• 盼(パン:切に願う)

     「盼」(パン:切に願う)は、台灣の歌手潘安邦(パン・アンバン、1954年9月10日ー2013年2月3日)が1979年11月に発表したデビューアルバム〈外婆的澎湖灣〉全12曲中のA面第1曲目に収録している楽曲です。  アルバムと同名の表題曲である「外婆的澎湖灣」がB面の1曲目であることを考えると、潘安邦はこの「盼」を非常に重要視していたことが分かります。  作詞・作曲は台灣の校園民歌(學園フォーク

  • 掌聲響起(拍手が鳴り響く)

     「掌聲響起」(ショウセイキョウキ:拍手が鳴り響く)は、台灣で「帽子歌后」(帽子をかぶった歌の女王)とも「勞工天使」(労働者の天使)とも称されて全國民から愛された歌手鳳飛飛 (フォン フェイフェイ、fong fei fei、1953年8月20日-2012年1月3日)が、1986年9月 に発表した同名のアルバムのB面1曲目に収録しているアルバムの表題曲です。  鳳飛飛は、1953年に台灣の桃園縣大溪

  • 古月照今塵(古の月が今の世を照らす)

     「古月照今塵」は、インドネシア華僑の歌手である文章(本名:黃文章、1960年5月20日-)が1985年10月に発表した自身2枚目の同名のアルバム全10曲中の初頭1曲目に収録しているアルバムの表題曲です。  文章は元々インドネシア国籍でしたが80年代に台湾に渡って活躍し、その後大陸に拠点を移し中共の宣伝をするような楽曲を演唱したりして一時期台湾での演芸活動禁止処分を受けたこともありますが、処分解除

  • 活出愛(愛を実現しよう)

     クリスマスシーズンにあたり、新作讃美歌を1曲ご紹介します。  今回ご紹介する「活出愛」(愛を実現しよう)は、台灣のシンガーソングライター盛曉玫(シォン シァォメイ、英名:Amy Sand、女、出生地・生年月日非公開)が、 2012年7月31日に発表した自身6枚目のアルバム「幸福」全11曲中の最後に収録している楽曲です。  盛曉玫は、2004年から「泥土音樂(Clay Music)」という新しい音

  • 我期待【阿妹版】(私の期待)

     【恩師張雨生作品《我期待》阿妹張惠妹淚之演唱】  《我期待》は、台湾のシンガーソングライター張雨生(チャン・ユーシャン、英名:Tom Chang 1966年6月7日 - 1997年11月12日)が1994年9月5日に発表したアルバム《卡拉OK Live‧台北·我(カラオケ ライブ・台北・私)》に収録している楽曲で、既に2017年の12月17日に当ブログでご紹介しています。  ところが、丁度1年前

  • 腳步(ジャゥ ブー:歩み)

     腳步(ジャゥ ブー:歩み)は、台灣のシンガーソングライター盛曉玫(シォン シァォメイ、英名:Amy Sand、女、出生地・生年月日非公開)が、2007年に発表した同名のアルバムの第1曲目に収録しているこのアルバムの表題曲です。  盛曉玫は、敬虔なキリスト教徒(新教)ですが、自らは「形に捉われないクリスチャン」を以て任じており、2004年から「泥土音樂(Clay Music)」という新しい音楽のジ

  • 總有一天等到你(いつの日にか君の帰り來たるを待つ)

     「總有一天等到你」は、台灣の歌手蔡琴(Tsai Chin,1957年12月22日-)が 2002年8月1日に発表した2枚組のアルバム「意亂琴迷」の1枚目「台灣國語篇」の5曲目に収録している楽曲です。  作詞は李雋青、作曲は姚敏で、歌詞の内容は何らかの事情で遥か遠く離れて暮らす男の帰りを待つ女の心情を詠じたものです。  内容としてはやや単純なものですが、歌詞の全篇に亘り対句と句中対(一句の中で対に

  • 中秋節に因む歌:月光

     本日は、旧暦の8月15日、十五夜の月を観賞する中秋節です。  中秋節は、東アジアの伝統的な行事のひとつで、旧暦(農暦)の8月15日に行われます。  特に中華圏では春節、清明節、端午節とならぶ重要な行事であり、多くの国で法定祝日になっています。  台湾では中秋節は重要な民俗行事であり、全台湾が休日となり、この日の夜には月見をして月餅やブンタン(文旦)を食べる習慣があります。  地区的な文化としては

  • 明天會更好(明日はきっと好くなる)

     病や災害に苦しむあなたに贈る歌です。  「明天會更好!」 「明日はきっと好くなる!」  一日も早く元気を取り戻されるよう伊賀山中から願っています。 《明天會更好》 蘇芮、 余天、蔡琴 等..Tomorrow Will Be Better 。  明天會更好  明日はきっと好くなる  (蔡 琴) 輕輕敲醒沉睡的心靈 慢慢張開你的眼睛 そっと揺り起こす熟睡している心 ゆっくりと開くあなたの瞳  (余

  • 獨上西樓(独り西楼に上れば)

     「獨上西樓」は、東洋の歌姫と称された台灣の歌手鄧麗君〈デン・リージュン:テレサ・テン〉(1953年1月29日 - 1995年5月8日)が1983年に発表したアルバム「淡淡幽情」に収録されている楽曲です。  このアルバムは、今から約1000年前の宋代の詞(し:ツー)12篇に現代のメロディを付けて演唱したものを収録しています。  この「獨上西樓」には、台灣の作詞・作曲家の劉家昌(1940年4月13日

