読書のムラゴンブログ
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雑談から表現の本質へ
広辞苑で「雑談」を調べるとね、「さまざまの談話。とりとめのない会話」と意味があり、その次に「ぞうたん」と書いてあるんだよ。何だろうと別の辞書にあたってみたら、古い読み方でなんと平安期の記録にあるそうだよ。江戸時代には「ぞうだん」という読みが出てきて、「ざつだん」と読むのはその後らしいね。 2018読... 続きをみる
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電球を速やかに交換する
今年の100冊目読了である。未読本が数冊書棚にあるが、なんとなく吉田篤弘にしようと決めていた。文庫の新刊本である。書名だけで読んだ気にさせられる。いい話に違いない。 2018読了100 『電球交換士の憂鬱』(吉田篤弘 徳間文庫) この小説は、電球交換士という「世界でただひとり」の肩書を持つ主人公が、... 続きをみる
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とんび(重松清さん)
★4 父子の人生についての波乱万丈なお話でした。 読んだきっかけはこれまで、新刊のミステリーとかばかりだったけど、昔からの良本を読みたかったので、ネットでのお薦めを見て選びましたが、選んで正解でした❗ まず、話の舞台が自分の地元と同じ瀬戸内というところから愛着が沸きやすかった点 読んだタイミングも自... 続きをみる
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命と誇りの両立を選ぶ
仙台在住の小説家熊谷達也がどんなふうにあの大震災を描くのか、興味があった。新聞連載という形をとったのは何か訳があったか。それはともかく、災害が頻発するこの国にあって、考えるべきことは実に多い。三章構成で「2011年、70年後、2014年」という描き方をしているこの小説には、明らかに提案性がある。 2... 続きをみる
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こういう時どうします?
私馬鹿ですね、昨日薬局で買った薬をどこかにやってしまいました。 基本私の部屋には本と服しかないので、本の間か、服の上に置いてあるはずです。ひっくり返すと混ざってしまうので、ひっくり返さないように、上から見て、探しましたが見つかりません。 こういう時、どうします?あきらめて寝るか、ひっくり返すか。いっ... 続きをみる
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読書の巨人のキニナルキ
日本一の読書人といってもいい松岡正剛が、BSプレミアムの『推しボン!』という番組に登場していた。 6万冊以上という蔵書のある研究所が撮影場所で、三人のゲストが登場し、自分の「本棚」(つまりは読書歴)を語っていく内容である。 三人は小説家、漫画家、冒険家であり、それぞれに実に面白く興味深く視聴した。 ... 続きをみる
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名著を20年後に読む
テレビコラムの名著。20年前の発刊で、その頃に読んではいなかったと思う。観ていない番組は多いが、取り上げられたタレントはほとんど知っているし、今も芸能界で生き残っている者が少なくない。著者を「disる」文体と揶揄する人もいた。確かにと頷きつつ、それ以上の哲学的とも思えるフレーズに惹かれた。 2018... 続きをみる
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もっと、コチョガシェ!
『秋田のことば』に見出しには「こそくてぁ・こつぁくでぁ」が載っているが、自分としては「こちょくしゃ」が一番近い。つまり「くすぐったい」。以前はその「コチョコチョ」したりされたりする遊びをよくしたものだ。以前に比べそんなふうに触れ合う頻度は下がっているような気がする。親子でも友達同士でも…。 2018... 続きをみる
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「カネ」で大事を説く本
中国ではずいぶんQRコードによる支払が進んでいることを目の当たりにした。キャッシュレスに関して「日本人は現金が好き」という論述も多く、自分もご多分に洩れず、やはり「カネ」とは現金というイメージが色濃く残っている。給与振込も最後まで抵抗したから人一倍強いのだろう。この著者はどうなのかなあ。 2018読... 続きをみる
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- # 読書
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民主主義って、どうよ
朝日新聞の「論壇時評」をまとめた新書となれば、信頼感を持って読む人もいれば、逆の先入観から入る人もいる。無理もないことだけど、問題なのはそういう固定観念に囚われている思考だ。自省しつつそう思う。2011年4月からの4年間、ここで提起された問題がいかに重要であったか、再読して痛感している。 2018読... 続きをみる
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分かる本、感じる本再読
選書の基準など考えたことはないが、再読したいと思う気持ちが湧く本には何かを求めているはずだ。「分かる」それから「感じる」ということかな。手元に本がなくなったので書棚から引っ張り出した2冊を読み終え、そんなふうに思った。タイプはまったくちがうけれど、お気に入りの著者、愛読書とも言えそうだ。 2018読... 続きをみる
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新しい「懐かしさ」をつくる
新潮社『波』の「ベーシックハウスを考える」という連載は半年続いた最終回で、読まなかった時もある。 しかし今回は「懐かしい未来に向けて」という題にも、その中味にも惹きつけられた。 建築家である著者堀部安嗣は、「懐かしい」ということについてこんなふうに解釈している。 Volume120 「(自分の)進化... 続きをみる
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本が届きました!ひゃっほー!
