想い出は葉屑のように
待っているのかも知れない あの日からずっと 遠く夕陽が照らす 東の暮れ空を見詰めながら 待っているのかも知れない 記憶の中でずっと 薄闇に染まる峠の池畔 冷たい風吹くベンチに佇み 震える手の平を擦りながら 追憶に転げ増えゆく落葉 待っているのかも知れない 何もかも無茶苦茶に ぶち壊してしまいたい衝動... 続きをみる
待っているのかも知れない あの日からずっと 遠く夕陽が照らす 東の暮れ空を見詰めながら 待っているのかも知れない 記憶の中でずっと 薄闇に染まる峠の池畔 冷たい風吹くベンチに佇み 震える手の平を擦りながら 追憶に転げ増えゆく落葉 待っているのかも知れない 何もかも無茶苦茶に ぶち壊してしまいたい衝動... 続きをみる
西空へ夜はぐれ星残し 明るみ始めた 仄暗い早朝の幹線道で 排煙の苦臭いトラック 疎らな車達がすっ飛ばす 俺は俺でいつものよう 気忙しく心拍数を上げ 原チャを唸らせて 小賢しく、ぶっ飛ばす 山裾のバイパスを潜る 脇道へと左折する 道なりに進んでいけば 痩せ川の橋路に繋ぐ高架下 辿り登る緩い勾配の頂に ... 続きをみる
きっと 逃避願望なんだろうな 冷んやりとする山気 狭い登坂路に被さる木陰 久々のんびりとした ブロッコリー型の雑林 入口付近に届き集まる 極めて密やかな囀り 何気に胸撫で下ろし 兎にも角にも落ち着く 山裾のありふれた場所 無心でゆるり歩みながら 寒気に移ろう樹々や落葉 周りの景色を眺めている 舞いな... 続きをみる
君のなかには 早朝の湖を臨むごとく 取り乱すものが微塵も見えない 透明なそよ風にそっと 送られてくるような手紙 受け取るだけだからかな 一体どこにいるんだい? とても柔らかに澄んだ 仄か柑橘の香りが浮かぶ 君はエンジェル 俺のなかで届かぬ距離 いつも遠くから俺を見守り 安らぎを与えてくれる そしてた... 続きをみる
曇りがちな日々に移ろう 猛暑を脱した 乾いた晴天 緑の高台 吹き下ろす風は踊りながら 煩わしい作業着の 皺くちゃな長袖シャツん中を 心地よく潜るんだ 別に変わったこと何か 全然ありゃしねえけど ただ煮え滾る真夏の監獄から 漸く抜け出せた感が すっきりとくっきりと頭上に だだっ広く澄んだあの空へ 映り... 続きをみる
どっかに開いた針先程の 小穴から空気の抜けていく 萎んだ浮き輪に掴まって 自棄くそでバタつき 疲れて脚を伸ばしゃ 足着く浅瀬にまだ独りきり 遠い海原はまるで蜃気楼 一向に近づく気配なし おぅ、見詰める両の瞳は 涙の滲む虚しさの双眼鏡 俺ぁここ数年 無我夢中って程じゃないけど 懸命にぼちぼちとぼり マ... 続きをみる
膨れた熱を孕んだ空気 だらしなく脱力した 昼間の部屋を記憶に浮かべ 寡黙さだけが躰を素通り 浅い溜息 唇から漏れ 静かこめかみに意識は滲む 僅かばかり開けといた 少々破れた障子戸と 格子柄カーテン越しの窓から 未明の涼風 仄かな柔かさが 瞳を閉じた横顔に触れる その感覚は寄る辺ない ちゃちな俺の心を... 続きをみる
水にかたちがないように 心にかたちはない 水がどのようなかたちもとるように 心はどのような態勢もとる けれども 心は水ではない 心はかたちのないかたちをつくる
どんなにビルが建とうとも 心の支えになりはせぬ ただ一棟の城郭が われらの誇り 拠り所 遠い昔の建築が われらをしかと支えたる 宗教もなき建築の 威容を眺め 思い見る これぞ建築 権威そのもの この権威 ただに心のかたちなりけり 短歌 どれほどのビルも城には敵はぬはこれぞわれらの支えなりせば
ゲリラ的豪雨はstrike 怪しげな鈍雲集うなか 虎視眈々、俺達の動きを 見詰めつつ付け狙い 気が緩んだ隙を突き 意気なし猛烈な水傾れ 一気に打ち撒ける まるで国家包みの陰謀説 とんでもなく厄介で 狡猾な強か者だが この蒸し暑い季節には 嬉しいサプライズ 災害も恐いが案外 有難い慈雨にも思えて 昨日... 続きをみる
