと必死になってい

  • べんけい飛脚(山本一力)

    べんけい飛脚(山本一力) 【注】  2015年4月東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿した記事です。 図書館で借りて、夢中で読み終え、さっそく感想を投稿しました。いま読んでもあのときの熱い気持ちを思い出します。  江戸時代、加賀藩前田家の窮地を救うために藩御用の飛脚たちが中山道を走りぬきます。彼らを束ねる飛脚問屋の頭の命を受け、それぞれ鍛え抜かれた自慢の足で、幾多の障害をも乗り越えてい

  • おっちゃんはファーストクラスに乗るのだ!

    【参考】  2013年4月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿していた記事です。 この当時は外食でお客様がお店の人に「ごちそうさま」というのは大阪ではよく行われているが、東京ではあまり見られなかったようです。  しかし最近は、特に若い人を中心に東京でも「ごちそうさま」という人を、よく見かけるようになりました。皆でファーストクラスに乗りましょう!!   「ファーストクラスに乗る人のシン

  • ライブの力

    2010年6月5日東京藝術大学奏楽堂 上野の森オルガンシリーズ15「フランツ・リスト 栄光と祈り」  奏楽堂に入ると、舞台正面に巨大な屋久杉のような楽器がありました。 演奏が始まりました。 大気を震わせて、巨大な音塊が押し寄せ、全身がつつみこまれます。と思うと、はるか遠くに、かそけき笛の音が聞こえてきます。メロディーが、ときに切なく、ときに勇壮に浮かび上がり、次の瞬間にはあの複雑に入り組んだ音楽の

  • 希望の力、助け合う力

    Mさんからこんな話を伺いました。 M「私の弟は京都に住んでいますが、急な病で手術を受けることになりました。 重い難しい手術です。自分は仕事の関係で、行くことができません。」  「手術の日のことです。 会社からの帰りの電車で、折よく席に座れてほっとしていたところ、足の不自由なおばあさんが杖にすがってよろめきながら乗ってこられました。 私は躊躇せず、席を譲りました。  おばあさんの降りる駅を聞いてみる

  • 抗がん剤の力、髪の力

     抗がん剤の治療を受けると髪の毛がすっぱり抜けます。 これは薬がよく効いたからです。治療を終えれば元に戻りますので安心してください。   癌というのは、国内の自爆テロ犯人が次々仲間を増やし、国内の警察や自衛隊などでは手に負えなくなった状態です。やむなく外国からテロ対策の専門部隊に来てもらいます。これが抗がん剤です。  外国の兵隊さんですから、国内事情に詳しいわけではありません。  「隊長!敵はどん

  • ふつうの人エリヤ(旧約聖書 列王記 第一 第17章)

     エリヤは王宮から懸命に走って逃れました。 アハブ王が偶像礼拝の罪を犯したのを厳しくとがめ「自分の言葉によらなければこの地には露も雨も降らない。」と宣言してきたのです。すぐに王宮の兵士たちが追ってくるでしょう。 走り疲れ、息も絶え絶えに座り込んでしまったエリヤに、神の言葉が臨みました。 「エリヤよ、エリヤよ」 「はい、神様、ここにおります。」 「ケリテ川のほとりに身を隠せ。川の水を飲め。カラスがお

  • 聴診器から聞こえるものー命の大切さを考え直すー

    【2009年5月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿した記事です。 子供の日に、思い立って再投稿しました。時期の記述は現在に合わせています。】  10数年前のこと、会社の近くに科学教材などを扱うお店に聴診器があったので、買ってみました。2千円から3千円程度だったと思います。 喘息で定期的にお医者さんに通っている身であり、お医者さんが聴診器を胸に当てるだけで、なぜ診察ができるのか不思議

  • ハインリッヒ・シュッツ合唱団

     ハインリッヒ・シュッツ(1585~1672)はドイツの作曲家です。 ちょうど大バッハ生誕100年前に生まれ、ドイツ音楽に息吹を与えた「ドイツ音楽の父」ともいわれる人です。  イタリアで学び、帰国後ルターのドイツ語訳聖書を前に「この全巻を音に」という意欲をかき立てられ、生涯をその創作に捧げました。後のとくに北ドイツのプロテスタント音楽を担った人々に受け継がれ、バッハはもとよりメンデルスゾーン、ブラ

  • 走るな、子供たち!求む、歩行器!

