• 溺愛

    名探偵コナンくんの話をしましたが、ミステリー漫画で私の本当のお気に入りは別にあります。 加藤元浩さんの2つのシリーズ。 「Q. E. D. 証明終了」 「C. M. B. 森羅博物館の事件目録」 ミステリーファンにはコナンより金田一少年より遥かに評価されているシリーズです。 ミステリーとしても優秀だしとにかく知識量が半端ない。 前者の探偵役は、15歳でMITを卒業したにもかかわらず日本の高校生をや

  • 【怪奇大作戦】「SRI」(Science Research Institute : 科学捜査研究所)

    【怪奇大作戦】(かいきだいさくせん)は、円谷プロダクションが制作し、TBS系で1968年(昭和43年)9月15日から1969年(昭和44年)3月9日まで毎週日曜日19:00 - 19:30に全26話が放送された、特撮テレビドラマ。 以前に、Dailymotion(デイリーモーション)へ「全26話」アップしています。 URL : http://www.dailymotion.com/sriuploa

  • インド倶楽部の謎

    有栖川有栖さんの新刊「インド倶楽部の謎」を読んでいます。 買ってからすぐには読まず、しばらく他の本に寄り道していました。すぐに読むのはなんだかもったいない気がして。 有栖川有栖さんはデビュー作「月光ゲーム」からのファンです。今年で何年かは数えてないので分かりませんが。リアルタイムでデビュー作が書店に並ぶのを見ていたようなものなので、氏の作家人生=私のファン歴となります。 あの頃年上だった江神さんが

  • 【ネタバレなし感想】 『悪と仮面のルール』ーー曇り空に射す一筋の光

    こんにちは! 今回レビューするのは、『悪と仮面のルール』です!!!! 1月13日公開の本作、ぶっちゃけそこまで注目されていないようでして…。主演が玉木宏というのがどうなんでしょう、ヒットする要因になるのかならないのか、もっと言えば玉木宏ってまだ人気あるん?ていうところが正直不安なのですが、僕は!僕は割と普通よりも熱量多めで期待しておりました! 原作の中村文則さんが好きな私!原作もちろん読んできまし

  • 感想『DEVILMAN crybaby』が良すぎたので感想を書く。Part2

    いやはや。初めて3ヶ月のブログがここにきて爆ぜておりましてビビっております。とは言ってもまだまだちっっっちゃいもんなんですけど。 前回出したのが 『DEVILMAN crybaby』が良すぎたので感想を書く。Part1 ということで、全部書かないのかよ詐欺みたいなことをしてしまいました。というのも、書きながら(だいたい一記事書くのに小分けにして三日くらいかけるという遅さ)「こりゃあ全部書ききらんな

  • 『ビジランテ』 ビジランテ=自警団の三兄弟が守りたかったことはなんだったのか?

    作品情報 あらすじ、予告編 幼い頃に失踪した長男・一郎(大森南朋)。市議会議員の次男・二郎(鈴木浩介)。 デリヘル業雇われ店長の三男・三郎(桐谷健太)。別々の道、世界を生きてきた三兄弟が、父親の死をきっかけに、再会し―。深く刻まれた、逃れられない三兄弟の運命は再び交錯し、欲望、野心、プライドがぶつかり合い、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。                     (公式ホームペ

  • 12/8 『オリエント急行殺人事件』 ポワロは神か人間か?オリエント急行は越境のための装置だった!

    こんばんは。 寒いですね。今日は雨が降ったので尚更寒かったです。もう今年も終わるとか終わらないとか。一年早いもんですわ。 さて、今日見てきたのは、『オリエント急行殺人事件』。 なぜ今このタイミングでこの古典とも言えるようなミステリー作品を映画化しようと思ったのか。ちょっと謎というか、何か事情があるんだろうか、それとも単に監督がやって見たかっただけなのか。そこんところはよくわかりませんが、一つ言える

  • 『ローガンラッキー』ネタバレ感想 渋いおじ様たちのゆるくて笑える金庫破り

    ダニエルグレイクがかっこいいから。と言うだけの理由で見に行きました。 いやだってかっこよすぎでしょ!この目!この目がいいんだよお!!!! こんなおじさんになりたい。ゴリゴリの日本人だから多分無理だけど。 と言うわけで『ローガンラッキー』言って見ましょうか。ね。 作品情報 あらすじ 若い頃、ジミー・ローガンはフットボール選手として輝かしいキャリアが約束されていたかに見えていたが、脚の怪我が原因でその

  • 新作映画『彼女がその名を知らない鳥たち』 感想 レビュー

     予告動画がもうなんか、どストライクだったんですよね〜。常識を打ち破るような価値観、みたいなのが本当に好きで。究極の愛とは?っていうテーマがそそりますよね。  10月28日から公開している『彼女がその名を知らない鳥たち』。って題名長いわ!でもこの題名もなんかミステリアスで良い!  監督も自分的に推しです!  しかっし劇場が少ない!あの新宿でも一個しかやってないってなんなんだろうまじで、、、  とい

  • 4dx インフェルノ

    ダンブラウン作 ラングドン教授のミステリーシリーズ 歴史や美術のうんちくがあふれる 大好きなトムハンクスの映画 今回は4dxで 風が気持ちよく、衝撃にあわせて椅子が動く 水しぶきをあびながら一緒に駆け回るフィレンツェ アトラクション気分で楽しかったー♪ いろんな意見ありですが 私は素直に楽しかった♪ ここ何年もTDLやらUSJやら まったく無縁の私ですから。。 だいぶ昔に 新宿バルト9で  ★Qu

  • 死の泉

    読むのに体力がいる本です でも読み進めるうちに背筋が凍りそうになります ドイツが舞台なので関係ないけど、ついつい漫画「モンスター」がダブってきましたw 第二次世界大戦下、ドイツには生命の泉(レーベンスボルン)という施設がありました そこは未婚のまま妊娠した女性が安心して子供が産めるという場所 ミステリーなので詳しく書くとネタバレとなってしまうので怖いのですが、タイトルを見てください。生命の泉のはず

  • 読んで、「半七」!