紀伊国屋に注文していた本が届きました。 10冊ですから持って帰ってきました。 アマゾンに注文していた中古のユングも届きました。案外と薄い本だったので、これは読めそうだ。内容が難しくないことを祈りつつ。まだ後日アマゾンの中古が数冊届く予定なので、楽しみです。 ほかにどんな本を買ったかというと、昭和史関... 続きをみる
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台風と自分、と包み紙
学生時代に『台風の夜』という題の曲を作ったことがある。ブルース調の歌にかぶれていた頃で、出だしはなんとなく今でも覚えている。 十数年前に勤めていた学校で、「台風のときに歩いて登校してくることは子どもには面白いんだよねえ」と話したら、ある保護者から顰蹙を買ったことがある。 一昨日の「ほぼ日」、「今日の... 続きをみる
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「エンジェルボール」飛騨俊吾 著(双葉文庫)
舞台は広島県、そして因島。 主人公が活躍するのは「広島東洋カープ」 42歳のオヤジが広島東洋カープの守護神として活躍する物語。 但しそれはたったの一年間。野球を題材にした大人のファンタジ―。 2007年から2008年の物語・ <野球は知らなくても、興味がなくても、十分楽しめる!!> 双葉文庫の紹介文... 続きをみる
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9月の総括と10月の目標
9月の総括~。 健康:19日から熱を出して微熱がずっと続きました。その前まで研究会でストレスがかかっていたのでそのせいもあるのだと思いますが、たぶん、季節性の自律神経失調症だと思われます。そのほか、これも自律神経失調性の胃炎がまだ治りきっていません。 体重:なんと目標体重から3キロ増になってしまった... 続きをみる
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amazonプライム特典。
申し込んだ記憶もないのに、自分もなってたamazonさんのプライム会員。 たぶん、お試しでなってみませんか?の文言に拒否し忘れたものだと思うが。 気付いた時は、その強引さ?に多少憤慨もしたけど、 今、だんだん都合よく利用してる。 もしかしたら、元とれてるかもしんない。 最初の印象は、買ったものの配送... 続きをみる
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さすがにさがすが多くなる
穂村弘の『ちくま』連載「絶叫委員会」は、この頃あまり面白くないなあと感じていたが、今回は題だけで惹きつけられた。 加齢と言葉 言語表現を生業としている穂村のような人と、一般人では感覚は異なるだろうが、確かに何かしら関わりを持つに違いない。 Volume118 「二十代の自分が好んだ言葉のうちの幾つか... 続きをみる
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本へ、手と声をいざなう
三十代半ばの学級担任の頃、ようやく「読み聞かせ」に身を入れて取り組み、手応えを感じたものだった。しかし翻って、父親として我が子に出来ていたかというと、かなり低い点数をつけるしかない。本は買い揃えたが、忙しさを言い訳にして手も声も伸びなかった。深く反省して、次の機会は(笑)と決意している。 2018読... 続きをみる
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朝の散歩と読書(終わった人)
最近は雨がちだったので、霧雨でしたが、珈琲店行の散歩に 出かけました。 終わった田んぼ。 昨日も一日雨だったので、水かさが増している調整池です。 一緒に早期退職した同期に勧められて、リクエストしていた本が 借りられ読んでみました。 自らとも重なるし、内容も、端々に出てくる本音や現実、人生観など 面白... 続きをみる
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前をむけない日もあるさ
今朝になって熱が再発してしまいました。 菓子パンばっかり食べてるからですかね。でも、だって、おいしいんですもの。ちゃんと野菜とかお肉も食べてますよ?でも主食が菓子パンなのです。今、新製品が続々出されていて、コンビニに行ったら迷わず買ってしまうのですよ。 この連休中、一日に一食くらいは、お寿司にしたり... 続きをみる
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頭脳を超える脳を視る
