海月
闇く深く 波に揺れ 哀しみに漂う 私は海月
闇く深く 波に揺れ 哀しみに漂う 私は海月
あなたに絶望 それ以上に 自分自身に絶望 なにもかも終わり この世の終わり 愛していたのに 愛していたから 絶望はより深く なんの光も見えない
風が変わった 同時に匂いも変わる そして夜が堕ちた 深く 暗く 重く 底なし沼の様に 終わりのない夜が始まって 私は 凪いた
夜が深くなるほどに 哀しみも深くなってくる 誰もいないから 泣いていてもいいでしょう 涙が凍ったら天に還して そして並べて星座にするの きらきらと輝く星を見て 泣いていてもいいでしょう だって誰もいないから あなたは戻ってこないから
待っていたのよ 二人だけのこの時を だから もっと深く もっと長く もっと密に 息遣いまで全部 甘く荒くこぼさず 私を満たして 優しく触れて全部 絡んで離れない あなたの指先 私の指先 もっと深く もっと長く もっと密に 寂しい想いをさせた分 不安な気持ちにさせた分 この時間止めないで
アスファルトに疲れ、 アニミズムを求め、山奥の森へ森へ入って行った。 静けさは深くプラーナの密度が濃い。 耳の奥では耳鳴りとは違う シーという音が、真空感覚でめいっぱいにする。 完全飽和。 隙間なく満たされる。