• 4dx インフェルノ

    ダンブラウン作 ラングドン教授のミステリーシリーズ 歴史や美術のうんちくがあふれる 大好きなトムハンクスの映画 今回は4dxで 風が気持ちよく、衝撃にあわせて椅子が動く 水しぶきをあびながら一緒に駆け回るフィレンツェ アトラクション気分で楽しかったー♪ いろんな意見ありですが 私は素直に楽しかった♪ ここ何年もTDLやらUSJやら まったく無縁の私ですから。。 だいぶ昔に 新宿バルト9で  ★Qu

  • 死の泉

    読むのに体力がいる本です でも読み進めるうちに背筋が凍りそうになります ドイツが舞台なので関係ないけど、ついつい漫画「モンスター」がダブってきましたw 第二次世界大戦下、ドイツには生命の泉(レーベンスボルン)という施設がありました そこは未婚のまま妊娠した女性が安心して子供が産めるという場所 ミステリーなので詳しく書くとネタバレとなってしまうので怖いのですが、タイトルを見てください。生命の泉のはず

  • 読んで、「半七」!

    岡本綺堂の「半七捕物帳」から宮部みゆき氏と北村薫氏がセレクションしたアンソロジー 全12編の短編と「江戸のシャーロック・ホームズ」と題された、上記二人の作家の対談解説もあって、なかなかお得感のある一冊です 確かに岡本綺堂はシャーロック・ホームズの愛読者でしたから、この半七捕物帳もお手本としていたようで「奥女中」などはそれっぽいが、怪談じみた話も多く、そんな部分では後にSFやミステリーで活躍する海野

  • 追いつめる

    中学生の頃、チャンドラー、ハメット、マクドナルドなどを読み漁り、高校に行って87分署シリーズにどっぷり漬かっておりました なぜかなかなか日本のハードボイルド作品に手がでなかったのですが、何がきっかけだったかこの一冊に手を伸ばしたのです いやあ、面白い、さすがに直木賞とっているだけのことはある 同僚を殺された刑事が妻子とも別れ、単身巨悪に挑んでいく まさに修羅道 ぐいぐいと引き込まれ読み終わるのに半

  • 三角形の第四辺

    エラリー・クィーンはフレデリック・ダネイとマンフレッド・リーの共同執筆時のペンネーム この作品はかなり後期の作品で、エラリー・クィーンの名で出版されていますが、別の作者が書いたものとされています 後期の作品はほとんどがそうで、なので小説のタッチもバラバラ、トリックも未熟なものであったりして、どうして偉大なミステリー作家がこのようにして晩節を汚したのかはいまだに謎とされています しかし、すべてが総じ

  • 陸軍士官学校の死

    エドガー・アラン・ポー(この小説内ではポオと表記)が登場するミステリー ポーといえば世界で初めて推理小説を書いたアメリカ人で、江戸川乱歩のペンネームの由来ともなった人物です そのポーが陸軍士官学校時代に事件に巻き込まれるというサスペンスなかなか読ませてくれます 士官候補生の首つり死体 その死体からくり抜かれた心臓 このことが意味することとは なかなか引退した警官と若きポーの兼ね合いが魅力的な作品で

  • T型フォード殺人事件

    広瀬正氏唯一のミステリー本、長編1作と短編2作が収録されています 表題作はT型フォードの形状を上手く利用した密室物ですが、ちょっと文章だけだとなかなか理解させるのは難しいかも知れませんね 多少淡泊に感じるかもしれません むしろすぐれているのは短編「殺そうとした」 自動車教習所の教官が、生徒である主婦と恋に落ちます 主婦の亭主は年齢が10歳も離れたさえない大男 主婦の心に、そして主人公の心に、この余

  • 復讐法廷

    今年テレビ朝日で同タイトルの2時間ドラマが田村正和氏主演で放送されました ドラマでは娘を殺された男が無実となった殺人者を処刑した行為が罪となるかという、この小説の土台部分だけを利用して作られていました、なので原作と言う扱いはせず、最後にクレジットでお断りを流していました そう、ドラマはこの小説通り日本では作れないのです なぜなら法律が違うから この小説の奥深さはアメリカにおける人種差別問題が大いに

  • 狼の王子

    この頃邦訳が多い北欧の小説 今回はデンマークの作家がアイルランドを舞台に描くという珍しいスタイルの小説です アイルランドの田舎町で郵便配達人が発見した三体の死体 監禁、虐待、家族の殺し合い と、物騒な単語を並べましたが、本作は実に上手に読者をリードしていき、ラストの謎解きへと導いていきます さて、アイルランド 狼男といえばアイルランド やはり少し閉鎖的なイメージがありますね。よそ者受け付けぬみたい

  • 緋色の囁き

    綾辻行人氏の「囁き」シリーズ第一作 女学園の寮、連続殺人、夢遊病 オカルトサスペンスの味わいを取り入れながらもしっかりとした、本格推理小説に仕上がっている傑作の一つです これ、20代の頃、何とか映像化できないか、必死で企画書起こしましたね ただ、なかなか上手くいかなかった 綾辻氏といえば邸シリーズが有名で、そのイメージで製作費がかさむイメージをプロデューサーの多くが持ってしまっているのですよ でも