七夕祭りの幟が 河原の土手道にずらり並ぶ 当日にはムレムレの 人混みで溢れてごった返し 打ち上げ花火なんかドンパン 沢山あがっちゃって 綺麗だねそうだね愉しいね 皆んな笑顔で頷き合い 酷朱夏の檻サウナで 茹であがったど頭に 超絶濃辛チリソース 打っ掛けられたみたく ドギツい陽射し喰らって 汗ビチョん... 続きをみる
必然唖然暑さのお釣 すかすかの心空 何処に行っちまったい 何事も省みない 天をも貫く勢いで 吼えたてる猛烈な激情 超然不屈の魂 今ではもう 抜け殻以上の脱ぎ捨て殻 残り滓以下の絞りカス 冷茶の飲み過ぎで たぷついた腹もついでに 掻っ浚ってくれよ ああ、 頗る気怠い蒸し風呂の夏 始まっちまう今日も 辛... 続きをみる
全くラチがあかねぇ 鬱屈の出所も行方知れず 得体の知れない 虚無に喘ぐ腹の内 俺は、 短い割り箸の先っぽで コッテリべとつく 黄金の水飴の塊に 運悪く捕まっちまった小羽虫 二進も三進もいかず 居たたまれない自分に 中途半端な青の一時が 白々しく注ぐ明け方 やわ風すら凪いだ 山池畔のベンチで 遅々と時... 続きをみる
春の海 ポッカリ浮かんだお月様 沖の向こうで シイラが跳ねる 豪華客船 光を散らし 真暗な海を 東へ東へ 海の水が 干上がらないのは 月が 海水引っ張るせい 海があるのは 月の引力 そのおかげ
腰低く優しさせびり 他人の親切 ちょいと拝借 貰うだけ貰って知らん振り 雷型に血走る 黄ばんだギョロ眼で銭金の嫉妬 不幸をほのめかすように 嫌味を浴びせ高笑い ヘイ、儲け頭のおっさん なんだか悪い女の霊に 夜な夜な精気を 吸い取られているような 年々痩せ細っていく 老いゆく躰が 皆んな気がかりなだけ... 続きをみる
気力も尽きそな だらしなく緩んだ躰で 心も闇の中 人気のない 繁華街の路地裏を たわいもない理由で ほっつき歩いてんだ ぽつぽつ 頼りないネオンの 薄光んなか すっとまた一片が てぃらら、ぴぃらら と 漂い踊りながら 前髪を掠め 胸元辺りの 少し先を横切り 不意を突いて 足許に 不時着したりするのさ... 続きをみる
ふっ飛んでしまえ 地球なんて! 不謹慎なことを考えてしまう この、忙しい時期に ろくでもねぇな こん畜生め 夜更けの闇に囚われて 長閑な風と 月明かりの寂静 断崖絶壁に弛み立ち 有り得やしない ぶち当たる先の見えない フリーフォール ひと思いにこのまま ダイブしてやりてぇ 丁度いい、この二日 真橙に... 続きをみる
毛布に包まる 枕元の闇に ノイズの洪水 俄かに、怒涛の如く傾れこみ 浅い眠りを打ち砕く 瞬く薄目から じわり次第 その高鳴る音嵐に 瞼は完全に剥かれ 快晴続きの 好記録は 二週間余り 地に足つかず夢心地 突発的豪雨に破られた ほのぼのした 暖かな早春の日々が 一区切り いち早く八分咲き この間訪れた... 続きをみる
ニーチェという教祖 ショーペンハウアーという貴族主義者 ミレーというペシミスト セザンヌという真新しさ ゴッホという超人
雑樹山に囲まれた 隠れ里 細く縫い走る県道 暗に目醒めた剛猛獣たち 地の奥底から 唸り声を上げ 次々と アスファルトに 旋回足で這い出し 超過速で疾走 その重く分厚い響きは とっぷり闇色に暮れる 野放図の静寂に 頑強な釣鐘を 打ち鳴らすよう轟く 遠くから徐々に 近づき 頭蓋に潜り込み 電動ハンマが穿... 続きをみる
外気に晒された 柔肌を 引き裂くよう 辛い痛みを浴びせては 酷しい寒さは また 何も告げず退いて 霧に霞む昼下り 隣で しれっと 丸めた背中向け 不機嫌に口を噤む 恋人のような 垂れ籠める天上と 窓越しの宙空に揺れ散る 細やかな 惑い雨のなかに いつかしら 胸に焼きついた 過去に出会った先達から 届... 続きをみる
