• station

    電車を待つ 耳にイヤフォンが詰まってる 胸の中にも なにか 詰まってる 煩わしいのは イヤフォンのケーブルと 思考 もっとゆっくり 考えて もっと落ち着いて 人と向き合って もっと大事に 地面を抱きしめて ステイション トゥ ステイション

  • screen

    「ノー」 「いけない」 まだなにもしていない 「だめ」 「いけない」 もうなにもしない もうそんな力 残ってないよ 聞きたくない いや 聞く力もない

  • odd eye

    遠くから眺めている とても綺麗だ でも もう 売り払わなきゃいけない ここにいるのは 名残惜しさより つぐない 一人で生きて 一人で死ぬのは 僕です 僕じゃない そっと寄り添うように 静かにそこにある いつでも呼んでいる 夜になると やあ こんばんは 百万回聞いた声 長い長い時間 僕です 僕じゃない 名残惜しさより つぐない

  • 聞こえるか

    聞こえているか 声に出さずに 話しかける 聞いていますか 口を動かすだけで 伝えてみる 僕は どうですか 見てくれていますか なみだを 流すだけで 願ってみる きれいな おとは そこには ありますか ぼくは まだ にくしみの中です 聞いていますか 声に出さずに 話しかける もっと おおきなこえで よべばよかったかな そしたら 見てもらえましたか あの時 気づいてもらえましたか

  • 虫のように

    皮膚を 少しの間 引っ張りあって 知ったかぶり わかったフリ それでは ということで またね そんなの ああ また切れた そんなの 少し気に入らなけりゃ 永遠に フリーズして もしくは 捨てて作り直す この知ったかぶりも わかったフリも また、おなじ? なのにどこかで また 期待してる? いや 期待してない ホントは 「期待してることにして楽しんでるふりしてるだけ」 自己催眠 だってどうせ 捨てて

  • 輪切りの断面(円の軌道)

    優しさも本当 秘めた軽薄さ 計算高さ 狡猾さ ふしだら みだら うつろな願望 優しさも本当 優しさを求めてもらえると 優しくなれる ふしだらさ みだら うつろな 破滅を 求められると そうなれる 本当の僕は どこにいるのか たまに わからない たまに いつも 必要とされたら 30分で駆けつけます 遅れたら半額でいいですよ 優しさも 本物

  • おおきなにわ

    ただ そこにあるもの 通り過ぎるのも 立ち止まり 目を凝らすのも 自由 鳥 水 草花 見るも 見ないも 自由 大きなもののなかに 小さな僕の 自由 僅かな熱を帯びた 自由

  • no god

    神なんていない 聞こえない音に怯えながら 理由のない焦燥と不安と戦いながら 毎週注射を打ちながら 懸命に生きている小さなあの子 何も悪くないのに ある日突然文字が浮き出したあの子 本を読めなくなったあの子 薬で耐えてアカシジアになった体 いつまでも綺麗な心 あのこの命に 有効期限がついた まだ30歳にもなっていない 神なんていない もっと たれ流されている命だってあるのに どうして 病気を握りしめ

  • 群青 と 熱

    ここにいたいから 戻るのやめたら? うん ここにいたい でも つぐないは やるだけしないと つまみ食いは 片付けないと ここにいたい 綺麗な白に洗って 気持ちよくいたい でも 残してきたことも やるだけはやらないと それに ここは それぞれがまた 歩き出すまで休むところだから 熱の中に 戻らなきゃいけない 今じゃないけど きっと遠くない将来

  • 馬鹿たれ

    一日遅くなった。 おかあやん 色々思うよ、憎くもある、好きでもある 憧れも、歪んだ感情も 今でもスッキリしてるわけじゃない もし会ったら 会いたくはないな ただ 生んでくれてありがとう たぶん。 少しだけ。 今はまだ少しだけ、そう思う。 一日遅くなってごめんよ。 母の日。 おれは、生きていきます あなたの息子は、いったんやめるね またいつか、強くなったら その時に。 さよなら

