ノストラダムスの大予言ではないけれど 予定表に 起こりもしないことを記載することが出来る 日記にも 実際に起こらなかったことを さも本当に起こったことのように記載することが出来る 本来 言葉は 実在から自由なのです 予定からも 実践からも自由なのです この自由を縛り合い 言葉の放蕩をたしなめながら ... 続きをみる
予定調和のムラゴンブログ
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言葉の意味が通じると思いながら 言葉を発するように 膵臓のランゲルハンス島にあるインスリン分泌細胞は きっと 肝臓の細胞が糖を取り込み血糖値を下げてくれると思いながら インスリン分泌しているに違いない 膵臓の細胞が 肝臓の細胞のことを 実際には思うことはできないのであろうけれど 肝臓の細胞が インス... 続きをみる
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その予定調和が成立している範囲を 内部と呼び その外側を外部と呼ぶ * その言葉が通じる範囲を 内部と呼び その外側を外部と呼ぶ * 言葉は檻となり 心をその内部に閉じ込める 心がその外側に逃亡することを自由と呼ぶ * 原子核と調和して動く電子は その原子の内部となり その原子核と調和していない電子... 続きをみる
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身体を構成する臓器間には 予定調和が成立し 原則 調和を乱す存在は排除されている だから 身体の内部は 平穏が維持されている ところが 身体と身体の外部との関係においては このような予定調和が成立していない 仮に予定調和らしきものが存在していても それは儚く消えてしまうようなものであることが多い そ... 続きをみる
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自然は 恵と禍をもたらす ここでいう自然の恵は 主体と調和した関係であり 禍は 主体と調和していない関係である 自然と主体は 組織として完全には一体化していないのである これに対して 身体内の関係 たとえば 心臓と血管 筋肉と神経の関係は 調和しており 不調和の関係に在ると それは 病気であり 異常... 続きをみる
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「肉体疲労」という言葉は 疲れているわけではなく 筋肉痛があるわけでもないので 疲れていなくても「肉体疲労」と発語できる しかし 本物の「肉体疲労」では 疲れた感覚や 筋肉苦痛を伴い ひどい場合には 「肉体疲労」などと発語する発語する余裕もなくなる それに 「肉体疲労」という言葉を知らない外国人と ... 続きをみる
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死んでゆくときには 今よりも やりたいことを出来ないことよりも やるべきことを出来ないことに 心奪われてゆくのだろう 普段 当たり前に出来ていた 心臓の鼓動が やがて止まる やりたいということは 生きるということに対して それほど重要なことではないのかもしれない 型にはまった 呼吸や 心臓の鼓動が ... 続きをみる
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仕事中に会議室に呼びつけられる。 賞与の面談かいな💴( ´艸`)って思って会議室行くと、そこにいたのはうちの会社の偉いさん(社長と部長2人)とクソ親会社の経営陣。役員会か?? で、私以外にも何人か中堅どころの社員が5人ほど呼ばれ着席。 不思議に思ってたらうちの会社の社長が、 「今の会社の状況ってわ... 続きをみる
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ワインの本質は ワインボトルの内側に封じ込められた液体にあるのか? そのワイボトルのラベルにあるのか? そのラベルが持つ歴史にあるのか? それとも 人間の味覚という太古から培われた機能にあるのか? これらのどこか一点にワインの本質があるのではない こられのものが本質に欠かせない部分とあり 散在してい... 続きをみる
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DNAは タンパク質のアミノ酸配列について 「かくあるべし」を誘導する触媒だ 同じセット触媒の中で インスリンのアミノ酸配列と インスリンリセプターのアミノ酸配列が 「かくあるべし」と規定されているので インスリンとそのリセプターは うまく結合できるようになっているらしい うまく結合しないような組み... 続きをみる
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空気を吸い 空気を吐く 食事を摂り 老廃物を排出する 言葉を聞き 言葉を話す 知識を学び 知識を教える 様々な存在を 環境から取り込み 様々な存在を 環境へと放出する 触媒は 特定な存在を取り込み それを 別の特定の存在として放出する 蓋然性を高くする要因だ 私の身体も このような意味で触媒だ 仕事... 続きをみる