氷点下の激波が 山間部を襲う ぴりり骨まで麻痺る 指先を振っては 擦り合わせ 無駄踏みを繰り返し じんじんと 冷たさののたくる 足裏を宥めた そんな馴染めない 苛酷な日々が 続く、容赦なしに 陽漏れさえ 覗かぬ未明を へべれけの 轍も硬直する、 険しい道筋 ハンドルを 取られそうになりながら スロー... 続きをみる
白黒縞の 小鳥が 無邪気な鳴き声を 砕石塗れの トラックヤードに転がして 番で 戯れ合う 帆布小屋の 短い桁幕へ 初陽に溶かされた霜が 光る雫を 拵えて ゆっくり落ちる その僅かな間、 こんなことを思った 音信不通になった 知性溢れる 気を病んだ か弱いあの人は 面白みに欠け 共感しない俺の 間抜け... 続きをみる
冬の通り雨 ばさばさ と、短く降り弾け そして途絶え 高角度の 巨大な虹が 七色を携え 昇る (これは予兆なのか (戯れなのか 色濃い印象が 脳裏に焼き付いたまま 薄い残照が 緩やかな稜線を縁どる刻 遠退く夕空 闇坂に 人影途切れ 寒風が吹き抜ける 寂しさを覚え 振り向いた眼球の上端 真っ白な 斜星... 続きをみる
振り返るには早過ぎる 懐かしむには近過ぎる 恋愛は個人の狂気 戦争は人類の狂気 実験に明け暮れた 二十世紀 大河は流れる ここから果てなど見えはしない 流れて行こう どこまでも
わたしは、若いころに作った詩や歌を、よく、変えたりします。 次の短歌は、二十代に作ったものを五十代になって添削し、改作したもので、作った当初から、二重形容が気になっていたんですが、それを改めました。 夕日より思ひ焦がせる赤やあるなほ燃えんとす君の唇 宜しかったら、次の記事をご覧頂ければ、幸いです。 ... 続きをみる
何処へと 吸い寄せられるよう すうらりと流れる 朝霧に梳かれ艶剥け 弛い色鉛筆の スケッチにも似た かすれた風景のなか 暗色で身を包んだ 自分が佇む 顔前には 節くれ立つ梢がそそと 横疎らに伸びだし その腹と赤緑の 錆ゆく尖った葉先へ まるい雫を携え そっと光らせる 濡れた舗装路に ずらさず置いた足... 続きをみる
広く続くばかりの空で 斑に伸べる 鈍色の群雲達に 強い陽熱の 遮られた緩い早朝 そこから漏れだす 一本の優しげな光が 池面に流れる 淡い蒸気霧と静けさ 美しく包み照らし 山中に開けた 見晴らしのよい場景を クリアに浮きぼる 長息をひとつ放し 何げに俯く視線 足許に吹き溜まる カラフルな 秋の落ち葉は... 続きをみる
遠くを数える 眩い光を放つ PCモニターの向こう側 雲行きの妖しい 黒ずんだ天上が広がる そう、遥か彼方にも 僕らは時々 もう過ぎ去った 記憶の零す残像を見る 嬉々と脳裡に思い描く 今はまだ小さく 朧げなビジョンも 薄っすらと時に くっきりと 視界の情景に浮かばせ 静けさのなか 揺蕩いながら 寡黙に... 続きをみる
月澄んで猫になりたい夜だった わたし自身は、月についてのどんな詩を書いてきたかと、振り返ってみたところ、上記の句と下記の詩が思い当たり、UPしてみました。 はじめて、自分の過去記事を、リブログしてみました、宜しかったら、ご覧ください。 詩は、秋の虫と月との取り合わせで、奇抜でも何でもないのですが、自... 続きをみる
完全な真夏の 熱い陽射しを 全身に浴びながら 火照る肌を潤すように すうっと靡く 絹帯のような 風が触れる、時に 側道を足早に 進む 人影 洗い晒しの 爽や香りを清しく退ける そのなかにはきっと 浮きつ流る 粒汗の匂いも 前面に背に 見渡す ストレートロード この道は遥か西空の 積乱雲まで遠く 繋が... 続きをみる
アートという隠れ蓑 純粋という当惑 天然という突破
理屈という辻褄合わせ 感情というこころ 笑いというご破算 直感という引き金
活躍という場 変化という無秩序 夢という萌し
作品という建築 恋愛という狂気 家というほだし
病気というきっかけ 縁という出会い 表裏というどちらか 美醜というどちらも 結婚という籍
