地球に衝突する可能性が言われた天体
トータティス 発見されたとき、2000年9月26日に地球に衝突する可能性が言われました。 その後、軌道計算で衝突しないことが判明しています。 スイフト・タットル彗星 1992年に回帰したとき、2126年に地球に衝突する可能性が言われました。 その後、大きく接近するだけであることが判明しています。 1... 続きをみる
トータティス 発見されたとき、2000年9月26日に地球に衝突する可能性が言われました。 その後、軌道計算で衝突しないことが判明しています。 スイフト・タットル彗星 1992年に回帰したとき、2126年に地球に衝突する可能性が言われました。 その後、大きく接近するだけであることが判明しています。 1... 続きをみる
火星最大の火山といえば、オリンポス山です。 エベレストの3倍の高さがあり、太陽系で最も標高が高いことで知られています。 こんな小さい惑星に太陽系最大の火山がある理由は、地質活動です。 火星はプレートの運動がないため、一旦山が誕生するとどんどん高くなっていきます。 そのため、オリンポス山は太陽系最大の... 続きをみる
曇りのときがない 月は大気がほぼないので、曇りのときがありません。 そのため、月の上ではいつも天体を観測できるのです。 夜空が暗い 月の裏側は地球が見えないので、いつも暗い夜空が広がっています。 そのため、地上よりも暗い星が見えます。 地球の電磁波に邪魔されない 月の裏側には地球の電磁波が届かないの... 続きをみる
太陽から適度に離れている 太陽からの距離が近くても遠くても、生命に必要な水が液体を保つことができません。 地球はちょうどいい距離にあるために、液体の水が存在できる領域にあるのです(ハビタブルゾーンといいます)。 大きさが適度である 小さすぎる惑星では、重力が弱いために空気や水が逃げてしまいます。 適... 続きをみる
木星の火山 「大赤斑は、木星の火山の噴煙である」という説。 木星はガス惑星なので、火山の噴煙という可能性はあり得ません。 台風 「木星の台風が正体である」という説。 これが本当なら、300年も消えない台風ということになります。 ソリトン波 大赤斑の正体として有力とされる説。 ソリトン波という孤立波で... 続きをみる
ネメシス 太陽の伴星。 生物の大量絶滅に2600万年の周期があると考えられたことから、「ネメシスがオールトの雲に入り込んで彗星の軌道を乱すのではないか」と考えられました。 2014年に赤外線衛星WISEのデータから、「存在しない」ことが判明しています。 テュケー オールトの雲に存在すると想定された、... 続きをみる
NASA(アメリカ航空宇宙局)関連の陰謀論でよく言われることに、「月に大気があるのにそれを隠している」というものがあります。 でも、実はNASAができた20世紀の時点で、「月に大気がない」ことは証明されているのです。 その決め手になったのは、「星食」です。 もしも月に大気があれば、その影響で星の像が... 続きをみる
「金星では西から日が昇る」と聞いて、皆さんは「なら金星に行って体験したい」と思われたかもしれません。 そんな皆さんに、残念なお知らせがあります。 金星の地表にいる限り、それは不可能なのです。 理由は、金星の環境です。 実は、金星は濃硫酸の厚い雲に覆われているので、太陽の光が届くことはありません。 だ... 続きをみる
まだ天文学が発達していなかった時代、人々は彗星を「悪魔の使い」と呼んで恐れました。 でも、実は明るい彗星こそが、「悪魔の使いになりうる」天体なのです。 そもそも、太陽や地球に近づいて明るくなる彗星は、本体が大きいうえに地球の軌道と交差しています。 そのため、場合によっては地球に衝突する可能性もあるの... 続きをみる
2001年のしし座流星群は。日本上空で1時間あたり3000個もの流星嵐になりました。 しかし、2030年代のしし座流星群ではそこまでの出現は見られないと予想されています。 理由は、ダストトレイルです。 実は、2030年代のしし座流星群は、前回に比べてめぼしいダストトレイルに遭遇しないのです。 そのた... 続きをみる
ヘール・ボップ彗星が発見された1995年は、彗星の観測史上大きな転換点になった年です。 この年から、仮符号制度が変わったのです。 1994年までの仮符号制度は、発見年の数字の後にa、bなどのアルファベットをつけていくというものでした。 ところが、観測技術の進展で彗星が多く発見されていくと、この制度が... 続きをみる
「西から日が昇る」というのは、ありえないことを表すことわざとして使われる言葉です。 でも、金星ではこの常識は通用しません。 実は、金星は自転軸が177度も傾いているので、地球とは逆に自転しています。 そのため、地球とは逆に西から太陽が昇って東に沈むのです。 どうしてこうなったのかはまだ不明ですが、地... 続きをみる
再会…
巨大な存在なのに従っている…
惑星ミステリー!YouTubeから転載!
