リアルの世界は、とてもムリ。
前回、『魔の山』の序文というかまえがきが 大げさな感じがするって書きましたけど かつてのドイツ系の教養小説って 人間世界の普遍性に迫る……みたいな気概で 書かれていて それは いまのわたしたちの周りでよく聞かれる 「世界観」 の世界とは、まるで別物の世界を相手に していますね。 当時は、いまのわたし... 続きをみる
前回、『魔の山』の序文というかまえがきが 大げさな感じがするって書きましたけど かつてのドイツ系の教養小説って 人間世界の普遍性に迫る……みたいな気概で 書かれていて それは いまのわたしたちの周りでよく聞かれる 「世界観」 の世界とは、まるで別物の世界を相手に していますね。 当時は、いまのわたし... 続きをみる
『魔の山』にも 『世界の終りと(以下略)』にも 共通して言えると思って、前回の記事で 「人生をいじくり回してはいけない」という 水木しげる先生のご本のタイトルを出した のですが 『世界の終りと(以下略)』の方は 主人公の「僕」の脳内が、文字通りいじくり 回される話なので 納得して頂けると思います。 ... 続きをみる
しかし『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 と『魔の山』の組み合わせって…… 自画自賛ですけど (よくも思いついたな) って。 この二つの小説が正反対の向きを持っている と考えてもいいし たがいに同じものを目指している、と見ても いいように思えます。 村上春樹氏の『世界(以下略)』の方は脳... 続きをみる
テキトーもいいとこですが 加藤氏のあの本が見つかるまで 『魔の山』 の方の話をします。 村上春樹さんの 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 を再読しようと思い立ったとき ほどなく 『魔の山』 もいっしょに読もうか…… という気になったのは 今から考えると多分こういうことです。 それは、『... 続きをみる
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の再読を始めたら (あれ、なんか暗い……) と思った。 昭和の60年代にこれを初めて読んだときは 『羊をめぐる冒険』 をワクワクしながら読んだときの体感が 残っていて それで今度は、それがないから暗いと思うのか? でも考えてみると 『羊をめぐる冒険』 だ... 続きをみる
再読の『世界の終りと(以下略)』ですが。 読み出してすぐに (あれっ?) と思ったのは (調子が暗い) ということでした。 壁に囲まれた (逃れられぬ街) の方が暗いのは当然ですが 物語はそっちからは始まりません。 冒頭は「僕」がエレベーターに乗って顧客のもとへ向かうところです。 つまりワンダーラン... 続きをみる
では村上春樹さんの 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の方から。 この小説、新刊で出たのが1985年で、多分その翌年くらい までには読んでいると記憶しているのですが、ちょっと怪しい。 でもそれから何年も経たずに『ノルウェイの森』が出ていて この二つの小説 もちろん中味がぜんぜん別ですけれ... 続きをみる
Netflixで始まりました。 「大草原の小さな家」 なんでも70年代の作品を意識することなく、 原作に忠実な映像なんですって。 むかし、夕方の放送を毎回欠かさず観ていたの を思い出しました。 配役は、わたし的にはピッタリです❤️ ローラやメアリーは、初回作より現代っぽい 感じですが、懐かしいドラマ... 続きをみる
ごろうのブログにお立ち寄りくださり ありがとうございます。 体も心も重くなるような最近の状態ですが、 村上春樹さんの新刊を待ち侘びたハルキストの ニュースをネットで知り、翌日の受診帰りに神保町へ 村上春樹さんは騎士団長殺し以来遠ざかっていました 村上春樹の先輩を自称する今は亡き叔父と 感想を言い合っ... 続きをみる
2012年(平成24年)6月に読んだ本の感想記録です。 東京するめクラブ 地球のはぐれ方 村上春樹・吉本由美・都築響一 文春文庫 この本は、旅のガイドブックにはなりません。情報も古く、すでになくなってしまったものも掲載されています。中身の雰囲気が少し暗い。事実とは異なる感触もあり。 作家たちの各自の... 続きをみる
