• 初めての初詣 その4

    785石段の息切れもすっかりおさまり しばらく眺望を楽しみ下界と降りていった。 もう時計は2時を回り、往きににもらったグルメマップを見てどこにしようかと思いながら一番近い店に入った。 うどんは好きであったがせっかくの本場なのに私はたいして味わわず空腹だけを満たしていた。 周辺を軽く観光したが足や膝もガクガクしていたので帰途についた。 はるばる1000キロも移動して来て、更に足をのばしこんなところま

  • 初めての初詣 その3

    100段過ぎて鳥居を過ぎてから階段が急になってきた。 息が切れてきて美緒子さんの手を支えた。 途中に釣灯籠や銅像、青銅灯籠、歌碑など重要文化財がたくさんあった。 しかし階段を昇るのに必死になってきてゆっくり足を止めて見る余裕が、なくなってきていた(笑) 大門が見えてきてようやく着くのかと思いきや、これはまだ365段でまだ半分である。 大門とは神域の総門で到着ではなく始まりなのでした。 ここからさら

  • 初めての初詣 その2

    1月8日 この日も朝から真っ青な青空の快晴で ある。 今日は遠出なので布団干しはできない。洗濯だけして美緒子さんが干している。 洗濯ピンチの中に小さな下着があるのが独りじゃない気がして嬉しい。 もちろん外から見えないようには干している。 朝食は美緒子さんの作ったおにぎりとすまし汁を食べて出発した。 行き先は、もう十分に1000キロも遠くまで来ているのに、またかなりの移動距離である。 私は行ったこと

  • 初めての初詣 その1

    年明けスタートの週末三連休の金曜日の夜、また美緒子さんが1000キロ旅して私に会いに来てくれる。 もう限られた残り3カ月を切ってしまった新婚生活である。 4月には家族が引っ越して来る。なんだか複雑な気持ちでいっぱいである。 驚愕してドン底に落ちて、迷いお互い慈しみあって、思わぬ新婚生活を手に入れた矢先に、大事な美緒子さんをまたき突き放してしまう。 まったく私の勝手な理由で彼女を振り回している。 私