瞳に降り積もる雪 白い幻想 覆い尽くすまで 見上げる空 風が止んでも 加速する 手袋をわざと外して 痛みを感じて 白い幻想 いつまでも あなたを想う
想うのムラゴンブログ
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あの春の日の、 雨の中、 私は、 まだ、 雨の中で、 静かに、 秘かに、 あなたの、 はじめての言葉を、 想う。 忘れられないのは、 ただ、 あなたの言葉。 それは雨の日の、 春の中、 濡れたままで、 あなたを待った、 あの夜の、 そう、 永遠の、 夜の中で、 まだ、 あなたを待つ。
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眠る前に君を想い 目覚めたら君を想い 空を見上げても君を想い 道端の花を見つけても君を想い そんな風に一日中君を想う
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あなたを想い見あげる空は どこまでも広く 雪降る景色も 泣きそうなほどに懐かしく かじかむ指先に 吹きかける息の白ささえ 美しいと思えた 気掛かりなことは ひとつだけ あなたは今 元気でいますか 私は今もあなたを想う この白い白い景色の その真ん中で
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暗くなる前の ほんの僅かな時間 あなたを想う 明日も晴れるよと 太陽の匂いを残した雲と 遊び疲れて寝床に帰る鳥達が 語っているよう 暗くなる前の ほんの僅かな時間 そっと、あなたを想う
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夢に居たのは 知らない誰か 捜しても 捜しても あの人はいなかった 目覚めて悟る 私の中にまだ あの人が居たこと あの人の中にはもう 私が居ないこと 分かりきってたはずなのに 残酷な朝だった それでもまだ 私は あの人を想う
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