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化学工場で行われる化学反応は 原料がすべて意図した化合物になるのではなく 意図していない不純物もたくさん生成されてくる そのあと 意図した化合物を 意図しない不純物から精製するのも 化学工場の大きな仕事だ 化学工場では 触媒を使い 原料の化学反応が 意図した化合物へと向かうように誘導し その合成の蓋... 続きをみる
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オスとメスが接触して 次世代命の誕生を迎える 普段は離れているオスとメスが 接触するように様々な工夫が施され 必然的であったかのように オスとメスが結ばれる 昆虫は フェロモンを放出し 異性をおびき寄せるたり 音を出して 異性を呼び寄せたりする 花々は 昆虫を誘い 花粉を別の花へと その昆虫に運ばせ... 続きをみる
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- # 予定調和
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正義が 生き易さを封じ込めていることがある 正義が実践され 皆が生きやすくなれば ありがたいのだけれど 正義が 生き易さを封じ込めてしまうことがある 正義より 生き易さが大切ならば これは本末転倒な事態だ 逆に 生き易さより 正義が大切ならば これは当然の成り行きだ このような葛藤は 多数派の正義と... 続きをみる
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相手のあることは 相手次第で 結果が変わるから 容易に結果を予定できない 相手のあることでも 相手の予定を把握していると 結果を予定しやすくなく これで 敵を知り 己を知れば 百戦危うからず ということになる 人間は 同じ人間として 同じように感じ 同じように考える傾向があるので 相手の今後を予想し... 続きをみる
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機械の中に用意されている因果律は 普遍的で抽象的な時間の中にある 「そう」したら「こう」なる この「そう」したらの時間も この「こう」なるの時間も 確定していない任意の時間であり 基本的にはいつでも構わない想定となっている このいつでもどこでもよいという普遍的な条件下で 機械には「こう」なる準備がで... 続きをみる
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頭の中で繰り返す私の主張を隠し 当たり障りない言葉を発する 言わずに隠し置く本音を 私は 一日にどれくらいため込んでいるだろう 私はきっと ため込んだ本音をどこかに捨てている 知らぬ間に 捨て去り 当然に 私以外のだれもがそれを知らない だから 私が発した当たり障りのない言葉たちが 私のイメージにな... 続きをみる
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アリが一列になって行列する 脇に逸れ 隊列を乱す個体はいない まるで軍隊の行進のように 統制されている この行進のからくりには 道しるべフェロモンという物質が関与している このフェロモンを 先頭のアリが地面につけてゆく アリには このフェロモンが付着した場所を 歩く性質が備わっているため 先頭のアリ... 続きをみる
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現象は 安定した環境の中で 安定して持続する それぞれに 現象持続に適した環境があるのだから 環境が変わると安定した現象 が維持しがたくなることがある 「私」にも適した環境があり それが脅かされると 「私」はその脅威を取り除こうとする 例えば 船に侵入する水を掻き出したり 例えば 吹きすさむ嵐を 風... 続きをみる
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車を運転は 運転席に座り ハンドルを握り アクセルやブレーキを操作することで 実現できる しかし 車を動かすことは 車を運転するだけでは事足りない 燃料を入れなければならないし エンジンも整備されていなければ 車は動かない 「アクセルを踏めば 車が進む」 この原因と結果の間には 星の数ほどの技術が躍... 続きをみる
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「私は生身の身体で空を飛べない」 こんなふうに 飛ぶ能力が欠如していることには不満をもたないけれど 周りの人が皆で英語をしゃべっているにもかかわらず 自分だけ英語を喋れなければ 英語力の欠如を嘆くことになりそうだ 能力欠如に不満を持つか否かは 自律的に決定しているのではなく 周りの影響を大きく受けて... 続きをみる
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人間以外の動物も 人間も ほぼ同じような分子で構成されている 元素レベルまで還元して比較すれば 動物ばかりではなく 植物でも 全く同じだ 素粒子レベルにまで還元して比較すれば 人間も 岩石も 全く同じ素粒子だ 同じ素材が 異なる流儀で動き回り 組み合わさることで 異なる物体が構成されている それぞれ... 続きをみる
