理性三態:「私は何処へ行くのか?」
理性の描く世界は とてつもなく広かったり とてつもなく狭かったりする 宇宙空間を彷徨ってみたり 原子核の内部に迷い込んだりと 臨機応変である 臨機応変ではあるが どちらかである 宇宙空間を旅する時には 原子核の中のことなど忘れているし 私自身のことすら無くなっている そんな私の意識を 空腹が 私を現... 続きをみる
理性の描く世界は とてつもなく広かったり とてつもなく狭かったりする 宇宙空間を彷徨ってみたり 原子核の内部に迷い込んだりと 臨機応変である 臨機応変ではあるが どちらかである 宇宙空間を旅する時には 原子核の中のことなど忘れているし 私自身のことすら無くなっている そんな私の意識を 空腹が 私を現... 続きをみる
思うようにいかない現実や 考えたように動かない現実を前に どうしたら 思うように現実が動くのか 考えた通りに現実が動くのかを 考えている私がいる 様々な規則的相当性を持ち出し それを組み合わせ どの様に現実が動いてゆくか あれこれと俎上に載せてから どれが一番いいのかを選んでゆく 求めるべき結果はす... 続きをみる
理性が創りだしている 理想的な架空世界に対し 現実が立ちはだかる ゴールを目指して走っている時 「後1キロ」 「後500m」などと思いを巡らせ まだまだゴールは先なのに ゴールに到着した自分を想像したりする 自らの未来を描く能力が理性にはあり その創り出された未来にも感情が動く そして その未来に立... 続きをみる
してやったことはよく覚えていて してもらったことを忘れているから 腹が立つ なので してやったことを忘れて してもらったことを覚えていると 穏やかに暮らせようが なかなかできない 客観的な損得と 主観的な損得の差異は 損得の土俵の中に 詰め込む事象の差であることが 往々にしてある 何を思考の俎上に載... 続きをみる
「やりがい搾取」に埋もれていると 幸せだけど実利がない状況に陥る 「やりがい」と「報酬」は 労働がうまく循環してゆくための 車の両輪である 「やりがい」と「報酬」のバランスが崩れ 「やりがい」ばかりがバブリーに膨れると 「やりがい搾取」になり 「報酬」ばかりがバブリーに膨らむと 「給与どろぼう」とい... 続きをみる
自分を通す 自分を殺す 意識の在り様を示す言葉たちであり 現実に 自分を狭き門から通すとか 自殺するとか という意味ではない 実現するべきこととして 自分の主義主張を 選択しとして強固に残すのか 選択肢から外すのか そんな意味である 自分を通すためには 強さが必要である その強さに欠ける場合には 自... 続きをみる
月を見ていると 太陽のことを忘れてしまうことがある 月も 太陽も 常に存在しているはずではあるけれど 頭の中では 消えたり現れたりしている 太陽がなければ 植物も育たず 私は死んでしまうであろう 太陽は そんな大変重要な存在ではあるけれど 私は ついつい 太陽のことを忘れてしまうのである 太陽のこと... 続きをみる
酵素が主体であるとき 基質は客体となる 逆に 基質が主体であるとき 酵素は客体となる 主体と客体は 実体世界に何の変化もないままに 入れ替わるのである 理性が それを主体と決めれば それは主体であり それを主体でないと決めれば それは主体ではなくなるのである その決め事に従い 理性は 主体を中心に思... 続きをみる
ここ数年来 毎朝のストレッチを続けて来た その成果もあってか 熱を出すような思い風邪をひかなくなった 以前は 毎年 熱を出して寝込んだことがあったが ここ数年は寝込むことがない ストレッチの成果と自負している ストレッチには もう一つ私に恩恵をもたらしてくれた ゴルフのスウィングである 一昨年ぐらい... 続きをみる
理性は 様々な選択を繰り返している 昨日のままの私も 今日私が選んだ私である 逆に言えば 昨日と違う私を 私は選ぶことが出来る 「くじけた」と言われるこかもしれないし 「乗り越えた」と言われることもあるだろう 昨日とは違う私を 私は選ぶことが出来る 違う私を試すことが出来るのである 都会の絵の具に染... 続きをみる
滞り 何も進まない現実をしり目に 理性は ゴールを目指す この現実世界と理性的架空世界の齟齬に挟まれて 私は呻く あがいても あがいても 一向に前進してゆかない現実を恨みながら 私の無力と 私の努力不足を痛感する 理性的架空世界には 私しかいない だから 私のわがままが通じるところがあり 見通しの甘... 続きをみる
太陽 the sun これらが指し示す実物としての光源 前二者は 翻訳の関係を通して同一とされ 前二者と光源は 言葉と感覚の関係として同一とされている 理性的な言語能力は こうした関係性を保持し こうした規則に則り外部を複写する そして その上で 超越的な世界を 現実の外である意識の中に創造し続けて... 続きをみる
現実世界が 仮に 理性が創造する仮想空間を見ることが出来たなら それは 現実をただ写し取るだけでなく 現実を無視した超越した世界と映るだろう 頭の中では パリにいたと思うと 次の瞬間にはニューヨークに行けるのである 時間の流れを逆転させ 過去にさかのぼることもできる そのおかげで 結果を見てから原因... 続きをみる
パブロフのイヌの頭の中で きっと 抽象化された過去が ベルの音を引き金として 唾液を垂らさせるのである 意識のなかで ベルの音と給餌が 規則的相当性をもって存在しているのである この規則的相当性が意識の中で維持されていることで ベルの音が 「もうすぐ餌がもらえる」と想起させる 逆に言えば この規則的... 続きをみる