先月読んだ新書が面白く、「スポーツをボーッとさせるな」と題してブログに書いた。その著者が師事している武術家宇城憲治氏の教えを、自らの関わりを交えながら紹介している本だ。甲野善紀氏の教えと共通点があるように感じる。副題は「身体で感じ、『身体脳』で生きる」。この「身体脳」は少しわかりにくい。 2018読... 続きをみる
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「自由」と言われ、迷い歌
著者は歌人俵万智の師匠である。そうした興味もあって古本を探してみた。昭和63年発刊である。ふとこの著者の何か…と思って探したら、児童用の『短歌をつくろう』(さ・え・ら書房)が共著として出されていた。こちらは平成元年刊。当時はまだ教科書に「短歌を作る」ことは載っていなかった。功績を感じる。 2018読... 続きをみる
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楽しくなりますように
今週は、うちの職場の就職面接があって大変ばたばたします。私もタイムキーパーとして会場で待機するので、今から時間計測するタブレットPCの使い方を覚えなければと思っています。いやいや私のガラケーでいいじゃないかと思うけれど、公平性がどうとかで、タブレットの時計で時間を測るのだそうです。 応募者の中には外... 続きをみる
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最近やる気が出ません…。
午後からカフェに行って、世界史地図を開いて。 古代から現代まで。 たーのしー!!! …。気が付いたら夕方でした。 あかん。あかんあかん!!仕事するつもりで行ったのに。仕事全然できなかったじゃないか。 あかんわー。 最悪だわー。 はまってしまうと時間を忘れる癖、いい加減何とかしたいです。最近は読書で夜... 続きをみる
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言葉の周りに漂う汚れ
中国では出入国に限らず、空港や核施設などセキュリティチェックが目立つことを先日書いた。その煩雑さとともに、発する声の大きさ、きつさに驚かされたこともあった。何かを指摘、指示、注意したのだろうが、言葉を知らない者にとっては、その口調や表情しか伝わらない。 Volume116 「誰かとおしゃべりしている... 続きをみる
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フランス語教室→本屋さん
二度寝ばんざーい!! 早起きしてご飯食べて、二度寝です。 慌ててフランス語教室へ。ぎりぎり到着です。だからやる気が出ませんでした。 なにやってんだか。せっかく生のフランス語に触れる機会なのに。 フランスでも学校での体罰っていうのは問題になっていて、昔は子供のほうが、学校で体罰があったことを親には言わ... 続きをみる
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コエーリョ「ザ・スパイ」
最近角川から文庫化された、コエーリョの作品です。 珍しくスピリチュアルではない作品でした。 内容は、マタ・ハリとその弁護士の手紙です。手紙からマタ・ハリの生涯を描き、時代に呑み込まれ混沌のうちに処刑された「ロシアの二重スパイ」の真実の姿??と思われるものが書かれています。 彼女は、国民の目をそらすた... 続きをみる
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E.ブロンテ「嵐が丘」
最初から最後まで、愛にがんじがらめになりながら、魂をきゅうきゅういわせて読み終わりました。 今までフランス文学に偏りがちだったので、最近イギリスものを続けて読んでいたのですが、この本はイギリスだからとかそういうこととは関係なく、大変、苦しかったです。 私には、最初から、途中でも、ヒースクリフが悪人に... 続きをみる
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「嘘だらけの日独近現代史」
本は買うまいと、心に決めていたのですが。「嘘だらけの日仏近現代史」を読んでから、続編が読みたくなって、昨日研究会用のポスターも仕上がったことだし、土日余裕あるしで、ついつい買ってしまいました…。禁本守れなかった…。私ってホント意志薄弱…。 さて、昨日買って一気に読んでしまった「嘘だらけの日独近現代史... 続きをみる
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歴女ではありませんが
若い頃中国の歴史関係の本ばっかり読んでました。正直、登場人物なんてみんな同じような漢字の名前なので、さっぱり覚えていないんですが、いつどんなことがあったかということは漠然と覚えており、各時代の史書、諸子百家から、抱朴子・山海経、さらに中国の基本である春秋・易経なんかも読んで、大学の頃はいっぱしの読書... 続きをみる
