漢詩のムラゴンブログ
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永青山の廃寺 絶海中津
絶海中津(ぜっかいちゅうしん1336-1405)は土佐の人。天竜寺の夢窓疎石に侍し、その高弟・春屋妙葩(しゅんおくみょうは)の薫陶を受けた。 33歳で明に留学。『蕉堅藁』(せうけんかう)は中津自ら厳選した。 『蕉堅藁』より「永青山の廃寺」を紹介します。 永青山廃寺 永青山の廃寺 永青山裏古禅林 永青... 続きをみる
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除夕寄友
除夕寄友 除夕想君寸心歡 濁酒一杯強自寛 譲得唐詩三百首 讀詩容易賦詩難 本年は大変お世話様に相成り有難うございました 明年も何卒よろしくお願い申し上げます ご一統様どうぞ良い年をお迎えください 平成29年除夜 伊賀山人敬白
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唐詩:望月懷遠(月を望んで遠きを懷う)
【望月懷遠詩意圖】 「望月懷遠」は、盛唐の詩人張九齡(ちょう きゅうれい)作の五言律詩です。 この詩は、「閨怨詩」に分類されるものです。 「閨怨詩」とは、夫や恋人と離れて暮らす婦人の、ひとり寝の寂しさをうらむ気持ちを詠じたものです。 唐代には女流詩人は殆どいませんでしたので、閨怨詩も大半は男の詩人が... 続きをみる
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但願人長久(但だ人の長久を願う):鄧麗君演唱
【仙女與仙人「但願人長久千里共嬋娟」之圖】 筆者注: 「書」は、縦書きを基本とします。 上図の書は、1行2字の縦書きで右から、「但願 人 長久 千里 共 嬋娟」と6行に分けて縦に書かれており、2・5行目は、1行1字で「人」「共」となっています。 「清水寺」が「寺水淸」と書かれているのを見て、右から書... 続きをみる
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いくつになってもhappy birthday(幾歲變成也生日快樂)
幾歲變成也生日快樂 生日來 祝賀的 今天的日 好的 你精神 送恭喜恭喜吧 幾歲變成也happy birthday to you 幾歲變成也happy birthday to you 不留神做抱歉 你成為你的日 為人生從正面 相對走著 幾歲變成也happy birthday to you 幾歲變成也h... 続きをみる
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笋(たけのこ) 柏木如亭
柏木如亭の『詩本草』から「笋」(たけのこ)についてのエッセイを紹介します。 笋 村居(そんきょ)自(おの)づから山を看る福有り 又た喜ぶ 今朝野珍を嘗(な)むるを 屋外の霜筠(さうゐん) 犢角(とくかく)を生ず 雪天 時新と称するを屑(いさぎよし)とせず (もと漢詩) 此れ紫雲山二十絶の中、「冬至に... 続きをみる
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秋櫻の花を觀て詩を賦し故人に寄す
【今日の伊賀山人秋櫻薗】 觀秋櫻花賦詩寄故人 (コスモスの花を見て詩を作り友人に贈る) 碧天如水白雲流 (秋の空は水のように青く、白い雲が流れている) 西風氣爽意自悠 (秋風の空気は爽やかで、自然と気持ちがゆったりとして來る) 隔地遙思多病友 (遠く地を隔てていても 病気がちな友のことを思い起す) ... 続きをみる
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昨夜夢に家に還り 寒山
寒山については分かっていることが少ないです。注釈書は日本人のものばかりです。 昨夜夢還家 昨夜夢に家に還り 見婦機中織 婦の機中に織るを見る 駐梭若有思 梭(ひ)を駐(とど)めて思い有るが若(ごと)く 擎梭似無力 梭を擎(ささ)げて力無きに似たり 呼之廻面視 之(これ)を呼べば面(おもて)を廻らして... 続きをみる
- # 漢詩
