• 千年の木 (The Millennium tree)

    未来を見通すことの出来る案山子さん。 あの日聞いたあの声を。 真っ青な空に吹いた風の声。 あれから時は流れ、 私はこんなにも大きくなりました。 じっとただ、あなたが私を見上げ、 私があなたを見下ろす、この日まで。 ただ空を目指し、光を求めて生きる事。 私は誰かの宿り木で、 誰かのために生き、そして朽ちていく。 たとえもし、私の生命が果てたとしても、 私は誰かの役にたちましょう。 たとえもし、あなた

  • 古い小説

    普段は流行り物好きなのですが、 たまに、ふと人生に立ち止まった時、 古い作家の小説を僕は読みます。 何でかと言えば、 そこに人として普遍の事実が ある事が多いからです。 時代の流れが早い昨今、 皆さんはどうやって自分を見つめますか?

  • 一角獣の像とこの世の果て

    僕は本を閉じ、外を眺める。 色彩を持たない、この世界の空の果てがどこなのか想像しながら。 僕の半分は君で、君の半分は僕で出来ていて。 そんな事も知らずに生きているから、また大切な事を失って。 失ってから気付くのは何故?いつも、どうしてそうなのだろう。 影に映りし残像が、誰かと重なるその日まで。

  • 下衆の極みお富

    「死んだはずだよ」 そんな人、知りません。 そう言いたいのは僕の心で、でも何故か身体は君を求めてて。 織姫と彦星の様になんて、ロマンチックな世界より、君と繋がるこの世が楽しくて。 死んだ人は話せない。 生きているという事はそういう事。 あのですね?スプリングセンテンスだったか、ニュータイドだったか、んー、SSNTかな? エッサオー げんやだなぁ。 全くもって言葉のサラダ。 良いも悪いも関係ない。

  • タイトルは「君とのはじまりの物語」(改訂版)

    どうも(;`Д´)y━~ボクですw 今日のみゆき もう愛だとか、恋だとか 難しく言わないで 私の子供になりなさい。 もう愛だとか、恋だとか 難しく言わないで 私の子供になりなさい。 「私の子供になりなさい」より 生きることに疲れた男をなだめる母のような愛をもつ女。 男はいつでも子供だからね。 さて本題。 今日は夜中のノリで恋愛小説なぞを書いてみました。 つたない文章ではございますがどうぞよろしくお

  • 王犬の河豚り

    王 「おい、例のものは間に合うのか?」 召使いA 「はい、予定には間に合うようにしています。」 王 「これでは弱いのだよ。赤でも白でもいいからとにかく形にしてだせ。」 召使いB 「コーヒーをお持ちしました」 王 「そこに置いておけ。」 召使いB 「はい。これはどうしましょうか?」 王 「なんだそれは」 召使いC 「河豚にございます。」 王 「ふぐか。今はいらん。」 召使いA 「私が預ろう。」 召使

  • 【ittiイッチのビーエル日記】その23

    こんにちは(о´∀`о) 23日から更新を滞っているイッチです。 今日の記事は 自分への問いかけなので、目にされた方は ごめんなさい。スルーしてくださいね。 別のサイトで書いている小説の 内容が... 次の展開を 書くのが..... 気が乗らない。 つらい。 落ち込む。 なんで こんなお話を書き始めたんだろう⁉ こうなることは わかってて、そこは主人公の通過点。生きていれば 何処かで直面するだろう

  • The world of tensegrity part①

    「My dearest」 it was just written at front of envelope. and the back was 「from your soul friend.」 i opened the envelope and got out the manuscript to start reading. Nov.26 tuesday this is 8th day,since

  • 第三回お題SS 戦慄、告白、ネコバス

     暖かな室内、座り心地のいい毛皮に覆われた椅子。 今はどんなに速い乗り物でも、このバスの価値には負けるだろう。 産業革命は過ぎ、人間の作った機械が人間の脳を超え、新たな技術を日々生み出している。 動物での遺伝子操作、いわゆるキメラ研究もそのひとつである。 もちろん人道的、倫理的観点からの批判は少なくなかったが、研究で得られたものは、人間の想像より遥かに大きいものだった。 異形の姿をした動物に、人々

  • 第二回お題SS 万年筆、砂糖、飛行機

     小さな窓から見える町並みは私にとって忌々しい過去だった。 煙を吐く建物たちも、萌える緑も、もうすぐ雲の下に隠れ消える。 清々しく、生まれ変わる時の気分、いや、脱皮する生き物の気持ちが近いだろうか。 ひとりくだらないことを考えながら、思わず口元が緩んでしまう。 「行き先に恋人でも?」 静かに発せられた声に不意を突かれ驚く。隣席の男か。眠っているものだと思い込んでいた。 面倒だが、怪しまれてはまずい

