• 霞が関で何が起こっているのか。

    霞が関で一体何が起こっているのでしょうか。 毎月勤労統計の問題で多くの方は呆れ果てているでしょう。 実際の行為のみでなく、その後のでたらめな調査報告で、恥の上塗りを重ねているのです。そして、私がこれまで折に触れて書いてきたことが、そのままズバリ当てはまっていることに暗然たる思いです。 1.調査委員会の異常さ  調査委員会に関しては、郷原信郎先生のYahoo!ニュース記事をご覧ください。 以下は、私

  • 「虎猫銅鑼猫不祥事コラム」約60本!

     私たち虎猫銅鑼猫ブログ執筆者は、これまで不祥事関係の記事を折に触れて投稿して参りました。  改めて「虎猫銅鑼猫不祥事コラム」というタグをつけてみました。 60本近くになりました。われながら驚きました。  元々は「不正・不祥事は他人事ではない」というセミナーや、オンライン教材の発行などで不正・不祥事の研究を続けてきたのですが、運輸・製造業の問題、政界・官僚の不祥事など、次から次へと私なりの網の目に

  • 不祥事に対抗するとても簡単な方法(仮想インタビュー)

    企業で、スポーツの世界で、そして霞が関でも不祥事が相次ぎます。 どのようにしたら不祥事をなくせるのでしょうか。 この問題を長く研究されている銅鑼猫さんにインタビューしてきました。 インタビュア(虎猫):銅鑼猫さん、不祥事が相次いでいますが、何とか手が打てないものでしょうか。 1.不祥事とは何か、からまず考えよう。 銅鑼猫:やり方は簡単だと思います。でもその前に「不祥事」とは一体何でしょうか? 虎:

  • 内部通報制度は本当に役に立つのか?

        不正・不祥事が起こる都度、内部通報制度の活性化が議論される。 4月には消費者庁で内部通報制度に関する認証制度の実施等も決定され、12月26日には内閣府公益通報者保護専門調査会が法改正についての報告書を公表された(末尾参考資料)。  しかし、内部通報で不正・不祥事が発覚することは少ない。通報時には、すでに大事に至り手遅れになっているのが通例だ。 通報をためらう人の気持ちを察するべきだ。内部通

  • 日産の労組は、そして従業員は、いったい何をしていたのか。

      日産のカルロス・ゴーン元会長の不祥事を報じる記事で、社外取締役が1人しかおらず、ガバナンスが効かなかった、といった論説を目にします。   社外取締役によって不祥事が発覚したり、未然防止された事案は、果たしてどれだけ あるのでしょうか。社外取締役が複数いたからといって、どのような防止・発見ができたというのでしょうか。  そもそも、この会社の労働組合は、そして従業員の皆さんは何をしていたのでしょう

  • LRセミナー18/9/12(水)「不正・不祥事防止の2つの視点~監査と職場管理~」お礼

      先にご案内の一般社団法人リーガル・リスクマネジメント研究機構(LR)下記セミナーは無事終了いたしました。セミナーの案内のすぐ後に満員御礼、60名近くの方のご出席(うち一般企業関係者3分の2、弁護士・会計士等専門職3分の1)という盛況に、不正・不祥事防止に対する皆様の関心の強さを改めて感じました。 LRセミナー18/9/12(水)「不正・不祥事防止の2つの視点~監査と職場管理~」   セミナーの

  • 「障害者雇用」だけの問題と思うな。官庁等の無能・無責任・恥知らずは底なしと考えよ。

     中央省庁や地方自治体で、障害者の雇用人数の算定において障害者手帳所有者という要件に合わない人も含めていたということで、問題になっています。 障害者雇用率の算定対象となる障害者は手帳所有者です。明確にされています。  各省庁は、何を間違えたというのでしょうか。障害者雇用の助成金に関しては、さらに幅広い定義がありますが、こちらと取り違えたとてもいうのでしょうか。 お役所が定める明確な定義すら勝手に拡

  • LRセミナー18/9/12(水)「不正・不祥事防止の2つの視点~監査と職場管理~」

    【8月25日追記】満員御礼  本セミナーは、参加ご希望者多数で満席となりました。 セミナーの模様などは後日ブログでお知らせいたします。 参加ご検討されていた方には、誠に申し訳ありません。 9月12日(水)18時半から表記のセミナーを開催いたします。 公認会計士の辻さちえ先生のご講義に銅鑼猫(玉上)も加えていただくセミナーです。 私が不正・不祥事の研究に本腰を入れたのも、辻先生のセミナーを受講したの

  • 赤ちゃんを守る「抱っこ・キッス」システム(航空・防衛産業の技術)

     以前に入院していた時、病院で配られていた雑誌にこんな記事がありました。抜粋してご紹介します。 反田篤志「ミス防ぐシステムを 他産業から学び構築(内側から見た米国医療2)」 (ロハスメディカル2012年12月号)  アメリカの病院の産婦人科で、赤ちゃんの誘拐や取り違えを防ぐための新しいシステムが導入されました。Hugs & Kisses(「抱っこ」と「キッス」)システムと言います。  赤ちゃんとお

  • 「労働安全衛生活動促進のための講習会」(東京労働局・東京都社会保険労務士会連携による講習会)

    7月23日東京都社会労務士会で開催された標記講習会に出席いたしました。 これは、第13次東京労働局災害防止計画の目標の達成に向けて、東京労働局及び東京都社会保険労務士会が相互に連携を図り、第三次産業における労働安全衛生活動の促進を図るため協定を締結し、この協定に基づき実施する第1回目の研修会です。  東京労働局労働基準部長鈴木伸宏様のご挨拶の骨子です。  「労働災害というと製造業や建設業がイメージ

