終活のムラゴンブログ

  • ネットの業者は葬儀屋なの?

    いざというときに葬儀をしなければいけない場面で、皆様はどうしますか? 「まずインターネットを開き、葬儀屋を探す」と答える方が大部分です。 ネットの検索で「葬儀」を開いてみると、広告と検索上位に次々と並んで出てくるのが 全国展開をうたっている大手業者です。 でも、この葬祭業者が葬儀屋ではないことはご存じでしたか? 結論を言うと、これらのサイトは葬儀屋紹介の口利きサイトなのです。 自分たちは一切現場の

  • 終活が必要なのは、終活世代の子供たちかも知れない話。

    平均47.2歳で人は一番不幸だと感じている、という研究結果が出されたという記事をご紹介します。 日本では団塊ジュニア世代が丁度この年代ですよね。 一番人口の多い世代が一番不幸を感じているとしたら・・・、それは社会全体の損失に繋がるかも知れません。 そして不幸だと感じる理由は人それぞれで、そこには軽い重いの区別はありません。 体の衰えを感じるようになった人もいるでしょうし、周りと比べて出世していない

  • 棺桶に入ったチョコレート

    未明に、病院にお迎えに伺いました。   お腹には、まだ、栄養チューブが、突き刺さっていました。 食べ物を、口から摂れなくなって数か月の、闘病生活でした。 「お酒が飲めないせいか、スイーツが大好きでした。もっと  ケーキやアイスクリームを食べさせてあげたかった」 砂糖水を凍らし、小さくした氷のかけらを、口に含むのが一番の 「ごちそうでした」と、 残された奥様が、小さな声を振り絞るように話されました。

  • #3 インフルエンサー

    母の頭に“終活プラン”のイメージが 降りてきた瞬間を、よく憶えている。 私が当時一緒にワインを飲み歩いていた 年上の友人の翻訳家女性が、 出版社からの依頼で 自身について書いた本を出した。 母上の自宅売却に伴って実家を出ることになり 50代にして自由な一人暮らしを謳歌する。 今から思えばまさに 「大人のおひとりさまエッセイ」 の先駆けとも言える、 颯爽とお洒落なエッセイだった。 その中で、母上はあ

  • 親子で考えた方が良い

    以前、こんな記事を書いていました。 親と子、自分の立場だけで考えると「終活」は、中々難しい点があります。 そして、この記事では順番通りに寿命が尽きることを、暗に前提としていますが、逆の場合もあるのですね。 とても悲しいことですが、子供が先に逝ってしまうことも全くないとはいえないのです。 先月のことですが、地元新聞にこんな記事を見つけました。ニュースソースは民間の調査でしたが、6割近くの人が親と終活

  • 忌引き休暇を取りましたか?

    ご葬儀を出す家の玄関に忌中札を張り出す光景を前はよく見かけました。 忌中札とは家人が亡くなったことを知らせるために、門や玄関などに貼る札のことです。 この忌中札に、通夜・葬儀の日時と場所を明記します。 忌中は「死は穢れである」という考えから生まれた言葉です。けがれが他人に移らないように、自宅にこもって故人のために祈り過ごす期間が忌中です。 この時間を、他の人との接触を避けるために、忌引きの休暇が取

  • 広島焼き

    今日は テニス仲間と 広島焼きパーティー 本場の味を 作ってくれました ワイワイ 喋りながらの 昼間の  広島焼きとビール シャンパンは最高! 昔なら 子どもや旦那さんのことなど 楽しいばかりの話ではなく その時折の悩みも 話したりしてたけど 今は? なんの話してたんだろう、、、 ずーと コロコロ笑って過ごした3時間 NHK の人生レシピ 終活のテーマ 52歳の方が語る、、、 まだまだやん! まだ

  • 台車の骨を綺麗に残しましょう

    火葬炉の扉が開いてお骨が出てくるときは、一瞬緊張が走ります。 もし黒焦げ半生の死体が出てきたら怖いなと思うようですが、ホラー映画ではないので  ご安心ください。 火葬場の職員さんは、とても注意しながら、綺麗な状態に焼き上げてくれます。 理科室にあった骨格標本のように全身が出てくる火葬炉もありますが、この頃はショックを和らげるためか、山盛りに集めてから、参列者を呼び込み、収骨をさせる火葬場が増えてき