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スピリチュアル?いいえそれほどでも。
私の読書遍歴を見ると、いわゆる「スピリチュアル」な本が多いです。私自身はスピリチュアルなことには全く興味はないし、そういったエセ宗教的なことには否定的なんですが、文学として読んだ場合、いや、そんな堅苦しいいい方せず、単にストーリーとして読んだ場合に面白いと思うから読んでいるのです。 青春時代の私の聖... 続きをみる
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空はつながっているけれど
連想ゲームで、「中国」と言われたらまず何と答えるか。北京、上海等の都市名か。メイドインチャイナという語も頻度は多い。「中国人」だと「大声」とすぐ浮かぶ。知っていることも多いがやはり近くて遠い国という印象は、変わらない気がする。我が国の現実に中国が関わっていることも、どうもぼんやりしている。 2018... 続きをみる
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「いつも私で生きてゆく」草笛光子 著
本屋さんの新刊コーナーで見つけたので買ってみました。 出版は2012年ということでした。文庫版になったのが、最近のことなのですね。 昨日、はるごんさんのブログで、草笛光子さんの本が紹介されていました。珍しく褒めていたので、こちらも要チェックですね。 2012年、草笛さんは当時78歳。(この本を書いて... 続きをみる
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8月総括と9月の目標
毎月を振り返る~8月の総括~ 体重:ちょっと増えた。あと2キロで目標体重。おやつが再開されている!あかん! ヴァイオリンの練習:先月と同じモーツアルトの特に4番のコンチェルトと、ローデ22番、新しくバッハの無伴奏ソナタ3番。10日間練習しました。前は一回1時間程度だったのが最近は2時間続けてできます... 続きをみる
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信用と優しさに徹する
40歳になる少し前、4週間ほど入院したことがあった。生死に関わる病気ではなかったが、二人の子どもは小さかったし人生の折り返し地点のような気もして様々に思い巡らしたことを覚えている。さて、著者は写真家で狩猟もする。30代半ばで一人息子はまだ2歳だ。そして、余命3年というガン宣告を受けている。 2018... 続きをみる
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なかみのある「なかみ」を…
この著には見覚えがあった。ブログに感想は残していないが、発刊された頃(99年)読んでいるはずだ。短歌作品集ではなく、言葉と歌に関するエッセイである。「ダンボの耳から」という前章は、当時の日本語の使い方などについて言語学者とはまた違う感性でとらえていることが新鮮だった。今読んでも納得できる。 2018... 続きをみる
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スポーツをボーッと考えるな
金農の吉田投手の姿を見ながら、我が子や孫に「どうだ、ボクもピッチャーやってみないか」と声をかけた人は、全国でどのくらいいるだろう。不肖ながら、私もつい声に出してしまった。そして数日後に立ち寄った書店で、この背表紙を見つけ思わず手にした。単純に感動もするが、すぐそれを疑い始めるへそ曲がり。 2018読... 続きをみる
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ドイル傑作選ー恐怖編ー
髪の毛何とかしてきました。染めてきました。切りませんでした。美容師さんに「髪の毛多いですね」と言われたので、抗がん剤以後細くなったことをお話したら、「いえいえ全然太いですよ、心配しなくていいですよ。色が白くなったら染めればいいし、癖が出たら縮毛矯正すればいいけれど、毛量だけはごまかせませんからね、こ... 続きをみる
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「泥流地帯」三浦綾子 著(北海道地名散歩「上富良野町」)
上富良野町が舞台の小説です。 富良野は「北の国から」ですでに有名です。 富良野とつく自治体は旭川からたどると、上富良野町、中富良野町、富良野市、南富良野町と4市町あります。 富良野の地名はアイヌ語から。 フラ・ヌ・イ(臭い・を持つ・所)から、富良野となりました。 旭川、美瑛、そして上富良野と北から南... 続きをみる
