• 最後の演習 6年以上の月日と別れ

    プログラミング第7期生の最終演習だった。最後は総合課題のミッションクリアーだ。 アプローチは自由。答えはミッションの文言に合致するかだけだ。サンプルプログラムはあるが、所詮サンプル。誰も先に手を出さない。 前回から、フランスやアメリカのデータサイエンスのエンジニア養成機関のルールとして、話し合いや協業を優先させることにした。早くクリアーした人はアプローチを皆にプレゼンする。参考にしながら独自の案を

  • 進学塾へ行くと 「変なくせがつく?」

    当塾には、年中さんから中学2年生くらいまでの子供が通って来る。受験指導をしないのは設立からの理念だが、世界標準の「リテラシー」育成に情熱を注いでいる。子供は十人十色だ。以前よりは、試験制度も当塾との距離を詰めてきているようだ。 おかげさまで、当塾から付属福山や岡大付属・大安寺中等部などに進学し、今でもプログラミングや速聴読へ通ってくれている子供も多い。もちろん県外留学組もいる。しかし、当塾では偏差

  • 自動運転 グーグル独走 GMやアップルが追撃

    カリフォルニア州では、世界の62社が認可を受けて公道試験走行をしている。各社とも州に報告義務がある。その集計によると、グーグル系ウェイモがぶっちぎりの独走である。地球50周分のデータを獲得している。 2位以下を大きく突き放し、レベル4は手中に収めたかに見える。大半が米国と中国の企業だ。辛うじて14位日産(昨年6位)、23位トヨタとなる。中国はAIとビックデータに国家を上げて追撃をかける。中国本土で

  • シニアの塾講師が職場に咲く 最近の塾業界

    首都圏の進学塾を中心にシニアの講師が活躍しているとの報道がある。喜ばしいことだ。 いろんな業界での経験を活かし、最後に地域社会に貢献したいというのが動機の大半を占めるのだろう。塾業界の給与水準は、他業界に比し高くはない。時間単価は高く見えるが、勤務が変則だ。以前のブラックバイトは論外にしても、通常だと「志」が必要となる。 商社や航空機会社で海外勤務経験のある人材や専門業界での研究開発など幅広い人材

  • 失われた学びの多様性 取り戻す時

    学校の単元別座学授業と補習。定期テストと偏差値と内申書。この一元的教務体系が戦後営々と継続されてきた。唯一日本的特性として評価された「部活」も指導者不足と教員の時間外労働の削減のため変質しつつある。学びの多様性は失われたままだ。 インドでは、新興企業が社内大学を設立し、地方で埋もれた人材を教育し、先端技術のエンジニアに育て上げている。そのインドの企業が、日本の過疎地に拠点を築き、そこで育つ子供たち

  • AI時代を生きる子どもたちへ

    2020年の小学校指導要領に加えられる「プログラミング」は、その後中・高へと情報科目として必須化されていきます。2024年の新大学共通試験では英数国と並び「情報Ⅰ」として必須科目となる予定です。では、なぜそうなるのでしょうか? 2011年ドイツの「インダストリー4.0」に始まるデジタル情報のネットワーク化はアメリカのGAFAに発展し、2015年「中国製造2025」にまで拡大しました。世界はITネッ

  • IT人材が来年から減少する日本 時代と逆行

    今年をピークに、来年から日本の情報技術に従事する エンジニアは減少する。特にAIを中核とした高度人材の不足は、2030年ころは50~80万人程度の不足になるとみる。 データエコノミーが世界を覆い、IOTで全てがリンクする社会だ。当然の需要と言える。 日本のAIエンジニア新卒年収700万台の声も出だした。欧米には遠く及ばないとしても、中国の800万円台、シンガポールの780~1400万円。人材が減少

  • 「がっかり」発言に見えるオリンピックの本質

    池江璃花子さんと言えば、日本水泳界の顔だ。国民に浸透した幼いころからの姿が思い浮かぶ。いまや世界と対峙し成長著しいアスリートである。突然の報道に、日本中が絶句し当惑した。私も病院の待合室で、テレビを見た瞬間棒立ちとなった。周囲から嘆息が漏れ、ざわついていた。国民各層の反応は同様に、当惑し彼女の体を気遣ったはずだ。 ところがである。当の国のオリンピック担当大臣は、異次元で当惑していた。「金メダルの期

  • 人工知能の時代に人間に求められる能力

    「読む解く」能力です。 他者の意見を聞き、相互の利害を認め、論理的に社会の課題を人々に訴え解決する能力。これは世界標準のリーダーの資質です。 「読む解く」の実習は、読みっぱなしを防ぎ、論旨に沿った語彙の類推も可能にします。すべての科目の基盤的能力です。作文表現能力もこの良質なインプット過程を無視しては成り立ちません。 就学前から小学生の時に、確実に身に着けておくと、将来の学ぶ姿勢を強く支えてくれる

  • ロボット教室岡山中央 これは気に入ってます。

    たのしくてたまらない篇30秒 岡山で流れているテレビCMですが、これは気に入ってます。理屈抜きで90分集中する子供たちを見て、一番驚くのは大学関係者です。学生も教員も。 岡山大学は、学生が継続して集中できないのか、時短したそうです。 学生と講義とどちらに問題があるのか? リンク機構や質量と摩擦抵抗や重心を体感します。夢中になったら学んでいた。 アクティブラーニングの岡山中央教室 

