八日目の鬼門をくぐり抜けて
いつも楽しみにしているNHKBS「大相撲 どすこい研」は、先週12日土曜日に『八日目』というテーマで放送された。録画していたので、それを昨日つまり秋場所の八日目に視聴した。番組の掘り下げ方と実際の結果がどう絡むかは難しいところだが、改めてこの「中日(なかび)」の存在はなかなか面白かった。 番組では「... 続きをみる
いつも楽しみにしているNHKBS「大相撲 どすこい研」は、先週12日土曜日に『八日目』というテーマで放送された。録画していたので、それを昨日つまり秋場所の八日目に視聴した。番組の掘り下げ方と実際の結果がどう絡むかは難しいところだが、改めてこの「中日(なかび)」の存在はなかなか面白かった。 番組では「... 続きをみる
「おまえ、神様っていると思うか」…殺された探偵米本役の、佐藤二朗の台詞だ。地味だがいい味出しているなあ、と心に響いた。そんなふうに出演した俳優たちの多くに見せ場がありつつ、物語が自然に深くなっていくような作品だった。ということで8月末日、月イチ鑑賞に出かけたのは、先週末封切『時には懺悔を』である。 ... 続きをみる
この時期、戦争に絡むドラマやドキュメンタリーがよく放送される。NHKが中心、全部とは言わないまでも気になった番組は残しておくようにしている。この夏も三つ、四つと録画して観た。大河ドラマ『豊臣兄弟』配役の関わりもあるだろうが、2010年制作、放送された『15歳の志願兵』の再放送が心に残った。 愛知一中... 続きをみる
いやあ、今場所は見応えがあったなあ。書き残しておきたいことは沢山ある。ただその中味は、今まで徒然に書き散らした駄文の延長上にあるはずで、繰り返すのは益々老いをさらけだすようで止めておこう。一つだけ言えるのは、千秋楽にこんなに優勝決定戦を観たのは初めてで、三段目から幕内までどれも面白かった。 それは「... 続きをみる
「また観たくなる」が自分にとっての良い映画なのだと思う。その意味で残念ながら『黒牢城』はそうとは言えなかった。原作は読んでいなかったがミステリ要素のある時代劇ということは知っていて、舞台となる有岡城内で、最初の「事件」が起きた時点で、ああこれはこの人物か…と思い当たったことが原因か。 もちろん筋の面... 続きをみる
「酷評」が話題になっている映画「箱の中の羊」を観た。「月に一度はスクリーンで映画鑑賞」をボケ防止の一環として考えている身としては、脳への刺激を求めて足を運んだわけだが、うーん、難しかったなあ。今まで是枝監督が描いてきた「家族」を扱った作品の中では、解釈しにくい。くっきり入ってこないのだ。 「遠くない... 続きをみる
大相撲も「興行」なのだから、やはり今場所は初っ端からマズいだろっという思いがあった。何しろ「役者」が揃ってない。休場力士のいない場所は少なくないが、今回は、一人出てきた横綱が初日で早くも消え、大関も結局二人が休場、さらには人気力士が続々と姿を消す…これでは、観ている者として不満一杯だ。 残った力士の... 続きをみる
三年前の夏、本当に久しぶりに時代小説を読んでああ面白かったと思ったのは『木挽町のあだ討ち』だった。やはり直木賞、山本周五郎賞のW受賞作にハズレはない。いつか映像化されるかと思っていたら、案の定今春に封切られた。ただ秋田市の映画館まではと二の足を踏んでいたら、連休後に大曲で公開された。 その初日初回、... 続きをみる
今期もNHK朝ドラも何とはなしに観ている。古くから病人(疫病に関わるのだろう)の世話は、下層に虐げられた者たちへ圧しつけられてきた歴史を今さらながら想い、頷いてしまった。看護婦養成学校で出てきた「observe」の訳語としての「観察」に唸る。頻繫に使用する語だからこそ、垢塗れにしてはいけない。 「観... 続きをみる
様々な見解、批判はあったが、ごく平凡な高齢者の一人としてNetflixのキャンペーンに乗り登録したのが3月2日。もちろん、お目当てはWBC中継であった。結果は残念ながら、あれがJapanの限界であったことも確かだろう。メンタルよりフィジカルで決した勝負と思われたし、今後どう進むかも見どころだ。 と、... 続きをみる
野球中継を最後まで観ることがめっきり少なくなった。プロ野球ではほとんどなく、高校野球も地元が出場しなければ、試合そのものもあまり観ない。しかし今回のWBCは、せっかくNetflixも入ったし4試合全部を見届けた。下馬評通りの部分が多かったが、ずいぶんと「勝ち方」に差があったと単純に思った。 球場(の... 続きをみる
