読書のムラゴンブログ
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神も始末に負えないポジション
「超」という形容(接頭辞)はもはや一般的になってしまった。 さらに「鬼」が出てきて、そして「神」まで登場する。最近?の流行りは「神対応」か。 その流れで使われただろう「神ポジション」…いや、しかしこれはないでしょう、そうでしょ!神!と心で叫びつつ、目に留まった文章がある。 Volume72 「インタ... 続きをみる
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幸せはエビの数じゃない
「昭和だねえ」と言いたくなる時がある。 呟いたその響きが、結構幸せ感に満ちていると思うのは、自分だけではないだろう。 単なる懐かしさだけでなく、何を指しているのか本当に見究めれば、残り少ない?平成時代でも十分成立するはずなのだが…。 (夏野菜カレーに、昨日の残りのエビフライ1本添えて) Volume... 続きをみる
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ストーリーとモメントで出来ている
「システムとレパートリー」…仕事上のキーワードとしてずっと持ち続けた言葉だった。たまたま盆に読んだ二人の女性作家の小説が、まるで正反対のような作られ方をしていて、ふと浮かんだのが「ストーリーとモメント」。これは生き方のキーワードになるかと…。バランスは人によって異なるが、どちらも必要だ。 (思わず路... 続きをみる
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曖昧さの中で折り合う
この本を読み、どんな世代のいかなる話題を切り取っても、時の社会状況と無縁ではないという、至極当たり前のことを考えた。そして、いつの時代も明快に割り切れない問題は山積みだという、変わらぬ現実も…。スパスパッと解決していけばさぞかし気持ちいいだろうが、そこには常に別の問題が貌を現してくる。 2017読了... 続きをみる
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死なないための仕掛け
同じ題材を扱ったノンフィクションを複数読むことは、ほとんどない。『奇跡のりんご』ぐらいしか今は思い浮かばない。この新書を見つけた時、違う著者の文庫本を読んだことを思い出したが、すぐに手にとりたくなったのはやはり出来事そのものの興味深さだろう。文庫の方はこのブログに5年前感想を残していた。 「物語に支... 続きをみる
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懐かない本だってある
懐かない本はある。「どんな本でも10分間集中して読めば、絶対に入り込んでいくものだ」と、誰かの言葉にあった気がする。いや、もしかしたら高学年担任のときに、子どもたちにエラソウにそんなことを語ったのかもしれない。しかし今…「それは大袈裟でした。合わない本はあります」とお詫びして訂正します。 2017読... 続きをみる
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「書く・話す」が発信力の源 英語入試の改革を支持
戦後最大の教育改革といわれる高大接続改革で、入試センター関係者から否定的な論調が多く出ていたのを心配していた。後ろ向きな現状肯定派の懐疑論にはうんんざりだ。 日本学術振興会理事長安西祐一郎慶応大学名誉教授の寄稿に共感する。 前中央教育審議会会長でもある安西氏は、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)の... 続きをみる
- # 読書
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読書(通りの向こう側)
新聞のコラムで、この作品を知り読んでみました。 平成2年の作品なので、27年前ですが、当時の 雰囲気を思い出しながら読むことができました。 副題の「私鉄沿線恋物語」とある通り、8つの私鉄沿線の 恋物語からなっています。 土地勘のある線も、ない線もありますが、どの物語も感じ入る 部分があるストーリーで... 続きをみる
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ヨッパライの帰る場所
テレビやラジオで見聞きする人に「憧れ」を抱いたことは何度かある。その最初が「北山修」であった。フォーク・クルセダーズそして加藤和彦とのデュオ、そのわずかな期間を、本当に風のように過ぎ去ったので淡い思いであるが、「格好いい」印象が残っている。その時代の裏側も存分に語られている新書を見つけた。 2017... 続きをみる
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"勉強嫌い"にしないためには
車を運転して知らない土地に行くとしましょう。車には、カーナビがついています。 ナビは最短距離で案内します。 次の交差点を左折、右折など。 画面には自分の車を中心に500メートルくらいの地図が表示されています。 大切なのはどういう目的でその場所に向かうか。地図を拡大して自分の位置を知ることです。 温暖... 続きをみる
