ハムレットのムラゴンブログ

  • エッセイ きれぎれ草 14 <詩片>

    銅版に描かれた猫の絵 呪いをかけられたように厳かに 不可能な一歩を踏み出そうとする                  〇 きよらかな秋の午後 駅前の鳩の群れは深呼吸をはじめた      〇 遠い国から手紙が来た 海の匂いがした       〇 表現 ここには一切がある しかも一切が失われている     〇 無限の可能性の中の中心点を 常に保持し続けること ハムレット

  • エッセイ 自由という女神 「『罪と罰』考」

    「罪と罰」のラスコーリニコフは、自分で抱いた自由思想を全人格で実践した男である。そこには、何の妥協もないのであって、誰にも、それを止める力はなかった。そうして、凶行を遂げた後に、良心の呵責が容赦なく襲いかかっても、自由を追い求める彼の悪魔的な頑強な人格は、それによって、崩壊することはないのである。そうなのである。彼は、豊かな良心を持った殺人者という、一見、不可能と見えるパラドックスを、強硬に生き抜

  • ハムレット <高貴な自由精神の悲劇>

    ハムレットは復讐劇である。忠臣蔵がそうであるように悲劇に終わるより他はない劇である。ただ、ハムレットは非常に多弁で、内蔵助は非常に寡黙であるということは、また、別の話になるのだが。 ハムレットの自由精神は、比喩を使えば、いわば、復讐心という暗い感情を垂直軸にして、その回りを振り幅が非常に大きい螺旋状に下降する感情として運動していき、最後の大団円で、それが交わるように、描かれているように見える。そう

  • 「ヴィルヘルム・マイスター修業時代」ゲーテ 岩波文庫

    主人公のヴィルヘルム・マイスターは、恋に破れ、ある劇団に身を置きます。そこではハムレットを演じるのですが、この小説自体が一編の卓抜なハムレット論にもなっています。ハムレットは性格劇ではないという卓見がここで出てきます。その劇団で運命の荒波にもまれながら、ヴィルヘルム・マイスターは成長していきます。彼と知り合いになった一女性の「美しい魂の告白」は圧巻です。ミニヨンという孤児の女の子の扱い方も見事です

  • 「ハムレット」シェイクスピア 新潮文庫

    「生きるべきか死ぬべきか、それが問題なのだ。」など、シェイクスピアの作品の中でも、名文句、名台詞に溢れたあまりにも有名な作品です。作中、あらゆるものを突き抜けたように感じられるハムレットの自由感情は、世界中のどのような文学と比べても比類がありません。運命の自然力と人間の自由とが渾然と一体になった、世界文学の最高峰に立つ作品です。

  • シェイクスピアの四大悲劇や名台詞(セリフ)を断捨離

    シェイクスピアの名言!ハムレット、リア王、マクベス、オセローの名言! 英和対訳 シェイクスピアの名せりふ 100 (安西徹雄 著) 今年・平成28年の僕の決意でも述べたのですが、今年は例年にも増して「人間について」を勉強しながら、断捨離や使い切る暮らしを実践しています! と言いたいところなのですが、何かと色々あって計画通りに進んでいないんです。本日、なんとかこのウィリアム・シェイクスピアの本を最後

  • 「ハムレット」 シェイクスピア - 福田恆存訳 この夏の僕の新潮文庫の1冊

    シェイクスピアの最高傑作!"文学のモナリザ"の異名を持つ「ハムレット」がこの夏の僕の 1冊。 HAMLET  William Shakespeare ハムレット ウィリアム・シェイクスピア - 福田 恆存(ふくだ つねあり)訳 新潮文庫 原題: The Tragedy of Hamlet, Prince of Denmark(デンマーク王子ハムレットの悲劇) 城に現われた父王の亡霊から、その死因が

  • 「ハムレット」 24時間 - 仕事 - 睡眠 - 食事=シェイクスピアの英語の勉強

    シェイクスピアの四大悲劇の一つ「ハムレット」 ここ数週間、メチャメチャ仕事が忙しいです。 仕事が充実すると楽しいんですが、 問題は英語の勉強時間が減ることです。 24時間 - 仕事 - 睡眠 - 食事=英語の勉強 ざっくりこんな感じの毎日なので、 どうやって英語の勉強時間を確保するか? 限られた時間の中で何を勉強するか? が大切です。 はい、 シェイクスピアの四大悲劇のうちの一つ 「ハムレット」を

  • 車の中で聴く英語CD 「Shakespeare's original pronunciation(BRITISH LIBRARY)」

    シェイクスピアのCD - シェイクスピアの時代の発音そのままの英語 僕が聴き始めた英語CD Shakespeare's Original Pronunciation: Speeches and Scenes Performed As Shakespeare would have heard them Hear new meanings uncovered, new jokes revealed,