★最後の大君 作者フィッツジェラルドは、44歳の若さで亡くなる 死因は、積年のアルコール依存症による心臓発作か? 作品は、創作メモ(ノート)を含む未完の遺作を、フィッツジェラルドの友人、エドマン・ウィルソンが物語に完成させる 村上春樹が翻訳 フィッツジェラルドはグレート・ギャッツビーが高く評価される... 続きをみる
(知人から柿を沢山貰って喜ぶワタシ) 『<猫に名前をつけるのは難しい> と言うT・S・エリオットの有名な詩が あるけど、知ってますか?』 というのは村上春樹さんからの 読者への問い。 (昨日のエッセイの続き) 🍊知りません💦 ‥ということで英語の原文と日本語訳と 併せて読んだ。 ついでに書き写し... 続きをみる
わっ、ドジャースが優勝✨! 最後の投手が山本さんというのも嬉しい^^ ✿⋆.˚ ようやくハロウィン狂想曲が終わり、 静かな朝が来た。 昨夜、チョコを求めてやって来た子で 賑わっていた近所の家を見て、 と、友蔵爺が宣言した。 モモがウチに来て以来、 ドアベルに吠えるので チョコを配るのを止めていた。 ... 続きをみる
やっほー! 今回は前回の最後で書いたように、村上春樹氏の著作と向き合い中の伸が早速、氏の著作を読んだので、読んだ物を振り返ろうと思います。 今回振り返っていくのは「アフターダーク」と「一人称単数」です。それぞれ、書誌情報を以下に載せておきます。 村上春樹「アフターダーク」(講談社文庫、2009年08... 続きをみる
小説
『夏帆』について語ろうとするならまず自分の足元を確かめなければならない
「夏帆」村上春樹。あらすじと感想
週刊 読書案内 村上春樹「Sydney!②ワラビー熱血編」(文春文庫)
週刊 読書案内 村上春樹「Sydney!①コアラ純情編」(文春文庫)
「夏帆 The Tale of KAHO」村上春樹著-感想2-胎盤をもつことの意味-結果を持たないもの
小森陽一「村上春樹論 海辺のカフカを精読する」
またまたイルカの話
村上春樹の「夏帆 The Tale of KAHO」3年ぶりの長編。ハードカバーを購入。
「夏帆 The Tale of KAHO」村上春樹著-感想1-夏帆が母親の心を探る物語-原因を持たないものとは?
「風の歌を聴け」を再読してウィキペディアの間違いに気づく
50代専業主婦が感じる日常の小さな幸せ
雨をのがれて「羊」の町(?)に行ってきました-じーじの2018北海道の旅
【第5回】【総括】なぜ私たちは村上文学の「自由と孤立」に惹かれるのか
水天宮前駅のアクアリウムフォーエバー…
今頃ですが村上春樹の「騎士団長殺し」を読みました、面白かったです。ページが残り少なくなった物語の後半に、残りのページ数でどうやって物語を閉じるのかな?と思いましたが心配無用でした。 #村上春樹 #騎士団長殺し
また40年程前に勢いで買ってしまった全集を1冊読み終えました。 「日はまた昇る」と「武器よさらば」は若い時に文庫本で読んだ記憶は ありますが覚えてないので、またチャレンジしてみました。 ・日はまた昇る やはりほとんど覚えてませんでした。主人公はアメリカ人の作家で、周囲の人物 も基本的に生活にはそれほ... 続きをみる
★女のいない男たち 短編小説6篇 モチーフは、タイトル通り、六人の男性が語る 村上ワールド、創作だけど、実例があるような、そんな印象を持ちました ●ドライブ・マイ・カー 舞台俳優の家福は、妻が病死したが、浮気をしていた 家福は見て見ぬふりをしたが、亡くなってしばらくしてから、浮気相手の高槻と友人とな... 続きをみる
村上春樹さん新訳に興味がわき、読了。 舞台が、アメリカ南部のヒリヒリした気の触れた夏。 12歳の多感な孤独な少女フランキーが、兄の結婚式をきっかけに家を出る計画を立てる。 このくらいの歳って、ほんと、しんどかった記憶がある。
半年ほどリクエストしていましたが、やっと読み終えました。 2日前に返却期限が来ていますが、700頁近い作品なので時間が かかるのと、初めの100頁ほどはあまり面白くなく(眠くもなり ました)先へ進みませんでした。 先も長いしリタイヤしようかとも思いましたが、村上作品だし我慢 して読んでいたら途中から... 続きをみる