  • 旅立ちのお弁当は恵方巻

    節分の日に、恵方巻の名前で、太巻き寿司を食べる習慣があります。 関西では、昔からの風習でしたが、いつのまにか全国に広がりました。 大家族のなかで、元気で過ごしていた、おばあちゃんの告別式は 2月3日の節分の日に行われました。 出棺になりました。 10人ほどのお孫さんたちの手で、棺が持ち上げられ、霊柩車に向かいます。 霊柩車まで運んできたときに、棺を担いでいた中の1人が、急に叫びました。 「そうだ、

  • 小6旦那っちの大切なもの

    寝ているあの人に手を引かれました。 「ちょっと。。。」 私は横になって添い寝しました。 指だけを絡めて 何も言わず そして目が覚めました。 あまり大きくなくて ゴツゴツした指 よーく覚えています、あの手 何か言いたそうだったな 指の動きで感じたよ 「ちょっと。。。」の続きは 「いいかな」と聞こえたような気がしました。 もうすぐ命日 私は義母にずっと渡せずにいました。 旦那っちの定期貯金 どんなにピ

  • 友引は火葬炉が空いています

    葬儀の当日が友引に当たると、縁起が悪いので、翌日にずらす習慣があります。 また友引を火葬場の休業日にする地域も多くあります。 気にしない方が増えていると言いながら、友引で葬儀日をずらす喪家様は まだまだ多くおられます。 「六曜」と言う古代中国で生まれた日時や方位などで、吉凶や運勢についての考え方から 友引は生まれました。基本的な順番は先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口と並びます。 しかし、この六曜

  • 霊柩車をあおらないでください

    「霊柩車を見かけたら親指を隠せ」 と、言われませんでしたか? 理由は亡くなって間もない魂は、まだ成仏していないので、その魂が親指の爪の間から 入り込むと考えられていた迷信からです。 親の死に目に会えなくなるからと言う地方もあります。 霊柩車と聞いて皆様がイメージされるのが神輿の装飾を載せている「宮型霊柩車」 ですが、現在すっかり無くなりました。私も「片平なぎさ」の番組で見るだけです。 宮型の代わり

  • あなたは死んだ後かなり忙しい

    仏教では、人が亡くなると、死後49日間は、魂が迷っていると言われています。 そのため死後7日ごとに法要を行います。 7日ごとに7人のお釈迦様に出会い、教えを受けて勉強をして、それぞれに合格して から、初めて極楽に行けるのです。 7日かける7人で49日。やっと満中陰となり、仏様として極楽で暮らせます。 亡くなった故人が頑張っている間は、残された遺族も一定期間家にこもり身を慎みます。 この期間遺族は結

  • いくらならと怒鳴る電話口

    葬儀屋にかかってくる電話には、当然 「亡くなったのでお葬式の申し込みを」 と言う連絡のほかに、葬儀の相談の電話も、毎日多くかかってきます。 まだ亡くなってはいないが、準備をしておきたいなどの内容には 丁寧にお答えしますが、この頃特に多くなってきたのが、 「いくらなら出来る」 と、開口一番に尋ねる方がとても増えてきています。 一概には言えませんが、お金に困っての金額の相談ではなくて、 「葬儀には、お

  • 認知症の特効薬を見つけました

    家族は悩んでいました。 90歳のおばあちゃんの葬儀の打ち合わせ中です。死因は老衰、大往生でした。   「葬儀屋さん、おじいちゃんの出席をあきらめようと思うのだが」 故人の夫がまだ存命でした。しかし、認知症が進み5年前から介護施設に 入院しているとのこと、  「痴呆が進んで、もう誰の顔もわからない。赤ん坊のようになり、    知らない場所に行くと、泣いたりわめいたり、車いすの上で暴れだす」  「葬儀

  • 不安の根っこはどこ?

    若い方にはイマイチピンと来ない話になりますが、和代さんの半生を聞いて感じたことのひとつが「自分が高齢となったときの不安」でした。 自分とお祖母さんの関係にあてはめて、「祖母には私がいるから良い」と言う和代さん。 それはつまり「私には誰もいない」ということ。 お母さんの突然の事故死から一連の家族のゴタゴタを片づけていくうち、彼女は「自分のことは後回しにするしかなかった」と言います。 そして、救いを求

