• 愛は惜しみ無く奪い与える44

    再び、時を越えて、、、 類「さて、何処にメッセージがあるかな?」 メイド「お帰りなさいませ、rui様、アンジュ様♪ 今、お茶をお持ち致します♪」 幸枝似のメイドが、、、 「お二人がお帰りになりましたら、この手紙をお渡しするようにと、rui様が仰ってましたので、お渡し致します。 でも、rui様がお書きになった物ですよ!? 内容はご存じですよね!? どうしてこんな手間暇を?」 類「うん、ふざけている訳

  • 愛は惜しみ無く奪い与える43

    鈴の音に導かれ、肖像画の前に立つと、、、 つくし「類! また変わってる!?」 カウチの横にミニテーブルが描かれていて、その上には鈴が! つくし「類、このミニテーブルを見て♪ 封書も描かれているわ♪」 類「ふ~ん、と言うことは、、、 何処かにある筈なんだけど、、、 封書に矢印↙が小さく描かれてるな、、、」 矢印の方向の絵の額縁を調べれば、以前の額縁と違い、組み木造りになっている、、、 類「良く見れば

  • 愛は惜しみ無く奪い与える42

    二組が、見合った時、、、 つくしと絵のネックレスが反応し、つくし達は光の蝶の眩い光に包まれ、、、 元の世界へ、、、??? 後ろを振り返り仰ぎ見ると、絵が変化していた、、、 つくしひとりの肖像画だったのが、カウチに座ったつくしと後ろに立つ類の二人の肖像画に、、、 《ふ~ん、俺達がモデルの新しい肖像画か、、、》 時計の日付と時刻を調べた類が、、、 類「ふ~ん、こっちの時間は、たいして進んでないみたいだ

  • 愛は惜しみ無く奪い与える41

    そこは、、、 シュノンソーもかくやの城の一室だった! 「rui様、いつもの画家が参りました」 声をかけられ、振り向けばロココ風衣装の召し使いらしき女性が控えていた、、、 「・・・幸枝さん?」 驚いたつくしが俺を物問いたげに見上げる、、、 その女性は、髪の色が違うだけで幸枝 にそっくりだった、、、 「あの、rui様? お通ししてよろしいでしょうか?」 気が付けば、この部屋には、あの絵に描かれたカウチ

  • 愛は惜しみ無く奪い与える41

    つくしと俺の愛の結晶である駿が産まれ、そうとは知らずに奴らが訪ねてきた年の夏、俺達の結婚発表パーティーが催された、、、 マッキーノ家と花沢家の報道規制で、つくしや翔の情報は一切洩れていなかった、、、 相変わらず、マッキーノ家の令嬢は病弱だからとか、精神に問題があるからとか、政略結婚故に離婚はいつか?とかetc. のゴシップが一人歩きしていたが、、、 そんな噂など気にも止めず、俺達は幸せな日々を送っ

  • 愛は惜しみ無く奪い与える40

    俺達はずっとラブラブ♪、、、 今だって、一緒に4度目の悪阻になっているんだもん♪、、、(ってもう4人目かい~!) F3の奴らも、俺の悪阻は毎回毎回のことと、俺には何の見舞いもありゃしない、、、 つくしには、お見舞品だ、御祝いだと、しょっちゅう何かしら送り付けてくるくせに! 司なんて、未だにつくしに岡惚れがミエミエ、、、 早く年貢を納めて、いつも纏わりついている大河原の娘と結婚しなよ! あきらもマダ

  • 愛は惜しみ無く奪い与える39

    けれど、あの日、突然世界に彩りが戻ってきた! いや、極上の音を伴ってキラキラ耀き出したんだ!! ミャーという、微かな鳴き声に惹かれて、視線を上げると、桜の花びら舞う中に、居たんだ、彼女が!! 彼女は、ちょっと汚れてはいるけど、可愛いい子猫を大事そうに抱きしめて、舞散る桜の中、困った顔して立っていた! 透き通るように白い肌、細っそりした首、腰まで届く艶やかな黒髪、キスしたくなるぷっくりした唇、何より