https://plentyofquality.net/2024/09/04/%e6%9d%91%e4%b8%8a%e6%98%a5%e6%a8%b9%e3%81%ae%e6%81%8b%e6%84%9b%e5%b0%8f%e8%aa%ac%e3%80%8c%e3%83%8e%e3%83%ab%e3... 続きをみる
今年の目標は「野菜と果物を食べる」。 目標が、そんなのでいいのかな…と思うけど、 特に果物は、食べる習慣がなかったから。 朝から、苺とバナナを食べました☺️ 苺の瑞々しさが胃に染みる〜そんな感じです。 ぜんざいも食べる習慣がないけど、 オイシックスで「北海道小豆とさつま芋のぜんざい」を買ってたので ... 続きをみる
12月30日から年末年始休暇に入ったけど、 毎日何かがあって、のんびり過ごせる日がありませんでした。 お休みの間に読む予定だった3冊の本も開くことすらできず…。 1月4日。やっと何もない日がやって来ました。 前夜から、「明日は目覚まし時計セットしないぞ」と。 結果、8時間45分も眠れました☺️ 今年... 続きをみる
繁忙期、残り1週間。 ラストスパートです。 何を買うという目的もなく、ふらりと立ち寄った本屋さん。 大学生の頃ハマってた村上春樹さん。 もう、何年も読んでなくて 懐かしい〜☺️ この3冊、 お正月休みに、 のんびり楽しみます。
いやぁ、面白かったです🤣でも、あまりの長編で、途中から堰を切ったように、読み終えました。20代から、愛読してますが、世界持ってますよね。パラレルワールドなんて経験済なのでは?と思うくらい、ホントに楽しい💕︎ 良い作品でした。
先日書いた記事。 村上春樹「アンダーグラウンド」 - Time is life 地下鉄サリン事件を扱った村上春樹氏の本について書きました。 アンダーグラウンド (講談社文庫) 講談社 Digital Ebook Purchas 30年近く前の事件。 1995年という時代の空気感を感じました。 証言さ... 続きをみる
今期の連続ドラマ、一番熱狂されたのは 「VIVANT」でしょうか? ムラゴン村でも熱い感想を目にしました。 評判が高かったので1話を配信で見たのですが、 今一つ乗り切れず(^^;;; 結局、舞台俳優さんが多く出ていた 「ハヤブサ消防団」一択となりました。 役者さんたちもそれぞれ良い味を出していて 最... 続きをみる
🏃🐣🐥🐤🐔 2023/7/25(火) 🐣🐥🐤🐔🏃 朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。 「昨日はいつもの中華居酒屋へ。今日は午後から会議があって、夕方から遊びに行きます。」(※☐◇:息子氏の名前) つづいて、菟田野のお義母さん(... 続きをみる
★一人称単数 村上春樹 2023年2月 7年ぶりの短編集 いつもの村上ワールド 個人的には、謝肉祭と品川猿が面白かったです どれも不思議な感じ 読み終えると、内容をかみしめたり その後を空想している自分に気がつきます ・石のまくらに アルバイトで知り合った女性は短歌を詠んでいた ・クリーム 時間を経... 続きをみる
今年は本を読む1年にするつもりです。で、正月から読んでいるのは、志賀直哉。 本として手元に残っているのは『暗夜行路』だけ。後は電子辞書で読んでいます。 『城の崎にて』『和解』を読みました。電子辞書は目がチカチカしてくるので、本屋に行ったら文庫本を買ってこようと思っています。やはり本はページをめくって... 続きをみる
朝からの雨降りで足元が悪かったけど、借りていた本を返却するため、午前中は図書館に行ってきました。 貸し出し延長していた村上春樹のエッセイ2冊を返却してきたのですが、ほかの作品も読んでみたくなり、今日新たに2冊借りてきました📖 エッセイは面白く読めたのですが、小説のほうはこれまでほとんど読んだことな... 続きをみる
今日は春の一斉清掃の日でしたが、みねこ地方はコロナ特別警報が出ているため中止になりました。 今年は班長に当たっているので清掃に出なくては、と思っていたけど、昨日から体調がいま一つだったこともあり、今回は一斉清掃がなくなってよかったなと思っています。 話はかわりますが、3月の後半から、週に1回、木曜日... 続きをみる