  • 汚部屋である

    汚部屋である故に物が直ぐなくなる。 今日探していたのは先月買ったばかりのCD2枚 1枚は先週まで車の中で聞いていた ナビの中もパンパンなので音楽データの整理中 おっと、話が逸れました(^_^;) とにかく、先月買ったばかりの新譜のCDと BOOKOFFで買った中古CDを探しまくっていた 最近触ったところ手当たり次第 (↑私の部屋ではありません。借り物画像です) そして「あっ!」と気づく 古くなった

  • マニアである

    ファンって言葉より私にお似合いなのは マ・ニ・ア 収集マニア。 闇雲に捨てた事もあるけれど、 まだまだ出てくるビデオテープ📼 βテープ VHSテープ DVテープ Hi8テープ カセットテープ MO(に入った写真データ&ホームページ作ってた時のデータ) 35㎜フィルム プリントした写真 アルバム 地層となって出てくる出てくる。 んーと、 部屋の床、抜けないかな…? 終活に向けて、ちょっとずつ整理し

  • 葬儀の後は相続トラブル

    皆さんは、お通夜、告別式と一連のお葬式のイベントが終わると、 やれやれ一段落とお思いでしょうが、実は、その後が結構大変です。   葬儀屋もお葬式が終われば一件落着とはならず、その後煩雑に相談事に追われます。 簡単に数えてみても、仏壇の購入から、お葬式の時の白木の位牌から塗りの位牌への交換墓地の購入、墓石の手配と名前の掘り込み、49日法要の後の納骨、会葬御礼品発送、各種名義変更、年金の解約、まだまだ

  • 夫婦の別れはドラマです

    葬儀屋とは、連日、「夫婦の別れ」「親子の別れ」を目の当たりにする仕事です。 夫婦とは婚姻届けを出した瞬間から、必ずどちらかが相手を見送る宿命を負います。 妻を送り出す夫は、プライドもあり葬儀の間はしっかりと喪主をつとめますが、その後は ボロボロになり、壊れていきます。 男は弱い生き物なのです。 反対に、夫を送り出す妻は、葬儀後は、皆様、生き生きとして、必ず奇麗になります。 ご主人を送り出す奥様が、

  • 死者に捧げる花に囲まれて

    百合子 と言う名前の仏様でした。 まだ二十代、なぜこんなに若い方が、棺に入らなければ、ならないのでしょうか。   会葬御礼が始まりました。 「娘が生まれたとき、窓から庭一面に咲いている、ユリの花が見えました。百合子   と名付けました。  娘はユリの花が大好きでした。こんなに沢山の友人達に送ってもらい………」 マイクを持つ、父親の手が悲しみに堪えて震えています。 あちこちから、すすり泣きが、聞こえ

  • 年賀状の宛先は極楽行き

    大晦日を迎えようとしている年の瀬に命の灯が消えました。   「お正月なので」  と、 ご子息の意向で、ご家族のみの、簡素なご葬儀になりました。 火葬場の正月休み明けの、一番窯での出棺で極楽に送ります。   「おやじは無宗教なので」   「華やかなことは無駄だと言っていましたので」   「煩わしい人間関係は嫌だと言っていたので」   「知り合いや、友人関係もほとんどいないと思うので」 お寺も呼ばず、

  • 黄色くなった大事な半紙

    棺に入った小柄のおばあちゃんは、微笑んでいました。 喪主をつとめるのは、故人のお孫さんにあたる、白髪頭の初老の老人です。  「葬儀屋さん、この半紙を必ず入れてください。おばあちゃんがとても大事に   していました。なんだか、これを持って行くと、会いたい全員に、   必ず会えると、何回も言っていました。」 そう言った喪主様が、納棺の時に差し出してきたのは、黄色くなってしまった 古びた半紙です。その半

  • 悪運の真っ最中

    今年2019年は、衝撃的な年だった。 悪い方向で(-。-; うちの親が突然亡くなって、後の始末にかなり追われたし、 勤めている会社は不景気で不安だらけ。 親から何も引き継いでいない「重要なこと」もあり、 それが、いまだ揉めている最中。 解決はしそうだけど。 親はずっと元気でピンピンしてたから、 まさか、こんな形でお別れするとは誰も思わなかった。 医者いらず、薬いらずの人だったし。 でも、やっぱり終

  • 星になったサンタ 

             サンタクロースの旅立ち 追記 先日、サンタクロースの衣装で納棺をして、天にお送りした仏様のお宅に 初七日のご挨拶に伺いました。 少しずつ悲しみから癒えているように見える奥様が、ポツリ、ポツリと お話してくれました。 「毎年、夫がサンタクロースの衣装でプレゼントを届けていた保育園に、  行くことが、かなわなくなってしまいましたので、  今年から止めてしまおうかと思っていたのですが、

