エッセイ 「LP300選」吉田秀和のこと
不思議な本である。 西洋音楽史とLP盤のクラシック名演奏集が一体になったような本であるが、およそ、この本の半分を割いている、バッハ以前のクラシックにのLP盤は、この本が新潮社から発刊されている頃に、すでに、ほとんど廃盤になっている。 わたしは、何を隠そう、この本で、クラシック音楽を聴く、手ほどきを受... 続きをみる
不思議な本である。 西洋音楽史とLP盤のクラシック名演奏集が一体になったような本であるが、およそ、この本の半分を割いている、バッハ以前のクラシックにのLP盤は、この本が新潮社から発刊されている頃に、すでに、ほとんど廃盤になっている。 わたしは、何を隠そう、この本で、クラシック音楽を聴く、手ほどきを受... 続きをみる
わたしは、小倉百人一首については、一般的な解説書の類いの本と大岡信のものを読み、大岡の本は得るところが大きかったが、この歌抄を全体として、掴んでいるかどうかということについては、疑問が残った。直言すると、大岡の読みは、恋愛というものに偏りすぎているように思えたのである。他の解説書では、この歌抄のそれ... 続きをみる
稲妻のゆたかなる夜も寝べきころ 汀女 わたしは、汀女の句集は、読んだことがないが、虚子や大岡信の本の中で紹介されていて、この句を知った。 なんでも、ある女性俳人が、「雷」の題で、句を詠もうとすると、この汀女の句が浮かび上がって来て、どうにもならないと俳句の師匠に、その苦衷を訴えたそうである。 わたし... 続きをみる
日本の現代詩のアンソロジーです。編者が選んだ現代詩人たちから、特に編者の心に響いた現代詩を各々四、五編ずつ取り上げ、一冊に仕上げた書物です。およそ、選ばれた詩人たちのもっとも出来の良い詩群を手軽に読むことができるように工夫された感があり、日本の現代詩に興味のある人には、とても優れたアンソロジーになっ... 続きをみる
大野晋、大岡信、丸谷才一、井上ひさしといった日本語の達人たちが、雑誌読者の日本語についての質問に、それぞれの個性が丁寧に応えた問答集です。「なす」の本来の正確な言い方は「なすび」、総理大臣が引き続き政権を担当するときなどの「続投」という言葉は野球用語、「結果論」という言葉も野球用語等々。われわれが、... 続きをみる
今 桜の盛りです あなたに読んでもらいたい 幾つかの詩がありました けれども もう それは叶わなくなりました あなたの御霊に幸いがありますように では お休みなさい 大岡さん
現代の恋愛婚活のしづらさにある根源をみた
『時給300円の死神』を読んで|自分のために願わないということ
『深く考える力』 田坂広志
『86歳の健康暮らし だれにも言っていないひみつの健康法』 田村セツコ
『50歳からは、「これ」しかやらない』 大塚寿
里中満智子『天上の虹』感想|和歌と物語の一体化に古典文学の型を感じる
『もっと!となりの小さいおじさん 大切なことのほぼ9割は手のひらサイズに教わった2』瀬知洋司
『ロジカルダイエット 3か月で「勝手に痩せる体」になる』 清水忍
『老いを読む 老いを書く』 酒井順子
『喜ばれる』 小林正観
『なぜヒトだけが幸せになれないのか』 小林武彦
『人生はごちそう』 田村セツコ
『栄西を生きる』 ひろさちや
『家で死のう!』 萬田緑平
宝塚で舞台化も!『緋色のヴェネツィア―聖マルコ殺人事件』|愛と陰謀が渦巻く壮大な歴史ロマン
プチ感想・レビュー#494【さむわんへるつ】5巻
死ぬ気まんまん 新装版
Audibleで読書。中山七里『バンクハザードにようこそ』は痛快エンターテインメント!
川端康成「古都」
『三銃士』アレクサンドル・デュマ・ペール 感想
読書週間によせて
本好きの、こだわりブックカバー
村田沙耶香の小説が問いかける「人間の異常さ」とは?『殺人出産』『コンビニ人間』から考える正常と異常
新宿御苑の菊花壇展
龍岡歩「サッカー店長の戦術入門」
残りの人生を読書に捧ぐ
徒然日記20261105/〓【読書/読後感】秋川滝実「幸腹な百貨店 催事場で蕎麦屋呑み」―良かった良かった!でも、ちょっと消化不良
【夏草の賦】要約・書評
道尾秀介「I」
ファン・ボルム「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」