• Hideの俳句・短歌 8

    夕日よりつよくはげしき赤やあるなほ燃えんとす君の唇 ひとつ身を生きながらえて冬の蟻 雪原をきり裂いていく川ひとつ 軒の氷柱やや斜かいに見あげたり 春の雪光やどして降りにけり

  • Hideの俳句・短歌 7 <アート篇>

    ピアノ鳴る小暗き部屋に情念のほむらかがようロベルト・シューマン ヤナーチェク朱離鴃舌(しゅりげきぜつ)すプラハ春 半獣神口あけておる午睡かな 秋の夜たとえば耳を切るゴッホ ゴーギャンの赤罪の色夏の色

  • Hideの俳句・短歌 6

    風はどうなっただろうか部屋は散らかっている 冬日差し鏡の国のアリスのみ逆さになりて書棚にありぬ 運命を暴君とよび冬籠もり 一灯に照らされ雪の寺しずか ファンヒーターごくりと灯油呑みにけり 俳諧をたとえば雪の降る日かな

  • Hideの俳句・短歌 5

    すごいような夕焼け空の下人間たちのたましいに動物たちのたましいが忍び込んだ 月澄んで猫になりたい夜だった 批判めくしわぶき残し人去りぬ ひび割れし心にしみる風のありぬ 猿鉄条に病んで夜長し 壊れても目鼻ありけりピカソかな <無季>

  • Hideの俳句・短歌 4

    夏座敷縁側降りる猫の子や耳をそばだて秋の音をきく 夜の秋窓より風のまたぎ来る 月天心とんがりおりぬピラミッド ランボーという男あり秋の夜 くったりと女ねむるやキリギリス しばらくは月を見ていし無人駅 永遠という観念の秋は深み

  • Hideの俳句・短歌 3

    日なた日陰小春日和の散歩道 眺め入る空には秋や信号待ち 部屋を出でずこころ散らかる日曜日 <無季> 寒風にひとり吹かれて帰り道 雷鳴やひとり過ごせる部屋に風 レクイエム聴くよしもがなかの日にはモーツァルトは死にたりければ 聴くも良し聞かずともよしレクイエムモーツァルトは生きたりければ

  • エッセイ きれぎれ草 4

    2018年サッカーW杯  日本対ポーランド戦での、日本へのブーイング試合。 あれこそ、本来の、古風な意味合いでの「やまとだましい」「やまとごころ」を持った日本侍選手たちの試合なのである。  「武士道」とは、だから、定義するのが、まったく困難な、じつに含蓄に富んだ言葉なので、一種の精神主義とは、一線を画するものなのである。      〇 ある空想<短詩型文学>  心に響く俳句や短歌をよむとこんな空想

  • つれづれの朗詠

    4月も後半に入ってきたので、ここ1ヶ月間に詠んだ歌を並べて置く。  夜半(よは)の雨春の嵐も遠のきて咲き誇りたる白梅の花  寒き雨うたれて散るや白梅の花の香とどむ細き枝先  白梅にふれる雨なり柔らかくその枝先に名残かをりて   雨の音聞きて眺むる早咲きの桜も咲きしこの窓の外  静かなる雨に散りては花びらの模様描かるその石畳  ベンガラの万年筆の軸持ちてたうたうとした雨だれを聞く  荒ぶりて我が心に

  • 短歌 No.1

    夕日より強く激しき赤やあるなほ燃えんとす君の唇 夏座敷縁側降りる猫の子や耳をそばだて秋の音をきく すごいような夕焼け空のもと人間たちのたましいに動物たちのたましいが忍び込んだ 風はどうなっただろうか部屋は散らかっている 冬日差し鏡の国のアリスのみ逆さになりて書棚にありぬ 幻のごとくさくらは舞い上がり空に滲んで溶けて消えゆく 春の日の風はふんわり桜連れ川辺の道をはんなりはんなり 過ぎし日の思い出一つ

  • 「海に霧」寺山修司 集英社文庫

    演劇の世界で活躍した著者は、短詩型もよくしました。この本はその寺山の短歌俳句集です。題名の由来となった「マッチする束の間海に霧深し身すつるほどの祖国はありや」の歌も収められています。終戦直後の日本人の複雑な心境が読み込まれていると言っていいでしょう。寺山の詩歌は音楽的で独特の韻律を持ったものです。東北の山村で、性格の強い、感情の起伏の激しい母の圧倒的な影響の下に育てられた寺山は、その荒々しい母の影

  • 「謹賀新春」 新年の俳句・短歌

    この空の安らかなるを初日の出 お正月ゆるくつながる人ありけり 白魚のごとく手動くスマホ上 めでたさに門立ち出でて道行けば車の流れゆるくおだやか 久しくは仰ぎ見ることなかりしを初空しばし眺め入りたる あけましておめでとうございます 今年もどうぞよろしくお願い致します 秀春