宇宙は今尚Mystery・・・
太陽系の果てで静かに回り続ける天体「アラウン」の謎
隕石の中には、太陽より古い「星のかけら」が入っている!?【銀河の歴史を語る物質】
スペース・ミュージックの世界(pdf)
スペース・ミュージックの世界(ePub)
図だけでわかる!太陽と惑星
h78 何を解っているか
”今日は6天体の惑星パレード。この週末に試したい開運アクション”
”◯3I/アトラスが太陽系軌道上に留まった場合の大変化◯”
4K実写!宇宙の姿!YouTubeから転載!
”タイタンと木エウロパ探索ミッション、火星開発、ホワイトハットの極秘作戦など”
太陽系の運命を徹底解説!
こんばんは。 今日8月24日は、冥王星が惑星から除外されて「準惑星」になった日です。 惑星の数は減りましたが、太陽系に関する知識は広がりました。 いつか、本物の「第9惑星」が見つかることを祈ります。
小惑星捕獲説 フォボス、ダイモスともに、火星付近に来た小惑星が捕獲されたものであるという説。 衛星の形状が小惑星に似ていることからできた説です。 ジャイアント・インパクト説 火星に大きな天体が衝突したことで、フォボスもダイモスもできたという説。 この2つの説のどちらが正しいかを証明することが、MMX... 続きをみる
惑星の定義が史上初めて決まった 2006年のIAU(国際天文学連合)総会で、「惑星の定義」が史上初めて決まりました。 太陽の周りを回っている球状天体で、軌道を独占しているというものです。 冥王星が惑星から除外された 冥王星は「惑星」とされていましたが、「周辺に似た天体がある」という理由で除外されて「... 続きをみる
地上からはロマンチックな現象として観測される流星雨には、実は宇宙時代ならではの問題があります。 流星雨を構成する粒子が、人工衛星にとって脅威になるのです。 というのも、流星群が地球に衝突するときのスピードは、秒速にして数10キロメートルから70キロメートルだからです。 そのため、人工衛星に当たると破... 続きをみる
ジョナサン・スイフトの小説に「ガリバー旅行記」という作品があります。 この作品の中では、火星には2個の衛星があるという記述があり、フォボスとダイモスの発見前に数を言い当てていたことで知られています。 でも、実はこれは偶然なのです。 そもそも、火星に2個の衛星があると予測したのは、17世紀の天文学者ケ... 続きをみる
地球から1番近い恒星は、ケンタウルス座のアルファ星です。 南半球で見ることができる、1等級の3重連星として知られています。 ところで、この星に行ってカシオペア座を見ると、不思議なことがあります。 Wの形のそばに、地球では見慣れない1等星が存在しているのです。 でも、もしもそんなことを地球人が言ったら... 続きをみる
本体が大きかったら 史実では本体が小さいためにヘッドレス・ワンダーになりましたが、本体が大きかったら分裂するだけで核も見えていました。 近日点通過が半年早かったら 近日点まで太陽方向に近い場所で見えたため、地上からは観測できませんでした。 SOHOなどの衛星に発見されることになっていたかもしれません... 続きをみる
ボイジャー2号は、実は土星を探査した後に冥王星を目指すことが可能でした。 それが行われなかったのは、土星の衛星であるタイタンを優先させたためです。 冥王星へ向かうには、土星を探査した後に大きく軌道を変えなくてはいけませんでした。 そうすると、タイタンへの探査が不可能になったのです。 タイタンは、衛星... 続きをみる
皆さんは、「月の裏側」という言葉についてどのようなイメージをお持ちですか? こう聞かれて、たいていは「地球からはロケットでも使わないと見えない」と答えられるかもしれません。 でも、「月の裏側を地球から見る」ことは可能なのです。 実は、月は軌道が楕円であるため、見かけ上は「秤動」という首振り運動をして... 続きをみる
