• 会話

    数年前のことですが。 産後半年にも満たない友達と。 ランチの約束をしたんです。 もちろん友達は。 赤ちゃんも一緒に。 お出かけなので。 遅刻は暗黙の了解でした。 案の定。 しばらく遅れてきた友達。 『ごめんね~~~』 とは言うものの。 なんだか嬉しそうにしていて。 聞いてみると。 どうやら赤ちゃん。 人生初の寝返りを。 出かける矢先に。 やってのけたらしいのです。 『めでたい♪めでたい♪』 湧きな

  • お祭り お祭り

    4日間にも渡る。 この地域のお祭りが。 ようやく終わりました。 300年以上も続く。 農民発祥のお祭りです。 だからこそ必ず。 雨のお恵みがあります。 それすらも。 お祭りの醍醐味です。 初日は夜の民謡流しから始まり。 残る3日間は。 昼間は子供たちの山車が。 各町内ごとに町を練り歩き。 夜になると。 大人たちの灯籠が深夜まで。 各町内ごとに町を練り歩きます。 朝から深夜まで。 笛や太鼓が鳴り響き

  • フミオ

    私のおばあちゃんの。 長男フミオは。 戦時中に。 亡くなったそうです。 お喋りすることも。 歩くこともなく。 わずか1歳で。 この世を去りました。 診せる医者など。 いなかった時代です。 『戦争』は私たちに。 何を与えてくれたのでしょう。 今日のように。 夏の暑い日に。 フミオはこの世を去りました。 為す術もなく。 みるみる腐り果てていく我が子に。 何を思ったのでしょう。 別れを惜しむ間もなく。

  • 納涼会 納涼会

    日が暮れ始めると。 子供たちはもちろん。 お年寄りも。 声を掛け合って。 集まって来ます。 心待ちにしていた。 納涼会の日です。 うちの子供達なんて。 朝起きた瞬間から。 今日の5時半が。 待ち遠しくて待ち遠しくて。 準備する側の私たちは。 汗だくでしたけど。 子供たちの喜ぶ顔は。 この地域の財産です。 どの人も。 それは大切に思っています。 子供たちは。 この時代の財産です。 たくさん食べて。