• 懺悔の日々…<総優>  14.

    F3&T2は総二郎を呼び出していた。 呼び出された総二郎は不服で仕方なかった。 「俺達が呼び出した意図は、総二郎には分かってるよね?」 「如何いう意味だよ?」 「「「「「………はぁ~??」」」」」 総二郎は不満顔を露わにした。 「お前さあ、優紀ちゃんの気持ち、考えた事あんのか?」 「はぁ~??」 F3&T2は驚愕していた。 「総二郎、分かんねぇとか言わねぇよな?」 「“分かんねぇ”って、言ったら、

  • 懺悔の日々…<総優>  13.

    総二郎は、その日の夜、家元夫人、所謂、母親に呼び出されたのだった。 「総二郎、貴方、高校生の頃、優紀さんに一体、どんな仕打ちをしたの?」 「………」 総二郎は、答えられずに居た。 「優紀さんを如何やって傷付けたと言うの?  総二郎、貴方は最低な男ね⤵。」 「ああ、そうだな⤵。  反省しても反省し切れねぇわ⤵。  高校の頃は、唯、優紀にのめり込んで行きそうな俺の気持ちに蓋をするつもりで言った  言葉

  • 懺悔の日々…<総優>  12.

    お茶会終了後、優紀は家元夫人に呼び止められた。 「優紀さん、少し、お話し宜しいかしら…。」 「はい。」 優紀は家元夫人に着いて行く事にした。 その方が総二郎と会わずに済むと言うのも理由の一つだった。 総二郎は、優紀を探している時、家元夫人の後ろを着いて歩いている優紀を見付け、その後を着いて歩いて行った。 総二郎は、居間に通された優紀を確認して、扉の外から、家元夫人と優紀の会話を盗み聞きしていた。

  • 懺悔の日々…<総優>  11.

    そんな時、西門邸にて、お茶会が開催される事に成り、聡子も出席する為に、東京に里帰りして帰って来ていた。 勿論、優紀にも出席する様、伝えて来た。 「叔母さん、今、茶道してないし、無様な処を人様にお見せすれば、叔母さんに迷惑掛け  る事に成るから、止めとくわ。」 聡子はそう言って来る事は想定済み。 先ずは、優紀を落とす事から考えていた。 「たかが、数ヶ月でしょ?  直ぐ、思い出すわよ‼」 西門邸でお茶

  • 懺悔の日々…<総優>  10.

    暫くして、総二郎は居た堪れなくなり、優紀の右腕を離して遣った。 優紀はF4ラウンジを後にした。 総二郎は、『優紀は俺を許せないのだろう。』と、理解していた。 あの日、F4で集まったあの日、総二郎はF3に胸の丈を話して聞かせていた。 「優紀は多分、狂言だと思うんだ。」 類は、“何が狂言なの?”と、思ったので有る。 「狂言って‼」 「優紀は記憶喪失じゃないと思う‼」 「「「………、はぁ~??」」」 F

  • 懺悔の日々…<総優>  9.

    優紀は、総二郎だけの記憶喪失で有る筈なのに、京都の時のまま、F4&T2と一緒に居る時でも、一切、優紀は、総二郎と絡もうとしないのだ。 優紀は、総二郎が優紀に近付くと、ササっと、その場を離れるのだ。 極、自然に…。 総二郎は、本当は優紀には記憶が有るのではないかと疑いたくなる程だった。 そんな時、F4ラウンジには、優紀と総二郎だけが居た。 態と、F3&T2がそうしたのだが…。 総二郎は、沈黙が堪らず

  • 懺悔の日々…<総優>  8.

    総二郎は高校の頃に優紀を傷付けた事を心の中で詫びていた。 自分自身の気持ちの為に言った言葉や態度が、今の自分に降り掛かって来るとは…。 『優紀、済まなかった⤵。  俺を許して欲しいとは言えねぇ⤵。  けど、拒絶だけは勘弁してくれねぇか?  今、やっと、分かったんだ。  好きな女に、大切にしてぇ女に拒絶される事の苦しさを…。  俺はお前にそれをしていたんだよな…。  本当に、済まねぇ…⤵。  優紀…

  • 懺悔の日々…<総優>  7.