太陽系という無限ループの中で 地球が公転を繰り返し その地球の表層で 大気循環という無限ループが 恒常的動態を維持している こうした無限ループは 厳密な意味ではなく だいたいの恒常を維持している 短期的な視点では 毎日のように天気は変わるし 長期的な視点でも 地球も氷に閉ざされたアイスボールであった... 続きをみる
数分遅く衝突していたら 木星の表側に衝突していました。 その結果、地上の観測者からも閃光が観測できたのです。 木星の周回軌道から放り出されていたら 地球方向に向かっていた場合、NEO(地球近傍天体)になっていました。 地球に接近した場合は、21個の核が並ぶ姿が見えたかもしれません。 衝突が3か月早か... 続きをみる
地球で1番明るい恒星といえば、皆さんもご存知の太陽です。 でも、実は太陽は宇宙の中では暗い星なのです。 何故なら、太陽の絶対等級(32.6光年の位置に置いたときの明るさ)は、4.8等だから。 この明るさは、空の暗いところでないと肉眼で見えないほどです。 太陽が暗いのは、宇宙の中で質量が平均的だからで... 続きをみる
1000年に1度の天文現象に注目が集まった シューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突は、当初「1000年に1度の天文現象」といわれました。 この珍しい現象を観測するために、木星に注目が集まったのです。 木星に衝突痕が誕生した 当初、シューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突は「大した現象ではない」とい... 続きをみる
突然ですが、皆さんに質問です。 「1年前の今日は、今年と1日の長さが同じだと思いますか?違うと思いますか?」 こう聞かれて、感覚的には次のように答えるかもしれません。 「何バカなことを言っているんだ。1日は24時間で同じに決まっているだろう」 そう思われた皆さんに、残念なお知らせがあります。 実は、... 続きをみる
今から46億年前。 現在の地球の位置に今とは全く違う惑星が存在していました。 そこに、太陽系の内側へ来た木星が近づいてきたのです。 すると、さまざまな天体がぶつかり合う大混乱が発生。 衝突した破片が太陽に落下し、当時あった天体も太陽に飲み込まれました。 その後、残った天体から地球や火星が誕生したので... 続きをみる
火星が小さすぎること 地球型惑星は、水星、金星、地球の順に大きくなりますが、火星は突然小さくなります。 木星の移動モデル(グランド・・タック・モデル)では、今の火星軌道付近まで来たために材料のガスを吹き飛ばしたことで不足したと考えます。 小惑星帯の謎 小惑星帯では、違う場所で生まれたはずの小惑星が見... 続きをみる
1883年、メキシコのホセ・ボニージャが、太陽の前を横切る447個の光点を2日間にわたって観測しました。 しかし、他に誰も観測していないことから、「鳥か何かを見間違えたのだろう」と考えられたのです。 2011年、当時の観測記録を調査したところ、とんでもないことがわかりました。 ホセが観測した光点は、... 続きをみる
ハレー彗星といえば、エドモンド・ハレーが周期性を発見したことは有名な話ですね。 でも、実はハレー彗星の周期性は2000年前に記録されているのです。 というのも、ユダヤ教の聖典である「タルムード・ホヨット編」に、「70年に1度現れる航海者を惑わす星」という記述があるから。 この記述こそが、66年のハレ... 続きをみる
絶対等級が明るかった ヘール・ボップ彗星は、1995年7月に発見されたときに7天文単位の位置にありました。 それにもかかわらず、10.5等の明るさだったのです(ハレー彗星は15等でした)。 これは、絶対等級がマイナスであることを示していました。 太陽に近づいた ヘール・ボップ彗星は、1997年4月1... 続きをみる
