真夜中の絶望名言で頭が冴えて眠れなくなり、ついでに格言、諺、辞世の句などを見ていたら、「おもろい名言」に行き当たった。それでしばらく楽しんで眠りについたのは午前3時。 1 恋は人を盲目にするが、結婚は視力を元に戻す。 ~いいねえ。結婚したけれど視力は元に戻らなかった。幸せです。~ 2 宇宙からは国境... 続きをみる
漫文のムラゴンブログ
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ラジオ深夜便を聞くようになってどれほど経ったのだろうか。忘れてしまった。 2024年3月4日の深夜便の「絶望名言」が心に残った。 遠藤周作さんの「絶望名言」を聞いて、遠藤さんを見直し読み直してみようと思った。 私は遠藤周作さんの深いところを見逃していた。 著者は、頭木弘樹(かしらぎひろき)さん、聞き... 続きをみる
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2015年(平成27年)にスタートした「機能性表示食品」の制度は、アベノミクスの一環として元安倍首相のトップダウンで決定した法律であった。 届け出だけで運用でき、おまけに健康被害が出ても国への届け出義務はない。 トクホ(特定保健用食品)は、人に投与した臨床試験を必要とする. トクホとは全く違った「機... 続きをみる
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広すぎる菜の花畑に風の音 正 悟 翻訳ソフトで Too vast / In the field of rapeseed / The sound of the wind HIで Too vast— Over the rapeseed field / The wind blows この短い詩は、広大な菜... 続きをみる
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紛らわしい名前で国民をだますテクニック ① 特定健康食品 (トクホ) ②栄養機能食品 ➂機能性表示食品 以上三つの違いが国民には分かりにくい。 メモより 特定保健用食品の場合、企業は営業所所在地の都道府県知事を通じて表示許可申請書と審査申請書を消費者庁に提出し、消費者庁が消費者委員会・食品安全委員会... 続きをみる
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翻訳ソフトで(17文字遠しと、5・7・5に区切って)a 山茶花の散り残してや紅に雪 正 悟 The fallen sasanqua flowers are red and snowy. 山茶花の / 散り残してや / 紅に雪 Sasanqua flowers / leave them scatter... 続きをみる
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一人になって5か月ぶりに豚汁を作った。美味い。腕は落ちていない。 ただ問題は、お一人様の分量である。作った日に全部食べてしまうのが一番美味しい。 お一人様の分量で如何に美味しく料理をするかがこれからの問題である。 近ごろ食文化研究家の永山久夫先生(91歳)の「長寿食・健脳食」の記事を目にすることが多... 続きをみる
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甥っ子に誘われて運転免許を返納して5年ぶりに隣町の大分市へドライブをした。 目的は大友宗麟の館跡が大々的に整備されて新しい大分の文化の目玉になるというので、その進捗具合を見学することであった。 まだまだ、事業にやっと手を付けたという状態であったが、資料や跡地の見学を終わってみて、特にビデオ映像の大友... 続きをみる
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日常生活の中でたびたび小さな警告があっていたのだろう。気づかなかったのか、気づいていてもそれを無視し続けた。そんな気がする。 医師「あなたの食生活を聞いていると、60代のそれも元気な人の食事内容です。これを機会に思い切って80代の食生活に切り替える努力をしましょう。」 日曜日の夕食時に久しぶりに「豚... 続きをみる
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英語に弱いので、翻訳ソフトとAIを利用して英語俳句にしてみました。 私が初めて投稿した俳句です。 手も足となり起き上がる夏の朝 正 悟 ① 17文字を一つのまとまりとして、翻訳ソフトを利用。 A Summer morning when you wake up with your hands and ... 続きをみる
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英語俳句の基本は、文法にこだわらずに5・7・5のリズム、英語では2・3・2の韻を踏むのが良いようである。季語は考えずに季節感を出し、できるだけ短い単語でまとめる三行詩として創る。 外務省と欧州連合(EU)が主催している俳句コンテストの資料からそのルールをまとめてみよう。 参考資料・英語俳句の作り方 ... 続きをみる
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静けさや 岩に滲み入る 蝉の声 芭 蕉 What stillness! / The voices of the cicadas / Penetrate the rocks レジナルド・ブライス イギリス出身の日本文化研究者(65歳没) Ah tranquility! / Penetrating th... 続きをみる
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外国人の俳句に対する受け止め方はどうであったのだろうか。少しだけ資料を読んでみた。 1 Lafcadio Hearn(小泉八雲) アイルランド系ギリシャ生まれの新聞記者。日本国籍を取 得、1904年(54歳没) 2 Basil Hall Chamberlain(バジル・ホール・チェンバレン) イギリ... 続きをみる
