• そして堅く立ちなさい。

      パウロが書いたとされる「エペソ人への手紙」は、私たち一人一人の生き方振る舞い方について、具体的かつ真摯な指針を簡潔に示しています。   そして、当時のローマ軍の兵士をイメージして、このように語っています。 「そして堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には、正義の胸当てをつけ、足には平和の福音の備えをはきなさい。 これらすべての上に、信仰の盾を取りなさい。それによって悪いものが放つ火矢をすべ

  • 私のダイエット法

      ダイエットなるものが世の中の重大事になっているというのは、いささか珍妙な感じがします。 健康な人なら、必要以上に栄養を取ったら太るのは当たり前です。 支出以上に収入があれば貯金がたまるだけのことです。結構なことではありませんか。   病気にかかったら、食べられなくなり痩せることが多いでしょう。 悪性リンパ腫という病気では、食べても食べても体重が減っていきます。 恐怖に駆られてドカ食いしましたが

  • 自分の心を治める真の勇士

    【注】2013年8月にチャーグストラウス症候群の緊急入院からようやく退院したときに、東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿したものです。いま一度、あの暗い体験をかみしめたくて投稿しました。   野々村先生                                                                                      虎猫 主の御名

  • チャーグ・ストラウス症候群―人生の金メダル

     皆さんは「チャーグ・ストラウス症候群」という病気についてお聞きになったことがあるでしょうか。ソチ・オリンピックのスキージャンプ団体の竹内選手がこの病気にかかっていたが、難病を押して見事銅メダルを獲得したので、ご存知の方も多いかもしれません。  白血球の一種の好酸球というのが急に増えて、体中の細い血管に炎症を起こします。 我国で新たにかかる人は年間100人程度。宝くじ並みですね。 喘息、神経炎、筋

  • 土星の輪

      会社の独身寮にいた時のことです。 いつも元気な友人が最近ふさぎ込んでいます。 食事の時にわいわいがやがやと仲間と一緒に食べるのが常だったのに、最近は一人で食べてさっさと部屋に引きこもっています。 「どうしたんだろう、何か心配事でもあるのだろうか。」と皆思いながら、声もかけにくい雰囲気でした。   ある晴れた休日の朝、私は思い切って、彼が一人で食事をしているテーブルに自分のお盆を持っていきました

  • ゲラサの墓男(新約聖書マルコの福音書第5章より)

     私はゲラサ村の村長を務めている竹蔵と申します。 ユダヤの方々は、私たちが豚を飼って食べるので「ゲラサの豚食い」などと見下しておられますが、豚は丈夫で、どんな餌でも食べるので飼育は楽ですし、肉は滋養があり、とてもおいしいのです。  私たちは豚を育てて平和に暮らしていたのですが、一つ問題がありました。 「ゲラサの墓男」という男のことです。 もとは、働き者の力持ちだったのに、あるとき悪霊に取り憑かれ、

  • はやぶさ還る

    2003年5月   地球出発 2005年11月  小惑星イトカワ到達 幾多の障害が発生、当初帰還予定2007年より3年遅れて、 2010年6月13日カプセルを分離、本体は地球大気圏へ突入して燃え尽きる。 翌14日カプセルが無事回収された。 「おとうさん、地球だ!やっと戻ってきたね。」  「長い旅だった。よく頑張ったね。」 「でも、よかったね。こうやってお父さんと一緒に帰れる。」 「いや、違う。」

  • ゼロ戦、小田急、新幹線

      このブログは2013年7月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿したものです。9月24日(日)小田急線に乗ってその乗り心地のよさから、このブログを思い出し投稿いたしました。 「ゼロ戦、小田急、新幹線」と並べるとなかなか語呂がよいと思いませんか。日本の技術の進歩に尽くした先人たちの功績が記された名前なのです。   戦後、日本の陸海軍の航空技術者たちが、当時の国鉄の「鉄道技術総合研究所

  • 平安と感謝をもたらすもの

    偽りの宗教と真の宗教はどのように見分けられるでしょうか。 簡単です。 偽りの宗教は恐怖と不安を煽りたてます。 真の宗教は魂の救いと平安をもたらします。 障害を持つ子の親の心境は、次のように変化していくと聞いたことがあります。 まず、否定。まさかうちの子が障害を持っているはずがない。 次に、怒りと絶望。なぜ、自分たちだけがこんな目にあうのか。健康な子供たちの姿を見ながら、体が震えるほどの憤り、絶望を

  • 私には夢がある(キング牧師)

    私には夢がある。 あの名演説をインターネットで聞くことができます。 リンクをご紹介します。 あのI have a Dream.は、演説の草稿にはなく、その場で語り出された、とも伝えられています。 人種差別は、アメリカだけの問題ではありません。我国自身の問題です。 同じ肌の色を持ち、ともに同じ国に生きる人同士が、互いに尊重し、ともに喜び、ともに泣き、互いに助け助けられて生きることが、なぜできないのか

  • 悪ガキと台風娘への向き合い方(父よ、あなたは偉かった!)

