罪と罰のムラゴンブログ
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エッセイ シェイクスピアとドストエフスキー <試論7>
シェイクスピアの劇は、どれも早く進行するという印象があるのだが、その中でも、四大悲劇は、特にスピーディであると言って、良いようだ。 総行数で、もっとも長いのが、ハムレットであり、もっとも短いのがマクベスであるが、どちらも、科白が、畳みかけるように流れていく。リア王やオセローも、この点、同断である。 ... 続きをみる
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エッセイ ひねくれ者のこと <ドストエフスキー>
先の記事で、自分の兄がひねくれていた事を書いたが、ドストエフスキー自身が、また、たいへんなひねくれ者で、底意地の悪い人間だったことを、付け加えておかなければ、嘘になるだろう。 兄は読んでいないが、罪と罰のラスコーリニコフも、悪霊のスタヴローギンも、そしてカラマーゾフのイヴァンも、見掛けはなるほど、さ... 続きをみる
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エッセイ 小林秀雄の功罪というもの
わたしは、ブログに「尊敬する芸術家」として、小林秀雄を挙げているが、これは嘘偽りのないことで、ほとんど毎日、小林秀雄のことをかんがえない日は、ないくらいなのである。 だが、わたしは小林秀雄の本は、「おすすめ本」の中には2つしか入れていない。それも、主著ではない。これには訳がある。 前の記事にも、書い... 続きをみる
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エッセイ 「罪と罰」を読む人達 <本を読むということ>
「罪と罰」は、当時のロシアで大評判を取った、ドストエフスキーが一番成功した小説で、ドストエフスキーの中では、最も有名な、また題名だけでも、何かを暗示しているような感のある本なので、一度は読んでみようという気になる人が多く、実際、読まれているのだが、さて、最後まで読んで、あの強烈な感動を味わったという... 続きをみる
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Hideの俳句・短歌 90 <芸術編4>
罪と罰読みしと聞かばマンガでと答えし男虚ろなるかな カラマーゾフ読みしと訊かば大審問のみと答ゆる悲しかりけり 梅雨間近さかりのついた猫の声
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エッセイ 自粛考 <罪と罰のことば>
「人間はどこでもいいが、どこか一つ行くところがなければ適わないものだ。」 これは「罪と罰」の中でマルメラードフという酔漢が、行きつけの飲み屋で、人に絡むときに、口癖にしている言葉である。 ドストエフスキーは、自身の重要な思想を、好んで変人や奇人の登場人物に喋らせる書き方をするのだが、これもその一つで... 続きをみる
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Hideの俳句・短歌 60
食べられる木の実かどうか知らねども食欲そそる赤さなりけり 人間はどこでも良いが行く場所が無くては適わぬ生き物なりき 身にしみる言葉ありけり罪と罰
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Hideの俳句・短歌 15
うつつなき世をたのもしと思ほはばマタイ受難を聴くことなかれ カラマゾフ十七の春炸裂す 暑き日の地下への降下罪と罰 真の実在というものに出会いたい それならモーツァルトのジュピターを聞き給え
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「地下室の手記」ドストエフスキー 新潮文庫
小型爆弾と言ってよい本です。「罪と罰」の直前に書かれました。ドストエフスキーは人物としてはとても意地が悪く、付き合う人々を困らせずにはいない厄介な人である上に、至極純良な心を持っているというじつに複雑な心の持ち主でした。「ぼくは病んだ人間だ。意地の悪い人間だ。」という出だしで始まるこの小説は、そのド... 続きをみる
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エッセイ 「罪と罰」再考
ある「罪と罰」の本の帯に、「ラスコーリニコフは、偶然、犯した第2の殺人によって自白する。」と書かれていた。だが、これは、大きな誤りであって、ドストエフスキーという詩人の思想を誤解するものである。「罪と罰」が感傷家によって、読まれた一例でもあるだろう。 こう質問してみよう。もし、偶然、リザヴェーダが居... 続きをみる
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エッセイ 「罪と罰」考 <自由という女神>
「罪と罰」のラスコーリニコフは、自分で抱いた自由思想を全人格で実践した男である。そこには、何の妥協もないのであって、誰にも、それを止める力はなかった。そうして、凶行を遂げた後に、良心の呵責が容赦なく襲いかかっても、自由を追い求める彼の悪魔的な頑強な人格は、それによって、崩壊することはないのである。そ... 続きをみる
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罪と罰
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【9月】J45をかき鳴らした日曜日【28日】
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【9月】漫画を2冊買った!~画太郎先生の罪と罰&昭和感満載のじゃりン子チエ~【27日】
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久しぶりのドストエフスキーとシェラトンカフェ
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道徳は神の監視によって成立するのか?:罰の倫理と調和の倫理の対比
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罪と罰の二人目の殺人の理由
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罪と罰:「あの世」に地獄は存在するのか?
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韓国ドラマ「神との約束」を観てー第25~30話ー
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「人格を叱るのではなく行動を叱るということの意味」~大阪超進学校におけるカンニング・自殺事件の教訓①
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「カンニングを叱る必要はなかった」~大阪超進学校におけるカンニング・自殺事件の教訓②
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罪と罰-1
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ドストエフスキー「罪と罰」を読んで!
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奈留島のインターネット環境と持病
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『「罪と罰」を読まない』感想 【ぼちぼち晴耕雨読】
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韓国ドラマ「トッケビ∼君がくれた愛しい日々∼」を観て
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美しさゆえの罪と罰
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「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー 岩波文庫
世界文学の最高峰に位置する小説です。作者が最も成功した「罪と罰」を越えていると言っていいでしょう。「罪と罰」も含めた、ドストエフスキーの後期の大小説群は、単に、長いからというのではなく、コスミックと言えるほどの大きさを持っているのですが、この書はその中でも、最も円熟した作品です。「カラマーゾフの兄弟... 続きをみる
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罪と罰(作:ドストエフスキー)
最近暑い!暑すぎる!久々に故郷の北海道に滞在中なのに毎日35度... 北国のみんなは猛暑に慣れていないから、大通公園の噴水の周りには少しでも涼感をと群がる人々で溢れている笑 さて、暑い夏だからこそ、本来北国同士、海を越えればすぐそこ、ロシアの文学に挑戦した! 今までにも何冊かは手に取ってみたものの、... 続きをみる
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エッセイ 最初は分からない <クラシック音楽・古典>
セゴビアという名ギタリストがいた。ある友達がその人のことを当然のごとく絶賛しているのを聞き、早速買って聴いてみたが、良さがさっぱり分からなかった。1930年代くらいの古い録音で、多分SP番からの復刻だろう、録音状態の悪さもあって、何がいいんだろうと思っていた。それに、演奏自体も取っ掛かりのない弾き流... 続きをみる
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「罪と罰」ドストエフスキー <覚めてみる鮮やかな悪夢>
題名だけで、すでに何かを暗示しているような思いを抱かせますが、作者はこの有名な題名については、一言もその由来を書きませんでした。主人公の頭脳明晰で鋭敏だが、貧乏な大学生ラスコーリニコフは、自ら考え出した自由思想に呑み込まれるようにして、金貸しの老婆を殺害します。作品の最後で主人公は自白するのですが、... 続きをみる
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古本
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古本屋(笑)
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