大きさが小さい 1930年の発見当時、冥王星は「地球くらいの大きさである」と考えられましたが、実際は2374キロメートルの大きさでした。 これは、地球の月よりも小さいレベルです。 軌道が傾いている 惑星の軌道は、地球の軌道である「黄道」よりも少し傾いていますが、水星を除けば数度です。 しかし、冥王星... 続きをみる
エッジワース・カイパーベルト天体 海王星以遠の天体の中で、50天文単位以内(カイパーベルト)にある天体のこと。 冥王星やマケマケ、ハウメアが含まれます。 散乱円盤天体 海王星の重力で軌道を乱され、遠くに追いやられた天体のこと。 冥王星より大きいと言われたエリスも、この中に入ります。 エクストリームT... 続きをみる
冥王星が惑星から準惑星になったとき、「何だか降格された」ようなイメージを持ったかもしれません。 でも、冥王星のような太陽系外縁天体を研究することには意義があるのです。 そもそも、太陽系外縁天体が小さいのは、生成途中で原始太陽系星雲が消滅してしまったためです。 惑星が鶏なら、準惑星はひよこのような状態... 続きをみる
162713 小惑星の場合は、原則として軌道が確定した順番に番号が付けられます。 リュウグウの場合は、「162713番目に軌道が確定した」という意味です。 1999 「1999年に発見された」という意味です。 J 彗星と同じように、小惑星の場合は1か月を前半と後半に分けます。 「6月上旬に発見された... 続きをみる
1781年の天王星発見以降、軌道にずれがあったことで新惑星の理論が発表され、1846年に海王星が発見されました。 しかし、それでも解決されなかったので、新惑星が想定されて1930年に冥王星が発見されたのです。 ところが、冥王星は2374キロメートルと小さいので、海王星の軌道に影響を与えませんでした。... 続きをみる
19世紀、水星の軌道に関して天文学者を悩ませていた問題がありました。 それは、近日点の移動の大きさが計算と合わないということです。 理論上は、水星の近日点は100年で538秒移動するはずでしたが、実際は575秒移動していたからです。 そこで、天文学者たちは考えました。 「水星の内側に、まだ発見されて... 続きをみる
2008年10月6日。 この日、カタリナ・スカイサーベイが「2008TC3」という小惑星を発見しました。 この小惑星が、後に特筆すべき事件を起こします。 軌道が計算されていくにつれ、2008TC3について衝撃的なことが判明しました。 何と、翌日の世界時午前2時46分に、大気圏に突入するというのです。... 続きをみる
ハレー彗星 837年のハレー彗星は、地球へ0.03天文単位まで接近して明るくなりました。 これは、30回の出現の中で最も地球に近づいたものです。 1556年の大彗星 1556年3月に地球へ0.08天文単位まで接近して、-3等以上に明るくなりました。 この彗星の場合は、本体が大きい(絶対等級1等)こと... 続きをみる
最近の彗星を見ていると、とあることに気がつきます。 以前は名前で呼ばれていたのですが、最近は仮符号で呼ばれることが多いのです。 この背景には、自動掃天プログラムの進化があります。 1998年以降、LINEARやPAN-STARRSなどの自動掃天プログラムが、アマチュア天文家に代わってたくさんの彗星を... 続きをみる
C/ 長周期彗星または非周期彗星であることを意味するプレフィックスです。 2026 2026年に発見されたことを意味します。 A1 彗星の場合は、1か月を前半と後半に分けてアルファベットで表記します(IとZは除きます)。 A1は、1月上旬の1番目に発見されたことを意味します。
