書評のムラゴンブログ

  • 脂肪という名の服を着た女性版ハンニバル・レクター ―柚木麻子『BUTTER』―

     いわゆる首都圏連続不審死事件の容疑者である木嶋佳苗受刑者は、一部の女性著述家たちの「ミューズ」、すなわち、インスピレーションの源となる女性キャラクターになっている。ミューズとはギリシャ神話の芸術の女神たちの総称だが、人間の女性に対して使われる「ミューズ」という単語は、普通はいわゆる「美女」である。さらには、基本的には男性の芸術家に対して影響力のある女性である。  本人の容姿といい、男性たちよりも

  • 【本 決定版!】おすすめ本ブログ記事一覧 読んだ本の書評たくさん有♪♪

    読書する前にぜひ僕・村内伸弘が心込めて書き上げた書評(読書ブログ集)をご覧ください。そして本を読んでみてください。 本の読み方 - 吉田松陰「留魂録」 全訳注 古川薫 本はすばらしい! 本はうつくしい!! ▼読んだ本 人間性を磨くには「慈悲」。人間性を高める方法は毎朝毎晩の「慈悲(中村元)」の読書 平和とは何かを考える本を読破!「徳川の平和」を考える 落合功 著 「挑戦せずにあきらめることはできな

  • 内田樹『常識的で何か問題でも?反文学的時代のマインドセット』

    著者は古今東西にわたりすごく博識だから、その思考についていけているかどうかは、正直に言って私の場合かなり怪しい。だから、特に後半の政治の時事問題になるとただ読むだけで私自身の思考は停止し受動的になっていた。情けないですね。 さて、前半には興味ある内容がいろいろあったが、特に印象に残ったことが二つ。 「私たちに求められているのは自分の知らないことについてその真偽を判定できる能力なのである」という視点

  • 坂口安吾『桜の森の満開の下』

    初めて読んだのは20代初めの頃だったか。 その頃から、この本を読むと、一人の綺麗で賢い友人のことを思い出してしまう。 急いで付け加えるが、その友人は決してこの小説の女のような人物ではない。 だけど、この小説から、人殺しの要素を綺麗に洗い流したら、ひどくロマンチックな話なのではないか?と私は感じている。 山に暮らす山賊にはおそらく学はない。 けれども、ひどく感受性は豊かだ。 ただ山賊はその感受性を表

  • 森絵都『無限大ガール』

    大好きな先輩に「自分がない」という理由で振られてしまった傷をいやすことができなかった早奈が、夢中になれるものに出会い、それを通して、「たとえあたしに自分がなくたって、その虚無もひっくるめてあたしなんじゃないか」と思い至るまでの軌跡が描かれていた。 さて、私は「自分がある」人の前にいると「私には自分がないなあ」と思う方である。 というのも、普段は自分なりのこだわりがあって過ごしていることでも、状況に

  • 宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』

    あまりにも有名な宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』ですが、これまで読んだことはありませんでした。 読後の第一の感想は、ひどく乱暴な本だなあということ。 ゴーシュが動物たちに対してひどく冷たく乱暴なのです。 それに我慢しながら読みました。 ひたむきな努力と動物たちとの不思議な関係、その動物たちの与えてくれる示唆が、ゴーシュを上手なセロ弾きに変えてくれたのでした。 と、いうお話だけではないのではないか?と

  • 『解決の教科書』を読んで。

     どうもこんにちは、田舎暮らしのサッカー好き@です。 今日はサッカーの話題ではなく、解決の教科書を読んだので少し感想を書きたいと思います。  この本は、子供の不登校、引きこもりに対してどのようなアプローチをとれば良いのかを、カウンセラーの方の経験をもとに記されています。 最初に、自己受容することが他己受容につながり、他己受容することが自己受容につながるという発想です。  ありのままを受け入れる、受

  • ★橋下羽鳥の番組(憲法論争)、宮脇順子「韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏」「どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史」

    トランプ 憲法学者の木村草太氏の説明では、憲法9条の改正をめぐる今後の選択肢は、 (1) 改正しない、 (2) 個別的自衛権まで明記、 (3) 集団的自衛権まで明記、 (4) 自衛隊だけ書き任務は明記しない、 の4つあり、さらに (3) の場合は、さらに、 (ⅰ) 日本防衛活動中の外国軍の防護まで、 (ⅱ) ホルムズ海峡封鎖など存立危機事態まで、 (ⅲ) 限定なし、 の3つに分類されるとのこと。

  • この本のおかげで速読できるようになりました

     僕は、もともと本を読む速度がとても遅かったと思います。三時間で100ページ読めればいい方でした。そんな僕は当然速読術を身に付けたいと思っていましたが、いくつかの速読術の本を読んでみても全然読書のスピードが改善されることはありませんでした。  しかし、この本を読んだおかげで速読を身に付けることができました。それは、速読の構造を理解したからだと思います。 全部を理解しようと読書するから速読できない。

  • オススメの本です!p■qω・´)

    WordPress・MTOS簡単インストール機能対応!レンタルサーバー『ヘテムル』 運のいい子を作る『自然流子育て』 僕も人から薦められ、とても心に響いたので紹介します。 初めに今回は子育てということですが、僕はまだ若いため別の視点を中心に紹介します。 今の時代、まずまっさきに目が行くののは「目に見えるもの」ですよね。 当たり前です。目に見えるものなんですから真っ先に目が行くのは当然ですよね。 で

  • 習慣を継続させる慣性力

    WordPress・MTOS簡単インストール機能対応!レンタルサーバー『ヘテムル』 僕は正月に母の実家に行きました。 その時に立ち寄った書店でタイトルに惹かれ、宇宙という言葉が好きなのもあって 『宇宙を動かす力は何か 日常から観る物理の話』 という本を購入しました。 物理の勉強はしたことが無かったので間違ったなぁ(´-`)と少し後悔もしたんですが、読んでみると中学生程度の知識があれば分かるようにと