• キズを知る

    心は傷ついて痛みを知る 覚えた傷は人の痛みを理解する くじけそうなくらい辛い時がある その度に まっすぐに生きたいと強く願う 汚れない魂など無い 現実が汚れを繰り返す場なら 清く透明で居続けることは  奇跡

  • ノート指導② 視写のススメ

    🔴ノート指導② 視写のススメ ◯たいていの国語の教科書は、最初のページに詩が掲載されています。 ◯詩を音読して声をみんなで出すことから始められるようになっています。 ◯音読だけで終わってもいいのですが、2〜4年生ぐらいまでなら、視写をさせてもいいかと思います。 ◯ノートに丁寧に書くことを最初に指導しておくことが今後につながります。 ◯子どもの国語ノートをコピーして、詩を書きます。 ◯その見本通り

  • 桃色の切符

    毎日の仕事の疲れや悲しみから 救はれるやう 日曜日みんなはお花見に行く やさしい風は汽車のやうにやってきて みんなの疲れた心を運んでは過ぎる みんなが心に握ってゐる桃色の三等切符を 神様はしづかにお切りになる ごらん はらゝと花びらが散る  詩人 杉山平一 の「桜」より  豆介さんとジャックもお花見へ行きました! 毎年この時期は肌寒いお天気ですが・・ この日はジリジリと暑いくらい! ▲豆介さんの好

  • 僕の名は。

     生かす為に死んで、死んで死んで絶え間なく死んで。  けれどもそれで、蒔かれた世界が芽吹くのなら、僕はあらゆるあなたの為に死にましょう。  あなたの皮に、あなたの中に降り注ぎ、日の光に導かれ、僕は天に昇る。  悲しくはありません。  僕は大勢控えていますし、空からもまたすぐに産み落とされますから。  世界は循環して成っています。  繰り返される子孫繁栄。  あなたが咲き乱れる日に、この僕はいなくと

  • 孔雀の女     ピヱヱル・ルヰス

     「孔雀の女」ピヱヱル・ルヰス  翻訳者不明  M・ジュール・マチヱに  身軽な孔雀たちは碧い夢の上で一人の女を追ひかける。  白無垢。祝婚歌。飼はれた動物の羽の。  其の孔雀たちは白い。  羽が白いのだ。女は赤裸だ。  孔雀たちは知った臭ひのする腰に向かって甘へるやうに追ひかける。草を啄(つひば)み背伸びして見せる孔雀たちの尾羽。彼らは女のあとに附いて行く。  女は束の間の折れやすい靑い枝の下に

  • ブログ始めました。

    初めまして、ゆずと申します。 昔から詩を書くのが趣味でこの度ブログを開設いたしました。 心に響くような詩を書けたらいいなぁ。 よろしくお願いします。

  • 自作詩 ゴッホ

    ここに人間がいる オーヴェルの夏の空の下 大地の黄と空の青とが直に連続する 色調の緊張に抗し 裸心だけで立ち続ける奇妙な人間がいる よくよく見れば なんというボロ着を纏った 人生に踏みつけにされた男だろう 武骨な節だらけの手は 画筆より鶴嘴を握った方が よく似合う 頑丈な真っ直ぐな腰は異様な忍耐力の 確かさを思わせるが 双肩はすでに健康な均衡を 失っている 麦畑がざわめく 男はもう驚きもしない も

  • 自作詩 セザンヌの余白

    書かれなかったことで 永遠に安らっている 隙間 サント・ヴィクトワール山は あんなにじっくり見つめられて逃げ出したくはなかったろうか 空さえも 動かぬ色を 剥き出しにされ 四角い額の中に収められてしまった 事物はみるみる表皮をはがされ 自然は その驚くべき心を われわれに通わせる そのとき 唐突に置かれる 一個の山 存在は 存在するという理由で しずかに揺れ 充溢した空白を作り出す 書かれなかった

  • turnover

    ずっと遠くで見ていたかったんだ きっとあなたは僕のこと 知れば知るほど嫌いになってく 思い出が一つ増えるたびに 二人の未来が一つ消える 僕が恥ずかしそうに一歩近づくと あなたはやさしく笑いかけてくれる まるで心が通じ合ったみたいな感覚で 同じタイミングで頭をかいて 一緒に話し始めたりなんかする 僕はいつまでもこれが続けばなんて夢見てる ちょっと近くに腰かけただけで すっとあなたは距離を置く 寄れば

  • 自作詩 セザンヌ

    セザンヌの髑髏は白い リンゴは熟れている ああ 軽い 実在のなんという正確な軽さ 空気はリンゴと 空は家と 人は木と 等質な存在 骨牌は礼拝と 日常は死と 切れ目なく繋がる リンゴは浮いているようにも また 世界の中で 確固とした位置を占めているようにも 見える このみんなから侮られ モティーフを求めて ホームレスのような風体で あちこち うろつき廻る男は いったい何者か 大きな世間しか取り合わな

