前の記事で、経済政策のことを書いたが、書き終わって何か、釈然としない思いがした。時代時代の様々な経済政策について、その結果を云々したがるというのは、現代的な趣味を出ないのではないかという思いだった。 現代は、結果論というものがはびこっていて、政治家自身も、「結果がすべて」というようなことを口にしてい... 続きをみる
結果論のムラゴンブログ
-
-
システムは 未来において 予定された結果を出すためにしつらえられた 原因の集合体だ だから システムに不備があるかどうかは 最終的には 未来において判断されることになる 車や飛行機でも 定期的に点検され システムに不備のないことが確認されるが 見逃された不備が 未来において機能不全を露呈することがあ... 続きをみる
-
-
-
第一印象が あたることもあれば はずれることもある 第一印象は予見だ この予見に 正当性を与えるのは 結果論だ 予見には 結果論と違い 「論」がつかない しかし 予見のない結果論は 単なる結果で論にはならない 例えば 自然科学の実験の典型である仮説演繹法は 予見から演繹される結果が 実際に起こるかど... 続きをみる
-
道徳や 倫理は 生命と同様に 伝承的実在であるから 伝承という結果から 考え語らなければならない 過ちがあり 成功があり その結果 成功のみが伝承される このような成功を伝承してゆくシステムの 代表例が生命システムだ 危険を知覚しそれを避けるのも 一種の伝承されるべき成功だ 青いペダルを押すと餌が出... 続きをみる
-
あるとき、ある高等学校の生徒さんの作文を多く読む機会があった。それを見ると、彼らがいかに<結果>というものに心を蝕まれているかを痛感した。 彼らの作文で、よく出て来るテーマを圧縮してみると、努力→結果という図式である。ほとんど、これ以外は考えようがないというくらい頑固にこの単線の思考を繰り返している... 続きをみる
- # 結果論
- # 書道アート
- # 単身赴任生活