• 『テレビが伝えない憲法の話』

    いわゆる左側の意見を読んだ。 なるほど、相手を納得する技術は、流石研究者と言ったところだろうか。 時々、出てくる具体例が凝ってある。 憲法の作成過程で日本人の手により、ある程度は書き換えられていた。 ということは忘れていた。 また、明治憲法が欽定憲法であることにも触れていた。 ただし、中曽根元総理が日本会議の講演で述べていたが、改憲派は大日本帝国憲法とて、 万全な法とは思っていない。 国民の手で憲

  • 『現代麻雀手作りと押し引きの鉄戦術』

    非常にためになった。 前著押し引き本では大抵正解できたが、今回はそれなりに解けない問題もあった。 このあたりが中級者ではあるが、上級者とは言えない自分のレベルなんだろうと感じた。読者対象は天鳳なら特上民以上、フリーならサラリーマンが打つレートで平均順位2.50よりは成績が良い層だろうか。 それなりに打てる人を読者対象にしていると感じる。 成績はまずまずなのだが、一つ抜けたいという人におススメだ。

  • 「トランプ時代」の新世界秩序

    前回の書評に引き続き、三浦瑠麗氏の著作。 トランプ政権について冷静に論じられている。 私は日本の外交安全保障については疑問に思っていたので、トランプ氏の求める同盟国としての相応の対価というのは理解できる。 三浦氏も冷静にそのことを論じており、外交安全保障に真摯に向き合わねばならないと述べている。 また、私が常々言っている、「パックス=アメリカーナ」に関する言及もあった。 現在が未だその時代であると

  • 『日本に絶望している人のための政治入門』

    今、話題の三浦瑠麗の著作を読んでみた。 リベラルってこんな感じかあという印象。 日本で言うリベラルってほぼ左だから。 種々のテーマについて、私見が述べられていて面白かった。 ただ、一点、徴兵制を良しとしている点は問題がある。 自分が血を流す可能性があることで、開戦の可能性を下げられる。 と述べているが、そうだろうか? 徴兵制があろうがなかろうが、戦争する時はするだろう。 戦前の日本とて、徴兵制があ

  • 月間書評(2017年3月分)

    毎月恒例の書評のお時間です。今月は8点。 「予言者 梅棹忠夫」 版元:文藝春秋(文春新書) 著:東谷 暁 ISBN:978-4-16-661106-5 定価(本体)¥940+税 【コメント】 生物学出身の社会人類学者、登山や僻地探検といったフィールドワークを重視し、 戦後間もない時期からの論壇をリードし続けた、梅棹忠夫氏の評伝。 おそらく「団塊の世代」の知識層にはなじみの深い学者なのだろう。 私は

  • 月間書評(2017年2月分)

    今月は9点の書籍を閲読。(うち1冊は途中断念) 「絶望という抵抗」 版元:(株)金曜日 著:辺見 庸 佐高 信 ISBN:978-4-906605-99-6 定価(本体)¥1,500+税 【コメント】 辺見庸 氏と佐高 信氏の対談。週刊金曜日掲載分と、4章から8章までが本書オリジナルの 語りおろし。単行本にしてはボリューム不足だが、両氏の舌鋒鋭い社会に対する批判の 応酬に胸のすく思いがした。 あと

  • 書評「知識を総合する・マルスポ堂書店」(2016年11月分)

    今月の書評欄、「マルスポ堂書店」のお時間です。今回は雑誌1、書籍5点。 「わたしの小さな古本屋」  版元:筑摩書房(ちくま文庫)   著:田中美穂 ISBN:978-4-480-43381-7 定価(本体)¥780+税 【コメント】 岡山県に存在する「蟲文庫」という古書店を運営している、女性店主のエッセイ。 緩い性格ゆえの内容は、共感を得る部分が多かった。 「日本の聖域 ザ・タブー」  版元:新潮

  • 書評「知識を総合する・マルスポ堂書店」(2016年10月分)

    弊紙はスポーツ紙でありながら、異例とも言える「書評欄」(月1回)も設けます。 書評紙面のタイトルは、上記にあるとおり「知識を総合する・マルスポ堂書店」 という意味不明な名称と致しましたが、これには由来があるんですねえ。 私が小学校4年生まで過ごしていた某団地には、当時は賑やかだった商店街が 近くにありまして、そこには小さな書店「詐欺書房」(仮名)が軒を連ねていました。 現在の様子。先日所用のついで

  • 2016年9月に読んだ本

    表題の件ですが、備忘録として記事にあげておきます。 「愛と痛み 死刑をめぐって」  版元:河出書房新社(河出文庫)   著者:辺見庸 ISBN:978-4-309-41471-3 定価(本体)¥640+税 「世界のたね 真理を探究する科学の物語(上・下)」  版元:KADOKAWA(角川文庫)   著者:アイリック・ニュート 訳者:猪苗代英徳 ISBN:978-4-04-400158-2 978-