今日は天気は良かったのですが、昨日よりも気温が下がり寒かったです。 最近は暖かい日が続いていたので、もうダウンジャケットを着ることはないと思っていたのですが、今日は寒くて買い物に行くときにはダウンを着て行きました。 クリーニングに出さないでいてよかったと思います。 今日は久しぶりに夕食に唐揚げを作り... 続きをみる
昼間は暖かいのですが、朝晩はまだ寒くて、朝食時や夕食時にはストーブを点けています。 今日の夕食に豚肉の照り焼きを作りました。 豚肉に塩コショーをし、小麦粉をつけたものをフライパンで焼き、その後タレをからめて出来上がりです。タレは醤油、日本酒、みりん、おろしにんにく、砂糖を合わせたものです。 タレにお... 続きをみる
本「女のいない男たち」 村上春樹さんの本は『ノルウェイの森』以来かも、、^^; 今話題の映画で カンヌ国際映画祭で脚本賞も受賞した あの「ドライブ・マイ・カー」の原作も入ってる短編集の本♪ 図書館で予約してたのが ちょうどこの時期に読めたということにまずは感謝^^v 「女のいない男たち」といっても ... 続きをみる
今週、先週と休日は(シフト制、平日休み)通院、美容院、必需品買い物しか外出せず、一日の歩数は2000歩以下 しっかり早寝、しっかり朝寝坊(笑)ほぼ部屋にお篭り(ステイホームを楽しむとは違う) 仕事に行けば時が過ぎてホッとする良くない傾向 blogもどうでもよい内容の思いつきをあげていましたね(^^;... 続きをみる
今朝早くから「+60からのHappyおしゃれBOOK」に眼を通して、 月曜朝の憂鬱が少し払拭されました。 まだ読み始めですが、最初から還暦対談でとても参考になりました。 その中で、「小確幸」という言葉を教えてもらいました。 ちいさいけれども確かに存在する幸福、といった意味らしいです。 村上春樹さんの... 続きをみる
アフリカ出身者にはノーベル平和賞、文学賞を受賞した方々が多いです。 アフリカのノーベル文学賞受賞者だけでなく、その他地域の受賞者の作品を読むこともありますが、日本語で読んでも 非常に難解 だったりします。 難解である理由は、それぞれの著作が書かれた ・文化や習俗 ・社会背景 ・歴史的な背景 と言うも... 続きをみる
6月29日 26℃19℃ くもり一時雨 このところ、多忙でゆっくりする時間がありません。 5時に起きてから、夜の7時まで、家事の他、バスや電車で移動して、夫の用で病院や鍼治療院や銀行をまわったり、必要なものを買い出しに行ったり、大忙しです。車がないのは本当に不便です。 電話をかけたり、メールで連絡し... 続きをみる
今日は1日変な天気でした。今も雷雨で、地響きがしています。 借りていた、村上春樹の8篇からなる短篇集を読み終えました。 ・石のまくらに 19才の若い頃の切ない思い出話です。アルバイト先の年上の女性 と一夜を共にし(それ以来会ってない)、それに短歌をからめて、 (女性は短歌を作っていて後日歌集が送られ... 続きをみる
あの風に吹かれて〜 blowing the wind と題して、このブログをつけ始めたのは、もう5年ほど前だろうか? もうそろそろ このタイトルがなぜ生まれたのか、その種明かしをしておいても良い気がする。 僕の好きな曲や、小説に由来しています。 judy and marryのアルバム「JAM」に収録... 続きをみる
村上春樹の『納屋を焼く』は初期の短編(57年11月)だ。 春樹の作品を形容し、無国籍風とはよく言われる。私的には、ジャコメッティの針金人間のようだと思っている。細部も表情もあるのだが、生活感がない。それが、良くも悪くも決定的な特徴だ。 当初、村上春樹は英語で書いてから日本語に翻訳しているのだ、と言う... 続きをみる
※ お疲れ様です。こんばんわ はい! そういえばですが、名前をHallo.437円からカミコロ.437円となりました。 えーと、配信アプリや小説投稿などもカミコロにしてあります。 よろしくお願いいたします。 はい!今日ですが、チョーサーのカンタベリー物語を買いました。カンタベリー物語はミュージカルで... 続きをみる
今日はコレステロールの薬をもらいに病院へ。 久しぶりなので血液検査もあり。 健康診断でひっかかったリウマチ因子のことも相談する。 かかりつけ医院は内科なので、リウマチ専門病院に行くようにと。 教えていただいたリウマチ専門病院(特に、紹介とかではなく教えていただいただけ)に電話して、来週の休みに予約を... 続きをみる