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九月九日山中の兄弟を憶う 王維
唐の詩人王維は十五歳のころ山西省から受験勉強のために都の長安に出ました。 勉強の合い間に上流階級の家に出入りして実力を認めてもらっていました。 王維の場合、絵と詩と音楽に秀でていたため王朝でも評判になり、サロンの寵児になりました。 二十歳ごろ(数えで二十一)進士に及第しました。 自注に年十七とある詩... 続きをみる
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「新唐詩選」吉川幸次郎・三好達治
盛唐の詩を中心に、膨大な唐詩選の中から、読者の便宜のためにさらに厳選して注釈を加えたのが本書です。中国が世界に誇る唐詩のアンソロジーを、日本の読者向けに分かり易く書いたもので、一読して、漢詩のすばらしさを伝えてくれる優れた書物になっています。編者の吉川幸次郎は、流麗で分かり易い文章の書き手で、難解な... 続きをみる
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九月九日玄武山に登る 盧照鄰 邵大震
盧照鄰は初唐の四傑の一人、王勃と玄武山に登り、このとき旅に出る邵大震と共に競作の形で残っています。手法は王勃と似ています。 九月九日登玄武山 九月九日玄武山に登る 九月九日眺山川 九月九日 山川を眺む 帰心帰望積風煙 帰心帰望 風煙積む 他郷共酌金花酒 他郷共に酌む 金花の酒 万里同悲鴻雁天 万里同... 続きをみる
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サヨナラだけが人生だ
映画監督川島雄三の墓碑銘に刻まれた言葉、「サヨナラだけが人生だ」は井伏鱒二の『厄除け詩集』に収められています。 原典は于武陵(うぶりょう)の「勧酒」という詩です。五言絶句の後半二句は、 花發多風雨 花発(ひら)けば 風雨多し 人生足別離 人生別離足る これを井伏鱒二が訳して、 ハナニアラシノタトヘモ... 続きをみる
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時に及んでまさに勉励すべし 陶淵明
陶潜(陶淵明)の有名な雑詩のくだり、最後の二句「時に及んで当(まさ)に勉励すべし」です。 続いて「歳月は人を待たず」とあります。 一応原文を掲げておきます。 及時當勉勵 歳月不待人 結句は、年月はどんどん流れていって、ひとを待ってはくれないのだから。と訳します。 となると、その手前は「若い時は勉強し... 続きをみる
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鴛鴦(オシドリ)の図
【鴛鴦圖】 伊賀山人の母は生前、趣味で掛け軸の表装をしていました。 そのため、遺品の中には、数多くの掛け軸や日本画が含まれています。 上掲は、その中の一つ、「鴛鴦圖(雌雄のオシドリの図)」です。 左の色鮮やかな方が雄(鴛)で、右の落ち着いた色の方が雌(鴦)です。 落款はあるものの、作者は不明です。 ... 続きをみる
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夜空を仰いで(仰望夜空)
「夜空を仰いで」は、日本の俳優兼シンガーソングライターの加山雄三が、自身10枚目のシングルレコードとして、1966年(昭和41年)10月15日に発表した楽曲です。 また、この曲は、加山雄三主演の映画「若大将シリーズ」の第9作として翌年元日に公開された「レッツゴー! 若大将」の主題歌としても使われてい... 続きをみる
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鏡に照らす 島田忠臣
島田忠臣は828年に生まれました。祖父の清田は『経国集』の詩人で、忠臣自身は菅原道真の父是善の門下生でした。忠臣の娘は菅原道真の妻になっています。 鏡に我が身を照らして「照鏡」は明鏡の意もありますが、ここは、「照」を動詞に読みます。 照鏡 鏡に照らす 勿論同人與異人 論(あげつら)ふこと勿(なか)れ... 続きをみる