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旧いメモ帳より ~2016・2・11~「日経春秋」 退屈しのぎに古いノートを引っ張り出して、パラっとめくったところを読んでみる。 2016年2月10日の衆院予算委員会で「政治とカネ」の問題で、安倍晋三首相は政治家一人一人の自覚を訴えている。この時から政治資金や資金集めパーテーの問題を警鐘していた。 ... 続きをみる
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久しぶりに古いメモ帳を引っ張り出してページをめくった。2006年7月10日(月)69歳のメモに目が留まった。以下メモ。 高神覚昇著 般若心経講義 P155~P172 災難をよける法(良寛) 「病気になった時は、病気になった方がよろしく、死ぬときには死んだ方がよろしく候。これ災難を免れる妙法にて候」 ... 続きをみる
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若い時からひょいと出る言葉の一つに「長生きするのも芸のうち」がありました。 この歳になって、誰が言った言葉だったのか、いつ頃耳にした言葉だったのかが気になりだして考えてみました。 分かりました。私は小学校高学年ぐらいから、ラジオに凝っていて夕食後はラジオを聞いていました。 日曜寄せで午後の7時30分... 続きをみる
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現代の忍者を少しだけ知っている。全国レベルの忍者と地方レベルの忍者がいる。忍者もどきの活動をしている人は数えきれない。 戦国時代の忍者は「忍びの者」とういう呼び名がっぴたりで、姿を見せないので誰が忍者なのか見分けることが難しい。令和の忍者も「上級」と言われる忍者は見分けることは難しい。 どちらにして... 続きをみる
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T君の家庭訪問で朝起きれないという問題が出たので、先ずはT君の夜の生活ぶりを見に行くことにした。 夕食後の午後10時前後を彼はどうやって過ごしているのか。それが朝起きれない問題の解決の手掛かりになるはずである。 早速に出かけた。午後9時30分に彼の家の前に着いた。彼の家は真っ暗で人の気配がしない。ブ... 続きをみる
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家庭訪問の日、T・H君(以後T君)が一人で私を待っていた。庭に面した縁側に腰を下ろすとT君がお茶を出してくれた。 「先生、僕一人3役をやっています。主人兼、主婦兼、生徒です」 「それは大変だな。・・・このお茶うまいよ」 「隣のおばちゃんが用意してくれました。父は仕事で全国を廻っています。母は今入院中... 続きをみる
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いやあ、何でございますね。80代に入りますと失うものばかりですね。 82歳で免許証返納しまして、車を手放しました。車を手放して一番に感じたことは体力の衰えですな。歩いてみてコリャだめだと思いましたね。 歯は悪いは、目がかすむは、物覚えが悪くなるわ。 地位とか役割もとっくに失って、もう出番がありません... 続きをみる
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先日、贈り物をしたら100歳になる妻の親戚中で一番の年長者の女性から手紙の令状が届いた。 「少し耳が遠くなりましたので、お手紙にしました」と。 達筆な上に文章の確りした手紙に接して久しぶりに感動した。 手紙を公開したいのですが、個人情報が文面一杯に散りばめられているので、それに代わるものとして97歳... 続きをみる
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近年よく耳にする言葉に「100年時代」と言うのがある。 それで私の親戚や知人をあれやこれやと調べてみたら、妻の親戚に今年(令和6年)に100歳を迎えた女性がいた。 先日、お返しに津久見蜜柑の「はるみ」を送ったら、お礼の手紙がすぐに返ってきた。 近ごろ耳が遠くなったので、お手紙にしました。と。 まあ見... 続きをみる
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令和も隠密が大活躍、江戸の隠密との違いは身分が保障されているかどうかだ。 やっている仕事の中身はほとんど同じ。令和は密偵と言った方が良いかも。やはり江戸は忍びの者か間者、だろうな。 相手の弱点を徹底的に洗いざらして、それを戦に利用する。戦の始まる前から常時臨戦態勢でここぞと言う時に隠密の集めた情報を... 続きをみる
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ふじ亭しょうごでございます。毎度つたないお話で恐縮しております。どうぞ、お付き合いのほどを。 今朝ね、いつものように朝一でパソコンにスイッチを入れましてね。切なかったですね。悲しかったですね。 コンビニでゼリー2個を盗み84歳の女性を逮捕 その画面のトップ記事は、4300万円を不正に懐に入れた政治家... 続きをみる
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高齢者仲間の爺さんがね「3分間ショートショートの落語を創ってみては」なんていったので、根が正直、上に二文字じゃなくて、私の場合は下に二文字が入って、バカ正直じゃなく、正直バカなもんで、すぐに食いついてほんとバカですねえ。 おまけに名前まで付けてくれました。あなたのブログから取って、藤亭笑悟でどうです... 続きをみる