1999年9月27日。 リンカーン地球近傍小惑星探査(LINEAR)が、1つの彗星を発見しました。 この彗星こそが、本記事の主人公である「LINEAR彗星(C/1999S4)」だったのです。 彗星の軌道が計算されると、興味深い事実が判明しました。 2000年7月下旬に太陽から0.76天文単位に接近し... 続きをみる
神の言葉が 野蛮を照らし 文明を明るく育てる こうして その言葉が照らす範囲は ひとつの単位を形成する 逆に言えば その単位の外には 神の言葉は届かない 未開の地が その単位の外に広がっているのである 法は その法が届いている範囲において 法秩序をもたらす 右側通行の法が届く範囲は 右側通行で 左側... 続きをみる
先日、私はコホーテク彗星を「期待外れだった」と紹介したことがあります。 でも、本当はコホーテク彗星は大彗星だったのです。 というのも、当時NASAが打ち上げた宇宙ステーション「スカイラブ」で、太陽に最接近したときの明るさが0等と観測されているからです。 もしも地上で見られれば、肉眼で見えていた明るさ... 続きをみる
冥王星 天王星と海王星の軌道にずれがあることから、惑星Xが想定されて冥王星が発見されました。 しかし、冥王星は小さかったので否定され、天王星と海王星の軌道のずれは質量の推定を誤ったためとされています。 エリス 2005年に発見が発表されたとき、「冥王星より大きい」と報道されたことから「第10惑星では... 続きをみる
皆既日食のとき、太陽をよく見てみると近くに星が見えることがあります。 その理由は、アインシュタインの相対性理論で説明可能です。 アインシュタインの相対性理論では、重力は空間の曲がりであると考えます。 その空間を光が通るとき、進路を曲げられるのです。 そのため、太陽の裏側にあって見えない星が見えるので... 続きをみる
SF小説では、地球の反対側に惑星があって文明が誕生しているという設定がときどきあります。 でも、地球の反対側には惑星が存在しないのです。 理由は、軌道の関係にあります。 惑星は円軌道を描いているように見えますが、実は楕円軌道を動いているため、場所によって速度が違うのです。 もしも反地球が存在している... 続きをみる
2024年に入って、紫金山・アトラス彗星は9月の近日点通過に向けて光度を上げていました。 ところが、5月になって上昇が一時鈍ったのです。 そんなとき、セカニナ博士が次のような予測をしました。 「光度上昇は核の崩壊の前触れであり、大彗星にはならない」 天文学の権威といわれる彼の発表により、一時は悲観的... 続きをみる
2016年1月。 エリスの発見者である「マイケル・ブラウン」博士が、「太陽系の外縁部にプラネット・ナインという惑星がある」という説を発表しました。 この天体が想定された理由は、外縁天体の軌道にあります。 太陽系外縁部には、「セドナ」を中心として、「極端に離心率が大きく太陽に近づく天体」が発見されてい... 続きをみる
1982年、太陽系の惑星が一直線に並ぶ「惑星直列」と呼ばれる現象が起きました。 このとき、「災害が起きるのではないか」という予測がたくさん飛び交ったことがあります。 でも、実は惑星直列で災害が起きることはあり得ないのです。 「災害が起きる」といわれた説の根拠は、惑星が一直線に並ぶことで潮汐力が強まる... 続きをみる
意外と誤解されるかもしれませんが、流星群の母天体が放出した粒子をすぐに流星として見ることはできません。 もしもそのようなことがあったとしたら、地球と母天体が衝突寸前の危機にあるときです。 そもそも、彗星の尾になる粒子と流星になる粒子は、大きさのスケールが違います。 尾になる粒子は数ミクロンと小さいで... 続きをみる