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泉涌寺雲龍院の小松院古廟に春遊す 一休
一休宗純(応永元年1394年生まれ)の漢詩を紹介します。 泉涌寺雲龍院の小松院古廟に春遊す 定中唯有白頭僧 定中(じょうちゅう) 唯だ白頭の僧有れど 何記鑾與鳳輦曾 何ぞ鑾與鳳輦(らんよほうれん)の曽(むかし)を記せん 天上風流泉下魄 天上の風流 泉下の魄 松梢寒月廟前燈 松梢の寒月 廟前の灯 泉涌... 続きをみる
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台風が伊賀を通過しそうです。
19時現在、台風5号は奈良市を東北に進行しており、あと1~2時間で伊賀山人の頭上を通過しそうです。 立秋颱風夜 伊賀山居颱風夜 雷光裂天雨滿江 天涯親友如相問 一片氷心在玉壷
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夏日閒詠 梁川(張)紅蘭
梁川紅蘭は梁川星巌の妻です。中国風に張紅蘭とも名乗っていました。19世紀初めの生まれで、文政七年(1824)の21歳作の「夏日閒詠」を紹介します。 夏日閒詠 夏日閒詠 倦抛鍼線慵重理 倦みて鍼線を抛(なげう)ちて 重ねて理するに慵(ものう)し 汗珠透衣睡方起 汗珠(かんしゅ) 衣に透(とお)りて 睡... 続きをみる
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明月千里寄相思(明月 千里に相思を寄す)
「明月千里寄相思」は、1948年上海で発表された楽曲です。 作詞・作曲は、戲曲家の金流(本名:劉如曾)で、当時26歲の吳鶯音(ごおうおん、原名吳劍秋,1922年11月30日-2009年12月17日)が演唱して大ヒットとなり、ほぼ70年後の今日でも歌い継がれています。 この歌詞は、文語体で書かれていま... 続きをみる
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貧甚だし 戯れに絶句を作る 宮沢雲山
宮沢雲山は安永九年武蔵国秩父に生まれました。現在は埼玉県にあたります。 文化十二年に雲山は北遊から戻って江戸に出ました。北原秦里、梁川星巌と共に『今四家絶句』を選輯(せんしふ)しました。 今四家とは市河寛斎、大窪詩仏、菊池五山、柏木如亭のことです。雲山は寛斎の門下です。 梁川星巌は西遊するに際し七絶... 続きをみる
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北里歌 四 市河寛斎
市河寛斎の北里歌は三十首ありますが、その四を紹介します。 四 四 銀燈院々暗残光 銀燈 院々 残光暗く 跡断春風響屧廊 跡は断ゆ 春風の響屧廊(きょうしょうろう) 雲雨枕頭宵撃柝 雲雨枕頭(うんうちんとう) 宵に柝(き)を撃ち 不教郎夢到高唐 郎(ろう)の夢をして高唐に到ら教(し)めず 銀燈=明るく... 続きをみる
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鯔(出世魚:いな、ぼら) 柏木如亭
柏木如亭の『詩本草』から「いな」を挙げます。 鯔(いな) 遊讃既に倦み、舟を買ひて備に回(かへ)る。時に十二月十五、天晴れ風静かにして、大小の諸島争ひて図画を献ず。 舟中復た一点の寒無し。乃(すなは)ち居停(きょてい)主人餽(おく)る所の鯔(いな)を焼いて晩食す。 その味奚(なん)ぞ止(ただ)に八珍... 続きをみる
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亀児が詩を詠ずるを聞く 白楽天 柏木如亭
白楽天の詩を柏木如亭が訳したものを挙げます。 聞亀児詠詩 亀児が詩を詠ずるを聞く 白楽天 憐渠已解弄詩草 憐れむ 渠(かれ)が已に詩草を弄することを解するを 揺膝支頤学二郎 膝を揺がし頤(あご)を支へて二郎を学ぶ 莫学二郎吟太苦 学ぶ莫れ 二郎が吟に太(はなは)だ苦しむを 年纔四十鬢如霜 年纔(わづ... 続きをみる