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新聞、雑誌をはじめネットでも100年時代を元気に過ごすための情報であふれています。ヤジウマ根性が強いものですから、すぐにメモをして実行できるものから生活に取り入れています。 中でも、精神科医の和田秀樹先生のお話が興味をひくので関心を持っています。 「足腰や記憶力より先に衰えるのは、「意欲」の低下です... 続きをみる
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昨日、教え子の郵便局長に会って懐かしく昔のことを思い出した。 小学生は、ハイハイハイとやかましいぐらい声を出し発言に積極的であるのだが、中学生になった途端発言をする生徒が急減する。 朝から一日中一言も発することなく授業が終わる。 そこで、1時間の授業の中で一言でも声を出してもらおうと、 自由に自主的... 続きをみる
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怒るか怒らないかは、基本的には思想信条の自由の問題であって、他人から強制されるような問題ではない。 立憲民主党の女性のお二人と男性のラサールさんは、私の支持するお三方です。しかし今回の一般人と違う国会議員だから「怒れ」とおこっているようですが。 思想信条については、感性の問題が強くどう受け止めるかも... 続きをみる
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卒寿小論 368 正室3人、側室7人、その他の女たち(宗麟2)
最初の正室も2度目の正室もいわゆる政略結婚であった。 最初の正室は、足利氏の一族である一色山城守義清の娘、2番目の正室は、国東郡安芸郷奈多八幡の神官、奈多鑑基(あきもと)の娘であった。 最初の正室との離縁は義鎮(よししげ、後の宗麟)の配慮からであったと思われる。 大友家のかつてない大混乱、義鎮の父、... 続きをみる
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なんで、自民党が変わる必要があるのですか。 なまじっか、うわべだけ変えて変な自民党になるよりも自民党の伝統を守る方がよほど自民党らしいです。 桜を見る会などは、もっと本格的に取り組んで地域社会に元気を与えるような工夫をしてはいかがでしょう。工夫次第では自民党主催の「花見の宴」が実現できるのでは、・・... 続きをみる
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時代の流れについていけない、いや、時代の流れについていかない明治憲法下に生きているような困った人だが憎めない人。あの帽子、あの歩き方粋だねえ。 時代が変わっていますよ。といっても通じない人。 自民党も手を焼いているだろうなあ。 ① 「少なくとも、そんなに美しい方とは言わんけれども」 ② 「そんなに美... 続きをみる
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責任のある人が責任を取らないで、責任のない人が責任を取る時代にいつからなったのであろう。 「俺が離党や辞職に何の意味があるのか」 責任の意味も責任の取り方もわからなくなってしまった責任者達。 武士は「私が切腹をして何の意味がある」などとは言わなかった。 だから、切腹の意味が庶民に伝わっていったのであ... 続きをみる
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「不倫は文化」で問題に発展した石田純一さんは本当はそんなことは言ってないと。 ある女性記者の質問に「・・・そういうものが世の中の歴史上にも、いろいろずっとある。そういうことを全否定したら、芸術も否定になっちゃいますよ」と。 これを新聞社のレイアウト担当者が「不倫は文化」とまとめた。素晴らしい能力であ... 続きをみる
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令和元年度 国立大学法人運営費交付金 大学等別予算額(82校) 大学院大学と研究機構を除く) 90法人の交付金の総額は1兆1,585億2千万円 交付金ベスト10 1 東京大学 822億円 2 京都大学 561億円 3 東北大学 458億円 4 大阪大学 447億円 5 九州大学 406億円 6 筑波... 続きをみる
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令和3年度私立大学等経営費補助金 学校別交付一覧 (581校) (一般補助と特別補助の合計です) 1 早稲田大学 85億円 2 慶応義塾大学 77億円 3 昭和大学 55億円 4 立命館大学 55億円 5 東海大学 53億円 6 順天堂大学 51億円 7 北里大学 40億円 8 福岡大学 38億円 ... 続きをみる
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一つは、教育を提供する側からの視点、もう一つは、教育を受ける側からの視点。 これまでは、教育を提供する側からの情報が多くあった。いわゆる文科省からの教育行政に関する情報。教育法規を初め教育基本法、教科書の検定、教科書の採択、全国学力調査、共通一次テストなど。 教育を受ける側からの情報は皆無に近い。特... 続きをみる
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一口に無駄と言っても必要な無駄もある。 車のハンドルには少しの遊びがあり、その遊びがないと重大な事故を起こすことがあるという。 人生において省けない無駄なことを「遊び」と言っておこう。 今回のコロナ禍で多くの無駄を発見した。特に教育にかかわる切り捨ててよい無駄を多く見つけた。 新しい時代の教育の姿を... 続きをみる