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日常を基準にしているから 非日常は異常事態と認識することになる 異常事態には 二種類あって 好ましい異常事態と 好ましくない異常事態だ いくら好ましい異常事態であっても そのままの状態が続くような事態であれば それは好ましい日常へとかわってゆくのだけれど 維持する為に困難な事情があれば 元の日常へと... 続きをみる
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同調し合うことで 秩序が成立し 義務を履行し合うことで 目標が達成される 主体の外に秩序がある場合において 秩序を維持するという目的のために 同調し合う義務がそれぞれの主体に発生している 義務の存在理由は秩序であり 秩序の存在理由は義務の誘導だ 義務の存在意義は秩序維持であり 秩序の存在は義務の正当... 続きをみる
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物質は 別の存在と重なり合わないところがある 地球は月や太陽と重ならないから存在しているし 私も 地球と一体ではないので 一瞬かもしれないが 地上からジャンプして飛び立つことができる 物質と物質の境界線は 磁力のプラスとプラスのように 反発し合うこともあれば 磁力のプラスとマイナスのように 引き付け... 続きをみる
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身体には 同調圧力が働いている 心臓の細胞は 互いに同調し合いながら 息を合わせ 心臓全体を鼓動させている この同調が崩れたら 心臓は動くけれど 血液をうまく送り出せなくなる 意識と身体も同調している 疲れると眠くなるし やる気を出せば身体はしゃんとする ミトコンドリアの中では 酵素群が同調して 水... 続きをみる
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ただ放っていても 水は沸騰しない けれど コンロに水の入ったやかんをかけ熱すると 水はすぐに沸騰する コンロの火は発エネルギー反応で やかんの中の水の沸騰は吸エネルギー反応だ 吸エネルギー反応と 発エネルギー反応がカップリングすると 普段 あまり起こらない吸エネルギー反応を 意識的に起こすことができ... 続きをみる
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同じものが沢山あると 同じものをひとまとめにして 同じ名前を付けて その名前で呼ぶことになっている 河原の石ころも 路傍の石ころも みんな同じ「石ころ」だ しかし 河原と路傍は 同じではないから 同じ石ころでも 河原の石ころと 路傍の石ころは違っている 言葉の世界は 同じと違うをうまく組み合わせ動き... 続きをみる
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蛇を見ると そこから逃げたくなる 「蛇は怖い」という文字や知識が頭によぎる前に そこから逃げたくなる 虎が威嚇の声をあげこちらを見ていても 同じように そこから逃げたくなる 知識として「虎は怖い」と知っている以前の問題で 感覚的に危険を察知する このように 教わることなく備わった反応により 人間も ... 続きをみる
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狩りや恋 様々な行動により 生命は環境に適応し その生を循環させてる 単純に一言で 狩りだとか恋とか言っても 実際の過程を眺めると 実に様々な行程を経て行われており そのそれぞれの行程も 様々な適応戦略の上に成り立っている 適応戦略は 成功するために幾重にも練られた戦略であり それでも必ずしも成功す... 続きをみる
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地球上の生命種の多くは 絶滅してきた 化石生物の代表である 三葉虫やアンモナイトは 今は生きていない 誕生と死を 何千万年 何億年と 繰り返してきた生命も その繰り返しができなくなると 消滅してしまう 存在するには 生存を繰り返さなければならない 夢も 追いているから 夢であり続けるように 命も 生... 続きをみる
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環境に適応する形質が 自然選択される これは 過去の状態に遡及する技術が磨かれるほど 過去の状況が未来に存続する結果である 細胞周期は M期から G1期、S期、G2期を経て 再びM期に戻るのだが 再び それぞれの周期の断面に戻るために それぞれの時期に それぞれ決まった活動がなされている 来られ野活... 続きをみる