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鴨東四時雑詞 中島棕隠
中島棕隠の京都の風情を詠った詩です。 鴨東四時 鴨東四時雑詞(おうとうしじざつし) 其九十一 其の九十一 繊手鳴刀各慣忙 繊手 刀を鳴らして 各々忙に慣る 店頭菽乳照紅裳 店頭の菽乳(しゅくにゅう) 紅裳(こうしょう)を照す 軽軽串得稜稜整 軽軽 串し得て 稜稜(りょうりょう)整ふ 三尺泥爐炙雪香 ... 続きをみる
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ぶらんこ遊び 嵯峨天皇
嵯峨天皇は桓武天皇の皇子、大同四年(809)に生まれました。 「寒食」の季節にぶらんこ遊びする宮女たちの様子を詠じたものです。 「鞦韆」 鞦韆篇(しうせんへん) 嵯峨天皇(さがてんわう) 西日斜 西日(せいじつ)斜(くだ)ち、 未還家 未だ家に還(かへ)らず。 此節猶傳禁火 此の節猶(なほ)し禁火(... 続きをみる
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菜花 長ネギ 柚子味噌 館 柳湾
館 柳湾は名は機、字は枢卿で、宝暦十二年(1762)新潟に生まれました。一生を幕府郡代の属史として過ごしました。 柳湾は謹直な官吏であったばかりでなくきわめて口数の少ない寡言の士でもあったらしいです。 詩集は三冊あって『柳湾漁唱』『柳湾漁唱ニ集』『柳湾漁唱三集』です。 晩年、江戸の目白台に隠栖して悠... 続きをみる
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夏の思い出(夏天的回憶)
【尾瀬(正面の雪の残っている山は、尾瀬ヶ原南西にある至仏山)】 一昔前、伊賀山人は群馬県に住んでいました。 当時、5月の連休が過ぎる頃には、毎年尾瀬(おぜ)に出かけました。 尾瀬は、群馬県・福島県・新潟県の3県にまたがる東西約6km、南北3km、標高1400m~1660mのなだらかな傾斜のある盆地状... 続きをみる
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虎ノ門~赤坂 頼杏坪
頼杏坪は頼山陽の叔父です。宝暦六年(1756)安芸国竹原に生まれました。 名は惟柔、字は千祺。若くして兄春水に従って大阪に住み、また江戸に出て、服部栗斎に学び、のちに兄春水とともに芸藩の儒官となりました。 杏坪は『春草堂詩鈔』全八巻をものしました。春水と次兄春風と杏坪を頼三兄弟と呼ぶのですが、杏坪が... 続きをみる
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晩に品川に帰る 大窪詩仏
大窪詩仏の『卜居集』の中の「晩帰品川」を紹介します。 大窪詩仏 江戸品川高輪 晩帰品川 晩(くれ)に品川に帰る 烟霧高輪暮 烟霧(えんむ) 高輪の暮(くれ) 前途更渺茫 前途 更に渺茫(びょうぼう)たり 潮来呑欠岸 潮(うしお)来(きた)りて欠岸(けつがん)を呑み 月湧出危檣 月湧きて危檣(きしょう... 続きをみる
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ゴンドラの唄(鳳尾船之歌)
「ゴンドラの唄」(ゴンドラのうた)は、「琵琶湖周航の歌」が作られる2年前の1915年(大正4年)に発表された歌謡曲です。 作詞は吉井勇、作曲は中山晋平、新劇女優の松井須磨子により歌唱されました。 作詞家の吉井勇は、当時の文豪森鴎外に心酔しており、この歌詞にも鴎外の翻訳したアンデルセンの「即興詩人」の... 続きをみる
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我是一片雲(私はひとひらの雲)
我是一片雲, 天空是我家。 (我れ是れ一片の雲、天空は是れ我が家なり) 朝迎旭日昇, 暮送夕陽下。 (朝に旭日の昇るを迎え、暮に夕陽の下るを送る) 我是一片雲, 自在又瀟灑。 (我れ是れ一片の雲、自在にして又瀟灑たり) 身隨魂夢飛, 它來去無牽掛。(身は魂夢の飛ぶに隨い、それ來去して牽掛することなし... 続きをみる