  • サンタクロースの旅立ち

     「この衣装を、棺に一緒に入れてください」 こう言って奥様が差し出してきた衣装は、真っ赤な服に白い縁取りのジャケットと ズボン、太いベルト、ボンボンのついた帽子、長靴、そしてフサフサの白く長い 付け髭、そう本格的なサンタクロースの衣装です。 いままで、いろいろな品物を仏様に持たせてきましたが、さすがにサンタの衣装は初めてでした。 半分ビックリして、 「これ、どうしたのですか?」 と尋ねます。  「

  • 御通夜の深夜に解かること

    「葬式なんて必要ない。面倒なだけだ。」 「葬式を行う意味が解らない。葬儀屋なんか帰ってもらえ」 打ち合わせの時の喪主様は、けんか腰でした。 それでも周りの家族・親族がたしなめ、多くの参列者で通夜が行われました。 通夜の語源は、釈迦が入滅した時に弟子たちが師匠の死を悼み、お説法を夜通し、 語り合ったことから「通夜」と言うようになりました。 一晩中、仏様の傍で過ごすことから、「夜伽(よとぎ)」とも呼ば

  • 幸せでいてほしい

    相続問題 うちは揉めることがないと思っていたのに 行政書士にお願いしたら、まさかの展開に↓ とにかく聞いてもらいたくて 旦那っちの代わりに 王子に聞いてもらいました。 「私にお姉ちゃんがいるらしいよ」 「え?」 「お父さんバツイチだったみたい」 「えっ?!マシで?!」 まぁ そうだよね 私と同じ反応ですw 正直聞いたとき 嬉しかったんです。 憧れていた兄弟 ワクワクしました。 王子も同じ反応 「従

  • お家の宗派を知っていますか?

    葬儀屋が、初めてお葬式を出すご家庭にお寺の宗派を尋ねても、答えられなくて、実家や本家、親戚などに電話を掛けまくり、聞いてまわるケースは結構あります。 お寺とお付き合いがあり、自分の先祖からの宗教を知り、お葬式の時は頼むところが 決まっていると言う方はとても少なくなりました。   仏教には大きく分けてもいろいろな宗派があります。天台宗、浄土宗、浄土真宗、禅宗、時宗、真言宗、日蓮宗、この他にも細かく分

  • 二人で旅立った葬儀式

    高齢の母親を送る通夜の席が始まろうとしていました。 突然、喪主をつとめている息子さんが、私に相談があると囁いてきました。 「実は、さっき父が入院している病院から連絡があって、今夜が峠だというのだ」 ということは、もしかして、今夜の峠を越えられないとすると、 葬儀が続いて出ることになります。 今夜の母親の通夜式、明日の母親の葬儀式、その夜の父親の通夜式、 明後日の父親の葬儀式、こんなことになったら、

  • 家族葬

    妹のおかげで、母を理想的なお見送りができました。 私も、NHKを見て、勉強しておくことに。 あさイチ【40代から備える!お葬式の新常識▽家族葬の落とし穴▽注意!格安料金】 2019年12月11日(水)  8時15分~9時55分  の放送内容 番組内容 40代から備える!お葬式の新常識驚きのデータ!「はじめての喪主」平均47歳▽70%以上がお葬式で後悔!解決法は?▽格安プランの落とし穴!後悔しない葬

  • 後を追ったペット

    先月にご葬儀を終えた喪家宅に、後祭り祭壇の引き上げにうかがいました。   火葬場から持ち帰ったお骨と、白木位牌を飾って置き、満中陰まで置いておく 祭壇を、後祭壇とか、後飾壇と言います。 関西地方では中陰壇とも言います。 満中陰とは、亡くなった日から、7日ごとに7人のお釈迦様や菩薩様に会い 教えを受けて、7×7 の、49日目の極楽浄土に行ける日です。 それまでに、白木の位牌を仏壇に収める塗りの位牌に

  • 入浴中の旅立ち

    今朝の新聞に高齢者のお風呂の事故についての記事がありました。 入浴中の死亡事故は、交通事故の件数より多いそうです。   特に、高齢者では顕著に数字が跳ね上がります。 ヒートショックに、弱っている心臓が耐えられないからです。   検死が終わったので引き取りに来てくれと、警察から連絡が入りました。 お風呂の溺死は、悲惨です。   昔のお風呂でしたら、入浴中でも湯船のお湯はだんだん冷えて冷たくなりますが

