制約と自由:偉大で神聖なるものの背後にある経験則
味覚が 美味しいものと内臓を結び付けてくれている そして 不味いものを内臓から遠ざけてくれている この味覚様のお陰様をもって 栄養になるものを食し 私は生きてゆけている 知覚が 物質を運ぶ仲介をしているのである この仲介が 私を生かしてくれているのである 味覚だけではない 五感や幸せや辛さが 様々な... 続きをみる
味覚が 美味しいものと内臓を結び付けてくれている そして 不味いものを内臓から遠ざけてくれている この味覚様のお陰様をもって 栄養になるものを食し 私は生きてゆけている 知覚が 物質を運ぶ仲介をしているのである この仲介が 私を生かしてくれているのである 味覚だけではない 五感や幸せや辛さが 様々な... 続きをみる
今在る秩序を維持するために その秩序の形而上のもとで 様々な形而下が現象している こうした現状において その形而下に反する現象は その形而上の下で淘汰圧に晒される ギリシア時代のソフィストが主張した 「正義は権力のためにある」と言った言説は こうした現状に追従するものである 映画「猿の惑星」で描かれ... 続きをみる
秩序を維持することに エネルギーが必要である 同じ状態のまま 時間を超えてゆくには それ相応の努力が必要ということである 時間と共に壊れてゆくべきものが 壊れずに残ってゆくには それ相応の理由がある この理由に 形而上的価値がある 壊れてはならない理由 壊してはならない理由が 形而上的な何かとして ... 続きをみる
「あの人は偉い人だ」と考えることと 「神様は居る」と考えることに 大きな違いはないのであろう としてみる どこからどう見ても「偉い人」は居るのであろうか? 誰から見ても「偉い人」は居るのであろうか? 居るとしたら それはどんな人だろう? それは きっと神様のような人だろう なんとなく偉い人と 絶対的... 続きをみる
目的という形而上を 合目的的現象という形而下が支えている この状態が維持される中で 目的という抽象と 現象という具象が 結びついている 結びつかずに 形而上と形而下の関係が崩れる場合には 現象は合目的的現象ではなく 単なる現象ということになり 形而上から 切り離された一過性の現象ということになる *... 続きをみる
理想的な言葉で飾られた世界は 理想的である 現実的な言葉でつづられた世界は 現実的である 法律で規定された世界は 形式的である 理想的な世界も 現実的な世界も 形式的な世界も 空間を持つ世界ではない 空間を持つ世界は 一人でも存在する しかし 理想的な世界も 現実的な世界も 形式的な世界も 一人では... 続きをみる
環境からの恵みに首を向け 環境からの禍に体を隠す 多くの動物が この様に環境と付き合い その生を紡いでいる 概して 生き物は環境との調和を予定して生まれてきて 調和する局面において環境と積極的に接し 調和しない局面において環境に対し消極的に接するのである 環境とこのようにうまく接するために 動物には... 続きをみる
団体競技において チーム内の調和は チームが機能するために欠かせない要素である この調和の完成度が高ければ高いほど チームは強くなり 逆に完成度が低ければ チームは弱くなる 身体の内部でも 筋肉系と 神経系 それに 内臓系の調和が良ければ 身体は強くなり 逆に弱ければ 身体は弱くなる このような統合... 続きをみる
私の意識も 私という形而上の形而下の一つである 私の意識は 私の肉体を友として その由来を知らぬままに 見事なまでに互恵的に共存している まれに 病が訪れ 時に 不用意な排泄にもようされて 私の意識は 私の肉体の不完全で不謹慎で野蛮な素性に 呆れ 嘆いたりするのではあるが 大抵においては 身体は私の... 続きをみる
形而上は統合の象徴である タンポポの生活環は 形而上の一種であり 種も葉も花も根も その形而下に在る そして 形而上たる生活環を回すために 形而下に在る存在は その機能を発揮する きっと 根は花や葉のことを知らずに 花や葉のために水や養分を 地の中から吸収しているに違いない そして どこで作られたの... 続きをみる
一般に 風雨にさらされても 固いものはその形をとどめるが 柔らかなものはその形をとどめることはできない ところが 生命は 石の様な固さはないが その形態を維持している 生命には 形而上にその形態を持つことにより 形而下の細胞がその形態を維持するよう機能しているからである DNAの情報の中に 手の指の... 続きをみる
AがBとなり BがCとなり CがDとなり DがAとなると 循環が出来る この循環をGと命名すると AもBもCもDも同じGということになる Gの付従的存在として AもBもCもDもカテゴリーに属すると言う訳である 右手と左足が協調して動くように AとBとCとDは協調しているのである 前者は同時的協調とい... 続きをみる
自由が不条理をもたらす * 熱い昼下がりに たまらなくそうめんを食べたくなった しかし そうめんを食べたいと主張しても その意見は家族の反対にあい却下され キムチチャーハンを食べることになってしまった 昨日炊いたご飯が残っていた という事情が 私の食指よりも優先されたのである 私は 私の意にそぐわず... 続きをみる
生まれて初めて見る動くものを 親鳥と認識しそれを記憶する コンラート ローレンツが発見した この「刷り込み」という現象は 親鳥のひな鳥への献身的育児と相まって 鳥の親子関係の調和を演出している 調和は 親鳥のひな鳥への献身と ひな鳥の親鳥への盲目的服従により 成立している 「刷り込み」がもたらす ひ... 続きをみる
我思う故に我在り、という 「思う」ことで存在する「我」を コギトというのだが このコギトは 「思う」ことで現れるので 「伝える」ことでは現れてはくれないらしい 「我」は 物の名前やその使い方と違って 「伝えられ」て記憶しているのではなく 「思う」対象に先んじて存在している ここに コギトの孤独がある... 続きをみる
しばらく、ブログを休んでいました。失礼しました。 前に、キャッシュレス貨幣について、触れた記事で、量子コンピューターが導入されるなら、その桁外れな計算能力によって、暗号のような鍵のついた貨幣は、再び紙に戻らざるを得ないという意味のことを書いたが、テレビで、量子暗号通信なるものを報道していた。 これは... 続きをみる
無為自然を 極端に解釈すると 生命力のない 純粋物理学的な世界になる そこには 肉体も 感情も 思考も存在しないはずである しかし デカルトは 思考が存在し続けていると 思考実験の前提を覆し 無為自然の中に思考をポツリと描き出した 思考ばかりではない 生きているということは 無為自然に さまざまな手... 続きをみる
思考が 時間と空間の限界の中で 様々な要求を調停している やりたいことや やらなければならないことが たくさんあって”手が足りない”ということになると 一定時間の中できることは限られる そんな中で 時間や身体をやりくりするのが 思考の役割の一つだ * 「あれをして これをおわらせて それから あっち... 続きをみる
ああなったら始めて こうなったら終わりにする このような条件文の 「ああなった」「こうなった」は 仮定事象で 「始める」「終わる」は 仮想実践だ どちらも実践されてはいない 仮想の存在だ 以上のような仮想的存在から 業務マニュアルなどが作られ アルゴリズムが実践される このようなアルゴリズムにより ... 続きをみる
雑駁な言い方を、許してもらえれば、マルクスの「資本論」は、通貨が金貨や銀貨であった時代のもの、ケインズの経済論は通貨が金銀から紙幣となる移行時代のものと言えるのではないだろうか。 1978年から、金が通貨の座を奪われ、国際通貨が不在となり、通貨はことごとく価値が相対化された。この価値を保証するのは、... 続きをみる
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