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再び同じ体験をしたいと感じることがある 秀でた観光地や美術品には 人を引き付ける魅力を持っている そんな魅力に引き付けられると 再び同じ体験をしたいと感じ そこへ戻ろうと様々な努力を重ねることになる 観光地や美術品を今のまま保存しようとする努力や 再びその体験をするために 時間やお金を確保する努力が... 続きをみる
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水は 低温にさらされると氷になり 高温にさらされると水蒸気になる 氷でいるのか 水でいるのか 水蒸気でいるのかは 水の自由だ 自然の中で 水は自由気ままに 氷でいたり 海水でいたり 淡水でいたり 水蒸気でいたりする そんな自由気ままな水が 人間にとらえられると 時として無理やり 氷にされたり 水蒸気... 続きをみる
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信号機により 交通が制御されている 停電などで信号機が働かない時には 交通事故が起こらないように お巡りさんが誘導して 車や人の安全を確保することになっている すいていて 滅多に車や人が通らない交差点では お巡りさんの誘導が無くても 交通事故の心配は少ないけれど 交通量の多い交差点では お巡りさんの... 続きをみる
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円環的循環が予定されていると その循環を担う個々の現象は 予定されたとおりに機能しなければならなならない その円環が消滅してしまうからだ 生きながらえるために 水を飲み 食物を探し それを食らうのも 生体内の円環的循環を保つ重要な現象だ 生殖の相手を探すことも 種としての円環を未来に存続させてゆくた... 続きをみる
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同じことを繰り返していると 時間が 空間に円環を描きながら循環しているようにも見える 時間が流れながら その場所に留まっているかのように振舞っているということだ そう考えると 時間を引き留められない存在は 未来へと拡散し 時間を引き留めている存在から見ると 急速にどこかの遠くへ遠ざかってゆくというこ... 続きをみる
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不具合を除去することにより出来上がる円環のなかで 予定調和世界が恒常的流転を繰り返す この機械的合目的性の中で 円環を乱す部分の存在が 円環の完成を阻害し 円環の予定軌道から外れ 元の軌道に戻ることができないと 円環を乱す存在は 恒常的流転の一環として 未来に姿を顕すことは無い ドビュッシーが残した... 続きをみる
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地球の表面を循環している水の流れのように 自然に流れている円環もあれば 機械のように 明確な意図の中で循環している円環もある 水は さも予定されているかのように 地上から蒸発し 雲となり 雨となり 地上に戻る しかし意図があり 能動的に 蒸発する訳でもなく 雨となり降り落ちている訳ではない 水たちは... 続きをみる
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研究室では 多細胞生物の細胞を取り出し培養している うまく培養しなければ 取り出された細胞はすぐに死んでしまう そんな壊れやすい細胞たちを 多細胞生物の身体は とても上手に培養しているので 細胞としては 身体から取り出されずいた方が安泰だ 身体の中では 他の細胞の恩恵をたくさん受け 安泰に過ごせる ... 続きをみる
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夢を描き それを実現しようと努力すると 現実が改変されてゆく そして その改変された現実を 夢が取り込み さらなる夢に反映してゆく 現実に阻まれ 夢が委縮することもあるだろうし 夢が実現し もっと大きな夢を描くことがある 夢と現実が キャッチボールをしながら 時を超えてゆく 法と現実も キャッチボー... 続きをみる
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自己機械化現象は 自己に義務を課しながら進行している この義務の課し方に 気圧のような強弱があり 強い義務に弱い義務が押しやられたりしている 私が私であろうとする義務にも 多様な種類の義務があり 食欲や性欲排泄欲に導かれる 自己の身体維持のための義務や 名誉欲や金銭欲ねたみ嫉妬正義に導かれる 社会維... 続きをみる
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どこかに慢心があるのだろう 時代から取り残されてゆく ウサギとカメの物語のウサギのように 満足して 立ち止まり 時代遅れになってしまっている 終わりのない旅は続いて行くのに 満足して立ち止まり 幸せを満喫する 春爛漫の慢心を味わうことは 罪なのだろうか? * 猿人や原人を凌駕して 現代人が栄えている... 続きをみる
