• 悪役Nо.03 ラオモト・カン ~エンターテイメントにおける巨悪の極北~

    「ワシがこうして貴様と遊んでやる時間! こうして話してやっておる時間! こうしておる間に、ワシの貴重な才覚は一体どれだけ有意義なビジネスに活用できた事か。こんな面倒は本来堪え難いことだ 」 「一言で”悪い奴”といっても、大まかに二種類いる。それは巨悪と激安野郎である。」 これは、現代社会に唾を吐きかけるがごとき過激な作品を多く執筆した戸梶圭太の短編集、「トカジャンゴ」の一節である。 トカジャンゴ