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"遊び"と"学び"は友達
"遊び"に夢中になるうちに気がつくと成長した自分を発見できる。 ものの見方に広がりを持てたり、相手の立場から自分の言動を振り返れたり、、。 "学ぶ"ことの根っこです。 物語は、そんな"遊び"で満たしてくれる世界です。
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子供たちの闘う力を育てる
「てぶくろを買いに」 人間を怖いと思っているお母さんきつね、片方の手を人間の手に変えてもらい町に向かうこぎつね。 自分以外の人間に対する想像力を持つこと。状況を客観的にとらえる力。 伝え方を工夫できること。 どれも一朝一夕にはつかない力ですね。
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漢字に苦手意識のある子供たち
最初に漢字に対して苦手意識を持ってしまうと本を読んでいくことや書くことが嫌いになってしまうことがあります。 遊び心や好奇心を刺激しながら言葉への気持ちを育てたいですね。
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「自然」を見続ける意味
養老語録からもう一つ。養老先生の教えとして、いつでもどこでも実行しやすいのは、この言葉である。 「人が作ったものでない『自然』を毎日10分見続けること」 その意義について端的に述べられているのは、フォーラム記録のこの文章だと思う。 Volume70 「情報には人の意識を通過して表出する、人が手を加え... 続きをみる
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最果からのキニナルキ
いつ頃だったろう、この詩人の存在が気になったのは。まず名前がいい。「最果タヒ」。どこか人を寄せ付けないような響きがある。妙にフレンドリーな雰囲気を漂わせる輩とは違う。この30も年下の詩人の言葉を拾ってみた。…と言いながら、まだきちんと単行本を読んでいないので、近々詩集を買おうと思っている。 Volu... 続きをみる
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罪は明るく祓いませう
『罪と罰』という世界に名高い大作があるからか、なんとなく「罪」の対語は「罰」のように思いがちだ。しかし少し考えると違うことがわかる。「罪」の対義語は「功」、「罰」は「賞」がふさわしい。「功罪」「賞罰」という熟語もあるし、妥当なところだろう。あるコラムで「罪」の対比として面白い解釈に出会った。 Vol... 続きをみる
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楽譜通りの見事な終章
この人はいつまでも死なないんじゃないかと思わされる方が、自分にもいた。 けれど、残念なことにこの春の満開の桜に見送られて逝ってしまった。 昨日亡くなられた日野原重明先生もテレビやその著書でしか存知ないが、なんとなくそんなことを思ったりしたことがあった。 『ほぼ日』でずいぶん前にインタビューに応じてい... 続きをみる
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移動祝祭日(作:ヘミングウェイ)
「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら。その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ」ーヘミングウェイ パリでの作者の生活を綴ったストーリー。 私も1年に1回はパリに行くので、思い出しながら、パリにいる気分で楽しく読んだ。 フランスのパン屋「PAUL」... 続きをみる
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「ひとりで戦う者」の価値
「ひとりで戦った経験は?」と訊かれたら、20代から30代にかけてのいくつかの事が思い出される。しかしどれも「若気の至り」という言葉で済まされそうな、しかも単発的な印象に留まってしまう。ただ、その時抱えていた問題意識は、まだどこかで燻っている気もする。「目的は何だ」といつも繰り返していた。 2017読... 続きをみる
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罪と罰(作:ドストエフスキー)
最近暑い!暑すぎる!久々に故郷の北海道に滞在中なのに毎日35度... 北国のみんなは猛暑に慣れていないから、大通公園の噴水の周りには少しでも涼感をと群がる人々で溢れている笑 さて、暑い夏だからこそ、本来北国同士、海を越えればすぐそこ、ロシアの文学に挑戦した! 今までにも何冊かは手に取ってみたものの、... 続きをみる
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読書の腕前&アンパンマン♪
「断言していいが、本は読む場所によって表情を変える。机の上ではいかめしく取っつきにくかった1冊が、静かな喫茶店に持ち込むとやさしく語りかけてくる。読みかけの本でも見知らぬ土地で開くと、新鮮な感じがしてくる▼数冊をカバンに入れ、目的のない日帰り旅行をする。そんな楽しみがあると、書評家の岡崎武志さんが『... 続きをみる
