• 願い事 エピローグ

    「先輩、オリンピックが始まりますね」 「あなた、何を思って突然そんな事?」 「イヤー、4年に1回だなって思ったらですね…」 「まさか?!あの夫婦のことを考えての言葉じゃないでしょうね?」 「あの夫婦とは、あの夫婦ですよね?あたしの思った夫婦と、先輩の思った夫婦と同じですかね?」 「たぶん、一緒でしょうね。あの強烈な夫婦のことでしょ?でも、ダメよ。ここで口にしてしまうと、病院あるあるが起きるわよ」

  • 願い事 最終話

    「ばあさん、結構な…重労働だな…」 「あんたら男の手があって助かってば」 「これ…フンッ…全部…する気かよ?」 「今、してもらわねーば、いつすってば?」 「まぁ…しゃあ…フンッ…ねぇか…しかし、スゲェ…形だな…」 里芋が植えてある畑に190センチ級の厳つい男が5人。 腰の曲がったお婆さんにあれこれ指示されて畑に鍬を持ち、軍手をして土にまみれている。 1人はモデルのような男で、身に付けている服だけで

  • 願い事 11R

    大人の世界のお話です。 苦手な方、未成年者、心の清い方はスパッと次に行ってくださいませ。 お話を飛ばしましても、内容に支障はきたしません。 と思います(。・_・。)ノ まだ、大丈夫だった… 良かった… 首筋にはしる太い血管。 道明寺が少し首をかしげると浮き出てくる。 二の腕や腕に浮き出てる血管もあたしとはまるで違う。 あたしの胸に手を伸ばして来る。 あたしはその腕を、両手ですがるように掴む。 手が

  • 願い事 10

    沈みゆく夕日を見ながら食事を取る。 野積の入り口にあるレストランの1つ。 コテージ風の作りになっていて、昼の暖かい時間はオーブンテラスでの食事も取れるらしい。 このレストランを予約してくれたのは進だ。 おじさんに何処か良いとこあるって聞いたら、この場所がかなりの人気店だと教えて貰ったらしい。 日曜日だから取れたって言ってた。 最初は断られたらしい。 お店にはあたしたちの2人だけだ。 それは多分(い

  • 願い事 9

    「道明寺、どっちがいい?」 「お前の好きなもの2つ選べ。どうせ、どっちも食うだろ?」 その言葉に口を尖らせるつくし。 「俺はこっちがいい。お前は?とか無いわけ?あーー、いいわよ。3つ頼むね。おじさん、つぶ貝といかとハチメ。いかは450円の大きいので」 スカイラインを海側に降りるとそこは野積地域。 左に行くと寺泊という地域で海岸に沿った道路に"魚のアメ横"と呼ばれる魚の市場通りがある。 そこにはイカ

  • 願い事 8

    目の前にくるみ大福。味の染み込んだ、こんにゃくとちくわぶ。ところてん。 あたしの目の前には、食べ物が並んでいる。 一の鳥居を出ると、お土産屋さんが立ち並ぶ。 右端にあった和菓子屋さんで大福と笹団子を購入し、お土産屋さんの軒下でこんにゃく等々を買ってきてくれた。 近くのベンチで小腹を満たしている。 まあ、あれだ。 泣く子供に飴を渡して、機嫌を取る手法らしい。 あたしはと云うと、まんまとそのみんなの思

  • 願い事 7

    一の鳥居を潜り石畳の参道を歩く。 司とつくしはしっかりと手を繋いでいた。 右手には遥か昔に万葉集で詠まれた時と同じく、神鹿が数十頭飼われており、天然記念物とされている10数種類の日本鶏の舎が備えられている。 左手には二の鳥居があり、石畳の十数段の階段となっている。 石畳の参道の両脇は菊祭りの準備のために、屋根付きの簡素な柱だけの小屋が拝殿まで立ち並んでいる。 11月1日から24日まで、奉納や品評会

  • 願い事 6

    「おはよー。道明寺、眠れた?」 「車の運転での疲れと、酒の力がなけりゃ多分眠れねーな」 七分丈のパジャマを着て顔を洗ってる男にタオルを渡す。 昨日は男性と女性で別室に布団が敷かれた。 叔父さんが持ってきた新潟の銘酒景虎を男性陣は飲み明かした。 半分は道明寺が飲んでいた。 その後、お風呂に入った後の道明寺は白のガウン姿で居間に現れた。 まさかとは思うけど、何時もと同様に寝るときにそのガウンを脱ぎ捨て

  • 願い事 5

    「何か、俺は夢を見ているのか?」 道明寺が食べ物を、目の前にしてボソッと呟いている。 可笑しくて堪らない。 大皿で盛り付けられている刺身の数々 分厚いカツに大きめのエビフライ 鮭の焼き物 茶碗蒸し のっぺと云われる煮物 菊の和え物 イカの塩辛 山盛りの枝豆 カボチャのサラダ アサリの味噌汁 松茸ご飯 漬け物の盛り合わせ 「おばあちゃんの家だからね」 そう言って、刺身に手を伸ばす。 「警護の人たちも

  • 願い事 4

    「あっ、そこを右に。そうです。ちょっと細いですけど。スミマセン。ほぉー。運転している姿を隣で見ているとホントに格好いいですね」 頬を紅らめる晴男。 「あ、ありがとうございます」 「いっつもおばあちゃんの家から歩いてくるから車で入る道なんて、パパしか知らないもんね。道明寺はびっくりするでしょ?お墓が家の敷地内にあるなんてさ」 後部座席からつくしが声を掛ける。 「あぁ、墓を先に参ってからと言われたから