  • 愛は惜しみ無く奪い与える38

    花沢家には、口伝の家訓がある、、、 それは、あの少女の絵にまつわるもの、、、 俺は、そんな家訓を教えられる前に、絵の少女に恋をしていた、、、 厳しい英才教育も、彼女の為と聞けば、頑張れた、、、 彼女の為にバイオリンを奏で、彼女に捧げる曲も創った、、、 だが、時が経つにつれ、待ち望む彼女は現れず、滑稽な程着飾り気持ち悪くなる程香水を振りかけた厚化粧の女ばかりが、寄ってきた、、、 特に日本に帰って来て

  • 愛は惜しみ無く奪い与える37

    つくしが、駿の世話のため、席を外した時、、、 「なぁ、類、1つ聞いていいか? 世間からひた隠しにしてまで、大切に守っていたつくしちゃんを、なんで あの時、しかも英徳だったんだ? それも変装までさせて、、」 「あきら、それは、マッキーノ家と花沢家に伝わる秘密の家訓だとしか答えられない、、悪いけど、これ以上は話せないんだ、、、 話せる時が来たら、必ず話すよ」 「ただ言えることは、運命の女、、、 俺にと

  • 愛は惜しみ無く奪い与える36

    「うん! あきら持参の茶葉は、さすがに美味いね♪」 「だろ! 俺が苦労してブレンドしたんだから、不味い訳がないだろ!? これから、定期的に贈るね、つくしちゃん♪」 「明日は俺が茶を点てるから、楽しみにしてね、つくしちゃん♪」 「美作さんのお母様のお手製のケーキも、とっても美味しいです♪ 後でお礼状をお渡ししたら、お母様に届けて頂けますか?」 おぉ~、素晴らしい気配り♪ お袋、喜ぶだろうな♪ 「いや

  • 愛は惜しみ無く奪い与える35

    二人がイチャイチャ歩き去るのを、呆然と見送る三人、、、 「なぁ、あきら、今、子供って言ってたか?」 「ああ、類達二人の子供って言ってたぞ!?」 「ば、馬鹿言うんじゃねぇ! あんな清純な俺のつくしちゃんが 類の子供を産むはずがねぇ!」 「馬鹿は、司、お前だよ! 1つ、つくしちゃんは類の奥さんで、お前のじゃねぇ! 2つ、つくしちゃんは、類にしっかり毎晩ヤラレてるから、子供が出来たんだ! 3つ、あの様子

  • 愛は惜しみ無く奪い与える34

    三人とも、黙って聞いていれば、何言ってんだか! あきらも総二朗も、冗談ぽく言っているけど、内心本気だよね! 全く油断も隙もありゃしない! けど、一番の要注意は、司、あんただね! すぐフランスに来て正解だったよ! 日本に居たら、つくしにちょっかい出されて大変だったに違いない! 司の母ちゃんも、マッキーノの名前だけで、つくしを知らないくせに欲しがったそうだし、、、いや、今も欲しがってるんだろうね! で

  • 愛は惜しみ無く奪い与える33

    いつ見ても、王子様の白亜の城だなぁ、花沢邸って、、、 エントランスで出迎える使用人達、、、 「お帰りなさいませ、類様♪ いらっしゃいませ、道明寺様、西門様、美作様、、、」 「ただいま♪」 挨拶する類に、またもやビックリする3F、、、 スゲェなぁ! 無口無関心無愛想な奴が、人間らしく礼儀正しく挨拶してるぞ! 仕事を始めると、こんなに変わるんだな! だ・か・ら・! 違うって、、、 つくしちゃんのお陰で