      数年前2ヶ月ほど入院し、退院した直後のことです。 足腰の力が弱り、一時期は杖をついていたこともあります。 そんなとき、街を歩いていて恐怖を感じたのは、子供たちの走る姿を見たときです。走る子供にぶつかったら転倒してしまうでしょう。転倒したら自力では起きることも難しいでしょう。   健康な時なら、子供の走る姿を見ることは命の躍動としてこの上もない喜びを感じていたにもかかわらず、です。 いわんや歩道

  • キリスト・コミッション いつでも奇跡はそこにある

    キリスト・コミッション いつでも奇跡はそこにある •オグ・マンディーノ著 牧野M.美枝訳  N兄、素晴らしい本をお勧めいただきありがとうございました。 夢中で読み進み、昨日遅くに読み終えました。 いま、その感動のままにお手紙をしたためています。   主人公の売れっ子推理小説作家マット(マティアス)は、イエスの復活について20年以上も調べた挙句、「イエスの復活は実際にはなかったのだ。」と確信するので

  • リスト《キリスト》オラトリオ

      音楽の中には幾度も演奏されて世に広く知られ親しまれていく曲と、本当に志のある方が懸命に企画し努力して、一生に一度の演奏の機会が辛うじて与えられる、それだけの覚悟と献身を求められる曲があります。 今日の曲は間違いなく後者です。 そして、その場に居合わせた人々がその時の情景と感動を語り継ぎ、その場に居合わせることができなかった人々が地団太踏んで悔しがり、ひとつの伝説となっていくのです。 この曲は、

  • アクセス数1万件件突破!!!

    いつもご覧いただきありがとうございます。 2015年11月7日にブログを開設して1年5か月弱、昨日、遂にアクセス件数1万件を突破いたしました。 皆様の温かいご支援、様々な励ましに感謝いたします。 取り急ぎのご報告です。 参加ブロガー一同お礼申し上げます。 これからもブロガー一同心を込めてブログをお届けします。 また、新しいブログ執筆希望者も出てきています。順次ご紹介して参ります。 虎猫 銅鑼猫(ど

  • 「ゴルゴタの丘」三部作

    昨年の棕櫚の聖日、イースターにかけてゴルゴダの丘三部作を投稿いたしました。 今年3月25日の棕櫚の聖日、4月1日イースターに向けて、改めてご紹介します。 ぜひご一読ください。 おっちゃんの出る映画―偉大な生涯の物語―(ゴルゴタの丘その1) おっちゃんの出る映画(その2)-「ローマの百人隊長」(ゴルゴタの丘その2) ゴルゴタの丘の兵士(ルカの福音書第23章より)(ゴルゴタの丘その3) お読みいただけ

  • 「やがて来る方にー棕櫚の聖日に寄せて」

      2016年3月20日棕櫚の聖日にささげた賛美です。 もともとは、2010年10月、東京カベナント教会の故土屋順一先生の研修休暇明けのメッセージをうかがっているときに、インスピレーションがわいたものです。 はじめは詩として作り、その年の音楽祭に賛美できるように歌詞にアレンジしました。 いつか棕櫚の聖日で賛美することができればと祈り続け、ようやく実現したものです。 2018年3月25日棕櫚の聖日を

  • 震災関連のブログ

     既に投稿したものの中から、震災関連のブログをご紹介します。 これからも関連するものを投稿して参ります。 私たちは、決して忘れてはなりません。 いつか菜の花畑で~東日本大震災を忘れない~ 「頑張って」はいけない。 技師の遺言(原子力発電所の真実) 虎猫

  • 東日本大震災と自衛隊

    杉山隆男著「兵士は起つ―自衛隊史上最大の作戦」  東日本大震災に直面した自衛隊員の行動を追ったノンフィクションです。 読み進むのがとてもつらい箇所もあります。それでも広く読まれるべき本です。 ここでは、心に残ったいくつかの場面を要約しながらご紹介します(本書では実名の箇所と匿名の箇所があります。ここでは匿名で統一しています)  K三曹は過酷な目にあった住民からやり場のない怒りが自分たちに向けられる

  • 希望の道しるべ(3月11日に寄せて)

    地震、津波、原発。 思いもかけない災害 2011年5月に私は心に留まったいくつかの言葉を書き留めました。 あの時から7年経った今、改めてご紹介します。  「多くの働く真摯な人間を日本は失ったが、そこに無数の人間の尊厳を見ることができた。他方で、本物を見分ける目は、同時に虚飾に満ちた堕落を見つめる目ともなり、人間のあるべき姿や本物の生き方を見直す機会をも提供する。」(コラム「大機小機」(盤側);20

  • 走れ!ザアカイ(新約聖書「ルカの福音書」第19章より)

     ザアカイはエリコの町の取税人の頭で大金持ちですが、町の人には嫌われていました。規定以上の税金を容赦なく取り立てては私腹を肥やしていたからです。  そんなザアカイに、不思議になついてくれる少年がいました。 いつか、ザアカイがパン屋に取り立てに行ったとき、パン屋が「これでご勘弁を。」と大きなパンを差し出しました。パン屋を出たときに、物ほしそうな目つきの少年に会いました。 ザアカイは何の気もなく「そら

  • カナの婚礼(新約聖書「ヨハネの福音書」第2章より)

      私はマリア様の下男のハッサンと申します。 マリア様がカナのご親戚の婚姻の取り仕切りを任されたときにもお供しました。 大わらわで料理や葡萄酒などを用意しました。 ところが、予定外にお客様が増え、また皆さんよく飲み食いされました。 宴会の世話役が青ざめてしまいました。 「ハッサンよ。たいへんだ。葡萄酒が切れた。いまテーブルにお出ししているだけで全部だ。もう皆さん酔いも回っている。安物でいいから何と

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