|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 このところずっと「統治のありかた」に関するテーマが続いています。しつこい・・・などと言ってはいけません。もともと『老子』がそういう目的で書かれた書であるからです。 『老子』第62章 故立天子、置三卿、雖有共之壁以先四馬、不若坐而進此。 故に天子を... 続きをみる
老荘思想のムラゴンブログ
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日はややテーマが大きくなりました。信頼される大国の在り方というのでしょうか? これも海外を中心に耳の痛い人々がけっこう居そうなテーマですね。 『老子』第61章 大邦者、下流也。天下之牝也。天下之交也。牝恒以静勝牡。為其静也。故宜為下也。 大邦は... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 またまた今回の60章も統治というテーマについてです。これでもかというぐらいに同じテーマが続きますが「小鮮を烹るがごとし」という言葉は、もしかしたら聞いたことがあるかたが居るかも知れません。 『老子』第60章 治大国若烹小鮮。以道莅天下、其鬼不神。... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の59章も統治というテーマについてです。参議院選挙が近づいてきた今日この頃になって、このテーマが続くというのは、なんとなく因縁めいたものも感じますね。 『老子』第59章 治人事天、莫若嗇。夫唯嗇、是以早服。早服是謂重積徳。重積徳則無不克。 人... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 しばらく統治の心構えを説いた章が続きますが、今回の58章もまたこのテーマについてです。このように色んなテーマがランダムに入れ替わったり、または連続したり。そういう意味では面白くもありますが、読みにくさもあります。 『老子』第58章 其政閔閔、其民... 続きをみる
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『老子』を読み返してみた・・・57.禁令やタブーが多すぎると
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は統治の在り方について言及した章になります。その趣旨は「シンプルをモットーとすべし」そんなところでしょうか。 『老子』第57章 是以聖人之言、曰、我無為而民自化、我好静而民自正、我無事而民自富、我欲不欲而民自樸。 ここを以て聖人の言に曰く、我... 続きをみる
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『老子』を読み返してみた・・・56.和光同塵。不思議ちゃんのすすめ
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、有名な言葉のもとになった章です。「和光同塵」・・・聞いたことのある方はかなり多いのではと思います。 『老子』第56章 塞其兌、閉其門、和其光、同其塵、挫其鋭而解其紛。・・・中略・・・故不可得而親、亦不可得而疎。不可得而利、亦不可得而害。不... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、いわば素朴であることの重要さを説いた章といえます。その象徴として赤子をあげていますが、どういう内容なのでしょうか。 『老子』第55章 含徳之厚者、比于赤子。・・・中略・・・心使気曰強。物壮則老。謂之不道。不道早已。 含徳の厚きは、赤子に比... 続きをみる
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『老子』を読み返してみた・・・54.外道の治世はもうもたない
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 この章も為政者の在り方について言及した章と言えます。「道」の正体はいまだにふんわりとして掴みづらいものですが、どうやら自然の理。そのようなものなのでしょう。 『老子』第54章 修之身、其徳及真。修之家、其徳有余。修之郷、其徳及長。修之邦、其徳及豊... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の章は、かなりストレートに世の為政者の在り方を批判する章になっています。老子の時代もこうであった・・・まったく。人類というものは進歩しません。現代においてもそのままま見事に当てはまっているではないですか。 『老子』第53章 朝甚除、田甚蕪、倉... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の章は、欲を捨てる。無欲の効用について言及した章です。と、そんなことを言った時に・・・たしか、真逆の主張をしていた人物が居たよなぁ・・・? 誰だっけ? そう、現在の一万円札の人ですね。渋沢栄一です。「無欲は停滞の始まり」などという言葉がありま... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回の章は、身近に例えれば親子関係。そこからさらに発展していけば、支配者の在り方にまで言及した章と言えそうです。 『老子』第51章 道生之、畜之、長之、遂之、亭之、毒之、養之、覆之。生而弗有也、為而弗恃也、長而弗幸也。 道これを生じ、これを養い、... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 いかによりよく生きるか。無事に天寿を全うできるか・・・それが乱世を生きる羽目になった人々の切実な願いです。現代も立派な乱世だと言えるでしょう。 『老子』第50章 善執生者、陵行不辟兕虎、入軍不被甲兵。兕無所投其角、虎無所措其爪、兵無所容其刃。夫何... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は為政者のあるべき姿に言及した章になります・・・こう言うと、図らずも思い出してしまうのは国内外のあの人にこの人。とりわけ気になるのは、やはり国内の方でしょうか。何といっても、直接的なかかわりが一番強いわけですから。さて、老子の描く理想の統治者... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回も現代社会を生き抜くための、あっと驚く逆説とも言える知恵がつまった章になります。まさに、発想の転換。逆転の発想と言えるでしょうか・・・。 『老子』第48章 為学者日益、聞道者日損。損之又損、以至于無為。無為則無不為。 学を為す者は日に益し、道... 続きをみる
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老荘思想
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『老子』を読み返してみた・・・62.オートマチックの治世