  • 義経はここにいる

    井沢元彦氏の歴史ミステリーの傑作 源義経の墓がどこにも存在しないことから作られたミステリーです 大河ドラマ「義経」に脚本協力で加わった折(内、2本金子成人氏と共同で脚本も書きました)シナハンにメインライターの金子成人氏やプロデューサー、ディレクターらと行ったのですが、義経は各地で活躍しているのでまあ、大変w 壇ノ浦、一の谷、屋島、鞍馬山、そして当然平泉にも さすがに北海道にある義経神社には行きませ

  • 死の接吻

    これももはや古典と言っていいかと思います この小説はアイラ・レヴィンが23歳の時に書き上げたもの 内容は完璧。すでに読者を楽しませる術を身に着けています この小説は何度か映画化されていますが、正直小説を超える作品はありません というのは、この小説の作りにあります 序盤、犯罪計画を企てているのが誰なのかがわからないからです でも、登場人物リストがあるとわかってしまうのですがw それでも読み進めていく

  • 時計じかけのオレンジ

    S・キューブリックの映画で有名な本作 しかし、アンソニー・バージェスのこの畳み掛ける文章は、暴力的と批判された映画以上に破壊力抜群です はっきり言ってキューブリックはこの小説だけには負けたんじゃないかな 個人的にそんな気がします S・キングを怒らせた「シャイニング」なんかも、私はキューブリックの上手出し投げで原作に打ち勝ったと思っていますし この文庫89年の16判なので、例の1章が削除されています

  • 遮断地区

    未ネット・ウォルターズらしからぬタッチの傑作とでも評しましょうか これは読む手が止まりませんでした。それぐらい面白いです ある、あまり治安のよろしくない団地に小児性愛者が越してくるという情報が流れ 中産階級の10歳の少女の失踪 小児性愛者排除のデモから暴動への変遷 ミステリーと言うよりも疑似イベント的なタッチで話が進行していきます しかし、この小説のようなこと、現実に起きる可能性もあるわけで 過去

  • 給食ファクトリー

    給食にまつわるミステリーなんて少ないので読んでみたらなかなか興味深い内容でした 給食廃止論者なんて人がいるのですね 大阪だと給食を開始したが、冷たいだの少ないだのと不評なようで もとより学校で作ることをしないのだから仕方ないですね もう少し下準備をしっかりとして取り組めばよかっだろうに まあ、思い付きだけで手っ取り早い方法しかとらない人が市長ではね、しっかりと定着するかどうか疑問です この本を読ん

  • 地上最後の刑事

    この小説は設定が素晴らしい 半年後に人類が死滅するのです。小惑星の衝突によって そんな中、一人の男の死体がファストフード店のトイレで発見されます ベルトによる絞殺 しかし、そんなもの自殺だろうと済まされてしまいます だって半年後にはみんな死んじゃうんですよ 警察もほとんどあってないようなものです そんな中、刑事になりたてほっかほかの主人公だけがあることに気づくのです 死者が身に着けていたものの中で

  • 古い骨

    スケルトン探偵、ギデオン教授の第一作 白骨死体の法医科学分析という新しいシリーズを生み出した作品です 帯の これがミステリ!ってのがいいですね、まさに正統派ミステリーと言っていい作品です ミステリーは内容に触れるとネタバレにすぐなるので今回は別な角度からご紹介 このシリーズは美食シリーズでもあるのです 表紙になっているのはフランスのモン・シャン・ミシェル その近くにあるフランス料理の殿堂と言われる

  • 黄色い部屋の謎

    もうミステリーの古典中の古典 密室の謎、人間消失の謎、この二つがキーですね とくに人間消失のトリックは漫画「金田一少年の事件簿」の栄えある第一話で流用されています 作者のガストン・ルルー 聞いたこともないと思っている方、しかし、少なからず一作品のタイトルは聞いたことがあるはずです そう 劇団四季でもやった「オペラ座の怪人」の原作者でもあるのです オペラ座の怪人(The Phantom of the

  • チャイナ橙の謎

    エラリー・クイーンも今も読み継がれているミステリー作家の一人ですね 悲劇4部作、そしてこの国名シリーズ、続々と新訳で再販されているはず この表紙イラストも真鍋博氏 中国切手をメインに据えた素晴らしいイラストです さて、中身の話 この作品は、このシリーズには珍しく密室殺人の話 そして、そのトリックは突っ込みどころ満載の機械仕掛け形式のトリックwww 正直、それは、そうはならないのではないか、突っ込み

  • ポケットにライ麦を

    クリステイは2冊目 ポワロが登場する名作は「オリエント急行の殺人」「アクロイド殺し」「ナイルに死す」などがありますが、ミス・マープルが登場するミステリーでお薦めは何か、と問われると私は真っ先にこの作品を紹介します クリスティ特有のマザーグースの調べに沿って起こる連続殺人 とにかく、意外な犯人とミステリーの質が最も優れた作品でもあり、最後のミスマープルの心情を吐露した一文などは、爽快さを通り超えて背

1 2