    あきらが来てくれた事で安心したのは、司とつくしだった。 やはり、F4の中で頼りに成るのは、“『あきら』だ…。”と、実感するつくしだった。 総二郎は憔悴し切っていた。 あきらが総二郎に声を掛けた。 「総二郎、話しを聞いて遣るから…。  なっ、総二郎‼」 総二郎は唯、辛そうにあきらの顔を見詰めるだけだった。 「総二郎、少しは話した方が気分は楽に成るよ‼」 類も加勢した。 「………、俺、今まで何やって来

  • 懺悔の日々…<総優>  6.

    優紀の曖昧だった記憶がはっきりして来た事で、優紀は総二郎を拒絶し始めていた。 それに焦り出したのは、総二郎だった。 『優紀の総二郎を不安そうに見る瞳(め)』 『優紀の驚愕した顔』 『総二郎への失望している様な態度』 そのどれもが、総二郎は、優紀の傍に居る事を辛くしていった。 “優紀、俺を拒絶しないでくれ。”と、言えたなら…。 焦る総二郎を制止したのは、他でもないつくしだった。 「西門さん、今は、優

  • 懺悔の日々…<総優>  5.

    <不快に感じるで有ろう言葉が一部、入っています。  ご了承下さいませ。  また、『花より男子』の原作に無い設定を勝手にしております。  お詫びします。> ヘリで京都に向かっていたつくしと司と総二郎は、無事、病院に着いた。 つくしはリムジンの中で、総二郎から、優紀への気持ちを聞いた。 何と言って良いか分からないつくしで有った。 病院に到着するなり、看護師から言われた言葉に優紀の現状を悟った面々で有っ

  • 懺悔の日々…<総優>  4.

    <不快に成るで有ろう言葉が一部、入っています。  ご了承下さいませ。> あきらは総二郎を呼び出していた。 「総二郎、ここ最近のお前、何か変だぞ?」 「あぁ~??」 「何か、テンションが低ぇというか…⤵。  此処の所、全然、女遊びをしてねぇだろ?  巷じゃあ、“総二郎の付き合いが悪くなった。”って言われてんぞ‼  何か、有ったんか?」 総二郎はあきらに言うべきか迷っていた。 「なぁ~、あきら。  会

  • 懺悔の日々…<総優>  3.

    総二郎は、まさか、『優紀だったとは…⤴。』と、思わずにはいられなかった。 また、優紀は、総二郎を見て、驚愕していた。 優紀はやはり、『表立って外側に出て来るべきではなかった⤵。』と、後悔していたのだった。 「優紀ちゃん?」 「ご無沙汰しております西門さん。」 家元夫人と聡子は驚愕していた。 「あなた達、知り合いなの?」 「優紀ちゃんは司の彼女の牧野の親友だよ。」 家元夫人も聡子もつくしの事は承知し

  • 懺悔の日々…<総優>  2.

    あの日から1年半が経ち、優紀は、大学3年に成ろうとしていた4月の初旬…。 京都でお茶会が開催される事に成った。 そのお茶会で優紀の叔母で有る聡子が支部長として【亭主】を務める事に成っており、聡子は、優紀に聡子の亭主の補佐、所謂、【半東】を務めるよう指示して来たのだ。 優紀は、この1年半で、上級までの免除を取得しており、務められるだけの素質は、誰から見ても認められる処では有るのだが、表立って外に出た

  • 懺悔の日々…<総優>  1.

    <オリキャラが出て来ます。   申し訳有りません。> 優紀は京都の女子大に入学した。 優紀は態と京都の女子大にしたのだ。 京都の女子大を選んだ高校生の頃の優紀は、総二郎から言われた言葉が引き金になっていた。 『俺はお前みたいな子が嫌いなんだ‼』 『俺のテリトリーに入って来るな‼』 優紀は、総二郎に言われた言葉が引き金で、高校3年の頃より、受験勉強を理由に、F4&T2とは疎遠になっていた。 集まりに