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アメリカから英語教師として日本に来ていた20代の女教師が「運動会」を初めてみて「これは素晴らしいアメリカにはない」と驚いていた。 紅白対抗リレー、騎馬戦、綱引き、応援合戦など、すべてが紅白対抗か学年対抗で競技が成り立っている。 個人が中心となるのか、団体が中心となるのか、ここが日本とアメリカの大きな... 続きをみる
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盆や正月、法事や結婚式など行事があるたびに母に連れられて、母の故郷へ行ったものだ。 家の前の左手の方にキンカンと枇杷の木があり、右手の方にはミカンの木、ぐるりと回って裏の方へ行くとイチジクの木、柿の木そして広々とした畑には季節季節のスイカやマクワなどがなっていた。 当時、母の里は大家族で、祖父母にお... 続きをみる
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学校教育が教育の基本である「知識と技術と徳育」以外の本来なら家庭や地域社会が受け持つべき内容まで抱え込んでいるから、現在の受験体制を乗り切るために「塾」が流行るのではないかと考える。 核家族による家での躾や教育が困難になってきた。 多くの家庭ではそれどころではない。生活のための仕事に追われている。お... 続きをみる
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古事記の神話を読むと「いじめと戦争」は天地開闢、国の初めからの永遠の課題である。 大国主命(おおくにぬしのみこと)の物語など壮絶ないじめと戦争の歴史である。 学校などでの実態調査をすると「いじめはありません」という報告が多く出てくる。 いじめのない集団、学校や地域コミュニティーは皆無に近い。学校や地... 続きをみる
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我ながら、文章の読みの浅さに驚く。 特に、時事問題の評論や解説を読んでいて、やっと文章の背景にあるものを読み取ることができるようになった。 文章には、その背景に「ある意図」や「利害」が、隠されていることが多い。この背景を正しく理解していないと「だましの表現技術」や「数字のマジック」によって本当の姿を... 続きをみる
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教育基本法の改定のねらいが分かりました。 2007年発行の屋山太郎氏の著書、日本の教育~ここが問題だ~の16ページの「改正で生き返った既存の法律」を少し引用してみます。 屋山太郎評論家の文章が分かりやすく、そうだったのかと理解できました。ありがとういございます。 引用 『・・・旧法十条の意味を百八十... 続きをみる
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日本教職員組合(日教組)は弱体化しているが、現在も存在している。 弱体化の原因は二つのことが考えられる。 その1、領収書のいらない金の問題 その2、保守勢力と言われる組織からの徹底した攻撃 大きな選挙が近づくと「資金カンパ」という名の強制徴収が始まる。 一般組合員でも1万円。この金は今でいう裏金であ... 続きをみる
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高学歴で富裕層、社会のリーダーシップを取るような人たちの中に「教育勅語の復活」を願う人たちがかなりの人数いるようです。 自民党政治家、御用学者、忖度官僚、大学教授や評論家等々。さすがに野党の政治家には見当たりません。 彼らは十分に「教育勅語」の意味や意義を理解した上での活動ですから、それはそれで結構... 続きをみる
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岸田さんを見ているとどこにでもいる好々爺にしか見えない。 嘘八百ついて、リーダーとして国民をだまし、派閥の親分になる人ではない。 悪人になれない人の代表のような政治家かも知れない。本音のところでは憲法の改正もとても慎重なのだろう。 思想的バックボーンに「教育勅語」「日本の武士道」など掲げている政治家... 続きをみる
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江戸小咄は笑いの原点 親 子 酒 (いい親子だ、息子もいい親父になるぜ) 親父、酒に酔って帰り、 「コリャせがれ、おのれの顔は三ツに見える。そんな息子に跡を譲ることはならぬ」 同じくせがれも酒に酔い、 「こんあグルグル廻る家が、何の役にたつ」 (座笑産) バクチはよせ (ごもっとも、親父ありがとさん... 続きをみる
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鎌倉時代を代表するイケメンタレント兼好法師の謎 兼好の出生と没年の記録がない。何故だ。 代々神祇官あるいは太政官として奉仕した家系で、祖父、父、兄二人ともに官職四等官の第二の次官(すけ)まで上り詰めた。 兼好は蔵人(くらうど)・左兵衛佐(さひょうえのすけ)4等官第三の判官(じょう)で終わっている。 ... 続きをみる
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なんの二百石 <可愛い女房 いいねえ> 同役のお内儀、焼きもちを焼いてならぬ。家中の若侍ども、あの内儀に気をもませてやろうと、亭主と申し合わせ、百石に一人ずつ妾を置けとのお触れ書が出たと、まことしやかに言えばかの内儀腹を立ち、 「お触れのおもむき、ご承諾なされますか」 「オオ承知とも承知とも、拙者は... 続きをみる
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「美しい日本」の再生に向かって、あなた方の政治集団が59年ぶりに「教育基本法」を改訂しました。 あれから20数年が経過しました。「美しい日本」の再生は前進していますか。 教育の基本は「礼節」です。改定の中心に「道徳」と「公共の精神」を据えたことは正しいと思います。 そのような素晴らしい「教育基本法」... 続きをみる