娘が仕事があるとのことで朝から孫が来ている日曜日。自室で何かやっているといつも邪魔されるので、ここは居間でマラソン中継でも観るかとTVをつけた。大阪マラソン、注目度の高い若手も出るようだ。スタートの瞬間は見逃したが、序盤でやたらと目立つランナーがいる。体中に磁気テープを貼り付けた彼だ。 実業団駅伝も... 続きをみる
先週土曜日にNHKEテレで放送されたETV特集『過疎のトンネルの先には』を見た。山梨県にある日本で一番人口が少ない早川町を取り上げていた。約790人という数に驚き自分の処はまだまだと思いつつ、この町の抱える問題は、全国にある数多の過疎地域を悩ます持病であることは間違いないと感じた。 番組案内にある「... 続きをみる
昨夜から報道されている選挙結果を確かめて、心沈みがちな推定○千万人の皆様。 いろいろな思考回復術、気分転換はあろうと思いますが、ここは「歌」でどうでしょうか。 カラオケに行き発散するには雪で道路状況も悪く、お手軽にyoutubeで…と、思い浮かんだ曲を三つばかり紹介します。 我が窮状 沢田研二『我が... 続きをみる
朝の目覚めに読んだのはヨシタケシンスケの『タイダーン』という対談本。今日の新聞には「こどもの本 総選挙」という記事が載っていて、上位が鈴木のりたけ、ヨシタケ、柴田ケイコというラインナップだった。この人気作家らの鼎談が、これまた朝7時からTV放送されていた。なんとなく長閑な日曜日の朝だ。 さて、ちょう... 続きをみる
愛読誌『ちゃぶ台』の4号(2018)を開いて平川克美氏の文章を読んでいたら、「人類の時間」と「貨幣経済の時間」という表現があった。二つのスパンの差は明確である。個人の人生つまり「生物体としての時間」の軸を、どちらに置くのかと問いかけていた。ぼんやり考える頭に、先日観たあるテレビ番組が甦ってきた。 「... 続きをみる
大相撲初場所が始まった。二日目現在、横綱・大関が安泰のスタートを切っている。場所の予想は非常に難しいが、このまま上位だけでは決まらない気がする。実力と調子の波がぶつかり重なり、せめぎ合うような場面がくるのが毎度のことだし、それを期待している。一年始まりの場所が今年を占うことも確かだろう。 『大相撲 ... 続きをみる
2025年の暮れ、たまたまということにはなるが「1965年」が重なるように目に入ってきた。一つは、昨日読了した『日本人はなぜキツネにだまされなくなったか』(内山節 講談社現代新書)に引き込まれたこと。もう一つはNHK『カラーでよみがえる懐かしの「紅白」名曲大全集 第16〜20回』を観たことだ。 紅白... 続きをみる
年末恒例の漫才グランプリM-1を観ると、ある意味で自分の今?がわかる。ネタの内容についていけるか、スピードについていけるか、笑いの質についていけるか等々、別にこの齢になって「ついていこう」と真剣に思うわけではない。しかし、どうせなら同時代に生きる者として笑いの筋肉(笑)を維持したい。 なんとなく分析... 続きをみる
今年も大河ドラマを真面目に(笑)観た。正直、最初の頃は分かりにくかった印象があった。今思うと、第一回が「ありがた山の寒がらす」という題でこうした洒落の言い回しが妙に鼻についたのかもしれない。吉原を舞台にする設定がNHKには…という気持もあった。ただ見続けているうちにキャストの良さに惹かれた。 その意... 続きをみる
木曜朝、天気予報通りに昨夜から雪となり、少し積もっている。大曲へ行き映画を観るつもりで8時30分に家を出る。グリーンロードを通るいつものルートは、曲がりくねったアップダウンが続く。運転していると、あれっ凍っているなと感じ、慎重にハンドルを握った。かつての通勤路でもあり、判断は間違えない。 郡境を越え... 続きをみる
一昨日BS4K(昨日はBS)で新日本風土記「おいしい横手盆地」が放送された。この番組はお気に入りで、いろいろな切り口で各地の風土の今を見せてくれる。春までモニターもしていたので結構観る機会が多かった。全体的にはあっさりな風味が主だったが、なんと言ってもタイトルが秀逸で、地元民としては見所一杯だった。... 続きをみる
一昨日終わった『ひらやすみ』というNHK夜ドラは、なんというか、面白かった?まず、このタイトル。漫画原作ということだが、これはきっと「平屋住み」と「平(平凡、平穏といった意味で)休み」を掛けているのだろうなと、1話、2話の段階で予想した。今、検索してみたらAIでもそんな解を導き出していた。 とにかく... 続きをみる
「なぜあの時、あなただけが登頂したんですか?」 帰宅してから、映画サイトに入ってみたら「15秒スポット サスペンス編」というページがあり、思わずクリックした。それはこのナレーションで終わっていた。確かに、その疑問がすっきりしている形で解決したかというと、もやもやしたままに心に浮かぶ。視聴後に妻とラー... 続きをみる