久々に 村上春樹の新作短編が読めるという ワクワク感が とにかく たまらなく うれしい気分にさせてくれ 生きていて よかったなあ!と 思わせてくれるのは 私だけでは ないと思います。春樹さんの文章には 長編には長編の 短編には短編の 対談にはそれなりの それぞれの節(ぶし)があり その中のマイノリテ... 続きをみる
どうして好きなのだろう。 それを説明出来ないから、好きとしか言えない。 一昨年、映画館で観た『ボヘミアン・ラプソディー 』 ロック・グループのクイーンは当然知らない。 ロックに興味がないのだから仕方ない。 が、映画を観る気になったのは、その評判があまりにも高く、ロングランが続いていたから。 そんなミ... 続きをみる
植村直己さんの本も読了し、図書館の本もポスト返却し、さて次は何を読もうか。 候補はこの3冊。 三島由紀夫集は父の蔵書で、二段組の上に字が小さい。読みにくいことこの上なし。 もちろん、彼の主要作は既読のはずだが… 学生時代にもてはやされ、天才と謳われた三島も最近はあまり話題になることもない。 三島由紀... 続きをみる
こんにちは。ワーママめろんです。 最近読書が復活してきたので、少しメモを残したいと思います。 あらすじなどなく、私の個人的感想です。 この本は2013年4月に発行されてます。 私はこの10年間ほとんど本を読めなかったのですが、村上春樹さんの大ファンなので一応発売に合わせてハードブックを買いました。 ... 続きをみる
諸外国、特に欧米諸国では、インタビュー本というのはありますが、対談形式の書物というのは、ほとんどないそうです。対談ではなく論争という形になってしまうのが、その主な原因だそうです。自分というものを失うことなく、相手に合わせることができる日本人ならではの文芸形式といっていいかも知れません。そうして、著者... 続きをみる
ちょっと頑張ってレイモンド・チャンドラーの長編小説<ロング・グッドバイ>を読んでみました。憧れの古典文学です。もちろん 村上春樹訳です。約600ページ探偵もののハードボイルドですが 独特の言い回しが面白く 私立探偵フィリップ・マーロウの人間的な魅力が 描かれているこの作品は 発表されて 55年にもな... 続きをみる
村上の処女作です。ねずみと呼ばれる奇妙な男が登場しますが、曰く言いがたいリアリティーを持った男です。「羊をめぐる冒険」でも、やはりこのねずみが登場するのですが、村上の内面の心と切っても切れない関係を持った物語上の登場人物であることは、論をまちません。その内面の分析よりも、むしろ、その風の歌のような実... 続きをみる
この小説も二つの物語が、同時進行します。ユニコーンと言われる一角獣の骨の標本が、二つの話をつなぐ支点となっていますが、両話がどう繋がっているのかは、読者の判断に委せられているようです。ハードボイルドと静かな物語。ここで、村上の言いたかったというようなことを憶測するのは、野暮というものでしょう。村上は... 続きをみる
ある意味で、勧善懲悪的な物語と言っていいのですが、村上の語り口には、真新しさがあります。かなり残酷な場面が精細に描かれるのですが、読む者は、むしろ、目を背けることなく、作者と一緒になって、そうした場面が展開していくのに見入ってしまうようです。物語が終わった後は、明るい悪夢から目覚めたような気にさせら... 続きをみる
15才の少年が主人公です。猫と話せる中田さんも忘れがたい副主人公です。村上の文体には明るさがあります。これは、村上の確固とした人柄から直に来ているもののように感じられます。この「海辺のカフカ」では、フロイトやユングの深層心理学から得られた知見を十分に活用し、それを間然とすることのない物語に熟なして作... 続きをみる
ノーベル文学賞との噂の高い、村上春樹の初期の作品です。読む人の意表を突く巧みで斬新な比喩と、テンポの良いきびきびとした文体を用い、読む者をファンタジーとリアリズムの交錯する世界に引き入れます。村上ワールドと言われていますが、およそ、日本の近代文学には、その著者の家風に馴染まないと、読んでいけないよう... 続きをみる
本を読むときには欠かせない存在 レコードは不思議な力を持っている。 ipodやパソコンで聴く音楽よりも はるかに音質は劣るし、 連続再生するときも手間である。 けど、そこにある音楽の深み、色、音、全てがクラシックでいい(*゚ー゚*) 私は本を読むときには必ずレコードと珈琲を片手に読書します(笑) ソ... 続きをみる