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辞典は想像のために読む
今や「辞書の神様の生まれ変わり」とも称される飯間さんの名を見つけ、思わず手を出してしまった。「無人島へ一冊だけ持っていく」としたら、たぶん大型辞書が最終候補に残ると思っている自分には面白くないわけがないだろう。国語辞典を「読む」コツが書かれている。「読む」とはいかに想像するか、だ。たぶん。 2018... 続きをみる
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オガッタ、ヨカッタ、金足農
「雑草たちよ、甲子園でオガレ」と書いてから、ちょうど二週間。これほど甲子園を楽しませてもらったことはない。本県にとってはまさに金農フィーバーが沸き上がった夏だった。様々な視点から今回の躍進劇そして決勝は語られるだろう。自分なりの感謝を込めて、「キニナルキ」として記事から言葉を拾ってみた。 「飼育する... 続きをみる
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フランス語の謎が解けていく文法の本
今日はブリオッシュドレで12時から5時までフランス語を勉強していました。迷惑な客ですね。でもいいんです、お昼ごはんとおやつを頼んだので、2回来店したと考えていただいて。それにしても4人席を一人で占有していたのですから贅沢なことです。ごめんなさい、試験前だから許してください。 私より前に来店して、私が... 続きをみる
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アルルカンに試される
「涼介は気を取り直し、オールを握った。水を斬る度に、夜光虫が光った。船の航跡が、無数の命の炎によって仄白く輝いている。」小説の結びの文章として典型的な表現と言えるかもしれない。読者いや少なくとも自分は、こういう情景への共感を呼び起こしたり、より震わせたりしたくて読むなあ、と頁を閉じた。 2018読了... 続きをみる
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涼しい!+「わたしたちが孤児だったころ」
埼玉から東京に帰ってまいりました。 母との5日間も楽しく過ごせました。埼玉は確かに暑かったけど、今日は信じられないほど涼しかったです。秋の風が吹いていました。 東京も、風が吹いていて涼しいです。私の部屋は34度になっていましたが。 でも30度で涼しいって思えるなんて、ちょっと異常ですよね、沖縄のほう... 続きをみる
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「IKIGAI」を読む生きがい・了
この本に載せられているエピソードは本当に面白い。高価なフルーツ生産、相撲力士のキャリア、伊勢神宮、明治神宮の歴史、行きつけのバーの素晴らしさ。外国人向けに書かれたが、日本人であっても知識として一般的でない、気づかなかった内容も多いのではないか。その意味では日本自体を考える著とも言える。 2018読了... 続きをみる
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実家、暑い…+パソコン買いました
今日から金曜日までお盆休みで実家でゆっくりします。 目的は、フランス語の勉強と(なのにCDを忘れてきてしまいました!!ウォークマンで聴くしかないですね…)、読書(目標3冊)と、スクリャビンの和声の勉強と、つつがなくお盆を過ごすことです。 大変、暑いです。夜は多少涼しいのですが(東京の夜より心地よいで... 続きをみる
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「IKIGAI」を読む生きがい・参
この著では冒頭に、読者への覚え書きとして「<生きがい>の五本柱」を挙げている。「小さく始めること」「自分からの解放」「調和と持続可能性」「小さな喜び」そして「<今ここ>にいること」。それらに順番や序列はない。絶対的でもないと記している。自分の好奇心が引っかかる箇所から「小さく始め」ればよい。 201... 続きをみる
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宿題、英文ドキュメント240ページ
そんなもの誰が読むかい!!(ちゃぶ台ひっくり返し) 上司から宿題のメールが入っていたのですが、読みなさいと言われたのがタイトルの通り。 こちとら夏休み中やねん!!上司も夏休み中だけども。英語すらすらできる上司と一緒にせんどいて!! でもどうしよう、宿題やらなかったら上司にあきれられるかなあ…ドキュメ... 続きをみる
