• 思いやりについて

     人は誰でも幸せを求め、苦しみを避けようとしていると思っている(意識しているかどうかは別として)。その目的は違ってもみんなそうだと思う。社会的成功をおさめたい人、家族とともに穏やかに生活したい人、何かの頂点を極めたい人など目的地はいろいろあると思うが、なぜそうなりたいのかというと結局はその目的を達成することが幸せだから、だと思う。よくよく深く考えていくと幸せは心の中にあり、どんな状態でも幸せにはな

  • 人物画「ニーチェ」鉛筆画

    2015年に描いた「ニーチェ」です。 ニーチェの本はよく読んだ方だと思いますが、じつはわたしはニーチェが苦手です。「きれぎれ草」にも少し書かせてもらいましたが、ニーチェの文章には強い感電力を感じてしまい、長く読み続けることが、わたしにはむずかしいです。 この絵は少し悲劇的なニーチェになったと思います。

  • 「物質と記憶」ベルクソン 法政大学出版

    精神と脳との関係は、パラレルではないことを結論づけた哲学史上画期的な論攷です。ベルクソンはこの著作のために長年失語症の研究を行いました。その知見の上で、脳は現実世界に対する注意の器官であって、記憶を司っているのは精神であると述べ、両者は確かに密接な関係にあるが、決して厳密な対応関係にはないと論じます。しかしながら、この複雑極まる論攷を手短に要約することは不可能です。詳細は本書に委せます。ただ、読解

  • 「笑い」ベルクソン 岩波文庫

    重厚で難解な著作の多いベルクソンの中では、比較的軽いと言ってよい論考ですが、ベルクソンの並外れた直観力と鋭敏な分析力が十分に味わえる「笑い」についての卓越した名著です。笑いの本源的な勘所を「こわばり」に見、この一見なんでもないように思える言葉から、するどくたくましい分析力によって笑いの本質そのものまで浮き彫りにするようです。読者はこの書物の至る所で思わず知らず屈託のない笑いに誘われることでしょう。

  • 「ソクラテス」田中美知太郎 岩波新書

    田中美知太郎はギリシア哲学が専門の哲学者です。この人は、実のところ、ソクラテスにしか本当の興味を抱かなかった生まれながらの哲学者だった人と言っていいでしょう。プラトンの著作の数多くの名訳があります。剛直な論理の使い手で、西洋哲学を自分のものにするためには、三段論法を本当にしっかりやらなければならないと強調します。ソクラテスのもっとも大きな美点に比喩の天才を見るところは、田中美知太郎ならではの慧眼と

  • 生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。(続き-2-)

    生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。(続き-2-)   shikanneiko   「ヒト絶滅、全人類滅亡消失、無人化、へ…の説得・提言(・勧誘引導(導引))」   (※註 記載致しました内容に就きまして…。) 何たる不謹慎と警戒心-憎悪感情を御抱き?滅亡-絶滅イコール悪-わるい、の先入観念。否、思考の囚われ-構え-かたさ-強張

  • 妄想 森鴎外  を読む

     森鴎外の「妄想」はエッセイのようであり、私小説、詩のような部分もある。鴎外は夏目漱石ほど人気はないが、漱石より魅かれるところがある。  下部に挙げる文脈でそのわけが判ったような気がした。文中のハルトマンはエドゥアルト・フォン・ハルトマンのことだと思われる。  形而上学と云ふ、和蘭寺院楽(オランダじゐんがく)の諧律(かいりつ)のやうな組立てに倦(う)んだ自分の耳に、或時ちぎれちぎれのAphoris

  • フランスの人権擁護制度 12jours (3)

    レイモンド・ドウパルドン監督 「12日」 No7 - No10 Trailer du film 12 Jours - 12 Jours Bande-annonce VF - AlloCiné 2017.11.29に公開になったドキュメンタリー映画でフランスでは静かなヒットになりました。自らを真剣に語る10人の証言は感動的です。 2011年よりすべての強制入院について手続きが法的に正しく行われたもの

  • なぜ船を

    nuubasu 【なぜ船を】 空の広がりに 包まれて 海の広がり けれど くっきりと水平線 船は 水平線から少し 浮いている こんなに広い海 なのに なぜ僕は 小さな船だけに 感心を 寄せているのだろうか nuubasu