久方ぶり 夏夕刻の空に鈍く転がる 豪大な重低音 せなせな と寂しげに下る蜩の声は 次第 仄明る 薄帷の向こうで 人気ない通りに 浮かび始めた 細かな雨脚の響くなか 遅れ拍子で 地面に打ち弾ける 甲高い雨垂れに また一瞬 手品のように隠されては か弱く零れる 耳を澄ませば 嬉しそな かわずの遠鳴き届き... 続きをみる
人物という彫像 天才という目印 人という不可思議 神という極点
学歴という飾り 定義という論 正解という誤解 思考という限りなさ 観念という頼りなさ 理という組み合わせ ものそのものという確かさ 無常という非情さ 生というはかなさ
経営という背伸び 経済という循環 法律というせめぎ合い 真相という深層 無邪気という叡智
苦労という言い訳 心配という杞憂 疑心という暗がり 悪魔という連れ添い 鬼という砦
峠の脇路の下り 上目に坂を眺む折 斑模様に流れる 汚れ雲間から照す丸陽 山型に アスファルトへ落ちた 木陰に留まり しおらかに戦ぐ 枝葉の涼を 無意識に嗅ぎ過ごす と不意に颯爽 圧倒的な勢いで吹きつける 突風が緩い眠気を揺すり その直後 多次元宇宙の あらゆる処 梱包緩衝材の空気玉 一粒を両手指の先... 続きをみる
平和という共生 旋律という甘美 リズムという基底 不協和音という拷問 音楽という良心 仏という慈悲 神という恩寵 永遠という課題 刺激というレーゾンデートル
信という選択 喜びというせせらぎ 悲しみという海 とか 愛という統合 性という闇 普通という錯覚 というような言い方で、わたしは詩をつくっているが、これは、中国古典の易経を読んでいたときに、思いついたものである。 易経には、~は~なり。というような言い方が、よくされていて、ああ、言葉をうまく言い換え... 続きをみる
あら不思議 こんなことまで 出来ますよ的な プロバカンダ どっぷり浸って 豊かな生活 夢に見る 日に十件は来るPR広告 悪質な迷惑メール 全て削除するを クリックします 放送終了後三十分 今ならなんと 半額の割引価格 で特別ご奉仕 送料無料 分割手数料無料 安心の 一年間無償 故障修理保証つき お気... 続きをみる
金という物差し 戦争という実務 理念という足枷
コレルリの音楽は自省のために リストの音楽は歓衆のために ビゼーの音楽は女のために
茨木のり子さん。 「現代詩の長女」と呼ばれる詩人、茨木のり子(1926〜2006) 11 年前のちょうど今頃、茨木のり子さんの初の回顧展が開かれていると知り、 高崎市の県立土屋文明記念文学館へひとり出かけたことを思い出しました。 19歳で終戦を迎える。 わたしが一番きれいだったとき by 茨木のり子... 続きをみる
甘い詩はいらない やに下がったような詩もいらない 着飾った詩もいらない きみ自身の本当のところを書いた詩はないか 本当のところを見つけられる人は希である それでもわたしは欲する きみ自身のギリギリの歌を
3.11 気の遠くなるような悲しみの日の夜 戦慄するほど見事な星空があった 夜空とは こんなにもわれわれに近い さまざまなことを語り掛けてくる 星々で 溢れ返っていたものか おお 果てしない哀しみを映す 鏡のごとき夜空よ うつくしい星空であるほど われわれはあの日を思い出さずにはいない
朝日は夜のかけらを散らし クマゼミははや鳴き始める ひまわりは空を見晴らし ミミズは石畳の上で干からびる 黄昏は愁いを含み カラスの跳ねて 夜 月は澄み渡る ※大学を出て、数年経ったときの詩です。少し改作しました。
こんな穏やかな春の日に 楡の梢はざわめく まぼろしは浮かんで消え その何処より来たのか明らかでない ※この詩は、わたしが詩を書こうと思い立った時に書いた、初詩です。
降りてくる 天から金の糸が降りてくる 粉雪の軌跡のように細いそれは のぼれそうでのぼれない 金色の糸が降りてくる 美は人に食いつくもの ※これも、大学を卒業した年に書いた短詩です。
