Hideの俳句・短歌 <考え、風>
考えることの多くは儚しをそれでも思ふ人間なれば 風あれど日日に春めく尾張かな
考えることの多くは儚しをそれでも思ふ人間なれば 風あれど日日に春めく尾張かな
今の季節に合わせて家紋に俳句を添えました。 この家紋は「朧梅輪」紋と「古木梅」紋を合せた創作家紋です。
ひまわりやゴッホのにほひ立ちこめる ゴーギャンの赤は血の色秋日暮れ
駅前の坊主にされし冬木立 聞こゆなり雀の声にまじりたるメジロヒヨドリあれはセキレイ
AIをいかに便利と使えども如何なるやらん逆に使われ 単純な疑念なれども敢えて言ふAI頭脳は人格ありや メリハリはブログで付ける春浅し
夕暮れのその切なさを知る君よ相まじらはん深きこころを 庭先やアロエの花の咲いており
遊びにも仕事も趣味もスマホかなたまにパソコンタブレットなる 風すさぶ雪降らねども春いまだ
吊り革の行儀正しく揺れる春 どこか一つ腫れもののありマスク下
稲妻に救われたりし一瞬や日蓮上人人生のこと 一瞬に凝縮されたる人生を日蓮上人生きながらえたり 雨上がりビル輝かす春の朝
動物と明恵上人小島にて友となりぬる有り難きかな 平山のその向こうなる雪の山
道路よりハクセキレイは電線へ 春間近西日に低くなびく雲
おみな子の影のみ見ゆるゆかしさや遠き時代の慣ひなりしが 滑空しさらに羽ばたく春のハト
流されて行方知らざるはぐれ雲 枯れてなほ吹く風に立つ芒かな
大安や遠慮がちなる冬の雨 えんえんと平山続く東三河鷹空を舞い小鳥騒がず
漫 文 12 ポロリとこぼれる命 ポロリとこぼれる命の夜寒かな 思わぬ時に思いもかけない人がこぼれていく 寒行やメガネの似合う若い僧 あれは秀才ですよ。家の跡を継ぐのかなあ 除夜の鐘終わりよければまあいいか 初めもまあまあだったが、終わりもこんなもんだよ 生きていることを確かめ合う友がいる 賀状が来... 続きをみる
句会の伝統的な運び 今はオンライン句会がさかんになってきましたので、 いろいろな進行の仕方があると思いますが、 少なくとも私がよく句会に参加していた10年くらい前までは 以下のように運営することが多かったと思います。 まず、出席者は、短冊(細長い紙の札)に自作の句を書きます。 1枚1句で、たいてい3... 続きをみる
春の池ボート一艘急ぎ行く 丘の上遠くけぶれる春の町
遠望す西には冬の平山や 小鳥遊ぶ空には鷹の気配なし
昨日、2月6日は満月「スノームーン」でした。 2023年中、一番地球から遠い位置にある満月です。 この絵は藤城清治さんの影絵です。 2021年銀座、教文館の「こびとといっしょ 生きるよろこび展」で。 写真撮影 OK だったので、撮りました。 タイトルは「月光の響」 小学校の理科で習った人も多いと思い... 続きをみる
冬の三河猛禽類が上空を 踊るごとくハクセキレイはすぐ脇を
昨日は、2年近く休んでいた月1回の吟行&俳句の集まりに参加した。 毎月送られてくる句会報に、励ましのメモを同封してくださった先生。 「そろそろいらっしゃいな」と声をかけてくれる仲間たち。 何より、 自分の病気のせいで私が楽しんでいるものを取り上げてしまうことを一番気にしていた夫に安心してもらうために... 続きをみる
ハト鳴いて冬の広場に飛び降りぬ 尾張では裸祭りがもうそこに
冬の朝大きな池にボート二艘 見上げれば駅の屋根にはジョウビタキ
山ありて動くことなきめでたさよ <新年> 帰り道冬の夕日はあかあかと
冬の街大きな池を取り囲む 大安や明るき朝の冬陽差し