  • erase me

    You always erase me not over not yet. don't wanna don't wanna be just like you hate I hated hate and I miss you You always erase me over I knew its over but I remember remember everything

  • what I saw

    中学校に突然行けなくなった時 しばらくは学校に行くふりをして いつも同じところで夕方まで過ごした 何かの小さな石碑と 倒木しかない 寂しい場所 そこで1日中本を読むか 音楽を聴いていた 一人の世界は昔からあった 本当に小さな頃から 自分だけの世界 妄想が好きだった 自由で救われた あの場所を想う 孤独で でも崇高だった 汚くて でもまだ綺麗だった頃 惑っても思いを馳せていた頃 どこに置いてきたんだ

  • pet shop

    どこに行くでもない どこから来た もない 誰ともいない そこらへんに 転がった 空き缶と同じように 歩いて 電車に揺られて 絶望感が 怒りに 変わっていく 静かに 怒っている 様々な衝動が通り抜けて 人の気持ちや熱量にあてられて 逃げるようにさまよって 気がつけば24時間以上 徘徊した 「ここはどこですか」 「誰でも」 「僕は誰ですか」 「どこでも」

  • sto p

    水中は苦しい 浮かび上がって息をする たくさんの 人間の 悪意 下心 虚栄心 なんだ ここも とても 苦しい 靴が濡れてずくずくに重くなって 肺の中が水で満ちたら ゆっくり沈んで そこに陽が当たると 僕は泡になって消える 浮かぶ時に少しだけ 周りの水を揺さぶるくらいにして 消える どこにいても エネルギーが 飛び交っている 泡を想う 静かに 水 気持ちも消えろ

  • supper time

    グリコ チヨコレイト パイナツプル そんなのつまらない 頭の悪い遊びだ 僕はすぐに 一番になるやり方がわかる 学校のテストも 半分くらい授業を聞いてれば 持ち時間の半分で終わる クラスで2.3番にはなれる でも僕はみんなが妬ましい 羨ましい きみたちは 秘密のことも 秘密の時間も いけない隠し事も なんにもなくて グリコ チヨコレイト パイナツプル 馬鹿な遊びばかりしてる ほどほどに練習すれば 部

  • 挿し木

    放っておけないから 行くのか それとも 人に必要とされている たとえ病気が酷い間だけでも それで 生きてる感じがするから 行くのか 今は どっちでもいいや 踏ん張れるようになるまで 手を貸す その先のことは 考えても仕方ない 元々空っぽだから 傷つくことはもう そんなに 怖くない

  • never had

    与えられないなら なぜ「あるんだよ」 なんて 言うんだ 与えられないなら ないのと同じ いや あるのに与えられないのは もっと惨めだ

  • best (I do my)

    一緒にいきたいと思う 共に生きたいと それができるベストだと 一緒に墜落したいと思う 共に落ちていきたいと それができるベストだと しがみつくのは 今の世界の ルール 価値観 倫理観 道徳 おれはとんでいる おれはとんでいる とんで とんでいけたら それができるベストだと

  • all I've got

    君じゃない きみでもない もう過ぎた 自分は 自分は 自分は どこを切り取っても 自分は 君じゃない きみじゃない ここじゃない これじゃない こんなはずない うまくいくはずない 手のひらに汗もかかない 遠くにぶん投げろ もしくは 遠くに ぶん投げてくれ

  • 怒り

    僕はほとんど怒らない 僕はいいんだ もうどうしていけばいいか なんとなく道が見え始めた 痛みを伴っても 道をゆく 病気が憎い あんなにも心が綺麗で 真面目で か細くて 小さくて 美しい人を あんなふうに変えてしまう あんなふうに苦しめてしまう 病気が憎い こんなに怒りを覚えたことは無い 病気が憎い 矛盾して 頼ってくる手を 本気で好きだった手を 病んで矛盾しているとしても 拒めない 差し伸べる手に

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