  • 「人を助けるすんごい仕組み。ーボランティア経験のない僕が日本最大級の支援組織をどう作ったか」

    豪雨災害で多くのボランティアが活動しておられます。 以前にこんな本を読んだのを思い出しました。 「人を助けるすんごい仕組み。ーボランティア経験のない僕が日本最大級の支援組織をどう作ったか」(西條剛央)  構造構成主義というメタ理論を用いて「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、日本最大級のボランティアプロジェクトに発展させたのです。 ボランティアに参加する方も支援する方も、ぜひご一読くださ

  • 不正・不祥事対応教材が社会保険労務士会機関誌で紹介されました。

    社会保険労務士の皆さんには、全国社会保険労務士会連合会機関誌「月刊社労士6月号」が昨日頃に送付されていると思います。 「会員の制作物の紹介」欄(66頁以下)に、銅鑼猫のe-learning 教材「不正・不祥事は他人事ではない~現場管理者本部担当者のための実践ガイド~」の紹介記事を掲載していただきました。 本年2月開講の教材です。 開講時にも次のブログで紹介させていただいています。 「不正・不祥事は

  • 真の励まし・真の愛

    本当につらい思いをしている人にはどのような励ましがふさわしいのでしょうか?  私の母が癌で亡くなったのは私が中学1年生の時でした。 そのとき「お母さんは心の中で生きているのだからね。」という励ましをする人がよくいました。たまらなくなってさらに泣きました。励ましの言葉に感動したのでなく、不快極まりなくて、我慢できなかったのです。 耐えがたい現実に向き合い、なんとか心の平衡を取り戻そうと必死になってい

  • JR西日本は、なぜ失敗を繰り返すのか。

     異音・異臭・振動を感ずれば、何らかの異常があったと考えなければならない。 新幹線でも自動車でも飛行機でも常識です。 新幹線は時速200キロを超える巨大な重量物が地上を突っ走っているのです。 一歩間違えば、大惨事が起こります。  運転手は「小動物がぶつかったと思った。これまでも似たようなことがあった。」等といっているようです。すなわち今までも(おそらくこの運転手に限らず)同様の問題が生じていたので

  • 面談記録の録音の可否(秘密録音をためらうな)

    不祥事などが起こる都度に、面談記録について録音すべきかどうか、議論になります。  私なりには次のように考えております。 録音は、身を守るためというだけでなく、お互いの誤解を防ぎ、認識を共通にするための必須のことです。 ビジネスの場で言えば、お客様には「大切なことなので念のため録音させていただきます。」と申し上げておくべきかと思います。   もちろんクレームになりそうなお客様であれば、録音は必須であ

  • 新任役員必携この2冊!(「図解新任役員のための法務・リスクマネジメント」「社長のための残業時間規制対策」)

    【登場人物】 M先輩(新任役員) T後輩 T:M先輩、取締役就任おめでとうございます。 M:有難う。だけど、取締役って責任ばかり重くて大変みたいだ。  僕は現場の経験が長くて本部の人みたいに法律なり会計の知識もない。  とんでもない失敗をするんじゃないか、とヒヤヒヤしているんだ。 T:いい本がありますよ。 「図解新任役員のための法務・リスクマネジメント」(商事法務) M:法律とかリスクマネジメント

  • 病が切り開いた道

    少しだけ自分の経験を語らせてください。  あの悪性リンパ腫(リンパの癌)という病を得て、ようやく復帰した後で「残業はできません!」と宣言しました。  また、自分の関心のあるテーマ(企業不祥事防止)のセミナーが日中、すなわち就業時間中に開催されるので、出席したいという希望を出しました。 そうすると、「行ってください。業務の一環と認めます。ただし、会社でセミナー費用は出せません。」  それでも自腹を切

  • 必ず夜明けが来る―リーダーのひと言―

    2011年3月11日 津波は10分かからずにやってくると予想されました。 20分かけて第2避難所の中学校に避難する余裕はありません。 校長先生は小学生たちを屋上の倉庫に避難させます。 津波が押し寄せてきます。一階、二階と水が上がってきます。 一瞬ダメかなと覚悟を決めましたが、辛うじて水はそこで止まりました。 校長先生は屋上の暗い倉庫で子供たちに語りかけます。 「今夜はここで泊まります。他に行くこと

  • 危機管理は経営者の責任

    企業不祥事の発生時に、多くの経営者が初動で失敗します。 立ち上がりの記者会見で、自分は表に出ずに部下に任せきりにし、ようやく自分が会見に出る場合も謙虚な反省を口にしない、自分が被害者であるかのごとき発言をしたり、記者からの質問を一方的に打ち切ったりするなどです。 社会部の記者は正義感に燃えて会見に臨んでいます。その後ろには、世論が控えているのです。 ただでさえ不祥事で批判を浴びているときに、経営者

  • 軍隊の組織倫理・自衛隊の日報問題

    軍隊、自衛隊の組織倫理・行動について、考えてみました。   軍隊という高度なプロフェッショナル組織には、一般と異なる組織倫理があります。 朝鮮戦争の時の米国海兵隊の事例がよく引き合いに出されます。 敵の猛攻撃で、陸軍がちりぢりに撤退した中で海兵隊だけが孤立。飛行機による救出は可能だったが、そのためには後衛の一部の部隊を残して出発するしかなかった。 海兵隊の指揮官は、陸路の撤退を決断し、死者の棺と重

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