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情人的眼淚 (恋人の涙:蔡幸娟版)
春は、出会いの季節でもあり、別れの季節でもあります。 「情人的眼淚」は、1958年当時の英領香港で潘秀瓊(パン・シウチョン、1935年-)の演唱により発表された楽曲です。 その後、多くの歌手がカバーしており、香港や台湾の映画のいくつかで主題歌或いは挿入歌としても使用されています。 歌詞の内容は、春に... 続きをみる
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「ロミオとジュリエット」風な漢詩
「ロミオとジュリエット」風な漢詩を作った人がいました。 中野逍遥という人です。1867年生まれなので夏目漱石と同じ歳です。28歳で亡くなりました。 思君 訪君過台下 清宵琴響揺 佇門不敢入 恐乱月前調 (読み下し文) 君を訪(と)いて 台下(だいか)を過ぐ 清宵(せいしょう)琴響(きんきょう) 揺ら... 続きをみる
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春暁を律詩に変えて...
美少女 二次元不覚液晶 処処聞電子的歌 夜来愛音楽笑声 現実遠方知多少 《書き下し文》 二次元 液晶を覚えず 処処 電子的歌を聞く 夜来 愛音楽笑の声 現実 遠ざかること知る多少 電子的歌➞ボカロ曲 愛音楽➞ラブライブ ←これわかった?? 笑➞矢澤にこ ←こんなの絶対わかんないと思うʬʬʬ 《現代語... 続きをみる
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江戸の文人 大田南畝
大田南畝は1749年生まれ、蔦屋重三郎は1750年生まれ、山東京伝は1761年生まれとほぼ同年代に生きた文人です。 TSUTAYAは蔦屋重三郎に関係ないとのことですが、あやかったそうです。 ちょっと上の世代に唐来三和1744年もしくは1749年、恋川春町1744年、木村蒹葭堂1736年、上田秋成17... 続きをみる
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謹賀新年
謹んで新年のお慶びを申し上げます 皆様方の本年益々のご多幸をお祈り申し上げます 引き続き弊記事ご笑覧の程、宜しくお願い申し上げます 皇紀2677年元旦 伊賀山人敬白 元日寄故人 夜半鐘聲除夕徂 瑞雲淑気滿屠蘇 千門萬戶曈曈旦 旭日入閨照一隅
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江戸漢詩 嵐山に遊ぶ
頼山陽と江馬細香が男女の仲になったとされる嵐山での花見の詩を紹介します。 「武景文、細香と同じく、嵐山に遊び、旗亭に宿す」 山色稍暝花尚明 綺羅分路各歸城 詩人故擬落人後 呼燭渓亭聽水聲 擬=ぎ、なぞらふ (読み下し文) 山色稍(やや)瞑(くら)くして、花尚(なお)明らかなり。 綺羅(きら)、路を分... 続きをみる
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江戸漢詩 美人の半面
秋山玉山(1702-1763)の漢詩を紹介します。 美人の顔半分が見えたという詩です。 無題 秋山玉山 美人下空階 猶掩氷紈扇 忽被軽風吹 容易見半面 五言絶句です。 韻は扇と面です(去声十七霰)。一句めは韻を踏みません。三句めは転句です。 「読み下し文」 美人 空階(くうかい)を下る 猶お 氷紈扇... 続きをみる
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懺悔文(さんげもん)
懺悔文(さんげもん)とは、仏教典の一つ、華厳経四十巻本の普賢行願品から採った偈文(げもん)であり、懺悔偈(さんげげ)とも呼ばれている韻文で、仏教各宗派の在家信徒が日常の読経に用いているものです。 この偈文は一見、漢詩の七言絶句のような体裁をとっていますが、平仄・押韻などは近体詩の形式にはなっていませ... 続きをみる
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風船葛(フウセンカズラ)