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「IKIGAI」を読む生きがい・弐
「生きがい」を考えるうえで重要なポイントになる「こだわり」について、著者はこんなふうに記している。「<こだわり>の重要な点の一つは、市場原理に基づいた常識的予測のはるか上を行くところに、自分自身の目標をおくことである」。現在の経済優先世界に振り回されないための「重し」と考えることもできる。 2018... 続きをみる
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朝の散歩と読書(銀河鉄道の夜 他)
数日は、台風接近の影響で、涼しい日が続きましたが 今日からまた、暑さが戻ったようです。 この花はまだ頑張って咲いてます。 だいぶ実ってきました。 珈琲店でひと休み。 まだ朝なのに、だいぶ疲れた様子の近所の猫です。 宮沢賢治のドラマを見て、興味がわき読んでみました。 ①銀河鉄道の夜 ジョバンニが夢でカ... 続きをみる
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「IKIGAI」を読む生きがい・壱
中学生だったはずだから言葉は知っていただろう。だからその歌謡曲の題名にはちょっとした違和感があった。1970年、由紀さおりが「生きがい」という曲を歌った。別れた恋人を今も思っているというだけの詞なのだが、作詞家山上路夫はそう表現したのだ。これは未練ではなく、思い続ける些細な毎日の糧であると。 201... 続きをみる
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「事実の素性」を想像する
『テレビの嘘を見破る』の著者今野勉氏が秋田出身だとは知らなかった。この方はあの長野五輪の開・閉会式プロデューサーも務めている。 さて、この新書で考えるべきことはいくつかあり、前回書き残せなかった下記のことが特に印象強く、メモしておきたい。 Volume115 「厳しく問われはじめた事実の素性」 「事... 続きをみる
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本を買わないとは言ってないねん
日曜日は、都会に出てフランス語教室に行きました。 フランス語教室で、「もうかれこれ3年もレベルが同じで、飽きてきた」という話をしたら、「レベルアップテストを受けてみては」といわれたので、受けることにしました。 フランス語の先生にスタッフが聞いてくれたところによると、先日お試しで上のレベルのクラスを受... 続きをみる
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脱「集中力信仰」日常編
『集中力はいらない』(森博嗣 SB新書)を糧として、もう少し。甲子園が始まった。「本気の夏、100回目」が今大会のキャッチフレーズということだ。今日の選手宣誓の締め括りにも使われていた。昨日からの流れで考えれば、「本気」はどうも「集中力」と似通っている。そういうイメージが付きやすい言葉だろう。 「本... 続きをみる
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脱「集中力信仰」基本編
うすうす気づいていたことだ。学級担任の頃「集中」という言葉は毎日のように使っていたし、集中力と持続力の二つを正面から据えたこともある。しかし、それは何の目的、どういう意味を持つかとあまり考えてこなかった。自分もまたそんなふうに教育されたことも関わるだろう。もう一歩認識を深めるべきだった。 2018読... 続きをみる
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続・禁Amaz○nへの道
今日も食欲は出なかったのですが、冷たいものなら食べられそうなので、サラダ食べてました。生野菜のサラダは胃にはよくないようなのですが、今食べたいと思えるのが、サラダと、チーズと、チーズケーキ。熱いものはちょっと無理そうということで。 確かに野菜が胃で形を保っているかんじがありますね。消化に悪そうでした... 続きをみる
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失敗の数だけカットバン
著者が「失敗学」の権威であることは知っていた。ビジネス雑誌などで文章を読んだこともある。この新書を読む前、ふと「失敗の反対語は?」と呆けた問いが浮かんだ。「成功」と思い出すまで考えたのは、「失う」「敗れる」の逆だから「得勝」…そんな熟語はない。だが、失敗の対語範囲は、結構大きくはないか。 2018読... 続きをみる
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落穂から可塑性復活?