  • 【Seed of happiness】人生が辛い時

    人生が辛い時。 上手く動けず、苦しくもがいてる。 そんな貴方の気持ちが 少しでも、楽になりますように... ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 【Seed of happiness】 write by 天音うさぎ 辛いは種 幸せの種 一生懸命幸せを育てているの 未来を楽しく過ごしてゆくために 生き抜くことが大切 無理して笑う必要もない ごまかして嘘をつかなくてもいい そんな場所があるなら 逃げ

  • 自作詩 若い友の訃

    山縣よ お前は気ままに生きて 勝手に逝った 建設現場で得た金は酒と女に 費やされた アトピーを抱えた体も意にも介さず お前は不摂生を続けた それがお前の魅力でもあり欠点でもあったが 最期を見とる人はいなかったが 通夜には多くの弔問客が訪れたという 俺はお前が放った愚かな一言のために お前の葬儀に行くことを拒んだ 春だというのに雪が舞った ああ おろかなのはどちらだったろうか お前の死に顔は安らかだ

  • 自作詩 知人の訃

    その人は甲高い声で とある文章の是非を論じていた 眉を吊り上げ鼻の穴を膨らまし 性急にその文章の作者の不誠実を難じた その人にとって文章の難解はそのまま 作者の不誠実であった 論理の糸は単線で屈曲を欠き あちこちの壁にぶつかった 通念の鎧で覆われた感性は柔軟な動きを成し得ず 複雑に折り畳まれたニュアンスを 解し得なかった 矛盾があらわれた その人はついにそれを解決しなかったが 幼年時代という王国を

  • 唯子さん☆頑張って練習しようね♪

    さあ また一週間がはじまります 唯子さん 今週も頑張りましょう♪ ・ ・ ・ 本日の朝ごはん♪ ●トースト ●ヨーグルト ●サラダ ・ ・ ・ 本日の通学コーデ♪ ●白×ネイビーのハイネックシャツ ●起毛コットンのラップスカート ●裾フレアーのコットンパーカー ●裏起毛スパッツ ●リボン柄ソックス ・ ・ ・ 本日の学校給食♪ ●きしめん ●牛乳 ●きしめんの汁 ●白身魚のアーモンドフライ ●レン

  • 自作詩 詩人 「改版」2

    生きのいい言葉はないか プロ野球投手の弓のように撓る身体からうなりをあげて 捕手のミットにズンと受け取められる 硬式ボールのような 手が赤く腫れ上がるくらいの手応えのある 確かな言葉を それは単なる 記号でも 観念でも プロテストでもなく 一人立ちした 言葉そのもの 象徴 いやそのような言葉ではなく 実在 いやそれでもない 一眼レフカメラのレンズのように 磨き抜かれた 言葉 我々をしんじつ目覚めさ

  • 自作詩 女たち

    雨上がり 濁流は流れる たくましい遡上を続ける魚群を 孕みながら 鮮明な絵に描かれていたのは 風 知る人もない町の月明かり ああ 運命はわたしに諦念を贈ってくるのだろうか 優雅にも崩落していく女たちを 目の当たりにして

  • 自作詩 真理(truth)

    町の灯が星の輝きを消してしまうように 光はじつに多くのものをかくした いつも控え目に片隅に埃をかぶって あまりに手近なあまりにあたりまえなもの 手垢に汚れた古本のように わざわざ取り出して見ることもないくらい 喜びは孕み 悲しみは生む アンナ・マグダレーナ・バッハのように 単純な生活の真実な感情 激情に蝕まれ 夢に病むこともない 月は高く 闇は語る あ それはこれであったか

  • 自作詩 同時代

    見知らぬ人と視線を交わし 命の重さをはかってみる そのあなた達のたましいの なんと軽くて重いことよ 同じ時代に生まれたことで しばらく時を分かち合っている そんな日の夕暮れにあなた達は ロウソクのようにわたしの前を通り過ぎる こんなにしんしん切ないなんて  どうやらわたしは夢を見ている またいつか会える日が来るのなら ぼくらはどんな顔して会うのだろう 結び合った糸が他の糸を求め ふたたびほぐれて風

  • 「厄除け詩集」井伏鱒二 講談社学芸文庫

    近代の小説家、井伏鱒二の唯一の詩集です。小説が書けなくなったときの厄除けに書いた詩群で、それで、「厄除け詩集」とつけたと言っていますが、その内容から見ても、井伏が詩人としても抜群の素質の持ち主であったことを窺わせます。漢詩を現代語訳した詩「この盃を承けてくれ、どうぞなみなみ注がせておくれ、花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生だ」などは、みんなをあっと言わせたもので、当の漢詩よりも柔軟で豊かな

  • どうせならば。(詩)

    もしもいつか、殺されて死ぬならば、 私は母に殺されたい。 育ての母に。 けどそれが無理ならば、 私は病気になって死にたい。 自殺はまだしたくない。 いや、これからもしたくない。 私に自殺しろっていう人の言う事、 誰の言う事も聞きたくない。 あの人はきっと元気だって信じてるから。私から離れたからもうきっと元気なんだって信じてるから。 それで十分でしょう。 あの人が元気ならば、 私は死ぬ必要なんかない

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