    ある時、スーパーマーケットで小学生ぐらいの3人の男の子が走りまわっていました。鬼ごっこでもしていたのでしょう。 「君たち、やめなさい!」厳しく叱りました。 ところがその後でもまたその子供たちが走りまわっているのです。私はそのうちの2人の手をつかみ、「やめなさい!」ともう一度厳しく言いました。 慌ててお母さんたちが飛んできて、「二度も注意されたでしょう。やめなさい!」と言って、私に「申しわけありませ

  • 毒母(どくぼ)の条件ー子供をつぶすもの(母よ、あなたは怖かった)

    子供を潰す毒母(どくぼ)の条件として、様々なサイトでチェックリストが公開されています。気になる方はお試しください。毒母だけでなく、毒父もあるでしょう。 ご自身が、お母様が、奥様が・・あるいはお父様が、ご主人が・・ 条件にどれだけ当てはまっているかちょっとチェックしてみてください。    例)「望み通りになるよう指図してばかりいる。」「『親子の縁を切る』といって脅したがる」「いつも自分が中心にいたい

  • おばちゃんはクリスチャン? (母よ、あなたは強かった!)

    「大阪のおばちゃん度チェックリスト100」というのがあります。 100の質問に「はい」「いいえ」で答えて、81点以上なら「最強のおばちゃん」 以下、20点刻みで「上級」「中級」「初級」「普通」と認定されます。 「商品はとりあえず値切ってみる」「お一人様3個までというチラシが入れば、家族を連れて買い物に行く」「車を運転していて、黄色信号ではアクセルを踏んで通過する。」 など、いかにもそれらしいリスト

  • 祈りの力

    平成4年(1992年)12月のことです。 種痘などの予防接種の副作用で死亡したり重い障害を負った被害者や家族が国を相手に損害賠償などの訴訟を起こし、勝訴判決を得ました。 しかし、失われた健康が回復することはありません。 被害にあった子供さんが、「注射・・」と恨めしそうに親御さんに語る、そんなことが新聞に載っていました。 なんと痛ましいことだ、と思い、次の瞬間、ほとんど恐怖に駆られました。 私の息子

  • 夏の輝き

    燃え立つ夏の太陽をいっぱいに受けて 街路樹から黄金のしずくがこぼれています。 木陰でひととき涼んでください。 僕たちは日の光に輝いています。 丸の内のビルの一角。ここにも命が輝いています。 【注】2012年7月に東京カベナント教会ブログ「重荷をおろして」に投稿していたものです。丸の内に勤務していたとき、昼休みに撮影した写真です。

  • 誇りをかけた戦い

    あの日。 東京から高井戸まで4時間半歩いて帰宅しました。結構歩けるものだと思いました。 八重洲口から皇居を回り、新宿通りから甲州街道へと歩きました。 たくさんの人が秩序正しく、ピクニックにでも行くように、楽しげに歩いていました。 甲州街道の途中、ある会社のビルの前でおじさんたちが楽しげに呼び込みをしていました。 「トイレどうぞお使いください。お疲れの方、遠慮なく、中でお休みください。」 日曜日の夜

  • みつばさのかげに―第二次大戦に生きたあるドイツの作家

    朝ごとに主は 目を覚まさせ 私の耳に 語りかける 主のみ言葉で 迎える朝 私と共に 主はおられる。 (讃美歌21 第472番第1節) この讃美歌の右肩に「詞Jochen Klepper(1903-1942)」と書かれています。  39歳の若さで亡くなったヨッヘン・クレッパーは、ドイツでは著名な作家です。 ナチスの治世下でも、その作品は非常に高い評価を受けていました。 彼は、ユダヤ人の未亡人を妻に迎

  • 「受難(パッション)」を捧げた恵み~真夏の祈り~

    イエス様の十字架の受難を題材にした曲です。 聖イグナチオ教会のホイヴェルス神父の作詞、山本直忠先生(髭の指揮者山本直純先生のお父様)の作曲です。1950年に初演されましたが、1965年に山本直忠先生が亡くなった後は、演奏されることもなく、ようやく1994年に上野奏楽堂で直純先生の指揮で演奏されました。「エンゲルコール」(カベナントコワイヤ指導者の四家先生の賛美グループ)を軸に、いくつかの合唱団、オ

  • 「スラヴ舞曲集」の誕生

    ブラームスが貧しい音楽家のための奨学金の審査委員を務めていたときに、目に留まったのがボヘミアの田舎から応募してきた青年ドヴォルザークの曲でした。 ブラームスはこの青年が世に出るのに力を貸そうと決意します。「自分が世に出ることができたのはシューマン先生ご夫妻のご尽力によるものだ。自分はこの青年が世に出るのに力を貸そう、それが先生ご夫妻のご恩に報いることにもなる。」 ブラームスはそう考えたに違いありま

  • ブラームス「夏のサンタおじさん」

    ブラームスはどんな人でしょうか。 音楽室にかかっていたのはいかめしい顔つきの怖そうな人でした。 「これぞ大作曲家!」と惚れ込んでいる君も、「ブラームスは暗いから嫌!」というあなたも、ちょっと私の話を聞いてください。 交響曲第1番 (2005年6月池袋東京芸術劇場「宇宿允人の世界」フロイデフィルハーモニーの演奏より) ブラームスは大作曲家ではありません。普通のおじさんです。 苦労して迷って、散々時間

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