  • 願い事 3

    牧野…牧野… つくし…つくし… ねぇちゃん…ねぇちゃん… 一斉にいろんな呼び声で呼ばれる。 体を揺り動かされる。 あれっ、ここどこだっけ? 「おい、牧野つくし!起きろ!」 司の低い声が車内に響き渡る。 新潟に入り、1時間とちょっと。 上越新幹線とほぼ平行に走行する関越自動車道の車道。 左側を見ると、燕三条駅が見えてくる。駅の周辺に沿うように商業施設が立ち並んでいて、ビジネスホテルも何件が立ち並んで

  • 願い事 2

    「道明寺さん、僕からですけど、いります?」 フランクを差し出す進。 「いらねーわ」 「道明寺さん、悪いね。何を買っていいか分からなくて、聞きに行ったんだけど。ねぇ、ママ?」 「そうなのよ。二人とも買うとき見つからなくて、無難なフランクにしたのよねー。パパ?」 「何で、いちいち、道明寺に謝んのよ?!」 「何でって、道明寺さんのお金でしょ?」 「はぁー?!これは、進が借りた形にしてんの!何よ!道明寺の

  • 願い事 1

    「ねぇ、ねぇ、つくし。あたし達まで付いて来て良かったの?」 「何で?」 パーキングエリアの化粧室で会話する母娘。 「だってねー、その、お邪魔じゃないかな~って」 「何、言ってんの、ママ。最初はあたし1人で新潟に行く予定が、道明寺がどーうしても一緒に行くってなったんだから。あっちで変なレンタカーなんか借りれない。とか言って、車で行くことになったんでしょ」 「それでもさ、わたし達までくっ付いて来るなん

  • 願い事 プロローグ

    トゥルルルルル トゥルルルルル トゥルルルルル チッ トントントントントントン 「司様、万年筆のペン先が潰れますが?」 「あぁ?!知らねーよ。アイツのせいだろが、アイツの。何で電話にでねーんだよ!大学に行く予定無しとなってるだろうが!」 トントントントントントン トントントントントントン 「あー、気持ちいいね!スッゴい秋晴れ。 ねっ?」 つくしは助手席から後ろを振り返って話しかける。 「俺のこと覚

  • ひたすら2,000個メソッドをこなす

    さてさて… 叶えたい事っていっぱいあるんだけど… とりあえず、まずはお金が欲しい♡ 実は今、独立して自分で会社やってます。 お金無いのに勢いで独立してしまった。 会社に務めている時は 「あと〇日で給料日」 だったんだけど、今は 「あと〇日で支払いだ…(´Д`)」 っていう、ストレスがハンパないのだよ。 そう… 認めたく無いのだが赤字です…。 だから恋愛どころじゃないwww まずは経営を安定させない

  • 七夕ですが………(^賢^;)

    ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 皆さまーー!! おはよーゴザイマスーー!!(^賢^)/ 湖泉閣 吉乃屋 四代目 館主 植村賢一は49才でございますーー!!\(^賢^)/ 40代ラストイヤー必死のパッチで頑張ります!! 毎日絶対更新中の館主植村賢一ブログを応援下さり、誠にありがとーゴザイマスーー!!\(^賢^)/ 館主感謝カンゲキでゴザイマスーー!!\(^賢^)/ 今日の十津川温泉は

  • 七夕の土曜日は‼\(^賢^)/

    ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 皆さまーー!! おはよーゴザイマスーー!!(^賢^)/ 湖泉閣吉乃屋館主植村賢一で御座います!!(☆^賢^☆) いつもありがとー御座います!! 館主感謝カンゲキでゴザイマスーー!!\(^賢^)/ 今日の十津川温泉は降ったり、止んだり、スタートでゴザイマスーー!! ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ しかしまあなんですなぁーー!! みなさー

  • 今日もていねいに。

    おはようございます🌞 今日は新月です🌙 また新月ノートに願い事を 書き込みました🎵 今までの新月ノートの書き込みを 見返してみると、 『この時は人間関係に悩んでいるなぁ』 『この時はあの本の影響を受けているなぁ』 って自分の悩みが顕著に出ています😅 そしてその解決法も自分なりに 解釈して、それが出来ている自分を イメージして書いてる😆 書くことによって選別され 解決に向かったものもありま

  • 覚悟

    朝のバイバイ👋が 右折車に阻まれてできませんでした… 彼は全く見えなかったみたい 私はあれいない?っと思ったとき振り返ったら ちらっとだけ彼の姿を見ることができました そしたら彼が お仕事中に私の職場のそばを通る計画を立ててくれました でも急きょ変更になってしまい、計画は断念 もう今週は逢えないなぁ…また来週かなぁ なんて思いながら 仕事終わりにスーパーへ寄るとちょうど 彼からのメッセージが💬

  • いつかの夢…

    まだ彼に手作りしたものを食べてもらったことがない私 皆さんはありますか〜?(*´꒳`*) 親愛なるブロガーさんの中には身体のことを考えたメニューや彼さんの好きなおかずなどなど愛情込もったお料理を作ってらっしゃる女子力高いブロガーさんがいてスゴイなぁって尊敬します✨ なかなか機会がなかったからというのもあるけれど 実現できない訳ではなさそう♪ 彼に今度手作りしてみようかな…? 前回のデートで聞いてみ

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