  • 育ち盛りの寂しさ

    nuubasu 【育ち盛りの寂しさ】 きみの 育ち盛りの 寂しさは 宇宙樹の枝のひとつなのかもしれなくて 伸びるに 任せてみれば それなりの喜びを咲かせるかもしれない nuubasu

  • フランスの人権擁護制度 12jours  要約

    ドキュメンタリー映画「12日」  No1-No10 要約 レイモンド・ドウパルドン監督2017.11.29封切 フランスで静かなヒットとなったドキュメンタリー映画です。 現在DVDが購入できますが、日本語版はないのでここに要約を載せてみます。 予告編  このDVDには聴覚障害者用に字幕が、視覚障碍者用に音声ガイドがついていますので、それを基に翻訳しさらに要約してみました。 2011年よりすべての精

  • 生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。(続き-2-)

    生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。(続き-2-)   shikanneiko   「ヒト絶滅、全人類滅亡消失、無人化、へ…の説得・提言(・勧誘引導(導引))」   (※註 記載致しました内容に就きまして…。) 何たる不謹慎と警戒心-憎悪感情を御抱き?滅亡-絶滅イコール悪-わるい、の先入観念。否、思考の囚われ-構え-かたさ-強張

  • 生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。

    生きる意味及び意義とは何ですか?(中略)→(結論)ヒト・人間・人類は消失、滅亡、絶滅するべきだと思います。   shikanneiko   「ヒト絶滅、全人類滅亡消失、無人化、へ…の説得・提言(・勧誘引導(導引))」   (※註 記載致しました内容に就きまして…。) 何たる不謹慎と警戒心-憎悪感情を御抱き?滅亡-絶滅イコール悪-わるい、の先入観念。否、思考の囚われ-構え-かたさ-強張りであります。

  • 翼の露は

    nuubasu 【翼の露は】 街を もの凄い勢いで 雲が覆いつくす あらゆる時代の 雲が あらゆる形に変化して 街を覆いつくす 影に寄り添いながら移動に移動を重ね おれはこの街に来た 翼の露で来雲を 感知しながら しかし おれの翼の露は 即座に かわくのだ この荒れ狂う 暗雲の空を 舞うために 荒天飛翔の おれの翼は かわくのだ nuubasu

  • キミドリ男の単純すぎる哲学

    子どもたちよ 嫌なことがあっても大丈夫だ! 嫌な事はちゃんと おしっことウンチになって 外に流れてく! そんなことも知らないで大人になるな!

  • 「町人貴族」モリエール 岩波文庫

    頭の働きは悪く、無教養だが大金持ちの町人ジュールダンは、貴族になりたくてしようがありません。貴族の真似をして、じつにさまざまな習い事に手を出します。ついには、娘も貴族でなければ、嫁にやらないと言い出しますが、ジュールダンは、貴族のしたたかさに手もなくやられてしまいます。観客はその有り様に抱腹絶倒しますが、いつの間にか、この町人に人間的な共感が湧くのを禁じ得ません。哲学の講義の際、哲学が本質的に揶揄

  • 丘のそら

    nuubasu 【丘のそら】 日が照れば 日が照る丘と なりにけり 雲海を 棚引かせつつ なだらかにして ゆたかなりけり nuubasu

  • あてのないアンテナ

    【あてのないアンテナ】 川を渡り 低い柵を越え 高い虚空を避け 小さな声に頷き 大きなやさしさに誘われ はるかな門をくぐり あてのない アンテナは行く nuubasu

  • エッセイ きれぎれ草 6

    美しく貴重な感情には、礼儀の衣が欠かせない。       〇 形式は、法則というよりも礼儀に近い。       〇 俳句の五七五形式、季語は礼儀そのものと言える。                〇 読書は、レコード針とレコード盤の関係に似ている。 早く読み過ぎても、遅く読み過ぎても何も分からない。       〇 自然は人間に放心を許したが、社会というものは人間を放心させまいとする。       

  • 随想… 本当にあなたは存在しているのか?   ※存在価値とかの話じゃないです

    "I cannot be grasped in the here and now, For my dwelling place is much among the dead, As the yet unborn..." Paul Klee 「私の存在は今ここで捉えることはできない。 なぜなら、私が居るのはまさに亡人とまだ生まれぬ人のまさに間である...」 これはパウル・クレーという生物学者でなく芸

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