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子供のころ 思うようにならないのは 自分が子供だからで 自分も大人になったなら 思うようになると感じていた 大人は 不平を言わず 何でもわかっているかのように振舞っていたからだ でも 大人になって 大人になっても思うようにならないものだいうことが分かった 大人が 不平を言わず 何でもわかっているかの... 続きをみる
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物理現象は いつも「正しく」起こっている 人間から見て「正しくない」と思う物理現象も 現実に起こっているのだから正しいのであり 「正しくない」と思う人間が間違っている このように 物理現象は何時だって正しくて 何時だって間違いがないので 「正しい」も「間違い」もない、といった方が 正しいかもしれない... 続きをみる
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雨が降って ついてないと思うこともあれば ラッキーと思うこともある 何事が起きても 誰かが喜び 別の誰かが不満を持つ その中で喜びと悲しみの相場が動いている この相場の中で 誰もが最良の結果を待ち望むのだけれど 何処かしこ足りないところが現れる 雨が降った時と同じように 誰かが何かをすると 「素晴ら... 続きをみる
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周りの人の行いに応じて 自分の生き易さが変わってしまうから お他人さまは おてんとうさまや 水といった 自然の恵みと同じように大切だ むしろ 社会が発展するに従い おてんとうさまや 水よりも お他人さまの行いの方が 重要になってきた気配がしている 冷害や水不足で米が不作でも 外国から 食料を輸入すれ... 続きをみる
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山沿いの道では しばしば野生動物が車の事故に巻き込まれるらしく 野生動物に注意を促す標識が設置されている この頃増えて来たシカにぶつかり 車を大きく壊したはなしをよく聞くようになった オーストラリアでは 車がよくカンガルーにぶつかってしまうという こうした事故から車を守るために カンガルーバーを車に... 続きをみる
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鳥と人間の間に 能力の格差がある 鳥と魚の間にも 能力の格差がある 人間と大腸菌の間にも 能力の格差がある 魚と植物の間にも 能力の格差がある 生命は それぞれの生存戦略に応じて それぞれの能力を高めながら保持している 蟻にもたくさんの種類があり それぞれの住む場所に応じて それぞれの場所に応じた能... 続きをみる
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「地球」という文字は地球そのものにはなれない このように 情報と実体は別物ではあるけれど 「地球」という文字は地球を表現し続けているので 「地球」という文字は地球そのもののようなふりをしている このような 「地球」という文字が地球であるという形式が あらゆる文字と実体を同一視させ 言語世界が実体世界... 続きをみる
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言葉の 形と音と意味は反応で結ばれている 人間の能動的反応がなくなれば 言葉の 形と音と意味は バラバラに散らばって 秩序ある世界から 無秩序へと 創られて来た系譜としての言語世界が崩壊してゆく 同じように 細胞を低温に晒し 酵素を失活させ 化学反応をストップさせると 細胞の秩序は失われ 維持されて... 続きをみる
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身体がこわばると 思うように動けなくなる 関節が硬くなると スムーズに動けなくなり すぐに疲れてしまう こわばったり 硬くなるのは身体であり そう思ったり 疲れたと感じるのは意識の役割だ 身体が 意識に不調を知らせているということなのだろう うがった見方をすれば 身体が思うように動いているうちは 意... 続きをみる
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血管の細胞が痛むと そこから血液が漏れだし 炎症を引き起こし 周囲に壊死をもたらし命にかかわることとなる このように 血管の細胞は 酸素と栄養を体の隅々に供給する血管網として 縁の下の力持ちの役割を果たしている 血管の細胞は ほんの一例で 多細胞細胞を構成するすべての細胞は 身体全体のシステムから ... 続きをみる
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自分に レッテルを貼ることにより 自分がやるべきことと やらなくていいことを区別したりしている 子供のころ 遊びの中で 「俺は男だから、そんなことはできない」 「わたしは女だから、そんなことしできないの」 「男の子なんだから、これやってよ」 「女の子なんだから、こうしてよ」 そんな言葉を口にした 「... 続きをみる