伊賀山人フラワーパークにも日々秋が深まってきました。 夏に涼をもたらした風船葛園も穏やかな秋の残照に照らされています。 【風船葛園】 風船葛の果実は、サクランボのように、その多くが二個寄り添って実ります。 【二個寄り添う風船葛】 風船葛の種は、直径5mmほどの黒くて小さな球状のものですが、その表面に... 続きをみる
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「明日に架ける橋」の漢詩的考察
【怒涛逆巻く激流に架かる橋】 漢詩の多くは、「起・承・転・結」で構成されています。 古来、この構成が最も多くの人の心に響くと言われており、他の詩歌や文章などでも起承転結になっているものが少なくありません。 今回は、洋楽の「明日に架ける橋」を一例として考察します。 「明日に架ける橋」は、サイモン&ガー... 続きをみる
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色っぽい江戸の女流漢詩
色っぽい漢詩を紹介します。先に現代語訳から、 酔美人が夜明けに、悄然と寝室を脱け出て庭に立つ。高い梢のうえの月が、寝乱れた化粧の顔を照らす。花に置く露をすすって、酔を醒まそうとすると、一面の薔薇の匂いに、更に酔ってしまう。 蓮歩悄トシテ移シテ、暁房ヲ離ル。高悄ノ落月、慵粧ヲ照ラス。花辺ニ露ヲノミテ、... 続きをみる
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台灣(日本精神を受け継ぐ国)
【舊台灣總督府(現中華民國總統府)】 台湾は、日清戦争の結果として1895年4月17日に締結された下関条約(馬關條約)に基づき清朝から大日本帝国に割譲され、以後50年間大日本帝国の統治下に置かれた。 日本の大東亜戦争敗戦に伴いその領有権を放棄したことから、1945年10月25日故蒋介石(本名は中正、... 続きをみる
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ヘクトールとアンドロマケーの別れ(キリコ画)
この絵は、ジョルジョ・デ・キリコ(DE CHIRICO, Giorgio)の代表作《ヘクトールとアンドロマケーの別れ(Parting of Hector and Andromaque)》です。 キリコは、この題材がよほど好きであったようで、同じ画題のよく似た絵を何点も描いています。 上掲の絵は、岡山... 続きをみる
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七夕祭りの時期に関する一考察
【雲中七仙女圖】 七夕伝説は、今から2千年ほど前の漢の時代の幾つかの神話や民話が複合されて出来上がっています。 日本で流布されている伝説のあらすじは、昔、天界で機織りを仕事としていた織女が、牽牛とのデイトに夢中になって機織りをさぼっていたため、これに激怒した天界の偉い神様により、天の川の向こう岸に追... 続きをみる
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梅雨の候、藪蚊に苦しむ
伊賀之梅雨 梅雨時節雨紛紛 路上行人欲除蚊 借問蚊香何處有 頑童傍指他人墳 伊賀の梅雨 梅雨(ばいう)の時節、雨 紛紛(ふんぷん)、 路上の行(こうじん)、蚊を除(のぞ)かんと欲す。 借問(しゃもん)す、蚊香(ぶんこう) 何れの處(ところ)にか有ると、 頑童(がんどう)、傍(かたわ)らを指(ゆび)さ... 続きをみる
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端午節愁故人病情題門壁
人生之門 毎逢佳節倍思齢 眼睛風景亦變化 天眞幼童已過去 我只認識過六十 光陰如矢我知道 心說想記小事都 我說有趣是二十 汝說很棒是三十 他說可愛是四十 更思很好是五十 盛開櫻花紅葉山 將來幾次能看到 一一打開人生門 思想活在爲愛人 我說很好是六十 汝說是好是七十 他說仍好是八十 希望汝開九十門 粗... 続きをみる
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