1993年3月24日。 ユージン・シューメーカー夫妻とレビー氏が、9番目の彗星である「シューメーカー・レビー第9彗星」を発見しました。 このシューメーカー・レビー第9彗星こそが、後に今までに観測されたことのない現象を起こしたのです。 そもそも、この彗星は発見時の姿からして奇妙なものでした。 エンドウ... 続きをみる
オウムアムア(1I) 2017年に発見された、初めての恒星間天体。 10月に、地球へ接近した後に発見されました。 小惑星や宇宙人の探査機と考えられましたが、彗星であるという説が有力です。 ちなみに、オウムアムアはハワイ語で「最初の使者」という意味です(発見したのはハワイのパンスターズ望遠鏡です)。 ... 続きをみる
2007年10月24日。 この日、ペルセウス座に1つの異変が起きました。 前日まで肉眼で見えなかった天体が、突然2等になって見えたのです。 この天体の名前は、ホームズ彗星でした。 2007年5月に近日点を通過し、前日までは17等で太陽から遠ざかったのです。 ところが、その日の日本時間午前、ヨーロッパ... 続きをみる
核が大きい 1997年のヘール・ボップ彗星は、核が大きかったので絶対等級が明るい彗星でした。 そのため、地球軌道の少し内側まで接近したのにも関わらず、大彗星になったのです。 地球に接近する 1996年の百武彗星は、核が3キロメートルで絶対等級が6等でした。 しかし、地球に0.1天文単位まで接近したの... 続きをみる
今度、パンスターズ彗星が3等になると聞いて、皆さんは「都会でも肉眼で見える」と思われたかもしれません。 そんな皆さんに、残念なお知らせがあります。 3等の彗星は、都会でも肉眼で見えるほどにはなりません。 実は、恒星や惑星の3等と、彗星の3等はやや違うのです。 恒星や惑星の場合は、一点に集中した明るさ... 続きをみる
今から3年後の2029年4月13日。 この日、ヨーロッパや西アジアなどの上空で歴史的な天文現象が起きます。 3等くらいの小惑星が、夜空を高速で横切っていくのです。 その小惑星の名前は、アボフィス。 2004年に発見され、当初は「衝突する」と言われていました。 しかし、その後の観測で、地表から約320... 続きをみる
アポロ群 近日点距離が地球の遠日点(1.017天文単位)よりも近く、軌道長半径が地球よりも大きい小惑星のこと。 イトカワやリュウグウ、アポロがこのカテゴリに入ります。 アモール群 近日点距離が地球の遠日点距離よりも遠い地球近傍小惑星のこと。 エロスなどが、このカテゴリに入ります。 アテン群 軌道が地... 続きをみる
イトカワ はやぶさなど、日本の宇宙開発に関係する地名です。 リュウグウ 「子供たちの物語に登場する名前」が、地名のテーマです。 水星 文学関係の人物がテーマです。 金星 女神シリーズがテーマです。
火星 古くは、「火星人がいるのではないか」と考えられましたが、最近の探査で「過去に水があった」ことが判明しました。 現在、生命探査の目標になっています。 エウロパ ガニメデ カリスト 木星の潮汐力で温められていることから、「地下に海がある」ことが判明しました。 そのことから、「生命がいるのではないか... 続きをみる
「太陽から地球までは、光の速度で8分20秒かかる」 天文の本には、こう書かれています。 しかし、実は太陽の光は8分20秒前にできたものではないのです。 そもそも、どうして太陽が光っているかというと、中心部で水素が核融合してヘリウムになっているからです。 そうしてできた光は、恒星の内部の物質に妨げられ... 続きをみる
🌏地球より金星産が安上がり ----------------------------------------- Quest; 近未来ではなく中未来になりますが、格安で太陽系を運行する太陽系連絡バスの運行を思いつきました。 勿論、最低条件として、金星や火星まで人類が到達して、それぞれの惑星に宇宙ステ... 続きをみる