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尻からはいる <小学生の時に経験済み> 谷風に小野川、両大関の一番ときては近年にない大入、札を買ってもはいれぬ込み合い、仕方 なく裏へ回り、かこいを破り、犬のように這って入りかかると、うちにいる世話やきがみつけ、 「コリャコリャそこからはいってはいかぬ」 しばらく思案して、今度は尻からはいりかかると... 続きをみる
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唯我独尊に生きる (完) 『自分の心が一番尊い、と信じて、自分一人の生き方をする。 ~着物の文化、日本の文化は、末端の方から途絶えている。~ 篠田桃紅』 湯煙を染めて広がる冬紅葉 正 悟 初明かり鼓動確かに吾が息吹 正 悟 さてと 今日も生きている。
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自分が立ちうる場所に感謝する 『人生は山あり谷あり。ようやく平地を得たとき、感謝して大事にする。 ~どんな斜面にも、つかのま安心できる場所がある。~篠田桃紅』 茎立ちて 蒼茫の地に 種落とす 正 悟 蒼茫(そうぼう)=青々と広いさま。蒼氓=人民 あるまでの寿命で生きる去年今年 正 悟
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全人類が価値を認めて愛するもの 『未来永劫、全人類にとってありがたい、母という存在。 ~行きたい道を行きなさい、と言ってくれた母~篠田桃紅』 まひの手で母さんに手紙施設の春 正 悟 母の日の雨上がりすずめが小枝でゆれている
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争いごとを避けて、風流に生きた父 『親子といえども、伝えぬこともあったのではと想像する。 ~いつの世も、人は時代の子~篠田桃紅』 父に酒 母に羊羹 彼岸花 正 悟 咲き分けの形見の梅やほころびぬ 正 悟 じたばたしても後戻りはできないんだ。
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集 音 機 <気になるねえ ほんとほんと> 殿様、おやしきの物見から、遠めがねのおたのしみ。 「あれなる塔はいずこじゃ」 「ハイ、浅草の観音でござります。こちらの鳥居がみめぐりの稲荷でござります」 殿、よくよくご覧の最中、美しい娘と業平のような若者が寄り添って、何やら話のてい、殿たまりかね、遠めがね... 続きをみる
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生かしていただいている 『時宜に適って、人は人に巡り合い、金の言葉に出逢う。 ~医者の「治りますよ」で、私は死病から生還した。~篠田桃 紅』 「薬も毒、毒も薬」一つ一つ確かめながら、生きている。 同じ言葉でも、誰が言ったかが問題である。
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卒寿小論 336 どうして傲慢になれましょうか 桃紅格言35
どうして傲慢になれましょうか 『運命の前では、いかなる人も無力。だから、いつも謙虚でいる。 ~どんなに愛する人でも、いつ奪われるかわからない。~ 篠田桃紅』 ポロリとこぼれる命の夜寒かな 正 悟 「さよならだけが人生か」
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悩み苦しむ心を救った日本の文学 『身を挺して、悩み苦しみを書き著した天才・芥川と太宰 ~人はどう生きるべきか、永遠のテーマで正解はない。~篠田桃紅』 木蓮ばさりと切りし冬日かな 正 悟 我も行く 座して半畳 足るを知る。 さてと どう生きるか ひまつぶし
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物は思い出の水先人 『懐かしい人との時間は、鮮明に生き続けている。 ~思い出の物が、昔と今をつなげる。~篠田桃紅』 妻がいて娘(こ)がいて我に新茶あり 正 悟 新茶まだですかと妻の問ふてをり 正 悟 一人で飲む新茶は寂しい味がする。もういないんだ。
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よき友は、自分の中で生きている 『志ある友は、友であることが誇らしい気持ちになる。~物くれる友は、やはりありがたいけれど。~篠田桃紅』 歳をとってくると「飲み友」が元気をくれる。 会って、「やあ」と言って、話が弾むそれだけで十分だ。 通夜の後友への賀状抜き取りぬ 正 悟
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あらゆる人に平等で美しい 『人との競争で生き抜くのではなく、人を愛するから生きる。 ~地球上から、戦争と飢餓がなくなることを願う。~篠田桃紅』 考えても、思うてもどうしようもない時は歩く。ただ歩くことにしよう。 天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者には勝てない。 (論語) これまでも夢中に... 続きをみる
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平和な心を育てる 『どの国の人にも美しい、と感じるものが増えれば増えるほど、共通の心が広がる。 ~世界一のお金持ちは、いつも同じ服でも気にしない。~篠田桃紅』 お点前の今一服と笑む春着 正 悟
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外国との付き合いによって気づかされる 『忘れ去るのは、あまりに惜しい。外国の人が教えてくれる日本の美しさ。 ~せっかくの美しい日本語を次の世代に伝えたい。~篠田桃紅』 「美しい日本」を声高に叫び日本の行く末をリードしてきたリーダー。あれはいったいなんだったのか。 日本の良さ、美しい心、謙虚な言葉など... 続きをみる
