• 「海潮音」上田敏訳詩集 新潮文庫 

    ヨーロッパ、特にフランスの近代詩を日本に紹介することに尽力した上田敏の名高い訳詩集です。藤村の新体詩抄等に飽き足らず、「一世の文芸を指導せん。」との意気盛んな抱負の元に書かれました。もはや、日本文学の仲間入りをしたと言っていいでしょう。気品のある名調子で訳された詩の数々は、多くの日本人に愛唱されました。ヴェルレーヌの「落葉」は中でも格調高い名訳として知られています。近代日本文学の幕開けを飾る清新な

  • No.03

    夜風に消えた言葉を辿り 貴女の姿が見えなくて ただただ溢れる涙は冷たく また内なる熱は冷めていく ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

  • Karamatsu

    Karamatsu 落葉松(からまつ)の 秋の雨に  わたしの 手がぬれる 落葉松の 夜の雨に   わたしの 心がぬれる 落葉松の 陽のある雨に  わたしの 思い出がぬれる 落葉松の 小鳥の雨に  わたしの 乾いた眼がぬれる C’est automne. Il est dans une forêt de pins karamatsu. Il pleut, la nuit et la journée

  • No.02

    夜伽の重なる虚声も感嘆も闇に消え 隔てる壁越しに耳を塞ぎ嘆き泣く私の事なんて貴男は知りもしないのでしょう ほら、また「愛してる」の紡ぎ愛 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

  • No.01

    秋の寒空 凍てつく空気に晒された裸体が酷く痛い 熱く爛れてしまいそうな程に もし之が恋だったならば どれだけ幸せな痛みだろうか 私は恋の痛みを愛の熱さも未だ知らない ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

  • 進む

    大変だなと思うことはあるけれど 確実に 知りたかったことや やりたかったことが 実現していく 楽しむ余裕も出てきた 不安を手放す それだけクリアすれば また進んでゆける 月が明るく 静かに夜が更けてゆく 照らされた木々達と 眠りとの境目で 私は落ちてゆく かこ

  • 無題

    貴方にもらった思い出を 忘れることは無理だった 秋の風の吹く木陰で 出会ったあなたは輝いていた いつの日か私はあなたを忘れかけ 貴方は去っていきました ボロボロになった貴方を見て 私は泣いておりました 月日が流れていこうとも 私はあなたを忘れない

  • たくさん褒めてあげよう

    今日は この本から お気に入りの詩 たぶん、ご存知の方も多くいるかと 思います。 この詩を知ったのは 18年前 図書館の読み聞かせの会に参加して はじめて出会いました。 なんて素敵な詩 当時、子供の病院通いが続き 子育ての辛さを感じて 心身ともにが辛かった時期があります。 そんな時 励まされた詩 みんなちがって みんないい 人はつい誰かと比較してしまい 自分の良さを見失うことが あります。 今、辛

  • 会えた

    焦って引き寄せようとしても 今ではない理由があるのだろう 本当に縁のあるものとは いつか必ず出会えるようになっている それまでは自分の努めをただ果たすこと そしてようやく会えた 一目見たその時に 目が離せなくなるほどに 強く惹きつけられること そうして出会えた感動を 全身で感じて 幸せを噛みしめる いつまでも側に居たくて 脳裏に焼き付ける いつでも思い出せるように まるで恋文のようですが、ずっと会

  • さようなら

    8月に手を振り 淋しい風に当たりながら 鈴虫は寒くないのかと 少ない星を見上げる 変わってゆく なにもかも かこ

  • 一人で

    春風を感じながら 楽しく過ごせていたのは あなたから優しさを 頂いていたからです いつまでも甘えてはいけませんね そろそろ一人で立って 歩いて行かなくては なりません それでも少し どうしようもない時は あなたの声を 想い出させてください かこ

  • メガネ

    トンボのメガネは水色メガネ~🎶 口ずさみなから、思う 新しいメガネが欲しい、と。 シンプルなデザイン👓 軽いフレーム👓 紫外線カット、ブルーライトカット👓 瞳の色を美しく見せるグラス👓 近視対応・・・ 度数はゆるく、見えすぎないような👓 乱視対応・・・ やたらに👻が見えないような👓 トンボよー(^o^) 売ってるところを知らないか?

  • 【詩】死の匂い

    あの日から 死の匂いが 簡単に つきまとう。 すこしでも気を許したら そちら側にいってしまいそうだ。 今日もグッとこらえてる。 あとどれくらいしたら 終わりがくるの

  • 無題

    たとえなんと言われても 私は貴方と歩みたい 貴方がいなけりゃ生きられぬ 私のそんな我が儘を 貴方はいつも笑ってた 月日はやがて過ぎてゆき 私の姿も変り果て 貴方の体はあの日より 少し小さく見えました 私の欲は膨らんで 貴方をいつか吸い尽くす 初めて出会ったあの時の 貴方にもらったあの感覚 忘れることなど出来なかった つまらない詩を読んでくださって有難うございます。 自由に想像を膨らまして頂けたら光

  • 海に揺蕩う

    夜の海は重く ごうごうと 僕を呼んでは 怖さに立ちすくむ脚を一歩 一歩、引き寄せて 空は光散らし 僕を飲んでは 幼さを映す鏡になる 夜の海は怖い 君が隣にいるのに 夜の海は怖い 揺蕩う水が僕を飲み込む さよなら

  • 孤高なままに

    ほとばしる想いは 今世での出会いからではなくて 遠い遠い昔の記憶 私は感情を持て余し 月日が流れた 心から変わらないもの 共通の大切なこと それらを通して 互いに同じ物を見つめる 美しくて愛おしいこと 孤高なままに 私は生きていくのです かこ

  • 消えないもの

    この世界の言葉や 出来事は いつか還ると 忘れてしまう あの人の声も あの人の姿も 忘れてしまう 残るのは 胸に込み上げた、色だけ 記憶を 優しく抱きしめて 二度と会えない哀しみや 切なさを 大切に いつまでも、いつまでも。 かこ

  • 越えてゆく

    流れる川に 微動だにしない木 私は泳ぐ ただ進む 静かな湖畔に 鳥は何を想うだろうか 枝に止まり 藍色の世界に包まれて まるで時が止まったかのように ふとした隙間から零れる 記憶を感じ 流れる雲を見つめ また歩いて行く かこ

  • 心の音に導かれ 流れ落ちる星のような 一瞬の出来事を 小瓶に入れて いつまでも胸に 灯して生きてゆく かこ

  • 想う

    私だけが たくさんの感情を抱えて 時間を歩いていたと思っていた 思い出の切符を見返すと 節々に見られる深い愛に 私は情けなくも気付いたのです 大切な時間を噛みしめながら 心から笑い合えるように 素晴らしい日々を 溢れる光を見つめながら 頑張って参ります かこ

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