大相撲九州場所が終わった。今場所を陸上競技のトラックレースに喩えると、予想通りの展開となり終盤で白熱の戦いとなったが、ゴール直前首位を争っていた一人が躓いてしまい、エエーッと声が出てしまった…という感じか。安青錦の優勝は、相撲界全体にとって喜ばしい出来事だった。しかしこの先は不透明だ。 振り返れば一... 続きをみる
朝の目覚めの読書は『熊の場所』(舞城王太郎 講談社)。自分好みではないなと思いつつ、先日読んだ『君のクイズ』に取り上げられていて興味を持った。題名は、主人公の父親が熊と遭遇した体験から付けられているのだが、いやあ確かにインパクトのある表現だ。到底適わない境地だと知りながら、引用する。 恐怖を消し去る... 続きをみる
たまにはNHK朝ドラの話題を…パッと頭に浮かんだシーンがある。先週初め、主人公トキの実の弟である三之丞が登場して、商家に入り「私を社長として雇ってくれ」と懇願するが蹴散らかされる。没落した士族、工場も倒産し、生活力皆無の状況で母とともに裏ぶれていく様がなんとも、時代の象徴に思えた。 「社長」という語... 続きをみる
朝、題名が気になり録画していた「未来予測反省会」を視聴する。テーマは「散髪ロボットで理美容師がいなくなる」。過去の予測が外れた分野を検証してみるバラエティはAIの進化が著しいなか、考えさせられることが多かった。出演者のある一言が目指す方向を示していた…「人の仕事を引き立てるテクノロジー」 11時前、... 続きをみる
大リーグのWシリーズは見応えがあった。日本人選手のいるドジャースを贔屓にするのは自然な感情とはいえ、ブルージェイズも本当にいいチームで熱戦が繰り広げられた。言うまでもなく一番のヒーローは山本由伸。忘れられない第3戦延長18回のブルペン入り。そしてまるでドラマのように締めくくった最終戦。 多少見続けた... 続きをみる
テレビやネット画面に毎日毎時間あふれるように映し出される、おいしそうな食べ物。旅番組の豪華な食事やレストランメニューなどは、指を咥えて観ている(あくまでイメージです)だけだが、時々これならすぐ真似できそうといったものも出てくる。再現するための条件は、とにかくお手軽であることに間違いない。 www.w... 続きをみる
わらび座劇場に足を運んだのはいつ以来だろう。たぶん『アテルイ』の時だったはずで、もう10年以上前だ。今回の『秋田は何もない』はぜひ観に行きたいと考えていた。午前中の部がある平日をねらっていて、昨日ようやく実現した。団体客もいて100人以上は入っていた。前から2列目のかぶりつき観劇となった。 musi... 続きをみる
大相撲秋場所が終わった。コロナ禍が明けてからの大相撲人気は凄いようで、よほどの運やツテがないと本場所観戦は容易でない現実だ。従って観戦の時間は長くなる一方で、時々十両から楽しむこともある。付き合わせられる(笑)孫も、だいぶ力士の名前を憶えたようだ。昔の自分もそうであり結構記憶している。 2016年秋... 続きをみる
先週封切られた『宝島』を観に行った。上映時間が191分という長さには心配が付きまとう。高齢者なのでトイレのこと(笑)もあるが、それはともかく「冗長」になるのでは…という点だ。すでにそういった指摘もネットでぼちぼち出始め、その声に対する監督自身の反応も話題になっている。ともかく自分の眼で…。 www.... 続きをみる
この頃、ドラマに出てくる高校生の姿を見て素直にいいなあと感じた時があった。フィクションなので当然問題が生じたり、困難さがあったりするが、最終的に背筋をピリッと伸ばす印象が強く頼もしく見える。TBS系「御上先生」もそうであり先週終わったフジ系「僕達はまだその星の校則を知らない」も良かった。 (佐々木愛... 続きをみる
(2024 あさ出版) 二学期の学校読み聞かせは明日からスタート。今週、来週と4年生が対象なので、ちょうど良いかなと思い、取り上げることにした。本は昨年発刊されたときに買い求めていた。しかし、毎月行っているこども園の子たち相手には無理だろうし、機会を待っていた。県内の出来事、視点人物が自販機…ぴった... 続きをみる
NHKの朝ドラ「あんぱん」を観ていたら、ある言葉が妙に懐かしく思えた。それは「風来坊」。店名としてはともかく、日常生活でこの語を使ったり聞いたりはしない。若い頃聴いていた小坂忠のアルバムに曲があったと思い出した。もともとは、はっぴいえんどの歌で細野晴臣で作っている。いかにも細野テイストだ。 www.... 続きをみる