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橋 銭 新大橋へ三十ばかりの女、いそがしげに橋銭一文なげて通るを、番人呼び返して、一文不足という。 「イエわたしは橋のまん中から身を投げます」 (売言葉) 万 年 「亀は万年というが、うそだ。この亀はかったばかりだが、ゆうべ死んだ。昔の人の言うことも、あてにはならぬ」 「イヤゆうべが万年目かも知れぬ... 続きをみる
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危険やトラブルを察知、上手に避ける。 『知識に加えて、感覚も磨けばものごとの真価に近づく。 ~虫が知らせる、虫が好かない、を大切にする。~篠田桃紅』 今の学校教育が小さい時から知識詰込みの学習に偏っていることが、感覚を磨くことに対して手遅れの状態になっている。 これを改善するには、大学の入試制度や高... 続きをみる
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いろいろな見方があっていい 『真正面だけではなく斜めからも見てみる。新たな魅力があるかもしれない。 ~人と人の関係も、うしろからもよい、横からもよい。~篠田桃紅』 職場だけの付き合いでは相手の本当の姿が見えないことがある。 家族といるとき、遊びに興じている時、今までに見たことのない姿を見ることがある... 続きをみる
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ほかと違うことを楽しむ 『相手に従うのではなく、お互いに違うことを面白がる。 ~さまざまな人種、文化、習慣を受け入れて変化する。~篠田桃紅』 集団生活を通して人は自分にないものを取り入れて変化していく。この変化を成長というのであろうか。 新しいものの見方や価値観を身に着けて以前の自分ではない自分が存... 続きをみる
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卒寿小論 325 ずっと人はいきいきと生きてきた 桃紅格言25
ずっと人はいきいきと生きてきた 『新しい精神、新しい生き方をした明治・大正期の人の思いを馳せる。 ~世間からどう思われようが、覚悟を持って生きた勇気。~篠田桃紅』 令和5年12月のテレビに映る政治家の姿を見ていると政治家としての覚悟を全く感じない。新しい精神、新しい生き方をした明治・大正期の人の生き... 続きをみる
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がめつさも一ひねりで笑っちゃうね 匂いと音の勝負 ウナギ屋の前を通るたびに、サテもうまい匂いじゃ、とかいで通る。大晦日にウナギ屋から呼び込み、 「毎日の嗅がせ代、六百文でござる」 「それは安いものでござる」 と、ふところより六百文、板の間に投げ出し、 「これ、この音を聞きたまえ」と言って、またふとこ... 続きをみる
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自分が一切である。 『養分を吸収して支えるのは、自分という根っこ。 ~私が今まで触れたすべてでできている。~篠田桃紅』 自分の体験が根っこにあって、体験から得たものが、体験の知恵として生活に生かされてくる。 体験を多く重ねて、体験の知恵を身に着けていくことは生活を豊かにしていく基本である。 異なる体... 続きをみる
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自由を求めて、今の私がいる。 『自分の心が自分の道をつくる ~「川」を無数の線で、あるいは長い一本の線で表した い。 ~篠田桃紅』 桃紅さんの生きた時代と戦後の社会では相当に生き方が違っている。 桃紅さんのように「自由を求めて」という意識はなかった。 私はズーット自由に生きてきたような気がする。どち... 続きをみる
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卒寿小論 321 自分の心が、ほどほどを決める 桃紅格言22
自分の心が、ほどほどを決める 『幸福になれるかは、この程度でちょうどいい、と思えるかどうかにある。 ~いいことずくめの人はいない、一生もない。~篠田桃紅』 87歳まで生きてきて、とてもいい人生であったとつくづく思う。素直に感謝している。幸福であると実感している。 これからは、風の吹くまま気ままに生き... 続きをみる
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真実は伝えられない 『真実は見えたり聞こえたりするものではなく、感じる心にある。 ~察することで、真実に近づける。~篠田桃紅』 つい最近まで、政治の世界や官僚の世界で「忖度」という言葉が流行った。 忖度とは、本来他人の心中を推し量ること、「推察」して相手の心の真実に近づく行為である。 それが政治の利... 続きをみる
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規則正しい毎日から自分を解放する 『予定や目標にとらわれると、ほかが見えなくなる。ときには、その日の風まかせにする。 ~自分に規律を課さないし、外からも課せられない。~篠田桃紅』 教育という仕事は、きめ細かい計画と確かな目標を立てて毎日を過ごし、日々その達成状況を反省して、計画の修正をしながら目標達... 続きをみる
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誰もやらないときに、やったことが大事 『受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。 ~人の成功を見届けてからの、あと出しじゃんけんではつまらない。~篠田桃紅』 自分では、私が初めてでまだだれもやっていないと思っていても、ほとんどのことはもうすでに誰かがやっていることの方が多い。た... 続きをみる