いいあい いがみあい せめぎあい みつめあい むつみあい はなれあい まざりあい ならびあい
常緑樹の葉に月の光が落ち 露の滴りのような瑞々しい楽音となる わたしの心は泣いているのか ※同じく大学を卒業した年の短詩です。 UPすることにしました。
和歌によるミクロコスモスと言って良い、日本人や日本語ができるような人なら、誰でも名前なら知っている、藤原定家の編集者としての天才が如実に表わされた、見事な和歌集である。 こう言って置いて、後は、はずかしい話になってしまうのだが、じつは、わたしはこの和歌百首をすべて諳んずることができない。気の利いた人... 続きをみる
夏というのに震える街 閉め切られたシャッター まばらな人影 ひっそりと人を窺う犬 夜中に鳴くカラス 屈託した女たちの ぬくもりを求める顔 今は 自己に沈潜するとき
あるテレビ番組のお陰で、俳句が流行りだそうである。良い傾向だとは思っているが、さて、その番組は見ていない。わたし自身、俳句制作者の一人として見ていると、どうかと思うくらい独断的だからである。指導者的であるのと、切れ味が良い批評と褒め方という以上のものは、得られないようである。 だが、振り返って思えば... 続きをみる
野に寝そべり 黄色い花を見上げてみる 高い空へまっすぐに首を突き上げ 花は天になにごとかを告げているよう 大地の息吹きを背中に感じ 我に返ったようにわたしは思う 花は大地の言葉を天に届ける 明らかな徴ではないか われわれにはそれを表現する使命がある おお 名も知らぬ花
ボブ・ディランはブロー・イン・ザ・ウィンドの昔から 何も変わらない 古びていながら新味のある歌を 飽くことなく作り歌い続ける 日本の俳句芸術より狭いかも知れない フォークと少しばかり手足を伸ばしたロックとの ごくごく狭い境地で この男は自在に天地を駆ける この限局されたエリアはいかにも狭く不確かであ... 続きをみる
宮沢賢治は、たとえ雑草と言えども、その名前をおろそかにせずに調べあげ、自分の詩の中に用いたと言われていて、実際その通りであったろうが、わたしには、賢治の情熱はない。 現代詩は、はっきりと抽象的であって良いと思っているからだが、もう一つの考えとして、「読み人知らず」の伝統を受け継ぎたいと思っているせい... 続きをみる
ボブ・ディランには 風がある つかんでもつかみ切れない風 われわれを連れ攫うでもない われわれをどこかに導くのでもない ただ 吹き抜ける風がある ああ 風が 絶え間なく吹いているのだよ この男の傍らには
我がもの顔にクルマが通る 日本の道をクルマが通る 一体何んの行列だい おちおち外も出歩けない 歩くだけでも一苦労 ああ 狭くも細い日本の小道を 我がもの顔にクルマが通る 口笛吹いて歩いたは 昔々のお伽の話 道は歩く人のためのもの 誰も聞かぬは承知だが それでも言うよ 歩く人こそ優先なれ
日本の現代詩のアンソロジーです。編者が選んだ現代詩人たちから、特に編者の心に響いた現代詩を各々四、五編ずつ取り上げ、一冊に仕上げた書物です。およそ、選ばれた詩人たちのもっとも出来の良い詩群を手軽に読むことができるように工夫された感があり、日本の現代詩に興味のある人には、とても優れたアンソロジーになっ... 続きをみる
中也の年を過ぎ ゴッホの年を過ぎ モーパッサンの年を過ぎ 芭蕉の年が過ぎ去りぬ
詩は痩せた するどく痩せた 生き延びていることが不思議なくらいだ そのようにも われわれの心は痩せた ただ生きることだけを目指して 心はするどく痩せた 詩に復活の道はあるか 心を耕す鍬はあるのか いかにも 途方に暮れることだけが われわれに残された手段である
わたしはそれを地下鉄の電光掲示板で知りました それは瞬く間に消え まるで あなたからの短い伝言ででもあったかのように わたしの心をひどく騒がせました 入沢康夫さん あなたは現代詩を高みに引き上げた 難解な 模倣も追随も不可能な詩をあなたは残した わたしはすこしもあなたの良い読者ではなかった あどけな... 続きをみる