  • 国語 俳句・短歌の授業2石川啄木

    国語 俳句・短歌の授業2石川啄木 想像力「魔法のテレビ」を使った指導 6年生の実践 石川啄木の短歌 ふるさとの なまりなつかし 停車場の 人ごみの中 そをききにいく 前回の記事で子どもが詠んだ俳句を想像力で鑑賞文を書いているので、難易度が高いと思われる短歌でも、深い読みができて、味わうことができました。 「魔法のテレビ」に映ったものを出し合います。 ①短歌の中にある言葉を一つずつ想像力で膨らませて

  • 国語 俳句・短歌の授業 1

    国語 俳句・短歌の授業 1 教科書に載っている有名な俳句や短歌を鑑賞する前に、全国の小学生が詠んだ句や歌を鑑賞します。 その方が、子どもにとっては、身近で想像しやすいのです。 これまでに紹介してきた「魔法のテレビ」が効果を発揮します。 特に俳句は、五・七・五の十七音しかありません。 たった十七音の中にたくさんのことが詰まっています。 俳句の読みは、その十七音を広げていくことなのです。 いつのこと❓

  • お店が閉まってる

    元旦に 昼まで寝てお風呂に入り ヘアメイクをし、 出来る限り上品に見えるよそいきの服を着て 16時に初詣に行きました。 夕方なのに、人が沢山。 小さなお宮さんなのに、人々に愛されてるのがとても嬉しく思いました。 帰りに猫のカリカリとピザを買いに行ったら・・・・・・・、 あちこち閉まってるんですよー!ホームセンターも、大手食堂も、チェーンのパン屋も イズミヤ系列のスーパーも!びっくりです!怖いです!

  • 元旦

    ♪明けましておめでとうございます♪ どうぞ今年も宜しくお願い申し上げます*^^*        初春や      鳥のさえずり渡りなむ         まだ夢のひとつも見ざりけり 今日はゆっくり朝風呂に入って(昨夜は入ってない) 夕方に初詣に行こうと思います。

  • クリスマスの準備

    時そろり ひとつ仕上げた 物なれど 諸人来ぞりて迎え祀れ アクリル画です↓ (デザイン柳田京子:作成ro-garden) 柳田さんのデザイン一部変更してます。 難解な箇所が多くて^^;2時間でいけると思ったら8時間かかりました。 ヤマボウシの葉とポリゴナム(ヒメツルソバ) 今が綺麗です^^*

  • つぶやき56  575と性格傾向

     たまに時間つぶしに575と性格傾向について考えることがある。 1 赤い椿白い椿と落ちにけり      河東壁梧桐 2 子には子の悲しみがある虫の墓     一  車 3 山寺の石のきざはしおりくれば   椿こぼれぬ右の左に         落合直文  黒板に書いて、あなたの好きな作品を一つだけ選んでください。  俳句や短歌を選んだ人はどちらかというと「花鳥風月」を好み天地自然に関心が向きやすく、

  • 愛でる秋

    楓や銀杏も もう見納めでこれからモミジへと色が移りますね。 いつものホームセンターの裏側の街。 ここに私のお気に入りの楓の坂があるんです^^*(反対側でめったに通らない) 今日はわざわざ歩いて撮影に来ましたw ぶった切られてるなあ。。↓剪定。 電柱が邪魔でぎりぎり寄ったり、しゃがんだりして撮ってたら怪しかったのでしょうね、 散歩中の犬にやたら吠えられましたw 楓坂の突き当たり凸横道は銀杏並木になっ

  • ぎんなん炒りました

    丘の上 水に光の 風吹きて 響く声先 友に届けり 友人の家はこの亀池の隣なので 広い敷地のどこに居ても大声で呼べば響いて届くんですw 丸4年間 宮手伝いで一緒だった隣の村の人。 今でもお花や野菜繋がりで仲良くしてもらってるんです。 昔、温泉旅館だったこの家はとても広く丘立っていて 気持ちが良いー。 メインの庭の真ん中に立派なお堂があります。 母です↑ 母も一度行きたいと行っていたので連れて行きまし

  • 冬きたる

    木枯らしの啼き吠えながらゆく路の 子らを待つぬくもり母の鍋 塾や算盤の帰りは真っ暗で 寒かったけど 家に帰ると必ず出来たてのご飯があったのを思い出しました。 いまさらですが、母に感謝を。 私の子らは猫舌なので・・・^^; エンドウ豆の支柱、誘引作業。母と2人でやったから早く出来た! この日、竹取りに山に。 急いでいたし、小さい2本取れれば良いので(10分かからない) いつも必ずする「清めの水」と「

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