  • ボロボロでございます。

    こんにちは。 年明けたら写真たくさんで更新するよ(`・v・´)ドヤ と胸はって言っていた私です。 そんな私、風邪をひきまして市販の薬を飲んでいました。 そしてその後、その市販の薬でアレルギー発症し病院へ。 激しい痒みをともなった湿疹が胸から上にバーっと。 目なんてお岩さん状態。 喉の風邪も本当に辛く、食べるのも飲むのもやっとで、体重2キロ減って豚が子豚になりました。 喉と頭の痛さで夜もほぼ眠れな

  • 【ittiイッチのビーエル日記】その19

    寒い〰ーー 静岡県は温暖な地域で、私の住むところは雪とか降ることもなく、のほほんと暮らしております。でも、風が強くて‼ 飛ばされそうです〰ッ( ´△`) 今日は、ちょっとワクワクする事があって、早く夜にならないかと🎵 人の恋路を応援するって・・・される側は鬱陶しいでしょうが、とても華やいだ気持ちになります。 どうか、この恋を良い方向に~~😆とか、幸せな気持ちになってくれたらいいな💓とか。 そ

  • 完全版ガリバー旅行記

    土日祝のパート駐車場警備員です。 私は趣味で小説を書いています。これは超短編です。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- ・・・本屋でも行くか。 賢介は来週の新年会で幹事から一発芸をやるように指名された。歌は下手、漫談も出来ないし、手品もだ

  • 山流

     群れをなし、生の限りを尽くさんとする魚たち。互いに身体をぶつけながら上へ上へと押し合い、高みへゆく。 その傍らには、枝から落ちた青い若葉が、水の流れに身をまかせ漂い下ってゆく。 遠くでは鳥たちが賑やかに鳴いている。風の中を、木々のざわめきの中を、はばたきながら空に溶けてゆく。 風が一鳴りすると、木の葉たちはいっせいにその身を夕に染める。 水面から浮き出る鱗はきらきらと紅を映し出し、水に漂う葉も面

  • さらばオクトパス 01

     いつもと同じように、虫が鳴いている。硝子越しに夜空を見つめるが、星は見えない。小雨が降ってきたらしく、虫の声もしだいに止んでいった。気持ちをはやらせないよう、雨音に耳を傾ける。今が過ぎ去ることを待つしかない自分に不甲斐なさを感じながら。 ドン、ドンドン 鈍く湿った音が雨音を遮る。嫌な予感が一瞬にして現実になる、覚悟はしていたが、この扉を開けることが今はただただ恐ろしかった。 「…すまない」 扉が

  • 第一回お題SS 弓、星、黄泉の国

     その国には、生が無かった。 全てが死から始まり、 見渡すかぎりの絶望と終焉だけがこの国の礎であった。 「空というのは、一体どこまで続いているのですか?」 光のない瞳を真っすぐに向けながら、少年は私に問いかける。 闇に覆われた空の下、彼の栗色の髪は淀みなく風になびいていた。 「どんな暗闇にも始まりがあるでしょう。君が"それ"を見たいを望めば、きっと。」 私の答えに不満げな顔を浮かべ、彼は空を見上げ

  • 我々は蟻である

    名前はまだない。君にも名はない。死ぬまで誰も名付てはくれないだろう。 なぜなら私も君も「蟻」だからだ。我々にはアイデンティティなど必要ないのだから。 巣を出て、仲間の作った道を辿り、餌を見つけて帰ること。それが役目だ。 サボる仲間もいるが、私には関係はない。体の動く限り仕事をすること、それが私の生きる意味だ。

  • 『気づいたんだけど』05

     人の気も知らないで、吉田は晩御飯を一緒に食べたあと、帰る事なくオレの部屋に泊まった。 前は、セミダブルのベッドの上で窮屈そうにくっついて寝たが、流石に今夜は気持ちが持たない。きっとオレの「好き」がダダ漏れてしまいそうで、とにかく離れて寝なくては、と思った。 ベッドの横に寝袋を置く。 客用の布団なんて家には無くて、大抵友達とはベッドで寝るし、夏は床にタオルケットを敷いただけでごろ寝。 案の定、吉田

  • 缶コーヒー(小説)

    母さんが泣いてた ある冬のことだ とても寒い冬だ 小さなストーブでは窓も曇らないほどの寒い冬 僕は携帯をとり 電話をかけたんだ 僕は母さんに「なぜ僕を産んだの?」 僕は母さんに「僕なんか産まれて来なければよかったのに」 母さんは泣いてたよ いつもタバコをふかしてデミタスの缶コーヒーを母は飲むのだが、 その日は母さんは静かに泣いてたよ 嗚咽が漏れそうになるのを我慢しながら 鼻をすすると、空になった缶

  • 『気づいたんだけど』04

     どういう訳か、吉田はオレのアパートに来るとまるで自分の家のようにくつろぎだす。 オレは、吉田の彼女の事とか聞きたくもないってのに。 同じ空間に居たら、空気が薄くて呼吸が苦しくなりそう・・・。 っていうか、多分オレの周りだけ空気が薄くなっていると思う。 吉田はいつも通りだし、人のベッドの上で何をするでもなく、ぼんやりしているだけ。 ホント、頭にくる・・・・・。 オレが、お前を襲えないって思ってるん

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