ここ10年ほど、ほんのメモ程度の日記をどうにか(まとめ書きもありつつ)継続できている。それ以前は全く三日坊主の典型。数日前からその書き散らしたノート等を処分していたら、結構な「キニナルキ」も残っている。身辺雑記は用なしだがこちらはピックアップして転記する。 「物質的なゴールの見定め」(倉本聰) 「悪... 続きをみる
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真夏に「かるた」も乙なもの
「まったく世の中のためにはならないけれど、ときどき向こうから勝手に吹き出してくる、あまり知的とは言いがたい種類のへんてこな何か」を「かるた」形式で表わした一冊だけれど、数多いるだろうファンの方々はどう読まれるのだろう。村上春樹小説にやや苦手意識のある自分にとっては、やはり難しかった。 2018読了7... 続きをみる
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雲と鉛筆のあいだにあるもの
結構な数の本を読んできた。この頃、一番価値があるのは「思わず声に出して読んでみたくなる」文章との出逢いと思えてきた。意味を読み取るとはまた別に、分からなくとも自分を心地よくさせてくれる響きを持っている。お気に入りの詩人たちの詩、かの池田晶子の書く文章、そして吉田篤弘の新刊本もそうだ。 2018読了7... 続きをみる
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スポーツクラブに行くべきか。
昨日より元気になりました。熱は相変わらずの微熱ですが、ボーっとすることがなくなって、今日は無事に健康診断も終えて、その後論文を各地に送付したり配りにいったりして事務仕事で一日が終わりました。とりあえず仕事したという達成感はあります。 ですが、バリウムの検査があって、下剤を飲んだらおなか痛くて脂汗にな... 続きをみる
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台風の被害がないことを祈ります
今回は「これまでの経験が通用しない」台風らしいです。高気圧の縁を進んでいた台風が、寒冷渦という上空に出来る低気圧によって流れを変えられて(台風は背が高いので、上空の空気の流れにも影響されてしまうのです。寒冷渦は地上からは分かりません)、西進するという珍しい台風です。しかし気象庁も言葉を考えるの大変だ... 続きをみる
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規準は自分のなかにある
「わたしには孤独死の範囲がよくわからない」と著者は書く。メディア内の「孤独死」という言葉で、「なんとなく」イメージできる事はあるが、本当に孤独と断言できるか。まして死という状況を安易に重ねて判断していいものか。軽く再読と手にしたが、時代の流れ、人間同士の関係性が浮かび上がる一冊と感心した。 2018... 続きをみる
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暑くとも、今すぐ小さく笑え
自分が置かれた環境を、そのまま受け入れたり、働きかけて変えたりしながら、我々は生きている。当然自然環境も当てはまることだ。とすれば、災害やこの酷暑なども含め、受け止め方について少し考えを巡らしておくことは無駄にはならないはず。修養としてこんな本を手にとって読んでみることも、たまにはいい。 2018読... 続きをみる
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風邪のぶり返しで病院へ+禁Amaz○nへの道
もともと今日は有給とっていたので、自由な一日ではあるのですが(夕方からお通夜です)、2週間前に病院にいったときの血液検査の結果を聞くために、そしてぶり返したらしい風邪の薬を出してもらうために、病院に行って参りました。 いつもは2時間待つのですが、今日は早めに行って8時半に到着、9時から診療開始で、1... 続きをみる
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「大事なことほど小声でささやく」森沢明夫 著
最近読んだ本の読書記録として、折々に感想などを書いていきたいと思います。 今回は森沢明夫著「大事なことほど小声でささやく」 森沢明夫といえば高倉健主演の映画「あなたへ」の原作を書いた作家です。 刑務官だった主人公が、妻の遺骨を海に散骨しようとする、高倉健の最後の映画でした。原作は映画と違っていました... 続きをみる
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「ほど」が機能を維持する
Volume114 「人間の便利さと道具としての使いやすさの”ほど”が良かったんだと思います。いまは大事なところまで機械に手助けされて、人間の機能が失われている気がする。」 通販雑誌の対談で、落語家の春風亭昇太が昭和期の家電について語ったことば。 内容も確かに頷いたが、「ほど」という語が目に残った。... 続きをみる
