• 書籍:「常識として知っておきたい 日本の三大宗教 神道・儒教・日本仏教 」

    この本も図書館で借りました。内容は、神道、日本仏教に加え、儒教を宗教として捉え、それらの歴史を述べるとともに、これら3つの宗教がどのように混じり合い、日本人に根付いているかを解説しています。カラー写真はないですが、イラスト、図が多く分かりやすい文章です。一般的なことが書かれており、ネット検索で調べることが出来る内容です。

  • エッセイ 人の良さということ<東洋知の可能性>

    普通人の話をしよう。もし西洋の普通人と東洋または日本の普通人のどちらかを信用するかという話になったら、わたしは即座に後者を選ぶ。人が良いからである。 ルソーは「エミール」の中で、もし君が美しい豊かな農園を所有していたら、厳重な警備を怠ってはならない。近隣の誰かが、羨ましがってやって来て、必ず、(ルソーは「必ず」と書いていた。)君の農園を奪おうとするだろうと。ルソーの言は、西洋の常識と見るべきで、西

  • 儒教 <リアリスティックで建設的な知恵>

    儒教は、その本質を一言では言えないという特徴を持った学問で、儒教が批判されるときには、いつもその端的さを欠いた不得要領な性格が、引き合いに出される。儒教は無論政治思想なのだが、孝悌忠を徳目に掲げるという世界的に見てもめずらしい政治思想である。 そもそも、第一の徳として掲げられている「仁」にしてからが、端的な説明を拒む要領を得ない言葉である。高度な情と愛における本質的な相互作用と、仮に説明的に言って

  • 「論語」 <最上至極宇宙第一之書(仁斎)>

    岩波文庫でも「論語」はありますが、わたしは朝日選書の方を選びます。言わずと知れた中国を代表する古典中の古典です。 上掲の「最上至極・・・」の言葉は、江戸期の大儒伊藤仁斎が自注の稿本を改訂するごとに、巻頭に書こうかどうか迷った言葉で、結局、この言葉は削られたそうです。 「論語」は孔子を中心とした言行録です。「己の欲せざる所は人に施すことなかれ」<自分がされて嫌だと思うことを、人にしてはいけない>とい