席を譲る若き人あり冬のバス 仏滅の日に来るらしき大寒波 あかあかとわが魂に火をつけし笑み麗しき君をさらはん <改>
荒畑に雀群れなすにぎわいや うす曇り山ほの見ゆる冬の朝
それぞれに夢の中なる冬の夜 雁一羽東の空に飛んで行き
漫 文 10 いいじゃありませんかお大臣 手も足となり起き上がる夏の朝 (俳句始の句) 茎立ちて蒼茫の地に種落とす (俳句中断の句) 老衰の 足音ミーと 日向ぼこ (再開できるかなあ) 令和5年になって20数年ぶりに俳句を一句ひねった。。俳句がどうしても詠めなかった。これをきっかけに又俳句が詠めるか... 続きをみる
冬雀びっしり並ぶ電線や 池の面固く動かぬ冬日かな
霞む池五六羽雁の飛び立ちぬ 冬の池鏡のごとく日を写し
平らかな山にんまりと人誘ふ 感動を分かち合うこと難しき兄弟とくに競い合いたり
平凡な山笑ふ日の待ち遠し 春浅きけだるき午後の光かな
山肌のつぶさに見ゆる冬の朝 ほの見える山の向こうの雪山や
正月や急ぎ足にて過ぎにけり 正月の忙しく過ぎて月さやか
引っ越して広き間取りの寒さかな 抗ガン剤一旦止めて三月経ち腫瘍大きくなりまさりたる
あかあかとわがたましいを燃やしたる笑みうるはしき君をさらはん ここ何年凝った賀状の無くなりぬ
旧友と三年振りの新年会 賀状にて年賀じまいをする人や
正月や机の上は散らかりて 三が日ときおり急ぐ車かな 新年の計は変わらず立てねども
お年玉あげる相手のおらざりき 窓開けておだしき初日差し込みぬ ※今年もよろしくお願いします
歳末を一人で過ごすここ十年 人間はきれいなものを見たがりぬ男女の違いそこにはなきを ※皆さん、良いお年を
次世代のスマホに換えるクリスマス ※今日はこの一句です。
初雪や名古屋その日に消え行けり 人生は人それぞれの取り分やクリスマスの日かく思ひたる
冬の日や御嶽山のあらわれる 冬の雨帰りがけには日の差しぬ
気がつけばハクセキレイがすぐ脇を 臨み見る遠き高山雪かぶる
わが町を冬の霧雨包みけり 着ぶくれて悪友目ざとく指摘せり 熊本に雪降るらしき予報なり
歳末や喪中はがきが五六枚 詩のごとき風景なりぬ残し柿
桜桃忌季語という語のゆかしさよ 「夏」 親鸞忌われは宗派にあらざれど
紅葉も黄葉も、もうすぐ全部落ちてしまいそうです。 本当はもう秋ではなく初冬なのですが、銀杏の樹が丸裸になるまではふと「秋深し・・・」という言葉が浮かんでしまいます。 本来、松尾芭蕉が詠んだのは「秋深し」ではなく 「秋深き隣は何をするひとぞ」 でした。 しかしなぜか「秋深し」バージョンの方が知られてい... 続きをみる
冬の朝大きな池をカラス舞う とくちょうのある声なりし風邪引く子
一葉忌思ひを寄せる人ありぬ 山なみの稜線のみの見ゆる冬
興に乗り句をひねりたる冬半ば 鳴き交わすハクセキレイや三河駅
残り柿つついておりぬ雀かな 新鮮な朝の空気や霜降りて
空は空空より他の言い方なし仏教独自の観念なれば 羊雲やや乱れたる初冬かな
あはれ蚊を叩かずにいてうるさけれ 道もまた和語なりけるが中国の根元思想そのままなりし
電車内革靴増える冬来たり さとりとは和語なりけるが仏教のことばとなれり不思議なりけれ
Windowsグレードアップするごとに使える機能少なくなりぬ 冬来たり窓にびっしり結露かな
糠漬けを食べたる冬の調子よし 納豆を欠かさぬ日々の冬に入り
この秋は下剋上なるW杯 大方の予想裏切るW杯勝敗ははた女神の采配 紅葉あれど冷えねば見栄えよろしからず