2004年3月、天文界で「第10惑星が発見された」というニュースが駆け巡りました。 その天体の名前は、セドナ。 当時、知られていた中で最も長い公転周期(10000年以上)を持っていました。 ところが、発見者であるマイケル・ブラウン博士は、セドナを「惑星ではない」と考えていました。 理由は、彼の考えて... 続きをみる
太陽に近づいて明るくなる パンスターズ彗星は、4月中旬に太陽に0.5天文単位まで接近します。 それに伴い、3等くらいになると予想されています。 ちなみに、彗星が太陽と地球の間に入ることによる効果で、マイナス等級になるという予報もあります。 消滅の可能性が小さい この前太陽に接近して消滅したMAPS彗... 続きをみる
私が高校1年生だった1996年の春休み、百武彗星が北半球で90度にも及ぶ尾を伸ばした姿を見せてくれました。 私も、この彗星を見た記憶があります。 もともと、百武彗星は1997年のヘール・ボップ彗星と比べて、小さい彗星と考えられていました。 絶対等級は6等くらいで、ハレー彗星と同じくらいだったのです。... 続きをみる
こんにちは。 明るくなると予想されていたMAPS彗星は、太陽の熱に耐えきれずに消滅してしまった模様です。 残念ですが、次の彗星に期待しましょう。
火星 軍神マルスの従者の名前から取っています。 木星 ゼウスに関わった人物の名前から取っています。 木星 ティターン神族から取った名前です。 天王星 他の惑星とは異なり、シェークスピアの作品の登場人物から取っています。 これは、天王星を発見したウィリアム・ハーシェルがイギリス人だったためです。 海王... 続きをみる
海王星には、「トリトン」という衛星があります。 その衛星には、他にない特徴があります。 それは、惑星の近くを大きな衛星が逆行しているということ。 普通、逆行衛星は惑星から離れていて、小さいものがほとんどです。 ところが、トリトンは直径が冥王星より大きい2700キロメートルで、海王星から35万キロメー... 続きをみる
1975年11月5日。 南アフリカのウェストさんが。1つの天体を写真乾板から発見しました。 その天体こそが、この記事の主役である「ウェスト彗星」です。 ウェスト彗星が発見されると、1976年2月下旬に太陽から0.2天文単位に接近すると予想されました。 しかし、コホーテク彗星の失敗に懲りたので、「大彗... 続きをみる
1973年3月。 チェコの天文学者であるコホーテクさんが、1つの天体を発見しました。 その天体こそが、この記事の主役である「コホーテク彗星」です。 コホーテク彗星は、1973年末から1974年初にかけて、太陽から0.14天文単位に接近すると予想されました。 そのため、満月クラスの明るさになると予想さ... 続きをみる
地球・月 実は、月は地球の4分の1の大きさで、太陽系の衛星の中では惑星に対して最も大きいです。 そのことから、「地球と月は惑星と衛星ではなく、二重惑星ではないか」と言う人もいます。 ちなみに、衛星の定義は決まっていません。 冥王星・カロン 冥王星の衛星であるカロンは、大きさが冥王星の半分です。 その... 続きをみる
1989年12月。 ニュージーランドのアマチュア天文家であるオースチンさんが、1つの天体を発見しました。 その天体こそが、この記事の主役である「オースチン彗星」です。 オースチン彗星の軌道が計算されると、ある衝撃的な事実が明らかになりました。 絶対等級(太陽と地球から1天文単位の距離にあると仮定した... 続きをみる
2006年に冥王星が惑星から準惑星になるまでの間、最遠の惑星の座を務めていたとよく言われます。 でも、実は1979年から20年間、海王星が最遠の惑星だったのです。 理由は、冥王星の軌道にあります。 実は、冥王星は近日点が海王星より近いので、海王星よりも太陽に近くなることがあるのです。 前回、これが起... 続きをみる