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『老子』を読み返してみた・・・61.大国の振る舞い
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『老子』を読み返してみた・・・60.小鮮を烹るがごとし
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『老子』を読み返してみた・・・59.嗇(しょく)の道
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『老子』を読み返してみた・・・58.苛政の世に狡猾な民
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『老子』を読み返してみた・・・57.禁令やタブーが多すぎると
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『老子』を読み返してみた・・・56.和光同塵。不思議ちゃんのすすめ
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『老子』を読み返してみた・・・55.赤子のように
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『老子』を読み返してみた・・・54.外道の治世はもうもたない
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『老子』を読み返してみた・・・53.為政者は盗賊のお頭
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『老子』を読み返してみた・・・52.渋沢栄一翁に物申す?
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『老子』を読み返してみた・・・51.支配者面をしない
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『老子』を読み返してみた・・・50.死地に付け込まれない人
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『老子』を読み返してみた・・・49.無心の統治者
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『老子』を読み返してみた・・・48.引き算の論理
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は現代社会に当て嵌めてみた時に、非常におもしろい章と言えそうです。まさか? 数千年前にリモートワークとやらを提唱していたのでしょうか? 『老子』第47章 是以聖人不行而知、不見而名、弗為而成。 ここを以て聖人は行かずして知り、見ずして名(あき... 続きをみる
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『老子』を読み返してみた・・・46.足るを忘れたらどうなる?
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 一章飛ばしの過去の回でたしか「足るを知る」というテーマが出て来ました。そこから「訥弁は雄弁」ときて、この46章では再び「足るを知る」お話。このように色んなテーマが連続しているというよりも、飛び飛びになっているのがこの書の特徴です。 『老子』第46... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 本日は耳に優しい言葉、勇気がわくような演説・・・それらのものが如何に虚しいものか。を説いた章になります。 『老子』第45章 大弁如訥、大嬴如絀・・・中略・・・静清可以為天下正。 大弁は訥(とつ)なるが如し、大嬴(えい)は絀(ちゅつ)なるが如し・・... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 衣食足りて礼節を知る・・・なんて言葉がありますが、その「足りて」の部分に過大なものを求めるのも危険。まあほどほどに・・・というお話です。 『老子』第44章 甚愛必大費、多蔵必厚亡。故知足不辱、知止不殆。 甚だ愛すれば必ずおおいに費(つい)え、多く... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は作為を排することの大切さを説いた章になります。 『老子』第43章 天下之至柔、馳騁于天下之至堅。・・・中略・・・ 不言之教、無為之益、天下希能及之矣。 天下の至柔は、天下の至堅を馳騁(ちてい)す。・・・中略・・・ 不言の教え、無為の益は、天... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、世界をしぶとく生き抜く知恵について。あえて低きに身を置き、弱気に徹する大切さを説いた章です。 『老子』第42章 故人之所教、亦以而教人。故強梁者不得其死。吾将以為学父。 故に人の教うる所は、また以って人に教う。故に強梁なる者はその死を得ず... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は、身近に使用するあの言葉の元となった章を紹介します。その言葉とは「大器晩成」です。実は『老子』が元ネタだったんです。 『老子』第41章 大器晩成。大音希声。大象無形。道褒無名。 大器は晩成す。大音は希声なり。道は褒(さか)んにして名なし。 ... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は短い章なので、全文の紹介となります。再三キーワードとして出て来る「道」に対する説明のような章になります。 『老子』第40章 反也者、道之動也。弱也者、道之用也。天下之物生于有、有生于無。 反は道の動なり。弱は道の用なり。天下の物は有より生じ... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は為政者の自戒すべきことについて・・・いわば心構えというか教訓を述べた章になります。 『老子』第39章 故必貴而以賤為本、必高矣而以下為基。夫是以候王自謂孤寡不穀。 故に必ず貴きは賤しきを以て本となし、必ず高きは下(ひく)きを以て基となす。夫... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回の教訓・・・作為を排するに共通するテーマとして、今度は「徳」の観点から言及した章になります。 『老子』第38章 上徳不徳、是以有徳。下徳不失徳、是以無徳。 上徳は徳とせず、是を以て徳有り。下徳は徳を失わず、是を以て徳なし。 訳:最高の徳とは徳... 続きをみる
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『老子』を読み返してみた・・・37.あれこれ要らんことするな!