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ドクダミのような言い草
「ドクダミ」は字面だけだと「ドク」(毒)の方が強調される感じがして、いいイメージは持たれない気がする。 しかし語源からいうと「毒を矯める(正しく直す)、毒を止める」から来ている正義の味方なんだと改めて思う。 言葉そのものが、悪や正義ではないけれど、いろんな時に「力」にはなるのだと…今日も掬い上げてみ... 続きをみる
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思い出のマーニー (作:ジョーン・G・ロビンソン)
原文タイトル『When Marnie was there』。 数年前にジブリの映画で見たが、観ている最中に最愛のハムスターが亡くなってしまうショッキングな出来事があったせいで、ろくに内容を思い出せなかった。 泣き叫び過ぎて画面を見るどころじゃなかった。。。 たまたま書店で目に留まって、悲しい思い出を... 続きをみる
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付加価値も突き詰めれば
日本って国はなんていい所だ、本当に至れり尽くせりだよな、と南独旅行の最初にそう繰り返し思った。しかし二日も経つと、慣れたわけではないが、なんだか様々な不備にも対応していくようになった。広大な景色や伝統を重んじる空気感などもちょっぴり体に馴染む気もする。この復習本でその訳が少しわかった。 2017読了... 続きをみる
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髪(作:織田作之助)
この作家、意外と知らない人も多いらしい。 代表作の「夫婦善哉」の作者と聞いて、やっとぼんやり「あ~聞いたことある!」となる人も周りにいる。 随分前に初めて読んだ時に一読で気に入ってから、片っ端から彼の作品を読み漁った。 彼の作品は独特の”ゆるさ”を持っており、テンポが良いと思う。 また、ドロドロとし... 続きをみる
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<本を読むひと>を 読んで!
先日 いつもの 図書館で 返却コーナーにあった この子供の温かそうな表情の本の表紙に まず目が留まりました。少しページをめくってみると 著者のアリス・フィネルの他の作品<未亡人の優雅さ>は トラン・アン・ユン監督により 映画されていて <アメリ>の超個性派俳優オドレイ・トトウが 主演しているとのこと... 続きをみる
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ドリアン・グレイの肖像(作:オスカー・ワイルド)
オスカー・ワイルド唯一の長編小説。 実は読んだのもう結構前ですが、後を引く作品で今でも鮮明に読んだ当時のショックを思い出せる。 ドリアンの奔放さ、罪深いことを罪と思わずに、自分の感情の赴くままに行ってしまう性格。美青年だから周りからちやほやされるのだろうが、性根は腐りきっている。 その本心が、肖像画... 続きをみる
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レストランの読書(作:村上春樹)
「ランゲルハンス島の午後」に収められているとても短いストーリー。 この本を開くと、一番最初に出てくる話です。 良く「作家は書き出しに細心の注意を払う」と耳にするので、もしかしたら、この本を書いている時、村上春樹氏が意識的に一番始めにもってきたのかなぁ、なんて想像。 というのも、ストーリー自体が題名で... 続きをみる
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読書の現場 ~カフェ巡り~
〇〇の現場、と付けると恰好良いかな、という勝手なイメージでつけてしまった題名。 本当に現場に出ている方々に怒られそうだ。 さて、忙しい仕事の合間を割いて最愛の読書にいそしむ。 出来ることなら、上司にジロジロ見られながら、とか、メールとにらめっこしながらの読書は避けたいところだ。第一、本を書いた作者に... 続きをみる
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いちじくの葉(作:中原中也)
突然ですが、果物のイチジクが大好きです。 どれほど好きかというと、祖母が大好きな私(そして家族の他のメンバー)のために、庭で育てて収穫する程です。 毎年収穫して、生を堪能し、ジャムに加工し、最後の一滴まで名残惜しくすくって食べます。 みなさんの好きな食べ物は何でしょう? 色々な人に聞いてみると、みん... 続きをみる
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火縄銃(作:江戸川乱歩)
江戸川乱歩の処女作。 学生時代に試作した作品だ、と乱歩自身が説明している。 内容はシンプルな物理トリックの殺人事件の謎解きで、あっさりと読める印象。 まだ、乱歩独特の影の有るおどろおどろしさは感じられなかった。 この物語の中で、私が最も気になる部分をピックアップしてみた。 主人公2人(学生素人探偵の... 続きをみる