草食動物は 周囲に対して警戒を怠らない のんびりとしていては 肉食獣に襲われて殺されてしまうのである このことを 理性は一般化することができる 弱いものは 強いものを警戒しなければならない 警戒せずにのんびりするためには 強くならなくてはならない こうした一般化において 規則的相当性が機能している ... 続きをみる
雪のあくる日 晴天の空の下で雪かきをした その後 暗い室内に入ると 視界は真っ暗になった 明るすぎるくらいの雪景色に慣れ過ぎた私の視覚は 暗い室内に すぐには対応できないらしい しばらくすると だんだんと室内の様子が見えるようになる 視覚は 在るがままに景色を複写しているのではない そのことを改めて... 続きをみる
頭の中で数を数えることができる 口に出さず 指もおらないままに 頭の中で数を数えることができる 頭の中の数は 口に出す数と同一なものであり 指をおる本数とも同じものである しかし それぞれはみな違った存在であり 同じであると思うのは 規則的相当性が 頭の中の数と 口に出す数と 指を折る本数の間で維持... 続きをみる
愛には 理想を押し付けるところがある 愛は 「かくあるべし」と理想を求める 理性が創る仮想空間には 理想に満ちている 理性の予想能力が外部世界を描き 自信の安泰のために 理性の選択能力が 外部がどうあるべきを選択する すると 理想的な外部が仮想世界に現れる この仮想世界を満たし合うのが 愛の関係であ... 続きをみる
理性には 規則的相当性を維持する能力がある 鳥や花とその名前を結びつけたり 言葉とその意味を結び付けたり 身分とそれに応じた行動規範を結び付けたりしている 鳥や花や言葉は 意識の外に在り 感覚により 規則的に意識の中に取り込まれる 感覚にも 規則的相当性を維持する能力がある この能力があってこそ 赤... 続きをみる
赤信号で車を停める 車を運転する者の当然の義務である 確定申告をして税金を払う 国民の当然の義務である 私は 様々な義務に囲まれている そうした義務を 時には放棄したくなる それでも だいたいの場合は 我慢をして 自分を曲げ そうした義務を履行する 義務を放棄すればどうなり 義務を履行すればどうなる... 続きをみる
理性が対象とする架空世界は 色も形も音もなく 時間もない そんな架空世界の中で 理性は 色や形や音を描き 時間を動かす 現実世界のまねごとを 架空世界の中で演出する そして そんな架空の世界を傍観している私がいる その私が 架空世界と現実世界の相同と相違を 意識的にせよ 無意識的にせよ認識している ... 続きをみる
色とは何だろう? 音とは何だろう? 紫外線や赤外線には色がない 超音波にも色がない 感覚として規則的相当性が設定されていない波長の 光の振動や 空気の振動には 色や音がないのである 感覚が 色や音を生成してくれているらしい 意識の外の現実世界には 色など何もないのではなかろうか 温かさや寒さも そん... 続きをみる
目を閉じて 見えていたものを思い起こす ぼんやりとした景色の印象を描けても 詳細は思い出させない そこで 目を開ける 視覚は どこまでも詳細に景色を描いてみせる その景色を記憶にとどめ もう一度目を閉じて その景色を頭の中に描き直す 先ほどよりも 少しはましに目の前にあった景色を 目を閉じた暗闇の中... 続きをみる
車を運転している時 「次の角を曲がりたい」だとか 「歩行者がいるから注意しなければならない」など こうしたい ああしたいといった欲望や こうしなければ ああしなければといった義務が 頭の中をせわしなく行き来する こうした欲望や義務を 私の身体は懸命に実践して 欲望や義務と現実の間を橋渡しして 理性と... 続きをみる
ニュートンは リンゴを落ちるのを見て 重力を発見した セザンヌも リンゴを見たが 彼は 動きではなく色を見た 私は リンゴを見ると 味を思い かじった時の歯の感触を思う 見ているものの中から 何かを抽出し その抽出されてものの中に 規則を見出す ニュートンは 落下の規則を見出し セザンヌは 色の規則... 続きをみる
テレビを見ながら 頭の中でテレビが描く物語に浸っている そのテレビのスイッチを切ると 物語は消えて無くなる 頭の中は 急に真白になり 現実に引き戻される テレビに浸っていた頭も 現実に引き戻された頭も どちらも私である しかし この二つの私は 私にとってそれぞれ異なった存在である この異なる2つの存... 続きをみる
夜眠ると 現実離れした夢を見る 現実離れしているものの 登場人物や景色は 現実を模造したものである 現実の一面を模造しながら 夢は現実離れした世界が構築されているのである この模造したところに 理性の複製能力が生かされている そして 現実から模造しないところで 理性の複製能力が殺されているのである ... 続きをみる
理性には 架空世界を創りだす能力がある その架空世界には大きく二つある 一つは現実を模造した世界である もう一つは現実に働きかけようとする世界である 思い出は 現実を模造する世界の一つの典型である 現実から消え去った事象を 記憶を頼り再現する能力が理性にはある 理性の複製能力である * 工業製品の設... 続きをみる
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今年も我が家に木陰ができた。苦手なこれからの季節を乗り切るために毎年購入しているもの。
いつも怒られてるイメージが、抜けない