「ランゲルハンス島の午後」に収められているとても短いストーリー。 この本を開くと、一番最初に出てくる話です。 良く「作家は書き出しに細心の注意を払う」と耳にするので、もしかしたら、この本を書いている時、村上春樹氏が意識的に一番始めにもってきたのかなぁ、なんて想像。 というのも、ストーリー自体が題名で... 続きをみる
図書館で予約して 楽しみにしていた村上春樹さんの自伝的、エッセイ的、ハウツウ的な不思議な本<職業としての小説家>の順番が やっとまわってきました。 村上春樹さんは 日本も含め 世界中の読者を 魅了してやまなく 毎年 ノーベル賞候補にまでになり その人気ぶりは 一体どこからくるのであろうか?とか 音楽... 続きをみる
今更だけど村上春樹を読んでみる。。。 自分の記録の為に書いていこうと思います💃🏻 パン屋を襲う、、、なんか伊坂幸太郎っぽいなと思ったけどこちらの方がずーっと先でした。 思わず本にでてくるワグナーを聞きながら読んでしまいました。でもそれがぴったりで、流れるような話しの流れに、次のパン屋再襲撃も読ん... 続きをみる
「走ることについて語る時 僕の語ること」という村上春樹さんが 自身と 走ることについて 書かれた本を これからのマラソン・シーズンを 迎えるうえで 自分にとって 支柱に なれればいいなあと思い 再度 読み返しています。 村上春樹さんは 小説家であるとともに マラソンランナーとしても 知られております... 続きをみる
恋しくてレキシントンの幽霊やがて哀しき外国語うずまき猫のみつけかた辺境・近況走ることについて僕の語ること 恋しくて は彼の作品ではなしですね、厳密にいうと。彼が翻訳したものです。それでもこの本は面白かったなあ。村上春樹自身が書いた恋するザムザと恋と水素がお気に入りですね。レキシントンの幽霊 は短編集... 続きをみる
時間があるうちに、少し書きたいなあということを書こうと思います。 それは今まで読んだ中でお気に入りの村上春樹の本です。 大雑把にいうと、私は彼の長編小説よりも短編小説とエッセイの方が好きですね。長編は、なんか よし!!これから読んでやるぞ!!みたいな意気込みが必要なのですが、短編やエッセイは本当に気... 続きをみる
イースターブレイクに入り、せっかく時間も出来たので村上春樹がオークランドに来る前に読んでいない彼の作品を読もうと思い、1Q84を大学の図書館で借りました。(以下、ちょいとばかしネタバレあり?) まだ1巻しか読んでいないのですが、読んでいる最中に背筋が凍るような感覚になりました。なんと表現していいやら... 続きをみる
英語を学び続けて、はや8年、、、。長いですねえ。中学1年の時に英語を勉強していた時なんて、何にも考えないでただつらつら単語をノートに並べていましたね。その時は、まさか自分が6年後の大学受験で英語に一番苦労して、7年後に英語を使って学ぶ学部に入学して、その8年後にニュージーランドに留学するなんて考えて... 続きをみる
【読書】柚月裕子『誓いの証言』
【読書】赤川次郎『白い夜のセレナーデ 杉原爽香53歳の冬』
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殺人を呼んだ本(双葉社)
プチ感想・レビュー#480【ファイアーエムブレム エンゲージ】8巻
短篇小説「知らんけど刑事」〈非戦力系刑事シリーズ〉
池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」
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東野圭吾「容疑者Xの献身」!天才数学者が仕掛けた悲しき献身と、湯川学の苦悩とは?
読書記録 わたしの知る花
徒然日記20260914/〓【読書/読後感】朝井リョウ「世界地図の下書き」下書きが間に合わなかった過酷な現実…
書籍:残酷すぎる成功法則より「天才の正体」
新刊SADAME2運命の絆
Prime Readingで『生活をデザインする。』を読んで。50代おっさんが「時間=人生」を考えてみた
【書評】「日本人『総奴隷化』計画 1985ー2029」あなたの生活が苦しい“本当の理由”がここにある