  • この本のおかげで速読できるようになりました

     僕は、もともと本を読む速度がとても遅かったと思います。三時間で100ページ読めればいい方でした。そんな僕は当然速読術を身に付けたいと思っていましたが、いくつかの速読術の本を読んでみても全然読書のスピードが改善されることはありませんでした。  しかし、この本を読んだおかげで速読を身に付けることができました。それは、速読の構造を理解したからだと思います。 全部を理解しようと読書するから速読できない。

  • 2016年8月に読んだ本

    表題の件ですが、今月は6冊の書籍を読破しました。 「ケインズかハイエクか 資本主義を動かした世紀の対決」 版元:新潮社(新潮文庫)  著者:ニコラス・ワプショット 訳者:久保恵美子 ISBN:978-4-10-220051-3 定価(本体)¥890+税 コメント:特にありません。私が経済学にはド素人なので、よく分からんかった というのが正直なところ。 「読ませる自分史の書き方」 版元:幻冬舎(幻冬

  • 2016年7月に読んだ本

    ① 「いのちの旅 『水俣学』への軌跡」 版元:岩波書店(岩波現代文庫)  著者:原田正純 ISBN:978-4-00-603298-2 定価(本体)¥860+税 コメント:水俣病の研究に携わった、故・原田正純医師の足跡を記した自伝的記録。 高度経済成長の裏で、企業公害に苦しんだ人々がいたことを忘れてはならないと 思います。そして不遇な運命を背負わされてしまった人々の犠牲の上に、 この国の平和と繁栄

  • 2016年6月に読んだ書籍

    今回のテーマは、表題のとおりです。 ① 「殺人犯はそこにいる~隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」 版元:新潮社(新潮文庫)  著者:清水潔 ISBN:978-4-10-149222-3 定価(本体)¥750+税 コメント:特にありません。 ② 「『日中韓』外交戦争」 版元:新潮社(新潮文庫)  著者:読売新聞政治部 ISBN:978-4-10-136772-9 定価(本体)¥630+税 コメン

  • 2016年5月に読んだ書籍一覧

    皆様こんにちは。 表題の件ですが、備忘録的に記事として残しておこうと思います。 ① 「『東京電力』研究 排除の系譜」 版元:KADOKAWA(角川文庫)  著者:斎藤貴男 ISBN:978-4-04-103149-0 定価(本体)¥1,000+税 ② 「落日の宴 勘定奉行 川路聖謨(上)」 「落日の宴 勘定奉行 川路聖謨(下)」 版元:講談社(講談社文庫)  著者:吉村昭 ISBN:978-4-0

  • 2016年4月に読んだ書籍一覧

    皆様こんにちは。 2016年4月に読了した書籍を、備忘録として列記していきたいと 思います。 「誘拐」 版元:筑摩書房(ちくま文庫)  著者:本田靖春 ISBN:978-4-480-42154-8  定価(本体)¥800+税 「ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領」 版元:KADOKAWA(角川文庫)  著者:アンドレス・ダンサ、エルネスト・トゥルボビッツ ISBN:978-4-04-1043

  • 2016年3月に読んだ書籍一覧

    皆様こんにちは。 4月1日、年度初めでございます。 年度初めと言えば、新入社員の「辞令式・入社式」が執り行われますね。 私にもかれこれ17年前の1999年に、新卒で入った銀行 (第二地銀レベルなので大したことありません)の入社式に臨んでいるはずですが、 どのような流れで行われたか、全く記憶に残っていないのですね。 我ながらこの件は不可解ではあります。 我々の世代は、いわゆる「ロスジェネ世代」ですの

  • オススメの本です!p■qω・´)

    WordPress・MTOS簡単インストール機能対応!レンタルサーバー『ヘテムル』 運のいい子を作る『自然流子育て』 僕も人から薦められ、とても心に響いたので紹介します。 初めに今回は子育てということですが、僕はまだ若いため別の視点を中心に紹介します。 今の時代、まずまっさきに目が行くののは「目に見えるもの」ですよね。 当たり前です。目に見えるものなんですから真っ先に目が行くのは当然ですよね。 で

  • 習慣を継続させる慣性力

    WordPress・MTOS簡単インストール機能対応!レンタルサーバー『ヘテムル』 僕は正月に母の実家に行きました。 その時に立ち寄った書店でタイトルに惹かれ、宇宙という言葉が好きなのもあって 『宇宙を動かす力は何か 日常から観る物理の話』 という本を購入しました。 物理の勉強はしたことが無かったので間違ったなぁ(´-`)と少し後悔もしたんですが、読んでみると中学生程度の知識があれば分かるようにと