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世界の珈琲 ~読書と一緒に!~
読書の時、「珈琲片手に!」という方も多いのではないでしょうか。 中には紅茶派、日本茶派もいるかも... 私は珈琲大好き人間なので、世界の珈琲の作り方を動画で調べてみた☆ Coffee Around The World
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旅の窓に目を移す前に
窓から見える風景がどんなふうに目に映るかは、その時の心持ちによっても違うものだが、知識や情報の量によっても左右されることが多い。先週末から昨日まで南ドイツへ旅をした。初めて尽くしが多かったので頭の整理に時間がかかりそうだ。まずは旅行前の仕入れ読書、そして旅の合間にめくったページを振り返る。 (ハイデ... 続きをみる
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明治・大正・昭和煙草 ~気になる読書雑学~
読書(日本文学)をしていてしばしば出てくる昔の煙草の銘柄が気になって仕方がない! ということで、調べてみた☆ ☆敷島 敷島(しきしま)は、かつて大蔵省専売局が製造・販売していた日本の口付紙巻きたばこの銘柄の一つ。 1904年6月29日から1943年12月下旬まで生産・発売された。発売当初は国産の高級... 続きをみる
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接吻(作:江戸川乱歩)
青空文庫で見つけたので、リンクを下記に貼ります↓ http://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57186_60204.html 「近ごろは有頂天の山名宗三であった」から始まる短編。 山名宗三が有頂天なのは、恋妻のお花を嫁にもらったからである。 定時になると毎... 続きをみる
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不都合な硝子屋(作者:ボードレール)
「純粋に内省的な性質で、全く行動に適しない人物がいるものだ。 ところがくだんの人物が、時として、一種の神秘不可思議な衝動に駆られて、平素は思いも及ばなかった脱兎のごとき迅速さで、行動に移ることがある」 主人公は上記の様な通常は静かな性質の人間で、臆病な程である。 私自身内省的な方だから、「ああ、分か... 続きをみる
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バビロンの架空庭園(作者:澁澤龍彦)
『ホルトゥス』Hortusは、ラテン語で「庭」という意味である。 この「庭」というものは、スコラ派哲学者がしばしば「鏡」Speculumを一個の宇宙として表現したのと同様に、やはり一個の世界を表すためにを用いられていたのではないか。 澁澤龍彦氏の見解から始まる「庭」を巡る随筆である。 「人間の歴史の... 続きをみる
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Kの昇天(作者:梶井基次郎)
青空文庫で見つけたので、リンクを貼ります↓ http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/419_19702.html 集英社文庫「檸檬」(作者:梶井基次郎)に収蔵されている「Kの昇天」を久しぶりに読んだ。 梶井基次郎は「檸檬」が余りにも有名なため他の作品に目... 続きをみる
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未練のピックアップ④
堅苦しく言えば「発達段階に応じた効果的な指導法」ということを、若い頃からずっと考えていた。 発達学や心理の研修は興味深かった。 手を伸ばせないままだったが、幼児教育の重要性はますます高まっていると感じている。 Volume57 「ひとつのことを習得するにはどのくらいの努力をしなければ身につかないのか... 続きをみる
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未練のピックアップ③
作家平野啓一郎の書いた「私とは何か~個人から分人へ」という考えに関心を持った時期がある。 それを、いわば「私」の横軸的な考えととらえると、縦軸的な考えもあるかなと思った。 縦軸は個人で完結しない考えになり、それは大きく生き方に関わってくるだろう。 Volume56 「子供は『私』なのだと僕はみなして... 続きをみる
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未練のピックアップ②
中高生の自殺に絡んで「いじめ」の問題がピックアップされるときに、よく「識者の声」などが載る時がある。 その一文が悩んでいる誰かの心に届けばいいなあと思う。 しかしまた、分析や責任追及に終始して何のための文章かと感じたりすることも多い。 それは掲載媒体の依頼には応えているかもしれないが、きっと目的に正... 続きをみる
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さて、何して稼ぐだべ?