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 前回の戦略・・・「柔よく剛を制す」という弱者なりの戦いというテーマから一転。この章は為政者の心構えです。章ごとにあっちこっちへとテーマが飛ぶのが『老子』という書の特徴とも言えます。 『老子』第37章 道恒無名。候王若能守之、万物将自化。・・・中略... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は戦略。それも、弱者の戦い方を説いた章になります。『老子』の思想で有名なのは「柔よく剛を制す」これです。まさにそれに触れた章です。 『老子』第36章 将欲弱之、必姑強之。将欲去之、必姑与之。将欲奪之、必姑子之。是謂微明。柔弱勝強。 将にこれを... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は「本当に役に立つものは?」そういった感じの章になると思います。いわば、表面の見掛け的なものが、いかに空疎なものであるか・・・本質や内面を磨く。それの大切さを説いた章だと思います。 『老子』第35章 楽与餌、過客止。故道之出言也、曰、淡呵其無... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回はいわば「仕事人の心得」のようなものを説いた章になります。老子のことですから「アレ、俺の仕事ね!」とことさらに強調しない・・・それはなんとなく想像できるのですが、さて? 今回はどうなんでしょう? 『老子』第34章 道泛呵其可左右也。成功逐事而... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 しばらく軍事に関する章が続きましたが、今回はここで「指導者の有り様」について言及した章にいきなり戻って来ます。このように、話題がころころ変わるのが『老子』の面白いところです。 『老子』第32章 道恒無名。樸雖小而天下弗敢臣。候王若能守之、万物将自... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回も軍事に言及した章と言えますが、ちょっと前回までとは違います。『老子』の世界における戦争とは、まったく許されないというものでもありません。人類とは争うもの。だから戦争が起こるのは、悲しいが仕方がない・・・しかし、頻度も規模も最小限であるべき。... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は戦争というものに触れた章になります。戦上手とはどのような者を指すのか? その戦術というよりも、戦略・・・もっと言えば指導者の心構えと考えて頂くのがいいかと思います。 『老子』第30章 善者果而巳矣。・・・中略・・・物壮則老、謂之不道。不道早... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の28章です。この章も『老子』独特の逆説的な処世術を説く章になっています。 『老子』第28章 知其雄、守其雌、為天下渓。為天下渓、恒徳不離。・・・中略・・・ 知其白、守其辱、為天下谷。為天下谷、恒徳乃足。 その雄を知り、その雌を守れ... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の27章です。この章も為政者の心得を説いたものですが、一般人の処世にも参考になる部分が非常に多い、そんな章です。 『老子』第27章 善行者無轍迹。善言者無瑕適。善数者不用籌策。善閉者無関籥而不可啓也。善結者無縄約而不可解也。 善く行... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の26章です。自民党総裁選からちょうどよいタイミングで、この章になりました。ちょっと不思議な巡り会わせかもしれません。為政者の心構えについて説いた章となります。 『老子』第26章 重為軽根、静為躁君。・・・・・・中略・・・・・・軽則... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の25章です。今日は「道」とはなにか? 世界観あるいは宇宙観そういった感じの章になります。 『老子』第25章 人法地、地法天、天法道、道法自然。 人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る。 訳 人間は大地を... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の24章です。かなり直接的メッセージ。かつ実践的アドバイスが読み取れる章と言えると思います。 『老子』第24章 自見者不明。自伐者無功。自矜者不長。其在道也。 自ら見(あらわ)す者は明らかならず。自ら伐(ほこ)る者は功なし。自ら矜(... