• 『論語物語』『荘子物語』

     まだ読みさしですが『論語物語』下村湖人著と『荘子物語』諸橋轍次著はたいそう面白い。  どちらも共通に読みやすいし、相対化しています。  『論語物語』では孔子が怪人二十面相のように疑われ、明智小五郎のように信じられています。  『荘子物語』では荘子が孔子の悪口を言っている。老子にも相談に行っている。その老子も孔子よりだいぶ先輩のようですし、文献によっては孔子より後代の人のようだったりで、何がホント

  • ポルポト「新自由思想の帰結」<小ポルポト 麻原> 改版

    そもそもの話であるが、「新自由思想」という、言葉自体が奇妙である。ニーチェが言っているように、「思想」はすでに、どのような思想であろうと、人間によって考え抜かれ、その帰結するところは、見抜かれているのである。 従って、われわれに残されているのは、思想を選択することであって、それが、現代という地に播かれ、どのような生育を見せて行くかである。だから、思想の選択は、慎重に吟味されなければならないので、自