大鬱からようやく、本当にようやく抜け出せた私。そんな私の頭の中は、さて何して稼ぐべ?ということばかり。 大鬱くると、すべての仕事を失う。ってたいした仕事じゃないけれど、僅かながらの収入源が失くなる。それはイコール生活できない。 障害年金をもちろん頂いていますけど、わずか月にすれば6万ほど。そんなんで... 続きをみる
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未練のピックアップ①
最終号を何度も読み直している…季刊誌『考える人』が誌面と定価を刷新したのが去年の春。一年が経過し結果的に休刊となった。実売数や定期購読者数も増えたが、やはり雑誌の維持というのは難しいだろう。Web版は継続しているがあまり訪問していない。紙印刷への愛着が捨てきれない、未練のピックアップだ。 Volum... 続きをみる
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表紙の色彩に獲りこまれる
小説を読んでいて思わず惹きこまれることは珍しくないけれど、読んでいくうちに自分の心がなんだかある色に染まっていくように意識しまうことがある。もちろん、読む中身で決まるわけだが、意外と本の表紙色に左右されることもあるのかもしれない。そう考えると、最近読んだこの2冊は典型的なのかもしれない。 2017読... 続きをみる
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忘れないで月を眺める
4月中旬に放送され録画してあった「クローズアップ現代」を今頃になって観た。内容は坂本龍一へのインタビュー。 この音楽界の巨人が今、何を考え、どう作っているかが垣間見られた。 取り上げた言葉の意味の深さを想う。 Volume53 「一つのテンポにみなが合わせるのでなく、それぞれの音/パートが固有のテン... 続きをみる
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『ナースがもっと簡単に看護大学卒になれる本』 改訂4版
あちゃー!やってしまった。。。 5月12日付で表題の書籍を著者から直接送っていただいていたにもかかわらず、そのままの状態で手つかず・・・というか、毎回、律儀かつご丁寧に、著書を送ってくださる著者の誠実なスタンスに頭が下がります。本当、ありがとうございます。 帰りの新幹線で読もうと思うので、まだ、精読... 続きをみる
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ストレスが溜まった時は
こんにちは お久しぶりです。 しばらーく放置してしまっていました。 これといって特に理由はないんですけど、子育て&妊娠中ということもあり気が付いたら1日が終わってた〜なんてことがザラに(´Д` ) 今まで読書していた時間は、妊娠中いうこともあり睡眠時間に充てるなどして過ごしていました。 ここ最近は1... 続きをみる
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読む本を選ぶ行為/「ブッダと法然」
読みたい本はいっぱいあるが、私はマヒの手はページをめくるには少々面倒があり、紙の厚みがないとめくれなかったりする。 そのせいか、読む本はどうしても前提としてページをめくりやすいものに限られているなあと感じる。 大抵、本の筋書きをネットで読んで選んで購入する。紙の質はわからないから、本の写真で決めては... 続きをみる
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『あなたの習った日本史はもう古い!』
鶴舞中央図書館で借りた本。 読んでみて驚いた。「仁徳天皇陵」が「仁徳天皇陵でなくなった」ことは知っていた。そう、「大仙陵古墳」である。それなりの大王の墓ではあるが、仁徳天皇とは特定できないわけである。 しかし、源頼朝の肖像画や、足利尊氏の肖像画も「別人」とされ、聖徳太子に至っては、その存在すら疑われ... 続きをみる
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ドッグでひたすら活字
2年ぶりの宿泊ドッグ。この期間ほど読書に没頭できる時間はない。テレビやネットも最低限にして、待合室の椅子や個室のベッドで活字を追う。硬軟混ぜて持ち込んだが、やはりこういう時は小説がいいようだ。内視鏡を入れられても「あの展開は…」と気を紛らわすのに役立つ。ただし、医療ミステリは×だな。 2017読了5... 続きをみる
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自分の見たい「種」がある
家系図やら苗字の由来などへの関心が高い。個のルーツを探ることが一つのブームなのか。「人間は自分の見たいものしか見ない」とカエサルという人が言ったというが、歴史本などを見ても、結局自分に都合のいい解釈をしてしまいがちだ。郷土史などもそんな傾向があるのかもしれないと思いつつ、ページを広げた。 2017読... 続きをみる
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異邦者の目に映った姿に