W杯一喜一憂する国々 サッカーをわれは詳しく知らねども暑さのせいかや日本代表 一日が貴重と言うに小春日和今年は何日あったことやら
今日は、仕事がかさみ、色々と用事が出来て、家に帰るのが遅くなりました。 さて、今から、俳句を詠もうと思いますが、ものの3分で出来るときも、いくら頭をひねってもできないときも、もちろんあります、今日はどうでしょうか。 秋に思ふブログのかの人いま何処 縁と呼びえにしゆかりとも言いたりき今はかく言ふシンク... 続きをみる
まだらなる紅葉を見ては嘆息す 令和四年季節の歩み遅きかな尾張は特に夏秋長し
磨かれしごとく聳ゆる秋の富士 コロナにて中吊り広告わびしかり
おはようございます。 今日は雨です。 もうだいぶ前に作った句・その頃はこんな風に感じました 空港の母国のにほひ夏了る かわる 海外赴任で中長期、日本を離れた後、帰国すると、 なんか、ふっと日本の香しさを感じます。 「にほひ」は抽象的な意味合いで いわば母国の肌触りですね。 この句を作ったのは20年く... 続きをみる
見上げれば柿の実つつく雀かな 見上げれば動かずにいるいわし雲
外灯や蜘蛛の巣照らす池の端 <夏> 雨上がり山なみ白い息を吐き <冬>
最近は、俳句のことばかり書いているようですが、詩も作ってはいるんです。 ただ、わたしは、詩作の場合は、かなり時間をかけねばならず、何度も何度も、推敲するのが、当たり前になっていて、その合間にすると言っては何ですが、句作の方は、出来たらほとんど推敲しません。 何も、俳句を軽んじているわけではなく、これ... 続きをみる
俳句が流行りである。民放の番組でやっているのが、人気だそうだが、エンターテイメントの俳句としては、あれで、良いのだろう。 ただ、ほとんど、その番組の宗匠の一存で、持ち上げられたり貶められたりする、参加している芸能人の皆さんが、少々、気の毒に思えて来るが。 俳句は、未だに、師匠というものが存在する、不... 続きをみる
わたしは、若いころに作った詩や歌を、よく、変えたりします。 次の短歌は、二十代に作ったものを五十代になって添削し、改作したもので、作った当初から、二重形容が気になっていたんですが、それを改めました。 夕日より思ひ焦がせる赤やあるなほ燃えんとす君の唇 宜しかったら、次の記事をご覧頂ければ、幸いです。 ... 続きをみる
片雲やしばらく秋日さえぎりぬ 短日や線路の上のカラスかな
杉若葉いざ登らんと勢溜り 福岡の英彦山神社は霊山として民衆の信仰の拠り所となった神社であります。 二十数年程前福岡の英彦山神社へ仲間と吟行に行った時の句です。もちろん吟行句会ですので、高齢の方も居られマイクロバスですぐ近くまで乗り付けての事ではあります。それでも登山口の直ぐ横までという訳ではありませ... 続きをみる
鐘霞む飛鳥瓦に苧麻地痕 昔法隆寺で庭の散策中に花壇の中に瓦のはへんを見つけた。 拾ってみると飛鳥瓦である。 多分大改修の折落としたものであろう、 以前に西岡常一氏の著書を読んでいた。 瓦の裏に苧麻の跡が今窯から出したばかりのように鮮明な痕である。 当時の陶磁器職人は今で言うハイテク集団であったとか。... 続きをみる
にほひ立つごとくさやけし路次の花 広がりや池の下なる秋の町
通勤途中で、ハッとするような枝振りの花と実があったので、カメラに収めました。 百日紅だと思いますが、間違っていたらごめんなさい。これは、確か、9月中に撮ったものです。 通勤路目にさやかなる花と実や
鳥の舞う空に浮かべり秋の雲 漠とした「こころ」を読みてかく思ふ何が良いのか不明な小説 再びや仕事のために「心」読む取り柄はKの自殺の場のみ
