吉田茂のムラゴンブログ

  • 「吉田茂」今日出海 文春文庫

    戦後を代表する総理大臣吉田茂は、第一級の政治家だったと言っていいでしょう。この書はその吉田と交友のあった今が、慎重に公平な視点で描いた等身大の吉田茂像です。著者の今は親友の小林秀雄から吉田のことを菊池寛と似ていないかと聞かれたとき、「うまそうな葉巻を吸っていたから、一本くれと言ったら、くれたよ。そのくれ方のケチなところなんざ、菊池寛そっくりだよ。」と言ったそうです。

  • 「ヨオロッパの世紀末」吉田健一 岩波文庫

    著者の吉田健一は、総理大臣を務めた吉田茂の長男です。多くの著作がありますが、著者のもっとも円熟した時期に書かれた傑作です。吉田健一の文体は独特です。奇妙と言っていいほどですが、紆余曲折しながら進む文章に導かれていくと、豁然と展望の開けた高台にいることに気付きます。ヨーロッパが真にヨーロッパであった18世紀「幸福は決して得られるものではないという諦念が、われわれを本当に優雅なものにしてくれる」という

  • シリコンバレー44: サンフランシスコ オペラハウス&シティーホール

    サンフランシスコ・オペラハウス(San Francisco Opera) サンフランシスコ市庁舎(シティーホール/City and County of San Francisco City Hall) 平成27年(2015年)2月5日 村内伸弘撮影 巧みにテンダロイン地区内の歩行を避けながら、今晩「第8回 クランチーズ・アワード(8th Annual Crunchies Awards)」が行われる