「私はなぜここにいますか。」と、たどたどしい文字で書き出されたその文章の一節を、二十数年経った今でも覚えている。当町に赴任した英語指導助手のDさんが直筆で書いたものだ。その問いを繰り返しながらこの町に自分の存在意義を見出している姿勢が新鮮だったし、外国人が発想する切り口を見た思いがした。 2017読... 続きをみる
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考えれば見事な「B40」
「この本自体が素晴らしい発明」と今読んでいる新書の中で著者は書く。内容ではなく「新書判」という版型や販売形式のことだ。外国にもペーパーバックという形はあるが、B40という独特の版型で多彩なジャンルを網羅していることは、考えれば見事である。風呂場や寝床でのグータラ読書にはもってこいだしね。 2017読... 続きをみる
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いつでも人の笑顔を目ざしている
『それからは、スープのことばかり考えて暮らした』が素晴らしかったので、もう一つ紹介しておきたい。 「仕事論」は数々ある。ビジネスリーダーが語るりっぱな言葉であってもいいが、常に「そこ」に立ち戻れるような一節を自分が抱えていることが大切だと思う。 それは、案外やさしい言葉で語られている。 Volume... 続きをみる
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映画や時計やスープは
なんと「居心地のいい」小説だろう。姉妹作である『つむじ風食堂の夜』も、番外篇の『つむじ風食堂と僕』も確かによかったけれど、これはまた格別だった。いいミステリだと先が知りたくなり、読み進めたい気持ちが強くなるが、この話はそこに留まり浸っていたい、進まないで…そんな珍しい心持ちが湧いた。 2017読了5... 続きをみる
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それでもなお人を愛しなさい。
「それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条 」 ケント・M. キース (著), Kent M. Keith (原著), 大内 博 (翻訳) この不思議な表題の本を図書館で見つけて、読みました。 何を読もうかと思っている皆さんにぜひ一読をお勧めします。 原題は The P... 続きをみる
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「ない」を課して暮らす
十年ほど前に「『ない』を誉める」と題して、ある教育雑誌に原稿を載せたことがある。「子どもを誉めるわたしの必殺技」という特集だった。子どもの「あきらめない」「わからない」そして「こたえない」「食べられない」を誉める技術について書いた。中味はともかく、発想や題、構成などは人目を引いたかなと思う。 201... 続きをみる
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地方はどこを向かされたか
「地方に行くと、『人材はみんな、東京にとられている』とよく言われます。それは新幹線を引くからとられてしまう。引かなければよかったんです。馬鹿ですね(笑)。」 論者のこの言葉をどう受け止めるか。 2017読了52 『日本の将来はじつに明るい!』(日下公人・上念司 WAC BUNKO) 保守系論客同士の... 続きをみる
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ビジネスマン谷川に脱帽
谷川とは詩人の谷川俊太郎のこと。別に皮肉っているわけではない。 「見えないものを見る、これは実はもともとは詩人のビジネスなのです。」 と谷川自身が書いている。 編集されたこの一冊にも取り上げられている。 2017読了48 『谷川俊太郎の 問う言葉 答える言葉』(イースト・プレス) 日本で一番有名な詩... 続きをみる
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2000年代が静かに進む
2000年1月1日、朝8時過ぎに当時勤務していた山間部の学校へ向かった。元旦のため除雪状態は良くなかったが30分ほどで着いたと思う。当時、教頭職にあった方々は同じ経験があることだろう。地教委より「午前9時段階の異常の有無報告」を指示されていた。いわゆる2000年問題だ。その日は静かに始まった。 20... 続きをみる
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ミもフタもないがジツはある
「ミもフタもないなあ」と、ぺらぺらと冊子をめくって思った。 机の中を整理していたら、昔買ったビジネス雑誌の付録が出てきた。「大前研一の名言119」と題されたポケットブックスである。 キニナルキvolume50記念(笑)として そのミもフタもない典型語録を、いくつか紹介しよう 010 日本には「大器晩... 続きをみる
