宮崎正弘『地獄の中国 最後の皇帝・習近平の黄昏』(ワニブックス) 習近平体制の終焉が近いのか、それともさらなる独裁強化で延命するのか。 内部の権力闘争は収まらず、習近平は軍の掌握に失敗している
評 丸谷元二 ◎◎ 本書は、半世紀以上にわたり中国全土を取材し続けてきた著者による、習近平体制下の中国を徹底的に解剖した一冊である。「オールドメディアの中国報道は99%が嘘」という挑発的な主張からして、読者を覚悟させる。 本書の核心は「中国はもう死んでいる」という衝撃的な診断だ。 習近平を「最後の皇... 続きをみる