  • 政府基幹統計4割で誤り 電子政府の樹立を急げ

    以前この欄でもふれたが、国土交通省の労務費調査がひどかった。A3の4ページ余りに及ぶ書式だが、厚生労働省関連の項目記載が大半で、工事に特定した労務原価や社保や歩掛は分からない様式だった。しかも、出席義務があり、ゼネコンから3次下請けまで巻き込まれていた。内容が伴うならまだしも、無内容かつ煩雑かつ出席ときたら、このコストこそ調査せよだ。案の定、今回も建設工事統計はやり玉に挙がっている。 人財不足で、

  • 「そとづら」だけではだめ 信念の政策をお願いします。

    安倍首相は、ダボス会議で「成長のエンジンはもはやガソリンではなく、デジタルデータで回っている。」「医療・産業・交通などのデータ流通が、経済成長や貧富の格差解消に役立つ」と講演した。 全くその通りだ。ご説ごもっとも。 海外メディアは、日本のAIでの遅れを取り戻すために、データ流通の国際秩序でリーダーシップを取り戻す意図があると論評している。AIの進化は、データ量と比例する。中国は13億人のデータを独

  • 21世紀 成長を得るためには、高給を取るためには 

    1989年からの30年間で、日本企業が世界のランキングから滑り落ち、唯一トヨタ1社のみが時価総額100位以内に踏みとどまったことは述べた通りだ。一方で、この10年間にアメリカの企業の収益は3.8倍に膨れ上がった。日本は横ばいだ。なぜか? アメリカの上位は、金融ではなく情報サービスを核とした無形資産を活用するデジタル企業だからだ。原材料費は安く、知的資産が利益を生む。従って益率も高い。GAFAは代表

  • 高校「普通科」は無用の長物 多様性の欠如の象徴だ

    全国の高等学校の普通科は7割を占めるとか。何が「普通」なのか答えれる人はいない。この多様化する21世紀の産業社会構造から観て、異様な光景に映る。画一化の象徴だ。これで「積極的な学びの姿勢」と言葉をもてあそぶ文科省の感覚が理解できなかった。「平準化」「没個性」「目的意識の希薄化」「大学の予備科」「受験準備科」とでも形容できる。それが多くの好奇心や積極性を封殺し、個性を押し殺してきた。「偏差値」と並ぶ

  • ヒューマンアカデミーロボット教室 岡山中央

     この1月で、当塾ロボット教室は7年目を迎える。2013年1月7名の生徒と始めた時は、岡山県下唯一のロボット教室であった。今や進学塾でもロボット教室は開かれている。科学への関心の裾野が広がることは望ましい。21世紀の息吹だ。  当時、京山学区の小学生が、学校で「ロボット教室に通ってる」と言ったら「なにそれ」と話が進まなかったとぼやいていた。マイナーなことを嘆いたのだ。即座に、「楽しければそれでいい

  • 日増しに進む「古い序列」の崩壊

    日本の大手都市銀行や有力地銀が、自前の基幹系システムを放棄し、アマゾンのクラウドシステムに乗り換えを始めた。やられる前に、すり寄っていく。フィンテックは始まったのだ。車と同様に、金融も自前主義を放棄し、大手ITとの連携に走る。母屋まで乗っ取られないよう気を付けないといけない。 インド工科大学の優秀な人材を求めて、欧米各国が競う。マイクロソフトやアマゾン・グーグルなど、初任給が年俸1500万円水準だ

  • 振れの激しい元旦 「昭和の心」と「技術革新の加速」

    箱根の往路、第6区。法政の走者を青山学院が追い抜いた。区間新の快走だ。したがって、法政の監督がいる指揮車は青山の指揮車に両選手の直ぐ後方を譲らなくてはならない。速度を落とし譲る間際に法政の監督は車載マイクで叫んだ。「お前の方が速いんだ。引くな。」最後の声援だった。この直後、指揮車は入れ替わった。この情景を見て、不覚にも涙が止まらなくなった。昭和の心だ。この昭和の精算のために平成はあえいだ。にもかか

  • 「教わる」のではなく「学ぶ」べき 強くなるためには

    新春を彩る一つに「箱根駅伝」がある。中央大・日体大に続く総合5連覇をかけて青山学院大学が挑む。原監督は、企業出身のビジネスマンである。古い体育会の中に、組織管理とコーチングをビジネス界から持ち込んだ。 エリートは選別し、全く別扱いする。選ばれた者たちには課題設定からアプローチまで自分で考えさせる。タイムを一定期間内に出せない学生は、選手を引退して裏方に回る。ソフトな話しぶりと違って、徹底した成果と

  • 教室の移転準備で大忙しです。 その6

    遅くまで準備は進みました。

  • 5Gの米中主導権争い サイバーセキュリティ―とは?

    自動運転やAI社会では、大容量の情報伝達が必須インフラだ。来年から本格化する5Gの設備投資にまつわる前哨戦が、今回のファーウェイ問題。IOTやAIによるデータエコノミー社会実現に必要な要素は、同時に大容量のデータを送信する基盤システム(5G)と消費電力の少ないスーパーコンピューターだ。 以前も述べたが、一党独裁と科学技術とりわけコンピューターサイエンスは親和性が高い。今や中国は共産党一党支配のもと

1 2 3 4 5 ... 9