  • 仏様が作った花祭壇

    お宅は、路地奥の小綺麗な一軒家でした。 入口の小道から庭一面に植木鉢が並び、 かわいいお花が、それぞれの植木鉢に咲いていました。 毎日、一つ一つのお花を、かわいがり丁寧に手入れをするのが日課だったそうです。 倒れた当日も、植木鉢の水やりの最中でした。 お花が大好きだった奥様が、今回の仏様です。 祭壇の飾りつけのお話が出たときに、喪主を務めるご主人が、    「家内が世話をした、花を飾れないかな」

  • 久田恵さん

    今日も古い写真の整理をしています。 先日借りてきた久田恵さんの「明るい老後のための一人で生きる練習帳」 共感する所が多いです。 「ものを片付けながら、あの時のことを思い、母や父や幼かった息子や若かった自分と、思い出という記憶の回路を通って出会い直したりしている。なんか、こういう時間も一人暮らしになった自分への贈り物のように感じられて、楽しい。」 終活の1つでもあります。 「これはどこ?」 「これは

  • 金メダル

    悩みの種だった 実家の40年分の物たち↓ やっとサヨナラしました! まず先週冷たい雨の日 最小限残すものを選別しに帰りました。 母の実印がどこにあるのか分からなかったので(汗) それを見つけるのが一番の目的で 義妹にも手伝ってもらいました。 「力になりたい」って いつも言ってくれている義妹 埃とカビだらけの家に呼ぶのが どうしても悪いなぁっと思い 一人で行くつもりだったのですが 「どうせ暇なんだか

  • インフルが奪ったランドセル

    テレビのニュースで、インフルエンザ流行のニュース聞くたびに、 記憶がよみがえる、お葬式があります。    仏さまは、6歳でした。小学校1年生になったばかりです。   命を奪ったのは、インフルエンザ脳症という病名です。 インフルエンザウィルスが急速に神経障害・意識障害を伴い 急性壊死性脳症を起こす怖い病気です。   子供を急に失った親の悲しみは、他人には絶対に理解できないでしょう。   周りが、何か

  • ぼちぼち終活

    今月の母の通院日が父の命日だった。 いつも病院のあとにスーパーマーケットで買い物をするので、そこで安い仏花を買った。 それを見た母に「おばあさん(ダンナの祖母)の?」と聞かれたので「今日じいさんの命日だよ」と答えると「ふーん」とそれだけ。 もう悪口も出てこない。 それでいい。 「命日、お正月、お彼岸、お盆。私だけ律儀にお墓参りしとるよ」と言っても「ふーん」と無言。 すると「あのお墓はどうなっとる?

  • 葬儀のマナーは何所に行った?

    「この頃の若い者は」を、言い始めると、年を取った証拠だと言われます。 葬儀式への参列は老若男女が集いますから、 ハプニングも多々起こります。 20代から30代の若者の言動に違和感を抱くことが、何回かありました。 ① 茶髪の若者数人が会社の先輩の通夜式に、参列しました。   故人とは、あまり面識が無いようです。 式場中央の焼香台へ列を作り進んだ迄は、良かったのですが、   数珠を1人しか持っていなか

  • 賑やかな控え室

    定年を迎え、これからご夫婦で老後を楽しもうと思っていた矢先の、 ご主人の急死でした。 喪家様が60代のご夫婦の場合、お子様や、ご親族は、丁度、結婚して数年の カップルが多く、控え室には、小さいお子様や、赤ちゃんが、数組集ります。    こんな時でないと、めったに顔を会わせない、おじさん、おばさん、 いとこさん、はとこさん、そして、親族に初のお目見えの、お孫さんなどと、 葬儀の控え室でありながら、意

  • お布施は、いくら払いますか?