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去るも地獄 残るも地獄 そんな状況には陥りたくない それでも あちらを立てればこちらが立たず こちらを立てればあちらが立たず という状況が世間に溢れているので どこかで 去るも地獄 残るも地獄 というようなことになってしまう だから 地獄もそれなりに過ごしやすいと ありがたい そんなふうに あちらと... 続きをみる
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ある目標を達成するために 様々な実践を重ねてゆく必要がある そんな状況の中で 必要なことを実践できないと 「障害がある」と評価されることになる エベレスト登頂という目標達成のためには 足腰の強さだけではなく 薄い空気にも対応する力が必要だ 薄い空気に対応する能力がなければ エベレスト登頂においては ... 続きをみる
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逆は必ずしも真ならず お風呂に入れば気持ちよい が 気持ち良いのはお風呂に入ったからとは限らない 「気持ち良い」という結果に至る道は 沢山ある 仮に 今、気持ち良い状態にあるとすれば すでに 「気持ち良い」という結果を得ている状態であり お風呂に入り「気持ち良い」を導く必要もないかもしれない お風呂... 続きをみる
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あるべき姿を 懸命に演じていると そのあるべき姿を主宰している世界が駆動し その世界に参加している存在に 恩恵をもたらす こんなな世界に自分も参加して 世界から恩恵をあずかろうと 懸命にあるべき姿を追求する このような好循環により 約束の大地が形成されてゆく 約束された自分のあるべき姿を 懸命に演じ... 続きをみる
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宝塚歌劇団の公演は華やかだ 競い合い 鍛え上げ 助け合い 舞台が成立している 一つ一つの世界が鍛え上げられ 大きな世界へと統合されてゆく ひとりひとりの人が それぞれの世界を持ち 集まり それぞれの世界とは独立した 大きな世界を築いているのだ この大きな世界の中で トップスターが輝いている 我が家と... 続きをみる
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身体の内部と 身体の外部を 特定の物質の密度ではなく 反応の関連性の密度で思考として分離できる イナゴをたくさん採って それを袋の詰めて塊にしても 密度は高まっても ひとつの身体にはならない 物質がただ隣り合っても 物質間できちんとした反応が起こらなければ 生命活動としては 互いに独立しているからに... 続きをみる
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反応を積み重ねながら 過去が未来へ変換されてゆく このような変換が連なって循環していると 過去は未来において再現され この循環が螺旋を描きながら未来へと保持されてゆく この循環にとって この循環を促す過去は良い過去であり この循環を阻害する過去は悪しき過去である 良い過去に存在した反応は 良い反応で... 続きをみる
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反応は 動きであり 物質そのものではない ゴルフボールの放物線や 地球の公転軌道のように 物質そのものではなく 物質の動きだ このような動きのベクトルは 物質が存在しない場所に まず仮想の線が描かれ その線に沿って 物質が追いかけてゆくという世界認識だ 観念も このようなベクトルのように 物質そのも... 続きをみる
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生き物の身体の中には その生き物が生まれもって備えている刺激と反応が ぎっしり詰まっている この刺激と反応の循環の中で 細胞同士が助け合い それぞれの活動を持続している だから このように暮らしている細胞を 体外に取り出すと その細胞は 他の細胞の助けを得られず 死滅してしまう 多細胞生物の細胞たち... 続きをみる
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椅子を見ると 座りたくなる 座る必要のない時は 椅子を見ても 景色の一部であり 椅子があることに気付かないこともある 椅子の足が抜け落ちそうでガタガタしていても 椅子に座る必要もなければ 直しはしないが 椅子に座りたければ 椅子の足が外れないようにはめ直したりする 椅子と同じように 言葉も 右から左... 続きをみる
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同じ映画でも 映画フィルムや VHS方式やベータ方式のテープ レーザーデスクや メモリースティックに入っていたりする 同じメディアでも その媒体は様々だ どの媒体であれ その媒体に呼応したシステムがあれば 元の映画が再現されてくるから 同じ映画が入った違う媒体は 同じものと言えば同じものであり 違う... 続きをみる