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の23章です。今日は、大自然でも無理な事なんだから、ましてや人間になんて・・・そんなお話です。 『老子』第23章 暴雨不終日。孰為此。天地而弗能久、又况于人乎。 暴雨は日を終えず。孰(たれ)か此を為す。天地にして久しきこと能わず、又... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の22章です。本日も「え?」と思わせるような逆説が飛び出して来ます。弱々に見えて実は強つよ。そんな驚きの世界・・・。曲というのは、イケイケオラオラの直線的な強さではなく、迂回しながら勝ちを目指すという、いわゆる二番手戦略的なやり方な... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の21章です。今日は「道」なるものの説明。大いなる徳を身につけるには「道」と一体化しなければならない。と言ったあとに、では「道」とはどんなものであるか? そんな章になっています。 『老子』第21章 道之物、唯恍唯忽。忽呵恍呵、中有象... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の20章です。今日はひたすら「道」を究めんとする者の孤独を嘆く。嘆きつつもそれでいいと、自らを奮い立たせる。そういう章になります。 『老子』第20章 衆人皆有以、我独頑以鄙。吾欲独異于人、而貴食母。 衆人は皆以(もち)うること有りて... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の19章です。全編を通して逆説的な表現が多いため、読む人によって解釈の揺れが出て来るのが、この書物の面白いところです。 『老子』第19章 絶聖棄智、民利百倍。絶仁棄義、民復孝慈。絶巧棄利、盗賊無有。 聖を絶ち智を棄つれば、民利百倍す... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の18章です。これはけっこう有名なフレーズなので、ご存じの方も多いのでは? と思いますが・・・。 『老子』第18章 故大道廃、焉有仁義。(中略)邦家昏乱、焉有貞臣。 故に大道廃れて、焉(ここに)仁義有り。(中略)邦家乱れて、焉に貞臣... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の17章です。今日はとってもわかりやすい回だと思います。いろんな指導者がこの世には居ますが・・・もろ当て嵌まりまくりの大笑い。そんな回になるのでは? 『老子』第17章 太上、下知有之。其次親誉之。其次畏之。其下侮之。 太上、下これ有... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の16章です。毎回これを読んでいる間だけは、心が落ち着く・・・そんなシリーズを目指していますが・・・今回はちょっと字数が多めで大変かも、です。 『老子』第16章 静是謂復命。復命、常也。知常、明也。不知常、妄。妄作凶。 静、是を命に... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』の15章です。毎回これを読んでいる間だけは、心が落ち着く・・・そんなシリーズを目指していますが、今回はどうでしょう? 『老子』第15章 葆此道者不欲盈。夫唯不欲盈、是以能敝而不成。 この道を保つ者は満るを欲せず。それただ満つるを欲せ... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』の14章です。 是謂無状之状、無物之象。是謂恍惚。 これを無状の状、無物の象と謂う。これを恍惚と謂う。 訳:形のない形、姿のない姿ともいえるし「おぼろ」な状態といってもよい。 自然(世の中)の摂理を『老子』ではよく「道」と呼びますが、その... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』を読み返してみた、第13章です。 何謂寵辱若驚。寵之為下也、得之若驚、失之若驚。是謂寵辱若驚。 何をか寵辱驚くが若しと謂う。寵の下たるや、これを得ては驚くが若く、これを失いては驚くが若し。これを寵辱驚くが若しと謂う。(驚く・・・いましめる... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』を読んでみようの11回目となります。 第11章 鑿戸牖。当其無、有室之用也。故有之以為利、無之以為用。 戸牖(こゆう)を鑿(うが)つ。その無に当たりて、室の用あり。故に有を以って利を為すは、無の以って用を為せばなり。 戸や窓をくりぬいて部... 続きをみる
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『老子』を読み返してみた・・・10.生じて有せず、長じて宰せず
