• 「アイヌの昔話」萱野茂 平凡社ライブラリー

    著者は、アイヌ民族出身の政治家でもあった、アイヌの昔話の収集家でした。本書はアイヌの人々によって口承されてきた昔話を著者が日本語に訳したものです。この昔話の中には、殺されたことで、「もう、悪事を重ねなくても良くなった」と自分を殺害した者に礼を言う悪神の話や我が子を焼いて「おいしい、おいしい」と言って食う母の話など、戦慄するような話柄があります。また、「わたしは」という一人称で始まる話が多いのもアイ

  • 「昔話と日本人の心」河合隼雄 岩波現代文庫

    昔話の大家でもある河合隼雄が、長年にわたる研究の成果として世に出した書物です。そのためか本書は、河合隼雄の本の中ではかなり読みづらく理解しにくい本になっています。この本で紹介されている「手なし娘」の話などは、柳田の「日本の昔話」には見えませんが、日本人の心を考える上で欠かせない話柄と言っていいでしょう。まさしく、親から縁「手」を切られた娘の話ですが、現代を生きるわたしたちにも重要な提言を投げかけて

  • 「昔話の深層」河合隼雄 講談社+α文庫

    ここで取り上げられている昔話は西洋のものです。ユング派の心理療法家の著者が、昔話に秘められている意義を明快に引き出してくれます。著者は別の著作で「わたしが人の心を癒やし、救うことさえ出来たりするのは、多くの物語を知っているからである。」と言っています。物語に隠されている力は、われわれが普通に考えるより以上のもののようです。ちなみに、著者は「わたしは、古事記の大国主の物語を生きています。」と言ってい

  • 「日本の昔話」柳田国男 新潮文庫

    民俗学の泰斗、柳田国男による日本の昔話です。薄い本ですが、実に様々な話が採録されています。日本の山姥のすさまじさを思わせる「牛方と山姥」、日本の知識人が揶揄されているかのような「山父のさとり」、心が満たされない日本の妻の代表のような「飯食わぬ女房」、女性の視点から新しい発見をし、貧しい男が長者になる「炭焼小五郎」。どの話にも、昔の人の知恵と人生が詰まっています。改めて、昔話の力というものを感じさせ

  • 10年前に聞いた話、今は理解できる年頃よ(^^;)

    10数年前、母親がよく愚痴ってた、  『あんたに、うちの気持ちは分からへんわ』って、 その当時、憎まれ口を利いたもんだわ、  『今から分かったら、年寄やん』 てな事を、、、、まったく傲慢だったわね。 金曜日一緒に歩いた女性もだいぶ年上だし、 秋田県の田舎で生まれ育った人だから、 時代が違うとか言う前に、 京都育ちの私には、 ビックリするような話を前々から色々聞いていた、 例えば、お茶を飲んだ事がな

  • まんじゅうこわ~い

    これを買ったら昔話を思い出したのでタイトルにしてみました。「まんじゅうこわ~い」(笑)ガリガリ君とかを見ているといろんなものがアイスになっていますがこれはアイスがジュースになったある意味レア?なケースですかね。もちろんこのアイスも食べた覚えがあるのですが昔過ぎて味を覚えていない・・・。なのでせっかく飲んでも似ているかどうか全くわかりませんでした。でもとっても甘くておいしかったので見かけたら次も買う