  • 又見炊煙(また炊煙を見る:里の秋)

     《又見炊煙》は、台灣の歌手鄧麗君(テレサ・テン、1953年1月29日 - 1995年5月8日)が1978年8月に同名のアルバムの中の主題曲として発表した楽曲です。  このアルバムは、日本の楽曲を東南アジアの漢文化圏に紹介する目的で製作されたもので、収録されている12曲全てが日本の楽曲に漢訳の歌詞を付けたものです。  《又見炊煙》は、1945年(昭和20年)12月24日に発表された日本の童謡で、斎

  • 這一年 這一夜(この一年 この一夜 : 合唱版)

     《這一年 這一夜》は、音楽の魔術師と謳われた台灣のシンガーソングライター張 雨生(チャン・ユーシャン 1966年6月7日 - 1997年11月12日)が作詞・作曲し、1994年9月5日に《卡拉ok·台北·我》と題するアルバムに収録して発表した楽曲です。  歌詞の内容は、夕暮れ時の海岸で夕日の沈む光景を見た後、月や銀河や満天の星空の下で、愛する人と過ごした楽しくて幸せな思いのこの1年、更にこの1夜

  • 蒹葭(けんか:詩經-風-秦風)

     「蒹葭(けんか)」は、支那最古の詩集である「詩経」に収録されている詩の一つです。  「詩経」は、紀元前11世紀から紀元前7世紀にかけての詩を収めたもので、伝承によれば,孔子(こうし、紀元前552年9月28日‐紀元前479年3月9日)が門人の教育のために、当初3000篇あった膨大な詩篇を311篇(うち6篇は題名のみ現存)に編成しなおしたとされています。  「詩経」は、周代(紀元前1046年頃 -

  • 魂縈舊夢 (魂は過去を夢見る)

     『魂縈舊夢(こん えい きゅう む)』は、上海の女優兼歌手であった白光 (バイ・クァン、 1921年-1999年8月27日)が、1943年3月に発表した楽曲です。  作詞は水西村、作曲は侯湘ですが、この二人については資料が乏しく詳細は不明です。  白光は、戦前、日本の東京女子大学に公費留学して音楽を学んだ後、1942年に上海で歌手デビュー、翌1943年には『戀之火』で女優として映画デビューもして

  • 媽媽(お母さん)

     《媽媽》は、台灣の女優であり歌手である王彩樺(ワン・サイファー:1969年11月24日-)が、歌手として初めて発表したアルバム《有唱有保庇》に収録されている楽曲です。  王彩樺(ワン・サイファー)は、台灣の台南縣で生まれましたが、1歳の誕生日直前の生後約11か月のとき、彼女の母親は胃癌のためこの世を去っています。  また、彼女の父親が事業に失敗したことから、その借金返済の為、彼女は子供のころから

  • 恩情 (慈しみ)

     「恩情」は、台灣の女歌手林柔均(リン・ロウチュン:生年不肖8月19日-)が、2009年に発表した自身初となる全曲台灣語のアルバム《恩情》に収録している同名の楽曲です。   台灣語とは、現在台灣の公用語とされている北京語由来の台灣國語或いは台灣華語といわれているものではなく、戦前から台湾の本省人が使用している閩南語由来の言語で、台灣閩南語或いは台語ともいわれています。  台灣語には、台灣國語同様漢

  • 庭院深深(庭園は奥深く)

     《庭院深深》(庭園は奥深く)は、1971年に公開された同名の台湾映画の主題歌として、主演した女優の歸亞蕾(グァ・アーレイ:1944年6月2日-)が演唱した楽曲です。  この曲は、それから8年後の1979年4月に、台灣の新人女歌手であった蔡琴(ツァイ・チン:1957年12月22日-)がカバーして、彼女のファーストアルバムである「出塞曲」に収録して発表したことでも知られています。  この映画は、台灣

  • 沒有煙抽的日子(煙草を吸えない日々)

     「沒有煙抽的日子」は、台灣の高音王子こと張雨生(チャン・ユーシャン 1966年6月7日 - 1997年11月12日)が、1989年7月17日 に発表jしたアルバム《想念我》に収録されている楽曲です。  詞題は、直訳すると「煙草を吸えない日々」ということですが、実は「煙草」とは「自由」の比喩であり、真意は、中共に於ける「自由な空気を吸えない日々」を詠ずることにあります。  この歌詞は、中共の民主化

  • 跟往事乾杯(過ぎ去ったことへの乾杯)

     「跟往事乾杯」は、台灣の歌手で「憂鬱王子」と称されている姜 育恒(チャン・ユーハン:ジャン ユーハン 1958年11月15日-)が、1988年9月19日に発表した楽曲です。  この曲は、日本のシンガーソングライター長渕 剛(ながぶち つよし 1956年9月7日 - )が作詞・作曲して1980年9月5日に発表した楽曲「乾杯」の曲に、台灣の作詞家陳桂珠が台灣國語の詞を付けたものです。  長渕 剛の「

  • 天天想你 (日々君を想う)

     《天天想你》は、台灣の歌手で「高音王子」と称えられた張 雨生(チャン・ユーシャン 1966年6月7日 - 1997年11月12日)が、1988年に発表した楽曲です。  作詞・作曲は、これまで何度かご紹介した陳樂融と陳志遠の名コンビで、美しいメロディーに愛と思いやりとを歌いこみ、張雨生の高く澄んだ声が適合して心に沁みる一曲となっています。  なお、この楽曲は今では恋歌として知られていますが、元々は

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