    お葬式には、さまざまな出費がかかります。初めて、お葬式を行う喪主様が、  一番戸惑われて、なおかつ一番わかりづらいのがお布施の金額です。   ご存じのように、お布施とは葬儀や法事の時にお寺様に手渡す謝礼のことです。   金額をお寺様に直接伺うと、大概は「お気持ちで」と答えるのですが、 この答えでは、いくら用意するかを理解する喪主様は、ほとんどおりません。   仏教の教えでは、布施とは「施すとか・分

  • この子は生まれ変わりです

    遺影写真のおじいちゃんは、微笑んでいました。 故人には、赤ん坊の時から面倒を見てきた、お孫さんがおります。 数年前の結婚式に参列できたのを、とても喜んでいたそうです。 納棺式、通夜式と、彼女は大きいお腹を、かかえて参列しました。 葬儀に、妊婦の参列は、あまり良くないと言う言い伝えがあります。   あくまでも、迷信ですが、まだ気になさる方も多く、親族からは  「お棺には近づかないように」  「骨上げ

  • 映画よりすごいですね

    数年前に「おくりびと」という映画が評判になりました。  アカデミー賞を受賞していますので、多くの方々の記憶に残っています。   整った顔立ちのお婆ちゃんが、今日の仏様です。       「これより、納棺式を始めます」   興味津々で見守る集団の中から、ささやき声が聞こえてきます。       「おくりびとの映画みたいだね。」       「映画と同じ事を、やるのかな」       「DVDで観たこ

  • 母親に褒められるということ

    「あなたに全部あげるから」 母にそう言われています。 家もお金も 配偶者はもういないし 子供は私しかいないので(おそらく) 必然的に私に相続されます。 正直いらないです。 手続きするの大変だから くれるなら 私が何も考えなくてもいい状態で もらいたかったです。 基本、母の家とお金は 私の物ではないという考えです。 だから決めました。 母のお金は母のために 惜しみなくつぎ込もうと思います。 何より家

  • 自殺死体は苦手です

    何故、人間は自殺をするのでしょう?  動物の世界で、自殺をするのは人間だけだと言います。   葬儀の仕事についた時に、驚いたのは、自殺をする人が結構多いことを知った時でした。 年代別死因では第一位にもなります。   今回、葬送のお手伝いをした仏様も、縊死(首吊り)でした。   男女を問わず、自殺の手段でもっとも多いのが、 首をロープなどの紐状によって吊る自死です。   自殺の手段には、首つりの他に

  • 望み通りの死に方

    先月、ご主人を送った喪家様より、満中陰(49日忌)の法要が、 無事に終わりましたと、連絡が入りました。 満中陰まで飾っておいた、後祭り祭壇の片付けに、伺いました。  「お葬式では、お世話になりました。やっと、気持ちの整理がついてきました。   あっと言う間の別れでしたが、本人は望み通りの死に方だったと思います。」 お茶菓子を勧められ、しばらく奥様との、お話が続きます。 そういえば、死亡診断書には、

  • 間に合った遺影写真

    昨日まで元気でしたが、急に亡くなりました。家族思いの父親でした。 突然死でしたので、皆、慌てました。    お寺や葬儀日程のお話は、進みましたが、遺影写真を作る、故人の顔写真が、 お家の何処を探しても、ありません。 写真はすべて父親が撮っていて本人は写っていません。    「写真を撮られるのが、嫌いな人だったから」 と、憔悴した奥さんはつぶやきます。 やっと、押入れの中から見つけてきた写真は、 3

  • 写真供養感謝祭

    写真供養感謝祭へ行って来ました。 40枚位の息子たちのピンぼけ写真を準備していたのですが、 今朝になって「やっぱり、取って置きたい」となって 結局20枚位に。 お焚き火に入れるとスッキリするかと思っていたのですが、 とても寂しい気持ちに。

  • 棺桶に入れて欲しいものは?

      ご遺体を棺桶に収める納棺時に、一緒に入れる品々を副葬品といいます。   市役所の斎場受付から各葬儀会社へ副葬品への指導通達が送られました。 内容は棺の中の副葬品は、火葬炉を傷める原因となり、排煙も多くなり 環境にも悪く、火葬時間の延長になるのでやめるようにという指導です。 確かにその通りですが、実際納棺を行うおくりびとにとって、   「副葬品を入れるな」と、 喪家様に伝えるのは、なかなか難しい

  • 死に顔が変わりました

    病室にお迎えにあがったとき、お顔は、まだ苦悶の表情が見て取れました。 目は、閉じても、閉じても、まぶたが開いてきて、白目をむき出します。 目の下には、くっきりと苦しみの、クマが出ていました。 唇の端からは、拭っても、拭っても、血が一筋流れ出てきます。 ご家族以外でしたら、目をそむけたくなるようなご遺体でした。     「お父さん、苦しかったね、やっと、楽になれたね」 うわ言のようにつぶやく奥様を、

1 2 3