わたしたちの数には死を連想させる「4」がある あなたたちの数には性を連想させる「6」がある そして 次の偶数は二つながら 末広がりと無限を連想させる「8」である まるで永遠の下に 死と性が潜んでいるもののようだ
いいあい いがみあい せめぎあい かばいあい みつめあい
モンシロ蝶は日向を好む アゲハ蝶は日陰を好む モンシロかわいい アゲハはきれい モンシロ浮薄 アゲハは玲瓏 モンシロパタパタ アゲハはヒラリ そこへミツバチやって来た ここは見知らぬ人の庭
詩は生をつらぬく軸である 悲しみはかたちをもとめる声である 夏は去る 詩は真実の夢を紡ぐ器となりえるのだろうか
書かれなかったことで 永遠に安らっている 隙間 サント・ヴィクトワール山は あんなにじっくり見つめられて逃げ出したくはなかったろうか 空さえも 動かぬ色を 剥き出しにされ 四角い額の中に収められてしまった 事物はみるみる表皮をはがされ 自然は その驚くべき心を われわれに通わせる そのとき 唐突に置... 続きをみる
生きのいい言葉はないか プロ野球投手の弓のように撓る身体からうなりをあげて 捕手のミットにズンと受け取められる 硬式ボールのような 手が赤く腫れ上がるくらいの手応えのある 確かな言葉を それは単なる 記号でも 観念でも プロテストでもなく 一人立ちした 言葉そのもの 象徴 いやそのような言葉ではなく... 続きをみる
雨上がり 濁流は流れる たくましい遡上を続ける魚群を 孕みながら 鮮明な絵に描かれていたのは 風 知る人もない町の月明かり ああ 運命はわたしに諦念を贈ってくるのだろうか 優雅にも崩落していく女たちを 目の当たりにして
詩260309m🌸わくわくしましょう🌸・・・🌸桜k🌸☕マグカップ&👝メッシュポケットサコッシュ🌸
詩260302m🐛泣き虫🐛・・・⭐カラフルスターk⭐☕マグカップ&👝メッシュポケットサコッシュ⭐
詩260223m🐱ぼくはねこ🐱・・・🐱ねこk🐱👜ビッグショルダーバッグ&👕ウォッシュキャンバスエプロン(クロスタイ…🐱
詩260216m👣交差👣・・・🤔KGK「かんがえるくん」2🤔👕GLIMMER 4.4oz ドライ 長袖Tシャツ&👶United Athle 10.0oz スウェット スタイ(裏…🤔
詩260209m📅日常は・・・📅・・・⚡⚡雷ハートk⚡⚡☕マグカップ⚡&👚ウォッシュキャンバスエプロン(クロスタイ…⚡
詩260202m💗僕のハートは💗・・・⭐スタースターk⭐☕マグカップ&👕ジップパーカー⭐
詩260126m🌠ありがとう🌠・・・⭐星々の宇宙図k⭐👕United Athle 10.0oz ビッグシルエット クルーネック スウェット(裏パイル)&👕ヘビーウェイトジップパーカー⭐
詩260119m✨星の輝き✨・・・⭐キラッキラな流れ星6k⭐👕ヘビーウェイトスウェット&👜トートバッグ⭐
詩260112m🌈冬の虹🌈・・・🌈🌈虹の音符🌈🌈👜サコッシュ&🔲タオルハンカチ🌈
詩260105m💗どこから来たのかこの恋は💗・・・🐱手裏剣 緑 k ニャンコ🐱👕ヘビーウェイトスウェット&👜ビッグショルダーバッグ🐱
詩251229m🍧夏の残滓🍧・・・🍧カキ氷k🍧👕ロングスリーブTシャツ&👜ビッグショルダーバッグ🍧
詩251222m✨ふくふく✨・・・✨福k✨👕ヘビーウェイトパーカー&👜サコッシュ✨
詩251215m🌳憩いの木を見つけに🌳・・・🌳ピクニック気分k🌳👕ビッグシルエットスウェット&🌳🧢ジェットキャップ
詩251208m✨いつか私は・・・✨・・・💔Kハートブレイク💔👕パーカー&👝フラットポーチ💔
詩251201m🤔かんがえる🤔・・・🤔KGK「かんがえるくん」2🤔📲スマホケース(iPhone)&📛缶バッジ🤔