    岡本綺堂の「半七捕物帳」から宮部みゆき氏と北村薫氏がセレクションしたアンソロジー 全12編の短編と「江戸のシャーロック・ホームズ」と題された、上記二人の作家の対談解説もあって、なかなかお得感のある一冊です 確かに岡本綺堂はシャーロック・ホームズの愛読者でしたから、この半七捕物帳もお手本としていたようで「奥女中」などはそれっぽいが、怪談じみた話も多く、そんな部分では後にSFやミステリーで活躍する海野

  • 追いつめる

    中学生の頃、チャンドラー、ハメット、マクドナルドなどを読み漁り、高校に行って87分署シリーズにどっぷり漬かっておりました なぜかなかなか日本のハードボイルド作品に手がでなかったのですが、何がきっかけだったかこの一冊に手を伸ばしたのです いやあ、面白い、さすがに直木賞とっているだけのことはある 同僚を殺された刑事が妻子とも別れ、単身巨悪に挑んでいく まさに修羅道 ぐいぐいと引き込まれ読み終わるのに半

  • 三角形の第四辺

    エラリー・クィーンはフレデリック・ダネイとマンフレッド・リーの共同執筆時のペンネーム この作品はかなり後期の作品で、エラリー・クィーンの名で出版されていますが、別の作者が書いたものとされています 後期の作品はほとんどがそうで、なので小説のタッチもバラバラ、トリックも未熟なものであったりして、どうして偉大なミステリー作家がこのようにして晩節を汚したのかはいまだに謎とされています しかし、すべてが総じ

  • 陸軍士官学校の死

    エドガー・アラン・ポー(この小説内ではポオと表記)が登場するミステリー ポーといえば世界で初めて推理小説を書いたアメリカ人で、江戸川乱歩のペンネームの由来ともなった人物です そのポーが陸軍士官学校時代に事件に巻き込まれるというサスペンスなかなか読ませてくれます 士官候補生の首つり死体 その死体からくり抜かれた心臓 このことが意味することとは なかなか引退した警官と若きポーの兼ね合いが魅力的な作品で

  • T型フォード殺人事件

    広瀬正氏唯一のミステリー本、長編1作と短編2作が収録されています 表題作はT型フォードの形状を上手く利用した密室物ですが、ちょっと文章だけだとなかなか理解させるのは難しいかも知れませんね 多少淡泊に感じるかもしれません むしろすぐれているのは短編「殺そうとした」 自動車教習所の教官が、生徒である主婦と恋に落ちます 主婦の亭主は年齢が10歳も離れたさえない大男 主婦の心に、そして主人公の心に、この余

  • 復讐法廷

    今年テレビ朝日で同タイトルの2時間ドラマが田村正和氏主演で放送されました ドラマでは娘を殺された男が無実となった殺人者を処刑した行為が罪となるかという、この小説の土台部分だけを利用して作られていました、なので原作と言う扱いはせず、最後にクレジットでお断りを流していました そう、ドラマはこの小説通り日本では作れないのです なぜなら法律が違うから この小説の奥深さはアメリカにおける人種差別問題が大いに

  • 狼の王子

    この頃邦訳が多い北欧の小説 今回はデンマークの作家がアイルランドを舞台に描くという珍しいスタイルの小説です アイルランドの田舎町で郵便配達人が発見した三体の死体 監禁、虐待、家族の殺し合い と、物騒な単語を並べましたが、本作は実に上手に読者をリードしていき、ラストの謎解きへと導いていきます さて、アイルランド 狼男といえばアイルランド やはり少し閉鎖的なイメージがありますね。よそ者受け付けぬみたい

  • 緋色の囁き

    綾辻行人氏の「囁き」シリーズ第一作 女学園の寮、連続殺人、夢遊病 オカルトサスペンスの味わいを取り入れながらもしっかりとした、本格推理小説に仕上がっている傑作の一つです これ、20代の頃、何とか映像化できないか、必死で企画書起こしましたね ただ、なかなか上手くいかなかった 綾辻氏といえば邸シリーズが有名で、そのイメージで製作費がかさむイメージをプロデューサーの多くが持ってしまっているのですよ でも

  • 義経はここにいる

    井沢元彦氏の歴史ミステリーの傑作 源義経の墓がどこにも存在しないことから作られたミステリーです 大河ドラマ「義経」に脚本協力で加わった折(内、2本金子成人氏と共同で脚本も書きました)シナハンにメインライターの金子成人氏やプロデューサー、ディレクターらと行ったのですが、義経は各地で活躍しているのでまあ、大変w 壇ノ浦、一の谷、屋島、鞍馬山、そして当然平泉にも さすがに北海道にある義経神社には行きませ

1 2