この書だったと記憶しているが、上方の俳句と江戸の俳句を比べ、情に流れ易い上方と理が先行しがちな江戸とを比較して、結論として、芭蕉などの抜群の俳句は、その両者を生かして、どちらの句とも言えない境地に達していると、書いていたと覚えている。 わたしには、とても面白い論のように思えるのだが。わたしなどの句は... 続きをみる
穏やかな秋の日続く日本国 日本晴れその通りなる尾張地区 晴れやかな日を楽しむにこの日本何の憚りあると思いや
行く秋や雲の上なる航空機 令和四年穏しき秋の長きかな
こんにちは。 ご訪問ありがとうございます! 掲句の季語は「むささび」で、季は冬です むささびや父の家には父の本 かわる 冬めいてくると、思い出すのがこの句です。 20年くらい前に作った句です。 いやもっと前かも。 私の父は、本を読むのが好きで、気に入った本や自分の書いたものを特別の書棚に きちんと分... 続きをみる
わたしは、ブログ村で、俳句や短歌も書かせてもらっているが、これはまったくの趣味の域を出ないもので、わたしが、一番読んでもらいたいと思っているのは、現代詩なのであるが。さて、自分の書くものの中で、何が一番出来が良いのだろうかとかんがえると、自分自身、分からなくなるのが、哀しいところではある。 それは、... 続きをみる
秋なれど俳句浮かばぬこのところ
秋の朝雨は清げに降りにけり 秋の雨思ひはちょうど良きほどに 雨なれど番いのスズメせわしなき
ふり仰ぐ鷹かカラスか知らねども五六羽舞える高き空かな 感興の湧かぬ秋かな曇り空
バスを待つ夕暮れ時の秋深し 紅葉や北から順に降りて来し
旋回す人に追われし鳥の群ムクドリならんヒヨドリならん おのずから亡き父思ふ秋なりき あのときの銀杏並木は無くなりぬ
鷺十羽憂えるごとく秋の川 一木に二百はありぬ人の柿
渡り鳥青き山脈越えてけり 曼珠沙華跡形もなく切り取られ どこまでも高き空へと白き鳥
百個ほど柿実りたる人の庭 見晴るかす山の上には雁の群 世界中駅の広場はハト群れる <無季>
ありふれた風景なれど秋来たり 西日差し夏の名残りの雲懸かる 残光はオレンジ色の秋日暮れ
秋の朝道行く人の清げなる 何事ぞするどく鳴ける秋雀 秋雀警告するがごとく鳴きその日一日厄日となりぬ
こんばんは。 お立ち寄り、ありがとうございます! 今年の夏もついに泳がず仕舞い コロナ禍が始まった2020年ごろから、海外にまるで行かなくなり、 シュノーケリングの機会や、泳ぐ機会も減りました。 それでも2020年はプールでちょっと泳いだりしたのですが、 2021年・2022年と海は眼前に広がるもの... 続きをみる
彼岸花見る影もなく道の傍 曼珠沙華茎そのままに枯れ果てぬ 暗き情恨みに妬みひがみつらみ知らぬふりして我は生きたり
散らかりてなほあまりある庭紅葉 ※庭紅葉はわたしの造語です。 秋の池無数の円を描く雨
紅葉はまだ始まらず白き雨 むつかしや人おのずから差異ありてはたそれぞれの人生ならん 男には女のありて女には男のありて人生渡る
秋風の枝いっせいに揺らす山 秋の空不思議な雲の懸かりけり
飛行機の雲引く空や秋進む わが履歴厳しき昭和いつか過ぎ普段の平成穏しき令和
山霞み遠くはさらに白き山 単純な算数のざばる昨今や定数是正法律厳罰 国政は何故にかくまで単純な算数などにしてやられ居る
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