• もう一度、取り戻す…<つかつく>  14.

    <一部、表現に不快であろう箇所があります。 お詫びします。> 司とつくしが楓の部屋を出てから、楓は、司とつくしの温度差に一抹の不安を覚えたので、西田に連絡を入れていた。 「西田、司とつくしさんを監視して頂戴‼」 「如何為されましたか?」 “はぁ~⤵。” 楓は、溜息を付きながら、西田に話していた。 「例の広告の件で、司とつくしさんの頭の中の温度差が余りに違い過ぎるのよ⤵。  司の邪な考えに対して、つ

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  13.

    司とつくしはF3&T3が許してくれた事で、皆とまた、集まれる事に、喜んでいた。 そうこうしている間に、F3&T3が許してくれてから、半年が経っていた。 楓は、司とつくしに痺れを切らして、日本に帰国して帰って来た。 司とつくしは、楓より呼び出され、道明寺邸の楓の部屋に呼ばれていた。 「司、つくしさん、あなた方は、今後の事を如何考えていらっしゃるの?」 「今後の事って、何だよ?」 「はぁ~⤵。  物分

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  12.

    F3&T2は、司とつくしを呼び出した。 そして、一体、如何言う訳なのかを問い詰める事にしていた。 久々に再会した、F3&T3と司&つくし…。 まるで、ブランクを感じさせないトークに、もし、事情を知る人が周りに居た成らば、驚愕するで有ろう、様相で有った。 約4年ものブランクが有る様には、とても思えない光景であった。 先ずは、桜子が口火を切った。 「先輩、如何いうおつもりですか?」 「本当に桜子、皆、

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  11.

    あれから、つくしは、司と寄りを戻し、現在、道明寺邸で司と同棲をしている事を優紀に、伝えて居なかった。 なので、つくしが道明寺邸で司と同棲をして居る事を知らない優紀は、休日に、つくしが以前、住んで居たマンションに借りていた本を返しに来ていた。 もし、つくしが居なくても、ポストに入れて置いて、後で、LINEでもしようと、優紀は思っていた。 それが、部屋の玄関の表札を見て吃驚したのだが、優紀の知らない氏

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  10.

    ある日、道明寺HDに、嘗てつくしが勤めていた某広告代理店のつくしの先輩が、打ち合わせに来ていた。 つくしは背後から先輩に声を掛けられていた。 「牧野、久し振りだな‼  元気に遣ってるか?」 「あっ、先輩っ‼  お久し振りです。」 「牧野に会えて嬉しいよ‼  今日、時間有るなら、久し振りに飲みに行かねぇか?」 司はじーっと、様子を窺っていた。 つくしは司が近くに居る事は気付いていなかった。 「先輩、

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  9.

    <一部の表現に不快で有ろう箇所が有ります。  お詫びします。> つくしは、司に今日は帰る事を告げる為、司の部屋を訪れた。 「道明寺、今日は帰るね‼」 「はぁ~??  何処に帰るつもりだよ?」 「えっ、自分のマンションだけど…?」 「ああ、言ってなかったか…、済まん⤵。  つくしのマンションは、もう引き払った⤴。  今日から、此処が、この部屋が、お前の家で部屋⤴。」 「はぁ~??  勝手な事して…⤵

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  8.

    つくしは、目が点に成っていた。 「如何して、道明寺邸なの?」 「ああ??  もう、ババアもつくしの事は了承してんだ。  それに、タマが、“つくしを連れて来い。”って煩ぇんだよ。  今日は、取り敢えず、俺ん家(ち)な‼  また、今度、つくしの行きてぇ所(とこ)、連れて行って遣るよ⤴。」 で、丁度、扉が開き、司が入り、続けてつくしが入ると、タマがつくしに近付いて来て、つくしを抱き締めた。 「つくし、お

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  7.

    司は遅れ馳せながら、つくしの携帯のアドレスを知らない事に気付いた。 昔、司とつくしが高校生の時に、司が渡したガラケーなら番号は分かるが、今更、手元に持っているとは思えず、仕方なしに、つくしの所属部署の広報部に内線TELを入れた。 「広報部です。」 “其処に、牧野は居るか?” 「何方でしょうか?」 司は、名乗れば、つくしが怒るのは目に見えているが、“仕方ねぇ。”と、名乗った。 “支社長の道明寺司だ。

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  6.

    <表現に一部、不快に感じられるで有ろう箇所が、少しあります。  不快に感じられましたら、お詫びします。> 司は、つくしの腕を掴んだまま、つくしを応接室に連れ込んだ後、壁側に連れて行き、所謂、『壁ドン』をして、つくしを抑え込み、つくしが逃げられない様に仕向けた。 つくしは、司の拘束から逃れようと必死だったが、司はびくともしない。 その内、司は、つくしの両腕を司の両腕で壁に抑え込んで、つくしの両足の間

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  5.

    司は、朝、リムジンに乗る成り、西田に確認した。 「つくしの配属部署は何処だ?」 昨夜に、楓より連絡が有り、“つくしさんには、司にバレて居る事を伝えて有るので、宜しく頼むわね。”と、言われていたので、司にはすんなり対応していた西田だった。 「広報部でございます。」 「広報部?」 「以前の会社の時に、『広告アワード』で、グランプリを取るくらい優秀  の様でございます。」 司は、吃驚していたが、ポーカー

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  4.

    つくしが道明寺HDに出向して居る事が司にバレたのは…。 ある日の事だった。 司が日本に帰国して居ると聞いたあきらが司にTELを入れて来た。 「よう、司、日本に帰って来たんだろ?  何年振りだぁ…、8年振りだよな?  久し振りにF4で飲まねぇか?」 まあ、飲む必要はねぇが、久し振りだしな、“会うか…。”って事で、司は、西田に伝えて、20時で上がる事にした。 あきらが、声を掛けて来た。 「よう、司、先

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  3.

    つくしは社長に呼ばれ、社長室に来ていた。 社長から、『道明寺HDに出向扱いで出向して欲しい』旨を伝えられたつくしは戸惑っていた。 「如何して、私が道明寺HDに出向しなければならないのですか?」 社長は申し訳なさそうに、つくしに伝えた。 「牧野君が道明寺HDに出向してもらえたら、我が社は、道明寺HDグループの傘下に入れ  るんだよ。  道明寺HDグループの傘下に入れるって事は、将来は安泰なんだよ。

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  2.

    司とつくしの別れなくてはいけなかった理由…。 それは…⤵。 司の父親で有る道明寺保…道明寺HD 道明寺会長が2回目に倒れたのが、あの『4年後、迎えに行きます。』と、司がメディアに残した約束の4年の期限の少し前だった。 司は、 “例え、親父が倒れようとも約束した事はきちんと守るべきだ。” と、楓に伝え、 “つくしを公約通り迎えに行く。” と、公言していた。 道明寺HDの危機感を感じた楓は先手を打つ為

  • もう一度、取り戻す…<つかつく>  1.

    <つくしside> 「只今、帰りました‼」 「「「お帰りなさ~い。」」」 【牧野つくし 25歳   某広告代理店に勤務して3年目】 『私には、辛い恋と思い出が有る。  もう、恋はしない。  仕事に生きると決めて、早4年が経とうとしていた。』 「牧野、お帰り‼  “牧野が帰って来たら、社長室に来るように…。”って、社長から連絡が有ったぞ‼  お前、とうとう、何か遣らかしたか?」 つくしは心外とばかり