皆既月食のときに月をよく見てみると、月が消えるのではなく赤くなります。 今回は、その理由について説明します。 月が赤くなる理由は、太陽光です。 地球の大気を通ってきた光が月に反射することで、赤く見えるのです。 赤が反射する理由は、光の波長にあります。 赤は波長が長い光なので、短い光が大気で散乱させら... 続きをみる
1986年に接近したときのハレー彗星は、近日点通過時に太陽の反対側にあったので最悪の条件でした。 光度が1等台にならなかったのは、66年の回帰以来のことです。 でも、2061年のハレー彗星は最高の条件で観測できることが予想されています。 というのも、次回の回帰では7月に近日点を通過するため、地球から... 続きをみる
来月近日点を通過するMAPS彗星は、核の大きさが400メートルであることがわかりました。 これは、クロイツ群としては平均的ですが、太陽付近で生き残れるかは微妙ということです。 そこで、考えられるのが「ヘッドレス・ワンダー」になるというシナリオです。 この場合、核は消滅するものの、尾が長くなることで大... 続きをみる
天文学者の間でよく言われることに、「遠くで発見された彗星の光度予想はあてにならない」というものがあります。 そもそも、彗星というのは水の氷以外に一酸化炭素や二酸化炭素など、揮発性物質が含まれている天体です。 遠くで活動が活発なのは、低温で蒸発する物質の影響なのです。 揮発性物質がなくなると、今度は水... 続きをみる
核爆弾 いきなり物騒な話ですが、小惑星に核爆弾をぶつけて回避する方法や、埋めて爆破する方法があります。 映画「ディープインパクト」や「アルマゲドン」で取られた方法です。 探査機をぶつける こちらは穏当な話で、探査機をぶつけて回避する方法です。 NASAの「DART」計画で、この方法が実験されました。... 続きをみる
日食は新月のときに、月食は満月のときに起きることは、皆さんもご存知かもしれません。 でも、毎回起きてもおかしくないのに年に数回しか起きません。 その理由は、月の軌道です。 実は、月の軌道(白道)は、地球の軌道(黄道)に対して5度傾いているのです。 そのため、白道と黄道が重なる部分でしか起きないのです... 続きをみる
元号が明治から大正に変わりつつあった1910年、ハレー彗星が76年ぶりに回帰しました。 しかし、このとき「人類が滅亡する」という騒動が起きてしまったのです。 この年のハレー彗星は、4月に近日点を通過後、5月19日に地球へ接近する軌道を取っていました。 ところが、接近時の位置関係が問題でした。 何と、... 続きをみる
ガリレオ・ガリレイは、土星を初めて天体望遠鏡で見たとき、環が認識できなかったので「耳がある」と表現しました。 でも、もしもこれが1億年ずれていたら、「耳がある」と表現されたのは火星だったのです。 理由は、火星の衛星「フォボス」にあります。 実は、フォボスは年々火星に近づいているので、遠い将来「ロッシ... 続きをみる
突然ですが、「月」は英語で何と言うかご存知ですか? ある程度英語ができれば、「The Moon」という言葉が思い浮かぶと思います。 でも、実は月を「The Moon」と呼べるのは、太陽系内では地球だけなのです。 そもそも、どうして「Moon」に「the」が付くかというと、英語で「太陽や月など1つしか... 続きをみる
遠い将来、人類が冥王星に住んでお月見をするとします。 そのとき、冥王星ならではの注意事項が1つあります。 それは、「場所によって、観測可能な月の数が違う」ということ。 冥王星には5つの衛星がありますが、最大の衛星であるカロンは場所によって見えないのです。 理由は、冥王星とカロンの自転周期と公転周期に... 続きをみる