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卒寿小論 316 やっておきたいと思うことは・・・ 桃紅格言17
やっておきたいと思うことは、どんどんやる 『人には柔軟性がある。これしかできないと、決めつけない。完璧にできなくたっていい。 ~人生の楽しみは無尽蔵~ 篠田桃紅』 体や頭と相談をして今やれることはやっておかないと80代の大代に乗るとやろうと思ってもできなくなってしまうことの方が多くなる。それは80代... 続きをみる
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なにかに夢中になる 『夢中になれるものが見つかれば、人は生きていて救われる。 ~頭で納得しよう、割り切ろうとするのは思い上がり~篠田桃紅』 何でも夢中になっている人には適わない。 夢中は天才を超えるような気がする。が、一般的には夢中になって家庭を壊したり人生をだめにしたりする人の方が多いようである。... 続きをみる
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いつでも面白がる 『新しいものに接するときは、うぶなままでいたい。 ~感動する気持ちがあれば、この世は楽しい。~篠田桃紅』 ある年齢から「面白がったり」「感動したり」する気持ちが少なくなったように思う。ちょうどその時が俳句を詠めない時であったような気がする。 俳句は特に感動の瞬時の爆発を記録するよう... 続きをみる
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知ったふりと知らぬふりは、どちらが笑いを取るのだろう 犬はなぜ片足あげるか 知ったふりが言う。 「神代には犬の足三本あり、いかにも不自由さに諏訪の明神に願えば、不憫と思し召され、五徳や鍋の尻は三本でもよかろうと、その一本を下され、それより犬の足は四本になった」 一座の人聞いて、 「それはかつて聞かぬ... 続きをみる
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吝(しわい)やの金槌 吝(しわ)い男、隣へ金槌を借りにやると、 「お安い御用なれど、あいにくうちにござりませぬ」という。 「サテサテ吝いやつかな。コレ丁稚、仕方がないから、うちのを出して使え」 (福禄寿) ケチもここまで徹すと愉しくなるなあ。 遺 言 親父、臨終の遺言に、かならず物入りするな、夜のう... 続きをみる
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頼らずに自分の目で見る 『自分の目で見れば、新しい発見、新しい喜びがある。 ~この絵はなにを表しているか、その答えは人それぞれ。~』篠田桃紅格言 自分の目で見ることの難しさ、人は先入観で何事も見てしまう傾向がある。 新学期、新しい学級を受け持つときに、前担任からの引継ぎがある。中でも人物についての引... 続きをみる
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なんでも言っておく、伝えておく 『老いたら老いたで、まだなにができるかを考える。 ~長生きするほどに、この世の中と隔たるけれど。~篠田桃紅』 「カットするもの、修正するもの、新しく始めるもの」と三つの視点で生活を振り返っている。流石に80代に入ってくると新しく始めるものはほとんどなくなってきた。 と... 続きをみる
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身近なところでいつでも体験するホットする可愛い笑い。 中 姿 勢 いろ男下女をくどき、 「手まえはどうも可愛くてならぬ」と言えば、 「ナニ うそばっかり、お前のようなよい男が、わたしのような中ぐらいな者に」 麗 人 茶を持ってきた女がちょっとイカス肉体美人、尻をポンとたたいて、 「イヨ、楊貴妃」 と... 続きをみる
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どうしたら死は怖くなくなるのか 『考えるのをやめれば、なにも怖くない。ただ「無」になる。 ~歳をとるにつれ、日常に「無」の境地が生まれてくる。~篠田桃紅』 いくつぐらいの時だったろうか、考えるのをやめれば気楽に生きられるだろうになあ。と思ったことがある。考えることをやめることは生きている間は到底でき... 続きをみる
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確かに江戸笑話集の中では、「きのふは今日の物語」集がダントツに猥談話が多い。 政治権力に力があるときは、猥談話で無難に笑いを取ろうとする傾向があるようだ。風刺のきいた気の利いた笑いは影をひそめる。 例え無難な猥談話でも度が過ぎてくると締め付けが起こって姿を消していく。 性道徳に影響を及ぼすような大衆... 続きをみる
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江戸 笑話集ブームの中でも下ネタの多い笑話集が「きのふは今日の物語」だそうである。おいおい調べて見るが、どの笑話集もそれなりに軽い下ネタ話を取り上げている。 する気 せんき持ち、遊びに行ったが、あまり冷えるから股火鉢をしている。女郎見て、 「いけ好かない。疝気でありんすの?」 「いいや、する気だ。」... 続きをみる
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気楽なものと頼れるもの 『自然の一部として生まれてきただけ、と思えば気負いががなくなる。 ~少しずつ自信をつけて、人はようやく生きている。』篠田桃紅~ 人は不安いっぱいで新しい体験をして一つずつ自信をつけて次の新しい不安にぶつかっていく。そして、多くの新しい最期の体験が死であるのだろう。 これまでに... 続きをみる