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エッセイ きれぎれ草 7
武は儒教の洗練を受けてその人格形成力を増したと言っていいが、武は侍という言葉が示す通り、君に仕えるのがその本分である。従って、その人格は表立って主張されることを嫌う。 君に仕えるという現実の仕事の意味合いに、儒教は強固な足場を提供したのだが、その中で、作り上げられた人格は少しも分かり易くはならなかっ... 続きをみる
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気づいたら、おみなたち
今月は自家用車運転の旅があったり、宿題でバタバタしたり、落ち着いた読書(いつもそうではないだろうと心の声はする)ができない。未読の在庫もなく、ではと少しばかり中古書店へ行って仕入れてきた。目についた背表紙を取ってカゴに入れてみると、なんだか女性作家ばかりになってしまい…。本性が出たか。 2018読了... 続きをみる
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エッセイ きれぎれ草 6
美しく貴重な感情には、礼儀の衣が欠かせない。 〇 形式は、法則というよりも礼儀に近い。 〇 俳句の五七五形式、季語は礼儀そのものと言える。 〇 読書は、レコード針とレコード盤の関係に似ている。 早く読み過ぎても、遅く読み過ぎても何も分からない。 〇 自然は人間に放心を許したが、社会というものは人間を... 続きをみる
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小市民のそんな在りかた
久しぶりに「宿題」を仰せつかり、ここ数日あれこれと忙しく、また悩ましい。ある会議のための資料作成ということだが、ちょっと創造力が必要な事項なので、夏休みの自由研究で悩む小学生のようなものか。時間はたっぷりあるが、やり遂げないと自分の好きなことはできない。 性格的には、ぎりぎりになるまで手をつけないタ... 続きをみる
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クヨクヨし引きずり抗え
「引きずることから切実な表現が生まれる」と筆者は書いた。小さなことにクヨクヨし、様々なコンプレックスを引きずればいいのだ。だからミタビ読み直そう。 2018読了65 『コンプレックス文化論』(武田砂鉄 文藝春秋) 最初なんとなく「コンプレックスはバネ」と題付けをしたが、なるほどと頷きたくなるような面... 続きをみる
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何度も遅刻できる精神は
「遅刻」ってコンプレックスなのか、と普通は思う。単なるだらしなさであり、やる気の問題じゃないのと決めつけてしまいがちだ。しかし、この本を読むと「遅刻」そのものの奥深さ(笑)に気づかされるから、愉快だ。遅刻したことはないと言えないが、ずいぶんその点は気を遣って暮らしてきた。その意味が問われる。 201... 続きをみる
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コンプレックスはバネだ
コンプレックスはたくさんある。外見的なこと、内面的なこと。まあ齢をとるのはありがたいことで、外見的なことはだんだんと気にならなくなるものだ。でも完全に消し去ってはいないと正直に認めよう。内面的な点については十代の頃とあまり変わらない気がするのは、俺だけか…こう思うのもコンプレックスか。 2018読了... 続きをみる
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読書レビュー
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Read books/「謎の香りはパン屋から2」を読みました
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『現代思想入門』要約・書評
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『未来をつくるグロースマーケティング』要約・書評
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週刊 読書案内「常世の舟を漕ぎて」(語り・緒方正人・辻信一編・ゆっくり小文庫・SOKEIパブリッシング)
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週刊 読書案内 「パパラギ」(岡崎照男訳・立風書房)
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トラックの運転席で読んだ『北欧時間』。セミリタイア生活と北欧の価値観が、思いのほか重なっていた。
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[WordPress]セキュリティ本レビュー
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