NHK大河ドラマは小学校の頃からほぼ見ている。ご多分に漏れず、戦国時代や幕末が面白い。実はフィクションとは知りつつ、20代から30代にかけての頃、マイヒーローだった人物がいた。それは『国盗り物語』に登場した雑賀孫市(そうか・まごいち)、林隆三が演じていた。あの鉄砲集団が妙に格好良く思えた。 先日、B... 続きをみる
おっと、自分で決めたノルマ、とうとうこんな時刻になってしまった。ブログにアップすることが定まらない。そもそも昨日の時点で若干焦ってはいたのだ。明日から始まるこども園読み聞かせの準備が立ち遅れた。隣市図書館で借りてきた一冊『カブトくん』をPPT作成するのにも手間取ったし、他の本も未定だった。 なんとか... 続きをみる
(1975 CBSソニー) 昨日、古井戸のCDを注文したことを書いた。ただずっと以前から持ち続けているCDもあるにはある。職に就いた頃レコード盤を廃棄し、その代わりにと十数年前に買い求めたものだ。自分にとってはメモリアルな1枚。「酔醒」という唯一ソニーから出したそのアルバムは、今だとyoutubeで... 続きをみる
ポイントやクーポンの「沼」にハマっているのか…と不安が襲う。どうもこの頃、未読の本が増殖している。2つの図書館から借りているのはここ数カ月間同様だが、中古本も新書・文庫などを中心にずいぶんと並んできた。複数サイトからの「●●円引き」「▢▢パーセント還元」の甘いお誘いに手が引っ張られる。 今週は止めと... 続きをみる
当時、深夜ラジオリスナーではなかったが、曲をリクエストすることには憧れていた(笑)。その頃仙台にあったリクエスト喫茶に通ったのも1974年だ。店内だけで通用するペンネームを「●●オサム」にしたのは、「傷だらけの天使」の影響だっただろうか。弾けられない暮らしは、ドラマの人物の破天荒さを欲した。 さて同... 続きをみる
NHKBSのアナザーストーリーで取り上げられていたのは、あの伝説的なドラマ「傷だらけの天使」。放送されていたのは1974年つまり昭和49年、自分が大学に入った年だ。もちろん、毎週欠かさず観た記憶がある。あのオープニングの格好の良さは、いったい何だったのだろう。「時代」という言葉で一括りできるか。 番... 続きをみる
もう一つ、大相撲話題で。新横綱が2敗した時点で「ひょっとしたら」、3敗した時には「これはもう…」と、優勝に一番近い力士は、と我が家の高齢者夫婦が予想したのは、安青錦だった。今場所の戦い方は際立っていた。2敗はしていたが、頭をつけ腰を低くしてからの攻守は安定感があり、崩れないはずと思った。 14日目新... 続きをみる
新しいアリーナでの本場所の風景は、TV視聴者にも新鮮に見えた。昨夏のことも少し思い出しながら、じっくりと見入ることのできた15日間だった。新横綱大の里については、様々な方が様々な理由を挙げていて、もっともだなと感じることが多かった。評論家ではないが、諺や四字熟語で総括しやすい感覚を持つ。 例えば「好... 続きをみる
7月18日、去年の今日は名古屋で大相撲を観戦していた。今、TVに映る新しいアリーナではなく、旧い愛知県体育館である。一人横綱として頑張った照ノ富士が決定戦を勝ち抜いて結局最後の優勝を飾り、貴景勝が大関陥落となった場所。若手の台頭が目覚ましい年だったが、ある意味象徴的な出来事が多かった。 spring... 続きをみる
(C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会 この原作は読んでいた。もう13年前になる。読んだのは文庫で、単行本出版は2007年である。映画を観る前にふと「なぜ今頃か」と思った。「実際の事件」が映像化されるには、もちろん内容に左右されるだろうが様々にクリアすべきことがあ... 続きをみる
(紀伊国屋書店 2007) もちろんこの本を読んだことがきっかけである。本編2時間ちょうどのドキュメンタリーを、ナレーションもBGMもなしで視聴するということだけでも貴重な体験だった。TVでもよくドキュメントを観るが、ふだんいかに自分がそうした情報に呑みこまれているか考えざるを得ない。感想は常に誘導... 続きをみる
【KBO】斗山・高田琢登、NPB球団が獲得調査!出戻りの可能性?後半期:28試合 1勝6H 防御率1.65 奪三振29
【公示】DeNA、佐々木千隼が謎の登録抹消…5試合5回 被安打3 奪三振率7.20 防御率0.00
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