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あなたの人生を枠におさめない 『杭に結びつけた心のひもを切って、精神の自由を得る。』 ~自分の年齢を考えて、行動を決めたことはない。~篠田桃紅 「もう歳だから」というのは、何かを断る時には都合の良いことばである。 歳を考えて何かをするとかしないとかは考えたことはない。新しいことにすぐ飛びつく傾向があ... 続きをみる
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特に生理的欲求は笑いを誘う。食べたい・飲みたい・寝たいなど 欲望は笑いのネタになり易い。欲望も一皮むけば笑いです。 降る雪や峠の見えぬ欲の道 パロディー笑悟 友だち仙人になり、二三十年ぶりで山中で逢い、昔話に時をうつし、別れる時に、 「貴様にみやげをやろう」と、小石を指さすと、仙術でたちまち黄金にな... 続きをみる
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色も食も銭も、空しいものなのに花が咲く。 理屈抜きに笑えるから笑いなんだよな。 顔 は 見 な い 「聞いてくれ、今はでな女が通った。まず腰帯が金襴、ふんどしが緋ぢりめんに金糸で立浪の縫い取り、おりよく風が吹いて雪のような股が見えた」 「そりゃさだめし、きりょうもよかったろう」 「やぼめ、あお向く間... 続きをみる
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にくいね。笑いを社交上の武器として使うなんて見上げたもんだよ。 江戸時代、支配階級として活動するための潤滑油に「笑い」を活用したとは気が付かなかった。 人は笑い合える間柄になって初めて本音の考えが伝わるようで、「笑い」の教養は上級武士としては欠かすことのできない能力であったのだろう。 その基本書を創... 続きをみる
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いい加減はすばらしい 『食べ過ぎてはいけないし、少なすぎるのもいけない。』 ~万事ほどほどにしておけば、高い徳に至ると孔子は言う。~篠田桃紅 「いい加減」と「好い加減」を使い分けています。 悪い意味での「いい加減」と程よい意味での「好い加減」です。 「あいつはいい加減なやつだ。」「あいつの仕事はいい... 続きをみる
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笑いもいろいろ、少し整理をしてみよう。 1 談笑(打ち解けて笑いながら話し合う。)最高ですね。 2 朗笑(朗らかな笑い。)心が晴れ晴れとします。いい気分。 3 爆笑(大勢で一時に笑う。)元気出ますよ。 4 大笑(大笑い。大いに笑うこと。)近年、爆笑も大笑も忘れてしもうた。 5 微笑(ほほえむこと。)... 続きをみる
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それぞれに笑いの質が違うようにあるので具体例を挙げながら考えてみよう。 ひとひねりした笑い ジョーク 医者「ご主人は絶対安静が必要ですね。睡眠薬をお出ししておきましょう」 患者の妻「私が夫に飲ませるんですね」 医者「あなたが飲むんです」 艶笑話でもちょっとだけスマートですね ストレートな笑話 おっぱ... 続きをみる
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江戸小咄は日本人の笑いの原点 落語を好きになったきっかけは、落語のまくらがとてもしゃれていて面白かったことである。 中でも好きなまくらは、江戸小咄を上手く利用している「星取り竿」である。 さる息子、月夜に長竿を持って空をうつ、親父見て、 「何をする。」 「星をうつ」 親父ぬからぬかおで、 「下からは... 続きをみる
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学生時代、まだ地方の大学に「落研」がなかった時代にお笑い好きの友達が数人集まって、一杯飲みながら「お笑い談義」をよくしたものである。 当事者が笑われる傾向にあるのが、漫才で、相手を笑わせる方が落語のようにある。という結論が出た。 落語家の中にも「笑われながら、笑わせる。」桂枝雀のような落語家もいる。... 続きをみる
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体の変化がスローモーションで再生される 『誰か式、誰か風、ではなく、その人にしかできない生き方を自然体と言う。』 ~自分を洞察している、もう一人の自分がいる。~篠田桃紅~ 変化に気付かないまま暫くたってその変化に気付くことがある。変化に気付くのが遅かったばかりに命を落とした先輩もいた。 車社会で歩く... 続きをみる
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過去を見る自分の目に変化が生まれる 『体の半分はもうあの世にいて、過去も未来も俯瞰するようになる。』 ~まあいいでしょう、とあきらめることを知る。~篠田桃紅 同年代や後輩が死亡して、その死因に「老衰のため」と書かれているのを見ると、「ええっと、驚いてしまう。」 80代後半は老衰なのか。87歳にして余... 続きをみる
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「笑い」を一番怖がっているのは、権力者たちである。 一般国民は「笑い」を楽しみ、「笑い」に生きる勇気をもらい日々の生活を頑張っている。 一番に検閲と弾圧の対象になるのが「笑い」である。 続いて、演劇や文学作品に検閲の眼が注がれる。平和な今でも「そういう目」で調査活動をしている公務員がいるそうだ。(驚... 続きをみる
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