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小賢しいコミュニケーションなど…
「人間が考え出した最大の発明は?」と問われたら、なんと答えるだろうか。ペン、時計そして電気や車、TV、PCという道具を浮かべる人は当然いる。またそれとは違う、組織やシステムといったソフト的なことだと考える人もいるだろう。この本で語られたのは「役割分担」ということ。結構いい線かもしれない。 2017読... 続きをみる
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入れ物が無い、でいいのか
「入れ物が無い両手で受ける」という尾崎放哉の俳句がある。解釈といっても、その通りの俳人の状況を示しているだけと思う。しかし、また「入れ物」と「両手」、「無い」と「受ける」の対比を考えてみると、いろいろな想像が働く。人間、本当に絞り込んだ時に何が残るかと言えば「入れ物」(うつわ)は二の次なのか。 司馬... 続きをみる
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音痴や桂馬でもいいんだよ
この二つの本、同じように見えるけれど、違っている。どこだろう。 右が単行本、左が文庫である。内容は同じ。ただし文庫本には、著者による「文庫本のためのあとがき」と、編集者が「『世界音痴』ができるまで」という文章を寄せている。 少し注意すればわかるように、回転ずしが回っているのが単行本、止まっている?の... 続きをみる
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おっLike a Rolling Stone
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ あまりにも有名な若山牧水の短歌。教科書にも載っていて何度か授業したことがある。分析批評という手法を使いはじめた頃…今は改めて言わなくとも「対比」「区切れ」「色」など、発問要素になっているはず。とても印象深い歌だが「牧水」というと、それしか浮かばない... 続きをみる
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一年が速いと感ずるのなら
かつて大勢の参加者がいる開会行事で、「一年去って、また一年」と切りだした会長さんがいた。残念ながら笑いは出なかった。おそらくは「一難去ってまた一難」と掛けたと思われるが、気づいたら苦笑というジャンル?の駄洒落だろう。しかしまあ「一年去って」という心持ちは、齢を重ねる度に実感が強くなる。 2017読了... 続きをみる
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明るいシナリオはト書きが重要
ずっと気になっていた新書だった。ずいぶんと話題になってテレビ等でも特集が組まれたりしたので、少し間を置いて読んでみようと決めていた。刊行から4年、認知度はまだまだと思うが、書名かつキーワードである「里山資本主義」の波は確かに起こっているだろう。「六次産業化」や「過疎の強み」とも結びつく。 2017読... 続きをみる
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直観・理性・一行三昧
身体の調整には休養や運動が必要だが、心の調律はやはり読書が手軽だろう。時々生き方に関する本を手にして、日々の暮らしと対応させてみることは悪くない。残る言葉は残るし、身につかないものは何度繰り返しても通り過ぎる。思いもかけない箇所で、共通点や相違点を見つけられるのも、指南本読書の魅力だ。 2017読了... 続きをみる
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キニナルセカイ、三連発
シャカイやセカイはいつも動いているから、踏ん張らないと立ち止まることさえ出来ない。 踏ん張るため、立ち止まるため、それは次の動きを定めるためだけれど、僕はいつもコトバに目を留める。 Volume46 じぶんたちが「せまい世界」にいるということ。 つまり、ほんとは、世界というものはもっと広くて、 その... 続きをみる
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「幸せな子ども時代」を阻むもの
「貧」は見てのとおり、「分」+「貝」によって出来た会意文字。「貝(財貨)」を「分ける」ことによって乏しくなった状態を示す。この意味を現在に照らし合わせると、偏りが酷いので富める者と貧しき者の格差がでるということか。「今」と「貝」を重ねると「貪(むさぼる)」という字になることが、少し悲しい。 2017... 続きをみる
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読書レビュー
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Read books/「謎の香りはパン屋から2」を読みました
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