  • 愛は惜しみ無く奪い与える32

    「類~俺様が来てやったぞ~」 「よっ♪」 「よっ♪ 顔色も良くて、元気そうだな!?」 「、、あ~本当に来ちゃったんだ♪」 「おまっ! 態々来てやった俺様に、なんて態度だよっ!」 「、、、ふ~仕方ないな、、、 田村、今日はこの後どうなってる?」 「はい、専務、この書類を決済して頂けましたら、今日は急ぎのものもございません」 「じゃあ、後はよろしく♪ 、、、 あっ、明日はいつものように処理してよ♪」

  • 愛は惜しみ無く奪い与える31

    類達がフランスから帰国しないまま、時は過ぎ、、、 「なあ、総二朗、類は大学卒業まで帰って来ないらしいぞ」 「ああ、司も既にNYだし、俺も1年間休学して京都で修行だわ、あきらもだろ?」 「俺もイギリスに行くよ。」 「ソウナルト、、、」 「、、、だなっ!」 「あ~もしもし、司、俺! 皆で類のところに押し掛けようぜ♪ 類の奴、この1年間電話もメールも無視しやがって、一度様子を見て来ようぜ♪」 「ん!?

  • 愛は惜しみ無く奪い与える30

    「で、あきら、本当のところ、婚約相手ってどんな奴なんだ? 噂じゃ、同じ部屋にいるのもごめん蒙りたい女みたいじゃねぇか?」 うっ、類の相手が、司の理想そのものの女だなんて言えねぇし、、、 「あ~、そのうち嫌でも会うチャンスがくるさ!」 「司、そん時は、ぜってぇ暴れるなよ!!」 「ふん! 俺様にすり寄ってこなけりゃ、無視するだけで勘弁してやるさ! ババアは 類の婚約を、悔しがってたけどな! 」 「まあ

  • 愛は惜しみ無く奪い与える29

    「おいっ! 類の奴、大丈夫だったか? 無理矢理婚約させられて、押し込めてないのか?」 ・・・!?・・・ ああ、引きこもりな! 、、類の奴、あの調子じゃ1週間はつくしちゃんをベットから出さないつもりだな、、、 「そうだなぁ、ある意味、引きこもり状態になっているなぁ!」 クスクス笑う総二朗、、、 「ぷぷ、そうだな、楽しい引きこもりで、1週間で済むかねぇ!? ぷぷ、、」 「あきら、総二朗!何のんびりして

  • 愛は惜しみ無く奪い与える28

    「なあ、あきら、マッキーノ公爵の娘って、確か病弱でデビューどころか、世間に姿を見せていない、、、否、見せられないって噂、、、」 「ああ、病弱とは体のいい嘘で、姿を見せられないほど醜いとか、幼い頃にかかった熱病で脳に障がいがあるとか、そんな噂ばかり広まっていたが、全部カモフラージュだな、、、」 「やられたな、情報操作、、、 流石だな、世界のマッキーノ!」 「けど、それほどの箱入り娘を、身元を隠し変装

  • 愛は惜しみ無く奪い与える27R

    「ちぇっ、見てらんねぇ、、、 けど、良かったな、類♪ 幸せなんだな♪ 安心しておめでとうを言えるぜ♪ 二人共、婚約 おめでとう♪ 司にも知らせて安心させないとな♪ あいつは、この間の見合い相手を脅して怖がらせた罰で、家から出らんないんだわ! じゃあな、帰るぞ、あきら!」 「あぁ、類、つくしちゃん、 婚約おめでとう! 内々のパーティーは、俺の家でやろうぜ♪ じゃ、またな、類、つくしちゃん!」 「うん

  • 愛は惜しみ無く奪い与える26

    「で、つくしちゃんは、どこに隠れていたのかなぁ♪」 「そっ、どうして俺達の美人サーチレーダーに、一年間も引っ掛からずにいられたのかな?」 まったく類の奴、こんなに可愛いナイスバディの美人を、、、 しかも、マッキーノ公爵令嬢だとは、、、 類の両親が、結婚を急ぐ訳だな~ 所作は完璧、何より笑顔が可愛いい♪ 俺が先に会っていれば、、、 年上マダムにしか魅力を感じない俺も、つくしちゃんならアリだな~ 類よ

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