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天候の乱れがない世界の方が より制御された 素晴らしい世界と評価されるのかもしれない そうなれば 程よい降水があり 川の水の流れは常に一定で 洪水もおこならないし 風も穏やかで 屋根が突風で吹き飛ばされることもない 低気圧や高気圧を制御でき 能動的に恒常性を高めれば そんな世界を創造できるかもしれな... 続きをみる
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ミドリムシは 光の強い方向へ泳いでゆき 光合成を活発に行い より多くのエネルギーを蓄積できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されている 細菌も ガラクトースの多い場所では それを分解する酵素をたくさん産生し より多くのエネルギーを利用できるように 外部環境に応じて反応できるよう工夫されてい... 続きをみる
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受精卵が分裂を繰り返し 徐々に複雑な体ができてゆく その過程で 発生途上の胚の手は ドラえもんのような手で 指が別れていない 5本指の場合 4つの指の谷間あたる部分にある細胞が 次々と死んでゆき 指が形成される 生きてゆくべき細胞と 死んでゆくべき細胞が 発生途上で色分けされ その色分けに従い 自ら... 続きをみる
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ニワトリの社会には ツツキの順位というのがある 順位の高いニワトリは いつもツツキ役で 順位の低いニワトリは いつもツツカレ役だ ツツキは 追い出すほど攻撃的ではない だから ツツカレとても 遠くまでは逃げ出しはしない 大枠としての友好的な関係の中で ツツキとツツカレが行われている ツツカレの側は ... 続きをみる
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永遠を求める心がある 反面 怠けたい心もある これら二つの心は 裏と表かもしれない 化石には 何の努力もしないまま 半永久的に保存され続ける しかし 心がない 永遠を求める心もないままに 半永久的に形を残し 何もせずに怠けていても 怠けたい心は満たされない 化石になれば 喜びも悲しみもないだろう 心... 続きをみる
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たいていの人は ルールが好きだ ルールにもいろいろあるけれど 他人を縛るルールが大好きだ だから ルールを覚え それを口にする 自分を縛るルールは 口にする必要はない ただ 声に出さずに 自問自答すればいい でも そんなルールはあまり好きではない やはり 口に出すルールが大好きだ 口にしなくても文字... 続きをみる
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同じものを見ても 見る人により異なる意味が生まれる 誤解と評される類のこともあれば それぞれの人の背景により生まれる違いもある 同じ夕空を見ても 明日は晴れそうだと思う人もいれば 明日は雨が降りそうだと思う人もいる 同じ行為や発言を見聞きしても 好ましく思う人もいれば 迷惑に思う人もいる このような... 続きをみる
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都合の悪い情報は 排除される コロナウイルスの駆除も この情報排除の一種だ 都合の悪い情報が蔓延しては調子が悪い 思想統制 民族弾圧 宗教戦争 優勢思想 様々な情報排除が浮沈を繰り返す 互恵的情報は 排除し合わず 調和的共進化の関係を生み 敵対的情報は 排除しあい 競合的共進化の関係を生む 調和的で... 続きをみる
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言葉が偉そうに ウンチクを並べたてているのだけれど ウンチ君が騒ぎ出すと 並べられていたウンチクは ドミノ倒しのごとく次から次へと倒れてしまい 頭の中はウンチ君でいっぱいだ 飾り奉られた 立派な正義も ウンチ君の前では形無しになる だから ウンチ君は 立派な言葉たちにより 闇から闇へと葬られて 表舞... 続きをみる
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この世に生まれてきた まずは 掬われたのだ 掬われて 生きるという俎上に載せられた この俎上に載せられて しばらく育つと この俎上は ひとつではななくて たくさんの俎上に分かれていることに気づいてくる どの俎上に掬われたのかで 運命というものが違ってくることにも気づいてくる そうなると あっちの俎上... 続きをみる
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- # クロマチックハーモニカ
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