|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今回は『老子』 第10章ほ最後の一節です。少し短いのですが・・・ 正而弗有、長而弗宰也、是謂玄徳。 生じて有せず、長じて宰せず、これを玄徳という。 訳:生むけれど所有せず、育てるけれど支配しない。これこそ大いなる徳である。 およそ道というものは万... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日は『老子』の第9章から。けっこう有名なフレーズで、ご存じの方も多いのではないかと思います。 金玉盈室、莫之能守也。貴富而驕、自遺咎也功遂身退、天之道也。 金玉室にみつれば、これを能く守るなし。貴富にして驕れば、自ら咎を遺す。功遂げ身退くは天の... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』を読み返してみよう・・・・・・これはもう有名すぎて知らない人は居ないのでは? なんと言ってもお酒の銘柄にも採用されているぐらいです。 上善如水。水善利万物而不争。居衆人之所悪。 上善は水の如し。水は善く万物を利して。衆人の悪(にく)む所に... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』を読み返してみた7回目、第7章です。 是以聖人退其身而身先。外其身而身存。不以其無私与。故能成其私。 是を以って聖人はその身を退けて身を先んじ、その身を外にして身存す。その私なきを以ってにあらずや、故に能くその私を成す。 『老子』第7章 ... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』を読み返してみた6回目、第6章です。 浴神不死・・・・・・綿綿呵若存、用之不勤。 浴神は死せず・・・・・・綿々として存するが若く、これを用いて勤せず。 『老子』第6章 訳:(万物を育む)浴神は死なない・・・・・・やむことなく綿々と働き続け... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 和光同塵・・・この言葉聞いたことがある方も多いのではないかと思いますが、『老子』が出典になっています。読み方は「わこうどうじん」 いったいどういう意味なのか。簡単に読み解いていきましょう。 挫其鋭、解其紛、和其光、同其塵。 その鋭を挫き、その紛を... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今日は『老子』を一部読み解いてみましょう。 『老子』第3章より 不上賢、使民不争。不貴難得之貨、使民不為盗。不見可欲、使民不乱。 賢を上(たっと)ばざれば、民をして争わざらしむ。得難きの貨を貴ばざれば、民をして盗を為さざらしむ。欲すべきを見(しめ... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 『老子』第二章より 聖人・・・・・・万物作而弗始也、為而弗恃也、成功而弗居也。夫唯弗居、是以弗去。 万物を作りて而して始めとせず、為して而して恃まず、功を成して而して居らず。夫れ唯居らず。ここを以て去らず。 訳「万物を自然の成長にまかせて、みずか... 続きをみる
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|ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 今でこそ「街の法律家」などと気取っている(わけでもありませんが) 実は、もともと法律畑の人ではありませんでした。一回目は文学部の出身ということで、中国文学おもに古典を読み漁っていたこともありまして・・・。 そして、あれやこれやと混迷を深める世界で... 続きをみる
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ここで、「道」の本場である東洋思想は、道というものをどのように考えているのかを概観することにしてみたい。 先ず、荻生徂徠によれば、「道」というものは儒教の中で、発見されたものであるという。 古<いにしえ>の聖人たちの創作したもっとも優れたものの一つとして、「道」があったのであり、古来、「生民<しょう... 続きをみる
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老子と荘子の思想を一括して、老荘思想といい、道家ともいいます。荘子は、老子の言をさらに推し広げて、中国では珍しい宗教的な色彩を帯びた思想に到達します。特に内篇にそれが顕著です。老子に見られた社会への熱い眼差しは影を潜め、社会とほとんど関わりを持たない全くの宗教的な境地に至ろうとします。仙人の思想など... 続きをみる
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